ご機嫌いかがでしょうか。
心理コンサルティングオフィス ふくよしです。
前回ブログ記事の続きです。
他人の言動で、イライラしたり、感情的になれば、
どうすればいいのか?
でも、いきなり、受容だの、論理療法だの。
言われても。。。。となるでしょう。
という話を書きました。
ダイエットもそうですが、原理原則があります。
入ってくるものより出ていくものが多ければ、体重は減ります。
その逆なら、体重は増えます。
これは、金儲けも、同じです。
入ってくるものと出ていくものの関係式で成り立つのです。
つまり、当たり前だと思ていることですが、
それは、原理原則を理解しているから、当たり前となっているだけで、
理解していなければ、意味はわからないことなのです。
ここで、重要なことは、”学習したことに気づいていないことです。”
当たり前ではないのです。
普段使わないことは、学習したことを覚えているのですが、
日常生活に関係することは、学習と創造による
知識が、私たち人間の思考を支配(ある意味)していることに
気づいていないのです。
私たち人間は、生きること=学習と訓練の積み重ねなのです。
だから、
心理学の様々な方法、受容にしろ、論理療法にしろ、傾聴にしろ、勇気づけにしろ、ロゴセラピーにしろ
ある理論の上に成り立つ、1つの方法なのです。
たとえば、
怪我をしたときの対応で、自然治癒力という理論のうえに成り立つ方法は
”何もしない。ただ、自然治癒力に任せる”という方法をするでしょう。
怪我を長引かせるには、怪我をしたところをいじくりまわすことです。
これが、心理学でいう”傾聴”という方法なのです。
しかし、怪我がひどい場合はどうだろうか?
自然治癒力を高めるための援助が必要だろうとなります。
その場合は、傾聴+○○○法となるわけです。
アドラー心理学では、”勇気づけ”という方法を使いますが、
これも、理論の上に成り立つ方法論で、勇気づけが褒めるに代わる新しい方法ではないのです。
理論を理解しておれば、そもそも褒めるということがなじまないのです。
理論の本質を理解すれば、応用ができます。
応用とは、自分なりに自分自身に合うように自由に扱えるようになるということです。
これが、思考のアイデアであり、バリエーションなのです。
ダイエットでいえば、部分ダイエット(痩せたいところを痩せる)、
状況ダイエット(張りのある状態で痩せたい)も理解できるのです。
人間には、個体差があります。体質です。遺伝と関係しています。
今回は、その点には触れていませんが、
本質を理解することの重要性を理解していただいたと思っています。
もし、本質を理解する努力を一度もしていないのなら、今から始めましょう。
それが、幸せ脳になるスタートなのです。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
よろしくお願いします。
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