通常の三倍の尿酸値 -147ページ目

愚者の贈り物

賢者の贈り物というお話がある。

時計の鎖を買うために髪を売った女に、時計を売って髪飾りを買ってやるという、お互いのコミュニケーションが完全に破綻した生活を続けながら、相手を喜ばそうというよりもむしろ驚かそうという底意地の悪い人間の本性を残酷なまでに見せつけられる救い難いお話で、当然、作中の人物も、読者も幸せにはなれず、暗澹たる気持ちにさせられる。

誰が、賢いのか

贈り物をする人は贈られる者の気持ちなど考えてはいけないし、また、人から施しを受けるようになってはお終いという教訓であり、それを知っている者こそ賢者と呼ばれるに相応しい、言い方を変えれば社会的強者ということだろう。

-力なき正義は無力なり- 梶原一騎


アルベルト・デル・リオというレスラーがいる。今は悪役のポジションにおり、ライバルである善玉レスラーの覆面を剥がそうとしたりする。元々、彼は超人気覆面レスラーの息子で、自身も以前は覆面を着けていた。素顔になったら豹変した。

まぁ、彼は所属団体の意向で演じているだけなのだが、この団体は人間の根源的欲求のディフォルメを試合以外の部分でも表現しファンを拡大してきた歴史がある。

彼は数年のうちに善玉のトップに立つ、と見ている。


藤枝梅安の本職はどちらであろうか、金で仕事を請け負う暗殺者か、近所にも評判のいい鍼師か、いずれにせよ、善人であるという仮面を必要とした。

-人は善いことをしながら、悪いこともする- 池波正太郎

これは、大人物は清濁併せ持つ、といった意味なのだろうが、俺は間違って捉えてしまい、

悪意だけが育ってしまった


じゃがりこを始めとして梅味の新商品が並ぶ。

いい加減イチゴ味に飽きてきたのでタイミングとしては良い。

外は雪が積もっており、梅の花はまだまだ先のことだろうと思う。花が咲いて、実をつけて、さらにその実を漬けて、となると梅干しの季節にはだいぶ遠い。

今は冬なのである。

地球が廻り続ける限り春が来るのである。そのことに疑問を差し挟む余地はない。

今は仕事してねぇのである。

雪が解けたら、まだ花の咲いてない梅の木を見に行こうと思っている。彼等がやがて来る春に向けていかに周到な準備をしているか、を見たいのである。

俺は何もしていないのである。


シルシルミシルで牛丼店でライスと具をそれぞれ誤差5gで盛るという仕事っぷりが紹介されていた。

俺も以前勤めていたファミレスではサーロインのブロックから200gを誤差5gで切り分けていたもんだが。


すき家かマックで働きたいんだが募集してないなぁ


救済すべき弱者

経営再建中の日航元従業員が訴訟を起こす。

新潟日報夕刊に、そのうちの一人にインタビューし、実名で掲載していた。ここでは伏せる。

「年齢が高い人や病気休職者など、弱者を一方的に解雇」

弱者とは何を意味しているか

高齢を理由に会社の要求した仕事をこなせない人か、そもそも働かずに高い給料を貰い続けている人か。

「会社は役に立たない人間と思っているかもしれないが」

さて、この人は雇用主とどのような関係をのぞんでいるのだろう。そう思われたので解雇されるに至ったはずだが、それでも企業側に非があると言い張るのか。

引きこもりのニートをそれでも、その親が見捨てないように


そのインタビューの下の記事

浴槽に沈め乳児殺害

この母親は世間で”タイガーマスク”が話題になっていることを恐らく知らなかったのだろう。

そして、タイガーマスクはこのような家庭があることを知ろうともしないのだ



芥川賞

芥川賞と直木賞が発表になった。今回は、とにかく暇なのが第一だが、候補者の中に何人か読んだことがある作家がいたので、気にはしていた。

その内の、小谷野敦は評論家かなんかだと思っていたので、候補に挙がったことそれ自体がまず驚きだった。この人の「禁煙ファシズムと戦う」とか読むと、ちょっとからかわれたことにムキになって怒る童貞の中学生みたいで、楽しい。

ここのところ、あまり小説を読んでいない。

最近読んだものというと、

「日本史から見た日本人(昭和編)」渡部昇一

「中東戦争全史」

「ファシスト列伝」

「君は何故絶望と戦えたのか」(光市母子殺害事件ルポ)

「少女は何故逃げなかったのか」(新潟少女誘拐監禁事件ルポ)

ノン・フィクションに偏ってしまったのだが、それはとりも直さず、虚構の物語を求めるほど、現実に余裕がないことの表れだろうと思う。

にしても、いくらブックオフで105円とはいえ、ほかに選びようがなかったのだろうか


ハローワークに行ってきた。公共機関と医者は月曜と金曜は混む印象があるので、とくにこの年明けから火曜日がハロワ曜日になっている。

混んでたのですぐ出た

ランドセル


通常の三倍の尿酸値
通常の三倍の尿酸値

通常の三倍の尿酸値

仮面ライダーを観ながらガンプラを作る


などという馬鹿丸出しなことをやりつつ思い出したんだけど、少子高齢化社会に於いて玩具メーカーなんてものはこれから先厳しいんだろうなと考えていた時期が確かにあった。が、子供が少なくなっても、孫が可愛くてしょうがないお年寄りは割合からしても増え続けているのだろう。年間13人のライダーが登場しようが、20体集めないと完成しない合体ロボが造られても、そりゃ買ってあげたくなるんだろうさ。


