慶應義塾体育会スキー部公式ブログ -4ページ目

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06Dec
- 新しいスタート
  　　平素よりお世話になっております。一年アルペンの田口煌太郎です。　　今週から一気に気温も下がり、やっと冬らしい天候になってきました。11月の土日は軽井沢のプリンスホテルスキー場で早朝練習を行っていましたが、今週末は標高の高い浅間2000で練習を行います。スピード域が上がり、より感覚を研ぎ澄ませた滑りができるよう気合を入れて練習に臨みます。プリンスホテルスキー場ではフリースキーでの精度を高め、後半は簡単なポールセットの中でのエクササイズを行いました。今年の滑り始めは夏のトレーニングの成果が出ているのか、昨年までとは違い、明らかな進歩を日々実感できています。しかし簡易的なセットと言えど、やはりポールならではの気づきもあり、まだまだ加重のタイミングが遅いという課題を改めて感じました。明日はまだフリースキーでの練習ですが、常にポールに入る意識を持ちながら、一本一本進化し続ける練習にします。　　話は変わりますが、先日、近藤優太が話した通り、近藤、手塚とともにカートレースに行ってきました。F1を見ている身で、4輪レース初心者の手塚に1位の座を奪われ悔しい思いをしました。2月から必ず見ているF1も今週末で今年最後のレースを迎えます。圧倒的なポイント差で既に優勝者は決まっていますが、チームでポイントを競うコンストラクターズでは、フェラーリとマクラーレンの熱い戦いが繰り広げられています。僕の尊敬するルイス・ハミルトンは来年、メルセデスからフェラーリに移籍します。新しいスタートを切るハミルトンに勇気を貰い、僕もタイムを縮めます。　次は一年手塚です。昨日の銀杏並木です。
02Dec
- ファストな練習、スローな交流
  先日（と言ってもかなり前ですが）、アルペン同期の車好き界隈で一足先にレースをしてきました。（左から近藤、手塚、田口）得意なのにも関わらず悔しい結果になりました。　日頃よりお世話になっております。一年アルペンの近藤優太です。　　シーズンインに向け、一日一日を大切に技術と身体の研鑽に努めてきたため、『あっという間』という言葉は適切ではないかもしれませんが、それでも気づけば12月を迎えていました。九月の捻挫の影響で膝を負傷してしまいましたが、なんとか回復してきました。　最近、あるお宅のニャンコたちに心を癒されるようになりました。朝の寒さの中、毛布やストーブの前に集い、身を寄せ合いながら丸くなるその姿は、厳しい冬の冷たさを和らげ、ふとした瞬間に心の余白を与えてくれる存在です。　さて二週間ほど前、軽井沢でシーズンインいたしました。大学生という新たなステージで初めて雪上に立ち、これまでの自分とは異なる内心の変化や焦りを感じています。その源流は、これから自分がどのようにスキーと向き合い、またそれを自分自身の未来へどう繋げていくのかという問いにあると考えています。　私は四年生の先輩方（もう一年残りませんか？と真剣にお願いしたいほどお別れが最近の切実な悩みです。）やOBの方達の姿を見るたびに、スキーキャリアの終わりを目前に感じます（まだ一年生で始まりの段階なのに何言ってるんですかね笑）。　キャリアの終わりがあることを意識することで、練習や活動の一瞬一瞬がより貴重なものに思えるようになりました。その場その場の偶然性“も”大切にしながら、同時に未来を見据える。これらの矛盾する価値観の間でバランスを取ることが、現在の私に課された課題だと感じています。　限られた時間を意識し、その中で最大の成果を得るためには、逆算という思考が欠かせません。ゴールからの逆算は、計画性を高め、目標達成に向けた効率的な手法です。しかし、それは同時に選択肢を狭める要因にもなり得ます。逆算に囚われるあまり、偶然性や新たな可能性を受け入れる余地を見失うことがあるからです。　アルペンスキーという競技は、限られた時間の中で最大限の成果を求められる場です。一日の練習においても、試合に向けた調整においても、計画性と効率を意識しなければ、求める成果には到底届きません。例えば、ファストな練習が求められる場面では、短時間で集中力を極限まで高め、全力で課題に取り組むことが必要です。しかし、それだけでは競技者としての幅を広げることはできないと感じています。　競技生活で得られる学びは、練習の成果だけでなく、その周縁にある交流や偶然性から生まれることも多いのです。練習後に交わす何気ない会話や、ふとした瞬間の気づきが、新しい視点を与えてくれます。私はこれを「スローな交流」と呼び、それが競技者としてだけでなく、一人の人間としての成長に繋がるものだと信じています。　ファストな練習で集中力を高めつつ、スローな交流を通じて得られる偶然性や柔軟性を取り込む。この二つのバランスをどう取るかが、競技生活を送る上で私が模索しているテーマです。計画性を持ちながらも、すべてを予定通りに進めるのではなく、予期せぬ出来事や出会いが新しい可能性を開く契機になることを忘れずにいたいと思っています。　私は、"まだ"（ということにします）先輩方ほどの結果を残せていません。そのため、スポンサーやメーカーからの支援をほとんど受けられない中で、この競技を続けています。大学でも両親に全面的な費用負担をお願いするわけにはいかないため、現在は学業や競技の合間を縫って、自分でも費用の一部を捻出しています。この状況が、私に時間の価値を強く意識させ、同時に自らの行動に対する責任の重みを実感させてくれています。　結びになりますが、莫大な費用がかかるこのスポーツを続けさせてくれている家族、そして日々支えてくださる全ての方々に、心より感謝申し上げます。その感謝の念は、金銭的な支援だけでなく、競技を続けるための機会、そしていただく励ましの言葉や期待の眼差しといった支えに対するものです。これらが日々の努力を支える原動力になっています。インカレまであと二ヶ月、フォースと共にあらんことを！次は最近左右がわからず、どんな客面においても右な田口煌太郎です！これもかなり前ですが気に入っているので
