貴重な太刀や刀子が発見:十五郎穴横穴墓群(茨城) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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2021/8月にこのブログを開設。

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十五郎穴横穴墓群(茨城県ひたちなか市)。

虎塚古墳のすぐ近くに、横穴がいっぱい空いている場所があります。

「十五郎穴」と呼ばれている史跡です。

 

 

 

これは「横穴墓」という、つまりはお墓です。

日本に数多くあり、埼玉の吉見百穴が有名です。

 

 

 

 

 

 

十五郎穴横穴墓群は規模が大きく、いま見えているのは全体のほんの一部。

館出支群、笠谷支群、指渋支群の3つに分かれています。

この資料によれば、確認した数が274基、推定で500基以上あるとのこと。

 

(「ひたちなか埋文だより59」より引用)

 

そして貴重な太刀や刀子なども出土しています。

最近も珍しい刀子が発見され、いまだに発掘作業が続いています。

 

 

 

 

正直、現地で横穴を見ても、もの珍しいだけであまりピンと来ませんでした。

しかしこの他にまだたくさんの未調査の穴が眠っており、貴重なものが出土するかもしれないと思うとワクワクします。

 

 

現地にある看板。驚いたことに所有者が。個人の所有物なんですね。

 

<訪問日:2024年3月>