大切な人をなくしたあと、
どう生きていけばいいのか
わからなくなることが
あります。
かなしみやさみしさ、
怒りや後悔、
理由のない不安に
包まれることも。
それはとても自然なことです。
ひまわりの空は、
無理に元気に
ならなくていい場所。
立ち直らなくていい。
そのままのあなたでいい。
大切な人との絆を感じながら、
かなしみや揺れる想い
(グリーフ)とともに
生きていく時間に
そっと寄り添っています。
私は、20年がん看護に
携わってきた現役看護師です。
2021年、突然長男をなくし
遺族になりました。
「こんな居場所があったら」
そう願って生まれたのが
グリーフケア ひまわりの空です。
和泉 ゆな
𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸
今日、つむぐマルシェのチラシを
地域のいろいろな場所へ
届けに行きました。
その中で、
こんなお話を聞きました。
「知り合いの男性が、
大切な人をなくされて。
でも、男性だけのお話会って
ないみたいで……」
その方は、
男性だけで話せる場所を
探していたそうです。
たしかに、
グリーフケアのお話会は
女性の参加が多いことがあります。
ひまわりの空も、
今は性別で
お話会を分けてはいません。
でもこれまで、
男性の方もたくさん
参加してくださっています。

涙を流しながら、
大切な人のお話を
してくださった方もいます。
そして、
「来てよかった」
「話せてよかった」
そんな言葉を
いただくこともあります。
「男だから泣いちゃだめ」
そんなふうに、
自分自身に
言い聞かせている方も
いらっしゃるかもしれません。
「男なんだから、しっかりしないと」
「自分が家族を支えないと」
「弱音を吐いてはいけない」
大切な人をなくしたときでさえ、
そんなふうに頑張ろうとする。
私の夫も、
長男をなくしたとき、
「男だから泣かない」
「俺が家族を支えないと」
そんなふうに思っていたそうです。
周りからも、
「奥さんをしっかり
見てあげないとあかんよ」
そう声をかけられていたと聞きました。
きっと、
自分のかなしみを話したり、
涙を見せたり、
「つらい」と言ったりすることが
とても難しい状況
だったのだと思います。
もちろん、
すべての男性が
そうだというわけではありません。
でも、
「男だから、こうあるべき」
「家族を支えなければ」
「自分がしっかりしないと」
そんな言葉や価値観の中で、
自分のかなしみを
後回しにしてしまう人は
いるのではないでしょうか。
そして、
本当はつらいのに、
つらいと言えない。
本当は泣きたいのに、
泣けない。
自分の中にある気持ちと、
「こうあるべき」という
自分との間で、
苦しくなってしまうことも
あるのかもしれません。
ひまわりの空では、
「男だから」も「女だから」も
ありません。
大切な人をなくしたとき。
かなしみ方に、
性別はありません。

泣いてもいい。
泣かなくてもいい。
話してもいい。
話さなくてもいい。
自分の気持ちが
うまく言葉にならなくてもいい。
ここでは、
「男なんだから、
しっかりしないと」
そんなふうに
頑張らなくても大丈夫です。
世間が思う男性像も、
自分の中にある「こうあるべき」も、
いったん置いておいていい。
ただ、
ありのままのあなたで
来てください。

話さなくても、
そこにいるだけでも大丈夫です。
実際に、ひまわりの空には
男性の方も
参加してくださっています。
同じように大切な人を
なくした人の中では、
性別は関係ありません。
かなしみを抱えたときくらい、
「こうあるべき」から離れて、
そのままの自分でいていい。
そんな場所でありたいと
思っています。
想いを言葉にしても
言葉にできなくても
次回は9月26日(土)
14:00~16:00/対面開催
大阪府岸和田市
光攝寺(こうしょうじ)にて
参加費/500円(お菓子つき)
※どちらも大切な人を
なくされた方どなたでも
ご参加いただけます。