28Nov
- 強みと弱み
  平素よりお世話になっております。1年ランナーの春日喜行です。先日、友人のSNSにて「もう秋だね」という投稿を見ました。寮にいた頃に秋を感じる前に北海道にきてしまったため、「今東京は秋なのか」と思い、秋の存在を思い出しました。さて、現在私は北海道の旭岳にてシーズンインし、順調に練習を積めており、いい滑り出しができています。先日の遠藤ななのブログにてトレーニングのレーダーチャートのことについて書いてあり、私も自分のレーダーチャートについて考えてみました。私の場合、持久力に関しては自信があります。最近の練習でも調子が良く、心拍が低い状態である程度スピードを出して滑ることができています。しかし、その分筋力や瞬発力が弱いと考えています。ウェイトトレーニングで持ち上げられる重量も、周りには私よりも強い人がおり、ショートダッシュの練習をすると、毎回ビリです。インカレでは30kmの種目もあれば、スプリントの種目もあります。残念ながら慶應の中でランナーの人数が少なく、インカレではてのレースに出場できそうなので、どの種目でもポイントが獲得できるよう頑張ります。次は近藤優太です。
24Nov
- やるしかない
  平素よりお世話になっております。1年アルペンの遠藤ななです。11月ももう少しで終わりを迎えようとしていますね。コンビニのおでんが恋しい季節となりました。実家の近くの山にはうっすら雪が積もり始め、先々週より軽井沢でシーズンインを迎えました。いよいよ雪の上に立てる日々がスタートし、「ついにきたー！」と心の外と中で叫んでおります。さて、入学してから半年以上が経ち、ここまでのトレーニングを振り返ってみた結果、、、どうやら私はオールラウンダーという属性を持っているようです。「おお、それっていいことじゃん」と思われるかもしれませんが、実は厄介でして。なぜなら、何でもそこそこできる代わりに、突出した強みがないのです。もし、トレーニングのレーダーチャートがあるとしたらきっと、綺麗な五角形になるでしょう。しかし、その五角形が描く数値は3.8付近。そう、全部がまあまあで止まっているのです。これでは勝負の世界では到底通用しません。「これは、いかん！」と思った私は、目指せパーフェクトとばかりに全部5.0にしてやろうじゃないかと思いました。得意不得意をあまり意識せず、何でもバランスよくこなせるところが自分の良いところだと思っていますが、ここから先は圧倒的な強さを持つ人間にならなければなりません。前回より1kgでも1repでも1wattでも強くなることを目標として、日々コツコツトレーニングに励んでいます。全てをレベルアップさせるのは大変ですが、どの部分もおろそかに出来ないからこそ、やりがいを感じています。自分には何が足りないのかを考え、五角形を大きくしていく毎日です。本格的な冬まであと少し、やるしかない精神で突っ走って参ります！次は、春日喜行です。
21Nov
- 振り返り
  平素よりお世話になっております。アルペン4年の山中新汰です。更新が遅れてしまい、大変申し訳ありません。昨日、約45日間にわたるヨーロッパ遠征から帰国しました。暖冬の影響でスケジュール通りにはいかない場面もありましたが、着実に成長できた遠征であったと思います。この遠征を通じて得たものは、技術的な成長以上に、自分自身の内面と深く向き合う時間だったように思います。来週からはいよいよ中国でのファーイーストカップが始まります。種目別優勝を目指し、全力で挑んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。船本がブログの最後に深い内容になると思うと書いていたようですが、特別なことは書けないので今回の遠征を振り替って感じたことを書いていきたいと思います。笑遠征を振り返る中でまず感じたのは、スキーという競技の純粋な「楽しさ」でした。スピードに身を任せる感覚、ポールに当たる衝撃、板が撓む瞬間。そのすべてが、自分の中にある「スキーが好きだ」という感情を何度も思い出させてくれました。大学生になってからは、「なぜスキーを続けているのか」と自問することが増えました。成績が出るから好きだ、得意だから続けていると考えていましたが、今回の遠征でそれは違うと気づきました。結局、スキーが好きな理由はもっと単純で、もっと深い。それは、この競技に触れるすべての瞬間が、まるで子どもの頃の自分を呼び起こすような、ワクワクとした喜びに満ちているからだと気づきました。一方で、寂しさも強く感じた遠征でした。今回は4つのスキー場を巡り、それぞれの地でトレーニングを積みましたが、その場所ごとに思い出が増える一方で、「この場所を訪れるのはこれが最後かもしれない」という感覚が、常につきまといました。昨年までは「また来年も来るだろう」と思えていたのに、今回は「成績を残さなければ次はない」という重圧が心を支配していました。この思いがあったからこそ、1日1日をより大切に、悔いなく過ごすことができたのだと思います。しかし、夕暮れに1人で散歩をし、空を見上げるたびに胸が締め付けられ、時には涙があふれるほどの寂しさを感じる瞬間もありました。笑える話に聞こえるかもしれませんが、あの時の涙には、これまで自分が積み上げてきたすべてが詰まっていたように思います。結局、自分はスキーしか語れない人間です。「スキーしかできない」と卑下することは簡単ですが、スキーがあったからこそ、今の自分があるのも事実です。それでも、「スキーがなくなったら自分はどうなるのか」という漠然とした不安は日々大きくなっています。スキーというアイデンティティを失うその日、自分は何をよりどころに生きていけばいいのか。その答えはまだ見つかりません。この不安と対峙し、乗り越える先にある自分を見つけるためにでも、今は目標に向かって全力で挑み続けていきたいと思います。この遠征で学んだのは、スキーそのものの楽しさと、時間の重み、そして自分の未熟さです。目標を掲げ、それに向かって全力で取り組んできた生き方。それを誇りに思う一方で、嫌なことから逃げてきた過去とも向き合わなければなりません。競技が終わるその時、何を背負い、何を手放すのか。その選択をする日が近づいていることを感じています。「スキーしかできない自分」であることを武器に変えるために。これからも全力で挑戦を続けていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。次は1年の遠藤ななです！