ランドセルが売れているらしい


通常の三倍の尿酸値
写真と本文と題名は微妙に関係ありません


不景気とか就職難とか言われていますが、頑張ろうという決意で

次はランドセルを背負ったモビルスーツを作ろう←やる気なし

無償の善意

善意で敷きつめられた道は地獄へと続いている


言い回しは違うがそんな意味の言葉がある。

最近のプロレスでダブルフットスタンプという技が流行している。私はこの技を非常に嫌悪している。トップロープからこれを行い、相手がかわした場合でも着地が容易であり、自爆のダメージを負うことがない。これを、何か卑怯な事と捉えてしまうのである。人間の行動には全てリスクを伴うべきである、とまでは言わないが、少なくとも鍛えられた肉体を持ち、それをもって人を感動させる職業であるところのレスラーが取るリスクなき行為は美しくない。

金持ちがやるしみったれた寄付も同様である。

漫画「タイガーマスク」では、ファイトマネーの一部をそうすべきである”虎の穴”に送らず孤児達のために使ったことで、直接に生命までも狙われる。その時、自らの信念と死を天秤にかけて、男が取るべき道は一つである。いや、俺じゃなくて、梶原一騎の思想である。


俺には良心がない

滑らない、勝つ 2


時給4、000、000、000、000マルク
”かつ”といえば就活中なんだけど、喫煙者を採用しない方針の企業が増えている。

”らしい”と言わないのは俺も面接でそれについて質問された経験があるからだ。

私は正直者であることと、それ以外の、より多くの理由から不合格となった。


中年男性が読むような雑誌(俺も中年男性だけどそうではなしにスーツを着て頭髪をきちんと整えているようなタイプのという意味で)の広告で東京、神奈川限定販売という触れ込みの煙のでないたばこが新潟でも発売となった。煙の出る嗅ぎたばこってあるの?


縁日の仮面ライダーとかの形をしたハッカパイプを思い出した


そこで新たなビジネスチャンスなんだけど、これ、色んな形の出したらどうかなぁ


言いたかないけど、携帯灰皿にカメラとかゲームついてたらもっと早く普及しただろうし、ここまで肩身の狭い思いしなくてもすんだんじゃないかなぁ



滑らない、勝つ


時給4、000、000、000、000マルク
午前中、病院へ。ひどい雪で、すっかり積もっていた。東京に住んでいた頃、転んでけがをする人がいることがテレビのニュースになっていて驚いた。新潟でも市街地の積雪はそれほど多くはないしスノボもスキーもやらないしそれほど雪道に慣れているわけではないが、

確実に言えることは、右足が滑る前に左足を出せば転ぶなどということは絶対にあり得ない。

以前、和食料理店に勤めていた頃、先輩に魚の卸し方だったかなんだかを尋ねたところさっぱり要領を得ないということがあり、”感覚の言語化”といったものの難しさを実感として認識するに至った。

宇宙のどこかに、水の上を歩けたり、空を飛べる種族がいたとして、人間がそれを教わり、実践するのは不可能だろうと考える。



時給4、000、000、000、000マルク
軽い膵炎を患ってから一ヶ月。自他共に認めるアル中の俺が禁酒を続けてきた。今日の検査の結果次第では今晩はいやっちゅうほど飲む気でいた。肴はこの苦難に打ち克った自らの忍耐を誉め讃える言葉だけで十分であろう。

結果は、尿酸値は通常の人の三倍、γGTPに至っては十倍(!)はいつも通りとして、膵炎の方はすっかり治まっていた。ので、飲んでもいいですかと確認(質問ではなく)したら、一生無理と言われました。

牛骨


時給4、000、000、000、000マルク 牛骨ラーメンが次に来る!

と、思う、多分来るんじゃないかな

微妙だけど

牛でせっかくとった出しは麺を揚げた油の味でほぼ掻き消されています。何だかよくわかりません。また、具がさみしいので、キムチをのっけて食ってみるのも手だな。それなら、キムチラーメン(あの、でっかく”辛”ってかいてあるやつな)買った方が早いような…

韓国には犬の出しのラーメンてあるのだろうか。むしろそっちのが食ってみたい気が…



時給4、000、000、000、000マルク すげぇ、目が疲れているのです

1/144 61式戦車 ワッパ それぞれ砂漠、森林地帯用1台ずつ

牛丼

何日か前、牛肉価格の高騰を予言した。


今日から吉野家で並盛270円。(大盛370円)

自分と世の中のずれっぷりに半ばあきれながら早速食べに行った。

理由は後で述べるが、迷った末に大盛を頼む。

吉野家が他のチェーン店と比べ、最も優れていると感じるのはその玉ねぎの柔らかさであると断言する。生は論外として、酢豚やカツ丼に乗っている固い玉ねぎが嫌いだ。調理とはその食材が持つ旨味(語源から明らかなように言い換えれば甘味)を最大限に引き出すことが正しいと考える。玉ねぎの旨味を花開かせるには長時間の加熱を必要とすることは言うまでもない。まして、それ以外の具材は牛肉しかないのである。頭痛薬の半分は優しさで出来ていなければならないのと同様、牛丼の旨さの何割かを担うべきである。そこに於いて、愛しさと心強さはさほど重要でないと考える。

また、私の中のルールで、七味も紅生姜も用いない。何故なら、本当に必要であれば料理人がその責任に於いて適量を盛って提供すべきであるからだ。これは、パスタに於ける粉チーズや、ラーメン屋の胡椒も同じことが言える。以前、一緒にラーメンを食いにいったおねぇちゃんが味見もせずに大量の七味をかけて、結局その子と二度と会うことはなかった。俺がその日のうちにふられたのである。

私は実に牛丼の食べ方が下手だと思う。肉がまだ三切れも残っているのにご飯がなくなってしまう。

悩んだ末に並を追加で注文する。

食前にミスドでドーナツを二つ食べたと言うのに!

サプライズは止まらない。

お会計を頼むと540円だった