2023.1.10(火)②
 

 

須磨寺

 

 

アクセス

JR播州赤穂駅を12時9分に出発、12時40分、姫路着。

12時42分、姫路発、12時52分、加古川着。

加古川で、新快速から快速へ乗り換え。

12時54分、加古川発、13時25分、須磨に到着。

 

駅の改札を出ると、すぐ右側、なんとそこには間近に海が!

 

手前は砂浜になっている。

整備されて、すごくきれいな砂浜だ。
 
須磨寺へ行くには、JRと並行して走っている、山陽電鉄のその名もズバリ、須磨寺駅の方が近い。
しかし、今日の旅は、JR限定の青春18きっぷなのだ。
JR須磨駅から歩くことにした。
 
下調べをしている時、山陽電鉄の須磨寺駅の近くに、友人が最寄り駅だといっていた駅名を発見。
せっかく、近くの須磨寺へ行くんだから、声をかけてみようとLINEで連絡。
一緒に須磨寺へ行くことにした。
 
友人と山陽電鉄の須磨寺駅で待ち合わせる。
JR須磨駅からは歩いて10分ほど。
無事合流し、まずはランチにする。
 

 

ランチ

一応、お店の候補は考えていた。

須磨寺駅からほど近い「寿し竹」さん。

 

友人に言うと、行ったことはないけど、仕出しは何回か頼んだことがあると。

お、有名なんだと、安心。

 

午後2時前と、中途半端な時間のせいもあり、お店の中には他にお客さんがいなかった。

「すみません、こんな時間に」と言うと、「夜7時までやってますからゆっくりして行ってください」と愛想よく答えてくれた。

 

寿し竹の名物は、しめ鯖に、うの花(おから)をまぶした「うの花ずし」。

それが含まれている盛り合わせの「離宮もり」を頼む。

一番奥の黄色いのがうの花ずし、上穴子、あぶり鯖、うら巻の4種類。

1人前1,430円

 

卯の花ずしはもちろん、どれもとてもおいしかった。

ひとつ難点は、卯の花がお箸では食べにくい。スプーンが欲しかった。

 

友人とは、4年ぶりの再会で積もる話もあり、話題が尽きないが、須磨寺へも行きたいので、食べてすぐ店を出る。

 

 

再びアクセス

 

店を出て、駅と反対方向に進むと、すぐに須磨寺の案内があった。

 

まっすぐ進むと、目の前に仁王門が見えていた。
 

 

拝観

 

まずは、仁王門

 

手水舎は、五鈷水という名前だった。

正面の大きい岩の中ほどに、五鈷杵(ごこしょ)が置かれていた。

五鈷杵は金剛杵の1種類で、弘法大師様や行者様が持っているイメージだ。

もとはインドにおける武器の一種だが、仏教に取り入れられ、密教の代表的な法具となり、いかなる煩悩や苦悩も破壊するとされている。

ここで手を清め、煩悩も苦悩も流すという意味だろう。

 

 

少し進んだ左手に、「源平の庭」なるものがあった。

須磨といえば、源氏物語と思っていたが、そういえば、源平合戦、一ノ谷合戦も須磨だ。

八百年前の平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現しているそうだ。

左側は、海に馬を乗りいれ沖へ逃れようとする平敦盛を表している。

 

奥へ進み、石段を上ると唐門。

 

本堂

正面の階段、土足でいいのか迷うほどきれいだった。

階段を土足のまま上がり、お参りする。

 

本堂の横側

スロープもあり、バリアフリーになっている。

 

鐘楼

弁慶の鐘というらしい。

一ノ谷合戦の時、弁慶がこの鐘を長刀の先に掛けて、担いできて、陣鐘の代わりにしたといわれているそうだ。

弁慶の伝説はどこでも豪快だ。

柱の木肌に歴史を感じる。

 

本堂、左横の大師堂。

この線香をあげるための大きな香炉を常香炉というそうだ。

その常香炉を支えているのが、幼そうな子供の像!

おもわず、がんばれー!と言ってしまった。

 

大師堂正面に納経所がある。

そこで、神仏霊場の御朱印をいただく。

御朱印代300円

 

 

さらに左奥へ進むと、三重塔。

 

周囲には四国八十八カ所お砂踏み霊場があり、友人とぐるっと一周。

 

少しそれると書院や本坊がある。

こちらは書院。

普通は、龍や獅子がいたりするところが、波の彫り物。

須磨らしい。

 

ここ須磨寺は、句碑、歌碑、文学碑、合わせて24もの石碑があり、散策マップも、PDFでわかりやすいのがある。

印刷して持ってこようと思っていたのに、友人との待ち合わせ等ですっかり失念していた。

ホームページにあった、「おもろいもんめぐり」も、何一つせずに友人との久しぶりの再会で、ただ話に夢中になってしまった。

 

ちょっともったいなかったなぁ。

また、いつか訪れる機会がありますように…

 

 

帰路

 

大事なことは忘れても、おいしいものがあることは忘れていなかった。

 

参道に、おいしい和菓子屋さんがあるという情報。

帰りに寄る。

 

「大師餅本舗」さん。

大師餅と敦盛団子を購入。

 

大師餅 170円

驚くほど柔らかい蓬のお餅で、触ると形が崩れてしまい、うまく写真が撮れない。

感想:程よく控えめの甘さの粒あん。また食べたくなるおいしさ。

 

敦盛団子 140円

シナモン、プレーン、抹茶の団子。

感想:食感もモッチモチで、シナモンも、抹茶も、味も風味もしっかり感じられ、色だけではないぞというおいしさ。

 

このお店が近くにあると危険を感じる。

 

JR須磨駅に向かう。

駅前のミスタードーナツへ入り、友人と再びおしゃべりタイムで名残を惜しむ。

 

神仏巡礼の御朱印帳には、まだこのあたりに、長田神社、湊川神社などがある。

その巡礼のために、春の青春18きっぷの期間にまた会う約束をして、それぞれ帰途につく。

 

16時25分、須磨発のJRに乗る。

大阪、奈良と、どこも5分くらいの乗り換え時間という、黄金リレーで18時半過ぎに帰宅。

 

交通費 6,730円のところ、青春18きっぷ1回分 2410円(4,320円お得)

 

今日の万歩計

2ヶ所で、なかなか歩いていた。

平坦な所が多かったので、あまり疲れず。