11Nov
- “しあわせ”とは
  平素より大変お世話になっております。主将の船本新大です。ついにラストシーズンが始まってしまいます。まだまだ引退の実感なんて湧くわけがなく、これまでと変わらず頑張ろうという気持ちです。ただ、今年になって自分の気持ちで変わった部分が一つだけあります。それは、スキー競技に関する全ての出来事に対して、「これももう今年で終わりか」とか、「もうこれで最後か」と感じてしまうことです。きつくて時には嫌だったトレーニングなどなど、スキー競技に全力を注ぐ日々があと数ヶ月で終わってしまうと考えると、寂しいなー、頑張ったなー、長かったなー、早かったなーとかいろんな感情が込み上げてきます。とは言っても、引退の実感は全く湧いてないので、とりあえず一つひとつの出来事を大切に残りの競技人生を全うしたいと思います。この慶應義塾体育会スキー部公式ブログも次回で最後かなと思います（後輩たちが全力で回してくれれば一回増えるかも）。太郎がもうラストブログの序章という形で書き始めていました。「スポーツの力」素晴らしい話なので、読んでいない人は是非読んでみてください。さて、私は何を書こうかなとかなり悩んでいたわけですが、「幸せ」について書こうと思います。いきなり幸せという深すぎる話をしようと思った理由ですが、まず私は2代前の主将・主務の2人にかなりの頻度でご飯に行くほど仲良くしてもらってます。私の悩みを聞いてもらったり、逆にお二人の社会人としての悩みを聞いてあげたりなどなど、かなり仲が良いです。そして、つい先日もご飯に行き、そこで幸せについて語ったわけです。幸せの感じ方は大きく分けると二種類あると思います。自分軸か他人軸か。私は0:100で他人軸で幸せを感じる人間です。（0:100は盛ったかも）今回はスキー競技における幸せに限定してお話ししますが、これはスキー競技を始めた理由、10年以上もスキー競技を続けている原動力に直結している話です。多くの人が、結果を出せたとき、大きく成長していることを実感したとき、努力が実ったとき、など自分軸で幸せを感じることが多いと思います。しかし、私はそこで幸せはあまり感じません。（逆に結果が出なかったときなどは自分軸でめっちゃ悔しいと感じますが）では、どこで幸せを感じるのかというと、周囲の人たちが喜んでくれたときです。周囲に人たちって抽象的ですが、1人挙げるのであれば断トツで”母”です。私は、スキー競技を始めた理由、今まで続けてこれた原動力、どちらにおいてもほぼ全てが母です。母に喜んでもらいたくて、スキーを始め、結果を出そうと頑張り続けました。スキー競技とはズレますが、慶應義塾に進んだ理由も、母に私の将来を心配をさせたくない、安心してほしいという理由がかなり大きかったです。母に読まれていたらさすがにちょっと恥ずかしいのでもうこの話は終わりますが、これが私がスキーを頑張っている正直な理由です。まあ、こんな話を仲良い2人の先輩としていて、改めて自分でも気づいたって感じです。ただ、私はこの慶應義塾體育會スキー部に入って、特に今年度主将を務めて、新たに幸せを感じることがとても多くなりました。それは同期、後輩のみんなが今のスキー部が好きだと言ってくれること、部活を楽しんでくれていることです。やはりここでも他人軸です。みんなが色んな意味で居心地良い空間を主将として作り出し、それで喜んでくれることが私にとって幸せです。続きが気になるところかと思いますが、今回はこの辺で終わりにして、最後のブログで慶應スキー部への想いや主将として感じてきたことなど話そうかなとか思っています。次回のブログはタオル準備して読んでください。バスタオルの方がいいかもしれません。とにもかくにも、もうシーズン始まっています！みんなでインカレ「男子一部3位、女子一部4位」絶対達成しよう！現役一同、精一杯頑張りますので引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。慶應義塾體育會スキー部主将　船本新大次は新汰です。たぶん彼も深い話をすると思います。最近の感じだと。
09Nov
- スポーツの力
  皆様、いつもお世話になっております。4年アルペンの河野太郎です！いよいよ冬を感じられる気温となり、シーズン本番に向けより緊張感が高まる時期に到来しました。私は短い期間ですがオーストリアへと遠征に旅立ち、インカレでのポイント獲得に向け修行に励みます。さて、ブログを書くのも残り僅かとなり寂しい思いが重なりますが、今回はラストブログの序章のような形で短めですがスポーツへの思いを綴れればと思います。現役生活も気がつけば終わりに差しかかり、今までを振り返ると私の学生時代は、人生は、スポーツによって彩られているほどスポーツ漬けの日々でした。またスポーツから得た学びは多く、数知れません。諦め、打ちのめされることなく常に挑戦し続ける気概。成熟した精神を養い、何事にも真摯に誠実に取り組む姿勢。多くの仲間と競い合い、絆を深め、人を知る。などなどスポーツは生きる上での人を磨く教科書のようにも感じられます。塾生の間では言わずと知れた小泉信三先生の"スポーツが与える3つの宝"はまさしくその通りであると思います。昨今、SNSでは「スポーツ経験の有無によって人としての素養に大きな差が生じる」。それに対して「スポーツをしていても社会に出てから役に立たないから勉に励むべきだ」。このような対比する発信をしばしば目にします。スポーツ離れが加速する現代ではスポーツに対する価値、意識が各々疎らでありスポーツの力が見えにくくなっているのを時に感じます。