須磨寺
アクセス
JR播州赤穂駅を12時9分に出発、12時40分、姫路着。
12時42分、姫路発、12時52分、加古川着。
加古川で、新快速から快速へ乗り換え。
12時54分、加古川発、13時25分、須磨に到着。
駅の改札を出ると、すぐ右側、なんとそこには間近に海が!
手前は砂浜になっている。
ランチ
一応、お店の候補は考えていた。
須磨寺駅からほど近い「寿し竹」さん。
友人に言うと、行ったことはないけど、仕出しは何回か頼んだことがあると。
お、有名なんだと、安心。
午後2時前と、中途半端な時間のせいもあり、お店の中には他にお客さんがいなかった。
「すみません、こんな時間に」と言うと、「夜7時までやってますからゆっくりして行ってください」と愛想よく答えてくれた。
寿し竹の名物は、しめ鯖に、うの花(おから)をまぶした「うの花ずし」。
それが含まれている盛り合わせの「離宮もり」を頼む。
一番奥の黄色いのがうの花ずし、上穴子、あぶり鯖、うら巻の4種類。
1人前1,430円
卯の花ずしはもちろん、どれもとてもおいしかった。
ひとつ難点は、卯の花がお箸では食べにくい。スプーンが欲しかった。
友人とは、4年ぶりの再会で積もる話もあり、話題が尽きないが、須磨寺へも行きたいので、食べてすぐ店を出る。
再びアクセス
店を出て、駅と反対方向に進むと、すぐに須磨寺の案内があった。
拝観
まずは、仁王門
手水舎は、五鈷水という名前だった。
正面の大きい岩の中ほどに、五鈷杵(ごこしょ)が置かれていた。
五鈷杵は金剛杵の1種類で、弘法大師様や行者様が持っているイメージだ。
もとはインドにおける武器の一種だが、仏教に取り入れられ、密教の代表的な法具となり、いかなる煩悩や苦悩も破壊するとされている。
ここで手を清め、煩悩も苦悩も流すという意味だろう。
少し進んだ左手に、「源平の庭」なるものがあった。
須磨といえば、源氏物語と思っていたが、そういえば、源平合戦、一ノ谷合戦も須磨だ。
八百年前の平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現しているそうだ。
左側は、海に馬を乗りいれ沖へ逃れようとする平敦盛を表している。
奥へ進み、石段を上ると唐門。
本堂
正面の階段、土足でいいのか迷うほどきれいだった。
階段を土足のまま上がり、お参りする。
本堂の横側
スロープもあり、バリアフリーになっている。
鐘楼
弁慶の鐘というらしい。
一ノ谷合戦の時、弁慶がこの鐘を長刀の先に掛けて、担いできて、陣鐘の代わりにしたといわれているそうだ。
弁慶の伝説はどこでも豪快だ。
柱の木肌に歴史を感じる。
本堂、左横の大師堂。
この線香をあげるための大きな香炉を常香炉というそうだ。
その常香炉を支えているのが、幼そうな子供の像!
おもわず、がんばれー!と言ってしまった。
大師堂正面に納経所がある。
そこで、神仏霊場の御朱印をいただく。
御朱印代300円
周囲には四国八十八カ所お砂踏み霊場があり、友人とぐるっと一周。
少しそれると書院や本坊がある。
こちらは書院。
普通は、龍や獅子がいたりするところが、波の彫り物。
須磨らしい。
ここ須磨寺は、句碑、歌碑、文学碑、合わせて24もの石碑があり、散策マップも、PDFでわかりやすいのがある。
印刷して持ってこようと思っていたのに、友人との待ち合わせ等ですっかり失念していた。
ホームページにあった、「おもろいもんめぐり」も、何一つせずに友人との久しぶりの再会で、ただ話に夢中になってしまった。
ちょっともったいなかったなぁ。
また、いつか訪れる機会がありますように…
帰路
大事なことは忘れても、おいしいものがあることは忘れていなかった。
参道に、おいしい和菓子屋さんがあるという情報。
帰りに寄る。
「大師餅本舗」さん。
大師餅と敦盛団子を購入。
大師餅 170円
驚くほど柔らかい蓬のお餅で、触ると形が崩れてしまい、うまく写真が撮れない。
感想:程よく控えめの甘さの粒あん。また食べたくなるおいしさ。
敦盛団子 140円
シナモン、プレーン、抹茶の団子。
感想:食感もモッチモチで、シナモンも、抹茶も、味も風味もしっかり感じられ、色だけではないぞというおいしさ。
このお店が近くにあると危険を感じる。
JR須磨駅に向かう。
駅前のミスタードーナツへ入り、友人と再びおしゃべりタイムで名残を惜しむ。
神仏巡礼の御朱印帳には、まだこのあたりに、長田神社、湊川神社などがある。
その巡礼のために、春の青春18きっぷの期間にまた会う約束をして、それぞれ帰途につく。
16時25分、須磨発のJRに乗る。
大阪、奈良と、どこも5分くらいの乗り換え時間という、黄金リレーで18時半過ぎに帰宅。
交通費 6,730円のところ、青春18きっぷ1回分 2410円(4,320円お得)
今日の万歩計
2ヶ所で、なかなか歩いていた。
平坦な所が多かったので、あまり疲れず。