”国民殺しの財政破綻論者は永遠に黙ってろ” | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

今朝の三橋貴明氏のブログから一部抜粋

 

今回も大層、お怒りです! タイトルが過激ですので、引かないでご覧ください。

 

「イギリス編」の中野先生のお話で印象的だったのは、
「貨幣や中央銀行、財政といった制度は、誰かが事前に○○であるべき、と設計されたわけではなく、人間が臨機応変に対応することで作られたもの」
 という点です。
 

 例えば、中央銀行の元祖であるイングランド銀行は、第二次対仏百年戦争を戦っていたイングランド王国が、「戦費調達」のために国債を引き受けさせ、イングランド銀行券(紙幣)を発行させる目的で設立されました。


 最終的にはナポレオン戦争に至る長期の対仏戦争において、「財政的制約」があっては勝てない。というわけで、試行錯誤の結果、
「あ、イングランド銀行を作って、政府の国債と引換に銀行券を発行させて、それで国内の支払いをすればいいんじゃね?」
 と、誰かが思い付き、とりあえず、やってみた。という感じで設立されたイングランド銀行が、世界の歴史を変えてしまいました(財政革命、と呼びます)。


 貨幣を含む、現代の人類のシステムのほとんどは、過去の人類が色々と試行錯誤した結果、何となく「正しいから」残ってきた。というだけの話に過ぎず、誰か「天才」が、
「かくあるべき!」
 と、設計したものではないのです。


 あるいは、「正しくないもの」も、別に真に正しいのか間違っているのかは分からない。国により、時代により、正しい云々ではなく「ソリューション(解決策)として適切か、否か」が決まります。


 そして、多くのバカ頭が弱い連中は、自分の勝手な思い込みを「現実」に裏切られ、自らの間違い、あるいは「通念の過ち」を認めるのではなく、嘘に固執し、ヒステリックに喚きたてて醜態をさらすわけです。


 もっとも、中野先生のお話を聞けばわかりますが、この手のバカ頭が弱い連中の意見の方が多数派であり、支配的であり、結果的に多くの人々が不幸になってきたというのが「史実」なのですけどね。

 

 

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