どんな時代でも、我々現役のアスリートは、パフォーマンスをもって応援してくれる人々や、競技を目にした人々、活躍を有志を聞いた人々に感動を届けられる存在であり、誰かの心を動かす原動力になれる力を持っている。だからこそ、我々はスポーツに全力で取り組める限りある今の'時'に挑戦し続ける姿を多くの人に届けることが少しずつスポーツがもたらすより良い影響の波を作るのではないかと思います。また、スポーツをやることが正義であったり、やらなければいけないといったことは決してありませんが、スポーツを通して得られる体験価値は間違いなく人生を豊かにするものと確信しています。社会に出てからもスポーツを続けるとともに、多くの人にスポーツに取り組んでもらえるような活動、仕事にも取り組みたいと自らのスポーツ時代の終わりが見え思うこの頃です。かけがえのないこの競技人生に悔いなくベストを尽くすために、スポーツマンとして生きる残りの5ヶ月間。全力で挑戦し、その姿を多くの人に届け、駆け抜けていきたいと思います！またスキー部の個々が、チーム目標達成を目指し奮闘しています。引き続き応援よろしくお願いいたします！次は船本新大です！
05Nov
- ラストシーズンへ
  平素よりお世話になっております。アルペン4年の川手倫幾です。先日行われていたトナカイ杯では、短距離の200m走、中距離のクロカン走、長距離の14㎞ランの3つの総合得点を競う部内レースです。後期陸トレの集大成であるこのレースにてクロカン走、14kmランの2種目にて自己新記録を出せたのはとても嬉しかったです。応援に駆けつけてくださいましたOB、OGの皆様、お忙しい中ありがとうございました。また、夜にはインカレの決起会が行われ、OB、OGの皆様、佐藤部長先生にもご参加いただきとても有意義な時間を過ごさせていただきました。その中では、佐藤先輩が出場されるワールドカップの観戦も行われ、部員全員が奮起されました。決起会にご参加いただきましたOB、OGの皆様、お忙しい中ありがとうございました。2月の青森県大鰐で行われるインカレでは、「One Team」を合言葉に、部員全員で頑張ります！！次に投稿するブログが最後となってしまうのかもしれないと考えるとこの4年間は時間の経過はとても早く感じました。有終の美を飾れるよう、軽井沢での早朝練習にて切磋琢磨練習する所存です。次は副将の河野太郎です！
28Oct
- 塾スキー部のいいところ
  　平素より大変お世話になっております。副務の清水朋です。　さて、10月も終わろうとしている中、ヨーロッパの雪上や白馬のジャンプ台に繰り出していく部員も出てきました。私は東京に残り高校生の受験生指導に努める傍ら、自分の将来を考える3年の冬に差し掛かろうとしております。　受験生指導を通して、慶應の体育会スキー部のユニークな点は「日本一という一つの目標に向かって多様なバックグラウンドを持った部員が一丸となって目指す」点だと私は強く感じています。　オリンピック出場を目指してる部員もいれば、学生スポーツとして4年間の限れた時間でスキーに向き合う部員もいます。最近はカナダ留学へ旅たったものもいれば、理系学部に所属し文武両道を体現している部員もいます。マネージャーにおいても元棒高跳びの選手、アメリカ出身、元アルペンスキーヤーなど個性豊かな人たちばかりです。　ここから僕が感じることは、部員1人1人が己の立ち回りを理解した上でお互いに良い刺激を与えている点です。私自身も常に、日本一という目標に対して自分はどのように貢献していくか考えて、たとえ小さいことであっても、それを行動に移すことの繰り返しです。　もし高校生でこのブログを読んでいるスキー選手がいるならば、弊学への受験を強くお勧めしたいです。個々として多様な目標を掲げる部員に感化されて、自分とは一体何者なのか、自分のアイデンティティを考え抜く4年間になると思います。しかもその中でもインカレに標準を合わせている点で団結感もあります。　そんな団結感を象徴するように、先日インカレ決起会がありました。お忙しい中駆けつけてくださった先輩方とともに弊部OBである佐藤慎太郎先輩のワールドカップ初戦を観戦し、塾スキー部の規模の大きさを感じました。　今シーズンも引き続き応援をよろしくお願いいたします。　次は最後のトナカイ杯で自己ベストを更新した川手先輩です！
21Oct
- 冬が近づいてきました！
  平素よりお世話になっております。3年主務の青木悠一郎です。先週までまだまだ夏を感じていたのに、今週から一気に秋の訪れを感じるようになりました。秋とはいつなのでしょうか。ちょうどいい気温で過ごせる日が年々少なくなっている気がします。さて、前回のブログでは「新しい環境」について書きましたが3年生の半年が終わりどのような変化を感じたかを振り返ってみたいと思います。まずはスキー部について、1年山下が新たに加わりマネージャー4人のサポート体制に変化しました。特に夏合宿では、皆んなが積極的に動いてくれて頼もしい限りでした。また系列校3校と大学スキー部のサッカー交流戦は、慶應ならでは、高校生からも大学生からも共に良い刺激を与え合えるイベントでした。私の抱負としては、これから雪上に切り替わる中で、如何に各方面で励んでいる選手の支えになるかを4人で実践していきたいです。次に学業について、三田キャンパスに半年通って思ったことは、単純に家から遠いです。高校3年間と大学での2年間日吉に通っていたこともあり、キャンパスが変わっただけなのに何もかも変わってしまった気がします。その所以には場所だけでなく、勉強の内容も大きく変化したこともあります。三田での政治学科の授業た、政治系列の専門的なものばかりで今までの応用と新しい知識の組み合わせという困難なものです。春学期はかなり苦労してしまいました。最後に私生活について、夏季休暇や3連休を活用して高校時代の友達と会う機会が多かったのですが、みんな口を揃えて将来の話をしていたので成人を迎え、大人へと近づいているなと感じました。私も本格的に将来のために行動しなければと気づいているのですが、なかなかその1歩が出ません。また最近はアルバイトを歩合制メインで働くようになり只々時間を対価に働くのではない新たな経験値を積んでいます。今年は（特に秋学期からは）毎日何かと充実した日々を送っているので、部活・学業・私生活ともに両立させる日々をこれからも過ごしていきたいです。来月からはなかなか選手と会う機会が少なくなりますが、いつでも頼りに支えになるように努めてまいります。次は副務の清水朋です！
