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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、現在日本では、東京2020パラリンピックが開催されています。
パラリンピックでは、障害を持った選手たちが、さまざまな競技に挑戦されており、その超人的な能力を遺憾なく発揮されています。
中には、目の不自由な方たちも出場されていて、さまざまな競技に挑戦されています。
特に水泳競技などを見ていると、
「恐怖心はないのかなあ」
などと驚かされるばかりです。
目の不自由な方たちと言えば、彼らの歩行を助ける大切なパートナーとして盲導犬がいます。
しかし、盲導犬に対しては、まだまだ無理解な人たちも多く、盲導犬お断りの飲食店や施設が未だに存在しています。
ただ、『身体障害者補助犬法』によれば、盲導犬などの補助犬の同伴を、原則として拒んではならないことになっています。
そもそも盲導犬は、犬が自ら進んでなったものではありません。
人が、自分たちの都合で品種改良を繰り返し、自分たちの都合に合わせた犬種を作り、自分たちの都合で勝手に盲導犬の訓練をしているに過ぎません。
どんなに愛情を注いで訓練したとしても、それが人間の勝手な都合であることに変わりはありません。
それを私たちは自己都合にも『人のパートナー』などと呼んでいるのです。
もちろん、私は、盲導犬を否定しようなどとはまったく思っていません。
目の不自由な方たちにとっては、とても頼りになる存在です。
また、動物愛護に反するということを言っているのでもありません。
そもそも何が動物愛護であり、何が動物愛護ではないのかという基準そのものも、どうしても人間の都合に合わせたものにならざるを得ないからです。
ただ、私は、人間の都合のいいように訓練をしておきながら、それを単なる『パートナー』という言葉で表していることに疑問を感じるのです。
あくまでもそれは、犬たちの多大な犠牲のもとに存在しているということを決して忘れてはいけないと思うのです。
身体障害者補助犬に対して無理解な行動を取る人たちは、犬たちがどのような犠牲を払って存在しているのかということにも無理解なのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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