和のこころで ごきげんな私になる
福崎きみです。
~~~~~~~~~
③成長が感じられる
~~~~~~~~~
それを感じたとき、地味に嬉しいです。
まずはお点前編。
最初は
お辞儀の仕方や、歩き方、座り方から
学びます。
お茶室に入った事もなければ、
襖と障子の違いも見分けがつかない
高校生の私。
「昔絵本で見た、たぬきのぶんぶく茶釜がある」
「神社で見かける、
スコップみたいなのは何だろう」
「何か色々あるけど、どうやって何に使うんやろか」
洋風の実家には、ないものばかり。
見るもの聞くものはじめて。
友達と一緒だった事もあり、
ワクワクしながら
楽しく覚えていきました。
この時感じたのが
「学校の勉強より、断然楽しい!!」
興味の問題だとは思うのですが、
数式を覚えることや、
化学の式を覚える事に
どうしても楽しさを感じられなかった私。
「丸暗記して、何とかテストはクリアできてるけど
私の今後の人生に関係ない気がする。」
とずっと感じていました。
茶道の稽古を繰り返すうちに、
歩き方が少しずつサマになり、
「マジックか?」
と思っていた帛紗の扱いが
できる様になりました。
ひとつずつが身についていく楽しさ。
一生使える知識が、少しずつ増えていく喜び。
一旦身に着けた茶道の知識は、
古くなることがありません。
時代によって、
お点前の道具の角度などが、
多少変わるぐらいです。
お茶会に参加して、
何のお道具を見ても
「へーーー……すごいんだろうな…。」
としか感じられなかったものが。
「この交趾焼の色、スゴイ!」
「やっぱりこの方の字は、力強いなあ」
と、いちいちテンションがあがるように^^
こうなってくると、
お茶会も楽しくて仕方ありません。
毎回1歩ずつの成長でも、
それを1年、10年と続けるうちに確実に変わっていきます。
そんな未来の景色を楽しみに。
今を過ごしてまいりましょう。
④へ続きます。
**茶道を学ぶ5つのメリット**
こちらの記事もおすすめです。
ーーーーーーーーーーーーー
■先行ご案内やスケジュールなど、公式LINEにて月1~2回配信しています。
ぜひご登録下さい。