20Oct
- 10年後の君へ
  いつも弊部を応援してくださっている皆様こんにちは。アルペンチーフの鈴木一生です。10月5日に日本を出国し、リトアニアの室内練習場で練習を重ねたのち、現在はオーストリアのヒンタートックスという氷河で練習をしています。また、リトアニアからオーストリアへの1600km(日吉の下田学生寮から宮崎先輩の地元・宗谷岬よりも長い距離です😱)の陸路での移動中に誕生日を迎え、22歳になることができました。いつもお世話になっている皆様、ありがとうございます！前回このブログリレーのバトンを受け取ったのが6月でしたので、早いもので4ヶ月が経過しようとしています。まずは簡単にこの4ヶ月間について振り返らせていただきます。この4ヶ月間は前回のブログで書かせていただいたように、スキー部のチーフとしての練習運営、法学部生としての学業、2026年ミラノオリンピック出場に向けた練習、それに伴うファンドレイジングに奔走しました。スキー部としての練習では、Focs gym代表の伊藤さんの心強いサポートの元、科学的知見に基づいた進むべき方向性を選手全員と共有し、きつい練習も部員同士で鼓舞し合いながら乗り越えました(暑い中頑張ってくれた部員のみんなに感謝です！)。夏を締めくくるイベントである夏合宿には、アルペンスキー日本代表でオリンピアンの小山陽平選手をお招きしての練習を行うこともできました。法学部生としては、冬の負担を減らすため、春学期のみで36単位申請というあまり類をみない挑戦をし、試験期間には過労で帯状疱疹を発症しながらも、なんとか34単位を取得することができ、無事に半期のみで進級要件を満たすという目標を達成することができました。月から金までびっしり埋まった私の時間割は、法曹志望の生徒たちと引けを取らない密度の高さだったと思います😂部活以外の個人練習でも、今年はとにかく沢山練習しました。留学中の2年蜷川、副将の河野と始めた、家から日吉までの12kmを走って朝練に向かう、「中原街道ラン」は猛暑と朝練のメニューの強度が高まったことより中断しましたが、部活動以外でも練習を頑張ることができたのは、「他の部員も同様に努力している」と思えたことが大きいです。8月には4年山中と共にニュージーランド遠征に行き、天候が安定しないことも多かったですが、その中でもスキー技術の向上を目指し、着実に基礎を固めることができました。また、私のスキーヤーとしての活動を応援してくださるスポンサー様を募る活動においても、本当に沢山の方々のお力をお借りし、沢山のご縁に恵まれ、想像をはるかに上回る数の企業様及び個人の方々に応援していただけることになりました。スポーツ選手として、沢山の方々に応援していただけることは本当に幸せなことであり、皆様に良い報告ができるよう、より一層がんばりたいと思います。さて、ブログのバトンを渡してくれた3年清水がブログの中で、「原点に立ち返ることの重要性」について説いていましたが、私自身もこの4ヶ月間はファンドレイジングや競技活動の中で、スキー活動の原点、これまでの歩みについて振り返る機会に恵まれた期間でした。雪なし県出身の私がスキーに出会い、世界の舞台を目指すようになってから14年が経過しましたが、振り返ると沢山の挑戦の連続でした。慶應での学びとスキーを両立させる上では、とにかく練習環境の確保が必須でした。雪国のライバルたちはスキー場が近くにあり、自治体のスキークラブなどでの練習環境があったのに対して、私は週末しか雪上に立つことができませんでした。平日はスキーのトレーニングのために始めたテニスに打ち込み（結果的にテニスにものめりこみ、東京都の小学生大会で7位になりました）、週末は長野県で練習をしました。毎週金曜日の夜、長野県まで運転し、車に敷き詰めた寝袋で私を寝かせてくれた両親には感謝しかありません。また、夏休みなどの長期休みには海外に渡り練習をしました。現在滞在しているヒンタートックスにも10歳の夏に訪れ、1ヶ月半オフなしで毎日滑ろうとしたところ、1ヶ月を過ぎた頃に、怪我のリスクの心配をした現地のコーチにベンジャミン・ライヒの写真がプリントされたTシャツをあげるから休んでくれと言われた思い出の場所でもあります。フランスの氷河では毎日1人で氷河に上がり、フランス人やイタリア人のコーチたちに声をかけ、練習に混ぜてもらいました。中等部時代は授業が週に6日あったので、両親を説得し冬の間は新潟県に移住し、新幹線で学校に通いながらナイターで練習をしました。高校時代にはミカエラ・シフリンを輩出したアメリカのスキー専門学校に留学しました。今回の遠征で行ったリトアニアも、留学時に学校の遠征で行った場所であり、5年という歳の流れの速さに驚きました。3年前からは日本代表の一員として活動し、プロスポーツの厳しさを学びました。この14年を振り返ると、よく頑張ってきたなあと思います。いまからもう一回やれと言われてもできないと感じます。それでも、これまでスキーに打ち込んできた中で、辛いことはあれど、嫌だと思ったりもう辞めたいと思ったことは一度もありません。今の自分の実力、世界での立ち位置は子供の頃に思い描いた自分とは程遠いものですし、これまで酸いも甘いもたくさんのことを経験してきました。それでもスキーが好きという気持ち、スキーを極めたいという気持ちはまったく変わりません！今シーズンはオリンピック前最後のシーズンであり、私のこれまでのスキー人生の集大成であるとも言えます。2年前、同級生たちが成人式で集まっている時に、オーストリアからイタリアに向かって運転してる私の元に、タイムカプセルから掘り出された12歳の自分からの手紙が届きました。手紙の最後には、「さらに未来のために頑張ってください。過去の記憶の中で応援しています」と書いてありました。これまでスキーをさせてくれた両親、力を貸してくださった方々、そしていま私の挑戦を応援してくださっている全ての皆様、そして10年前の自分が見ていてワクワクするようなシーズンを過ごしたいです。また、10年後の私が何をしているか見当もつきませんが、このスキー人生を賭けた1年が、10年後の私が頑張るための支えになることを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました！2024年10月慶應義塾體育会スキー部アルペンチーフ　鈴木一生次は主務の青木悠一郎です！
