第１２４２話
神仏の声を聴いて
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菊水千鳳と
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(堀越神社参拝3 御祭神の参拝者への温かな振る舞い 他 御守りについて)
の続きです。
社殿の左隣には
〈茶臼稲荷神社〉がありました。
こじんまりとしていますが、少し高い位置に社があります。
真面目な、凛々しい感じの狐さんたちがおられます。
御祭神のウカノミタマさまもいらっしゃいますが、メインは狐さんたちが頑張ってる感じがします。
(※ウカノミタマさまを親しみを込めて、俺たちはウカさまと呼ばせていただいています。)
【由緒正しき稲荷ぞ】
と、二柱の白い狐さんが
左右にボン！ボン！って現れました。
しっぽは、筆みたいに太いです。
社のガラスの中を覗くと、左右に瀬戸物の狐さんが祀られてありました。
そちらによく似ているようでもありました。
階段の下まで お狐さんの氣がつたって降りてきました。
厳しくもあり… な感じです。
狐さん
【かしこみ うやまえば
こたえる
勝負事 の力をもってる】
狐さん
【願い叶えば 必ず参られよ】
(願い事が叶ったら、お礼参りには 必ずお伺いしたほうが良さそうです)
狐さん
【正しきことには
常時(じょうじ) 力を発揮させてもらう
セコい真似事
こせこせしたやり方を願うことは 弾くやもしれぬ
まさしく勝負であり ちゃんとした願いであれば
その者 来たり と判断したならば
その者の 欲(ほっ)する形になるよう
願い事の種類にもよるが
これならばと思うものに 力を使おう】
ここで
御神氣が さらに ぐーっと降りてきました。
御神氣で 力の一部をあえて見せてくれているようでした。
狐さんは目の前で
しっぽを ばっ と振って、俺たちに向けて、風を送ってくれています。
パフォーマンスかもしれません。
ここは
曖昧さがあまりない
フランクではない印象です。
Ｓさん
『写真を撮らせてもらってもよろしいでしょうか？』
狐さん
【せきをたまわってもいい】
優しい狐さん
【どうぞ撮らせてもらっても結構です】
ここで、御祭神である
ウカさま(優しいバージョン)
【そのかわり ここのことを紹介してください】
ウカさまは、社から降りてきて
左手でＳさんの右の肩を ぽん! と叩きました。
迫力ある ぽん! でした。
託したぞ みたいな、
意味はよく分かりませんが
しっかりと投稿することを託したのかもしれません。
凛々しい印象でした。
俺たち
『ありがとうございました』
狐さんが 社から降りてきました。
階段の3段目の辺りに 横向きの体勢です。
顔に スジの入った
さっきの二柱の狐さんたちとは違う
白い狐さんです。
この時は しっぽは垂れていて
リラックスしてる感じ。
この狐さんは
ひとことだけ
【おおきに】
関西弁だったのは驚きました。
稲荷神社の鳥居や、社の写真を撮り終えました。
すると、
【灯篭も気に入ってるから 写してほしい】
とのことで、数歩さがって再び撮影したりしました。
身が引き締まる思いで稲荷神社の参拝を終えました。
次回、境内の端の鳥居のない場所にいらした二体の狛犬さんたちからの、健気で涙が溢れるメッセージをご紹介します。
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