10Oct
- 3年目です
  お世話になっております，3年アルペンの清水小春です。新涼感じ始めましたね！と切り出したいところですが，急激な寒さに秋の爽やかさを忘れかけています...。先日の3校交流（写真）の際には，監督と「10月に蝉が鳴いているなんて！」と話していたのに，ほんの数日で，やっぱり秋だよな。という気候に変わりましたね。スキーばかりではなく今回は3年目キャンパスライフについて書いてみようかなと思います。私は現在所属する研究会に入会しちょうど1年が経ちました。現在の研究会を選んだ理由は，入学前から掲げている「人の健康に携わりたい」という目標に対する，現状の自分への最適解だと思ったからです。入学直後は頭上に広がる無数の選択肢に対して，ただ口を開けてポカンと眺めているだけのような感覚でしたが，様々な授業をとっているうちに，自らが学びたいことやワクワクする方向がなんとなくわかるようになっていきました。そして改めて，私はSFCを志望した高校生の頃と変わらない思いがあると気づくことができました。この気づきが皮切りとなり，現在の研究会に（半ば強引に）入会し，本当に貴重な経験をすることができています。勿論他の学生に比べ土台は薄いのですが，薄いなりにも巨人の肩の上に立つことで経験できる幅や見える世界は確実に広がりました。3年経ってもなお目標を追い求め続けることができているこの環境，即ち慶應義塾・SFCは本当に素敵だなと実感しています。スキーも学校生活もですが，何事も思い立った原点に立ち返るタイミングを設けることは必要だと思います。行動が習慣化してくると，原点に立ち返れなくなったり，または立ち返ることが怖くなったりします。私はそうです。今回の経験を通して，時々振り返ってみることも大事だなと感じることができましたし，後輩には是非ともそういったタイミングを作ってみてほしいと思っています。とはいっても，私自身立ち返れてないことが多すぎるので，まずは自分が実践します！次は3年鈴木一生です。
06Oct
- 夏の振り返り
  平素より慶應義塾大学体育会スキー部の活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。マネージャー2年の新澤かれんと申します。夏を振り返っております。慌ただしい日々でしたが、多くの学びを得ることができました。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただけると幸いです。今夏のメインイベントは、国内旅行、イギリスや韓国への旅行、2つのアルバイト、地域のボランティア活動、そして弊部恒例の鴨川合宿と蔵王合宿でした。すべてが貴重な経験となり、非常に恵まれていたと感じていますが、中でも特に印象深かったのは、蔵王合宿での体験です。蔵王では、世界的なジャンプ大会が行われる「アリオンテック蔵王シャンツェ」のコーチボックスに立たせていただく機会がありました。選手がジャンプする際の合図の方法を学び、風を読み、五感を研ぎ澄ませながらジャンプのタイミングをはかります。選手に合図を送り勇敢にジャンプする姿は感動的でした。この経験を通じて、裏方としてのサポート力や、個々の役割の重要性を学びました。これからもこの部活で自分の価値を見出し、それを最大限に発揮していきたいと考えています。（ちなみに、合宿初日に出会った熊や、見たことのない昆虫たちとの共生に毎晩震えていたことは内緒です。また、ジャンプ台の急勾配に足がすくみ、産まれたての子鹿のように足元をブルブルさせた見苦しい格好を見た方は、ご内密にお願いします。）末筆ではございますが、私たちがこのように充実した活動を続けられるのは、OBOGの皆様をはじめとする多くの方々のご支援があってこそです。本当にありがとうございます。これからも、選手たちのさらなる飛躍を支えるべく、全力でサポートを続けて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。ご精読ありがとうございました。次は、3年清水小春さんです。
02Oct
- 夏の総括
  いつもお世話になっております。２年アルペン山本紗羽です。合宿続きであっという間だった9月が終わり、10月になってしまいました。秋は食欲の秋ですね！9/28には恒例の古谷杯が行われ、締めに相応しい走りが部員それぞれできたと思います。お越しくださった監督をはじめとする、先生やOBの方々応援ありがとうございました。今回はこの場を借りて夏の総括をしたいと思います。今年の夏は充実したものでした。去年の免許合宿から打って変わって実家志賀高原での夏休みでした。実家にいるともう何もしたくないっとなってしまいますが、鞭打ってトレーニングしました。地元の友達とも遊びに行ったり、お手伝いしたり実家というのはいつ戻ってもいい場所です。私の家は夏になっても毎年涼しくて25℃いかないくらいでしたが、今年の夏は違いました。なんと30℃、エアコンを設置して欲しいとお願いしたくらいです。これは良くない変化ですね。しかし、良くない変化だけではありません。それは自分自身の中の良い変化です。今年は体調を崩すことも減り、怪我をすることもなくなりました。自己管理を怠らずできたことは成長を感じました。また、去年はなかった時間を様々なトレーニングに当てたり、社会勉強の為にアルバイトもはじめました。アルバイトをはじめて覚えることも多いし、最初は失敗ばかり自分でお金を稼ぐってとても大変なことなのだと実感しました。両親にはほんっとうにいつも感謝です。今度貯めたお金で感謝を形にして伝えたいですね。使える時間が２年生になって増えて好きな読書もできて、考え方にも変化があったんじゃないかと思います。ですが変化とは自分で口にすることではなくて周りからの評価だと私は思っているので行動で示せるようにしたいです。考え方が変われば行動が変わるではないですが、限られた時間をどのように使うか考え大切にしたいですね。そして、シーズンインまで１ヶ月半となりました。私は中国遠征に行く予定でこれからのトレーニングを計画的にしていきたいです。同期の切久保が後数日でヨーロッパ遠征に行き、とても寂しいですがお互いに頑張ろうと約束しました。同期蛭川も慣れないカナダでの生活頑張ってると聞きました。人それぞれ目標は違えどそこに向かってともに頑張ることは素敵なことだと感じます。シーズンインまで残り少なくなってきましたが、熱を入れてトレーニングに励んで行きたいと思います！次はマネージャー新澤です。
20Sep
- 充実
  お世話になっております。ジャンプ部門2年ノルディックチーフの森野幹登です。まだまだ暑さが続く中、９月も終盤になりついに長い夏休みが終わります😭今回は2ヶ月間の思い出や出来事を少々綴らせていただきます。８月は地元札幌への帰省も兼ねて、サマージャンプの練習、合宿等遠征が続く日々を過ごしました。北海道では名寄、札幌のサマージャンプ大会に出場しましたが、なかなか上位に食い込めず伸び悩んでいました。その後、ひとりでフェリー乗船、車を走らせ新潟の塩沢、長野の白馬にて行われた大会にも出場しました。白馬では、同期の切久保絆のご両親が運営していらっしゃる岳園荘に滞在させていただき、約一週間とても心地のいい日々を過ごさせていただきました。大変お世話になりました！ジャンプの内容としても、少しずつですが空中の感覚が良くなってきていると思います。このような”一人旅”は初めてだったので、少し大変な部分もありましたが、現地の仲間や宿泊でお世話になった方々に支えられ、何事もなく帰ってくることができました。そして９月前半は、毎年恒例の鴨川合宿、蔵王合宿と続き、慶應スキー部の皆さんと再会し、充実した数日間でした。昨年の蔵王合宿では、ジャンプ台が改修工事のため閉鎖されていましたが、今年は通常に戻り、部の全体合宿でもジャンプの練習をすることができました。また、コーチングボックスにはマネージャーの方々が立ち、飛ぶ際の合図を出していただきました。改めてジャンプは多くの人に支えられてできる競技だと再認識し、貴重な練習ができました。そして、この二つの合宿を通して、より一層部員同士の仲が深まり、スキー部の雰囲気が良くなったと実感しました。この良い雰囲気のままインカレを迎え、チーム力で他を圧倒できればと思います！今後は、10月の白馬にて行われる全日本選手権、札幌のテレビ杯２戦に出場予定です。まだまだ調子を上げて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。次は2年アルペンの山本紗羽です。
18Sep
- カナダより
  弊部を応援してくださっているみなさまこんにちは、アルペン2年の蛭川恒です。スキー部は先日までに鴨川、蔵王の二つの合宿を行いましたが、私はそこにおりませんでした。私は今慶應義塾の交換留学の制度を用い、カナダのブリティッシュコロンビア大学（UBC）にて1年間の留学をしております。まだこちらに来てからは三週間ほどですが、部員の楽しそうな写真を見ると、既に戻りたい気持ちが湧いてきてしまいます！昨年のことを思い返すと、部で合宿を行うとより一層部員の仲が良くなり一致団結できるため、合宿はチームビルディングの上でも欠かせないのだと感じました。せっかくの機会ですので、この場をお借りして少しだけこちらの生活について書きたいと思います。まず、こちらに来てからの三週間、本当に激動の毎日でした。毎日の1秒1秒が日本では経験できない瞬間であり、私はかつてないほどエネルギッシュな日々を送れていると感じております。こちらではキャンパス内の学生寮に住んでおり、6人での共同生活を行っております。とは言ってもベッドルームは各自あり、キッチン、リビング、シャワー、トイレなどを6人でシェアする形です。6人はそれぞれ異なる国から来ており、価値観、文化は全く異なるもののとてもうまくやっております。ただ私は英語がネイティブではないため、日常会話で彼らについていくのが本当に大変です。しかしルームメイトは本当に優しく私にたくさん英語を教えてくれるため、少しずつ彼らの使うスラングや早口の言葉に慣れてきました。周りの人々に助けられながら、楽しく生活できております。私の部屋からの眺めルームメイトとの買い物　また、バンクーバー、特にUBCはとても多様な人種構造をしており、差別はこれまで感じたこともなく、誰にとっても居場所があり全ての人を受け入れるような大学、都市だと思います。本当に居心地がよく、交換留学生の中で交友関係も広がるため、様々なバックグラウンドを持つ友達ができました。また、授業で話しかけて友達を作ると、その授業を受けるのがとても楽しくなります。基本的にこちらの授業は慶應よりも少人数で、より双方向の授業形式です。先生も僕たちと一緒に授業を「作る」姿勢なので、こちらの発言は内容の如何を問わず喜んで受け入れられるため、授業中でもただインプットするだけでなく、アウトプットの機会も設けられており、とても学びになっていると感じております。部屋から見えたオーロラ（肉眼ではぼんやりとしか見えませんでしたが、カメラを通すとはっきり見えます）キャンパス内のビーチ　そして、何よりUBCの大きさに驚かされました。UBCはバンクーバーの西の半島の全体を占めているため、とても大きくキャンパス内で全て完結します。ビーチ、10個の図書館、麺やこころ（日吉にもあるまぜそば屋さん）まで、、とにかくなんでもあり、住宅地もあるため一つの街を形作っております。校内を移動する際はバスを使用することもあり、私の中の大学の価値観が崩されていくのを感じております。しかし、このような全く新しい環境で勉強することは本当に楽しいです。私はこちらで歴史、政治の授業をとっているのですが、本当に予習のリーディングの量が凄まじく、毎週合計約100pの文献を読んでおります。（かなりキャパオーバーです）また、自炊、洗濯など自分のことは全て自分でやる環境ですので、本当に時間がなく、どこまで効率的にリーディングと自炊を行うかで頭を悩ませております。　少しだけと言っておきながら長々と書き連ねてしまいました、申し訳ありません。。こちらでもスキーをするつもりですので、よりレベルアップして日本に帰りたいです。授業はかなりハードですがとても刺激的で、これを乗り越えたからこそ得られるものがあります。長いようで短い1年（実際は8ヶ月）の留学、たくさんのことを吸収して、より成長した姿を見せられるように精進いたします。今後とも慶應義塾體育會スキー部の応援のほど、よろしくお願いいたします。　次は2年ジャンプの森野幹登です！
14Sep
- 合宿三昧
  いつもお世話になっております。2年の切久保絆です。2年になって2回目のブログが回ってきました。慶應スキー部は9月7、8日に監督の別荘で鴨川合宿、9月9〜14日まで山形合宿がありました。今回はこの合宿についてお話いたします。まず鴨川合宿では、砂浜でサッカーやリレーをしました。もう9月に突入しましたが、まだまだ日差しが強く半ズボン半袖の日焼けが目立ちます。そして鴨川合宿はなんといっても監督と監督の奥さんとバーベキューがあり、全部美味しくいただきました。山形合宿では、ウエイト1RMや乳酸カーブ、ジャンプなどの測定やインターバル、球技、レペ、登山など様々トレーニングをみんなで行いました。キツいトレーニングもありましたが、みんなで切磋琢磨しながらとても良い合宿になったと思います。また、今回の合宿にはアルペン日本代表の小山陽平さんも一緒に参加してくださり、刺激を貰えました。そして今回の合宿のために差し入れをくださったOB・OGの先輩方やそのご家族のみなさまありがとうございました。おかげで合宿を一生懸命取り組むことができました。私は10月にシーズンインするので、今回の測定結果から、シーズンインまでに自分の足りない部分を埋めれるように頑張ります。次はカナダにいる蛭川恒です！
06Sep
- まさかの出来事
  皆さまこんにちは！いつもお世話になっております、1年山下りこぼです。先日、指導を担当していた受験生の出願が完了しました。少しほっとしたとともに、今私がこの素晴らしい環境で自分のしたいことに素直に向き合えているのは、昨年私の受験をサポートしてくださった先輩方のおかげなのだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。指導はこれからも続きます。受験生の支援のためにも、また自分自身の成長のためにも、日々多方面に渡る知識を吸収していきたいと考えています。さて今回は、私の夏休み最悪の出来事について綴りたいと思います。今年の夏休みは楽しみな予定がたくさんありました。家族旅行に大学の友達とのドライブ、地元の同級生とのBBQなど、まさに私が抱いていた大学生のキラキラした夏休みへの憧れが詰まっていました。しかしそんなワクワクも束の間、私は人生初の”食中毒”になってしまいました。カンピロバクターという生の鶏肉や豚肉に多く潜伏している細菌に私の腸は侵されました。どうしても下がらない高熱やひどい腹痛に毎日苦しめられ、ついに入院することになってしまいました。何度もされる血液検査、食欲はあるのに摂らせてもらえない食事、とっておきはこの世の終わりくらい不味い流動食。おかげで予定は丸潰れです。。このことを友達に話したら、「厄年なんじゃない？」と言われ調べてみると、私は今年が”後厄”ということが判明しました。今回の出来事についてはこれで納得することにしましたが、これから悪いことばかりというのは避けたいので、今年の残りは厄に立ち向かうつもりで過ごしていきます！！ついに明日からスキー部の合宿が始まります。後期はより一層部員とのコミュニケーションを大切にして、目標に向かって切磋琢磨していきたいです！次は2年生の絆さんです！
30Aug
- あっという間の8月
  平素よりお世話になっております。コンバインド1年の夏堀福也です。夏休みも残り半分になってしまいました。信じられません。今年は例年より一層、時の進みが早いと感じています。残りの夏休み、1日1日を楽しく過ごせていけたらいいなと思います。さて、私は8月5〜17日の2週間ほど白馬にて合宿をし、8月25日に森野先輩と一緒に新潟の石打丸山にてA級のジャンプ大会に出場してきました。白馬でのジャンプの感覚が良くなかったので、試合直前の練習から板のメーカーを変え、今までの感覚を捨てて試合に臨むというチャレンジをしました。(チャレンジというか暴挙です)大会では良いジャンプをすることはできませんでしたが、新しい発見があったのでポジティブに捉えております。ローラーの方はトレーニングが順調に進んでいます。自分はかなり暑さに弱いのでTT等の練習で格段に良いタイムを出すことはできてませんが、確実に技術が上がっていると感じています。九月末の白馬での記録会及び10月上旬の秋田県鹿角市での大会が夏までの練習の成果を出す機会なので、残り一ヶ月の休み、気合いを入れて上達するために頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします！
22Aug
- 季節から逃げるように
  平素よりお世話になっております。アルペン一年の手塚士惟です。私はニュージーランドでの2週間半程の練習を終え、丁度日本へと帰ってきたばかりでございます。この2週間は非常に実り多く、未熟な技術を少しでも上げる事が出来たのではないかと感じております。今回のキャンプはフリー滑走から始まり、ゲート練習へとシフトしていく日程でした。お陰で基本から技術を確認する事が出来、成長に繋がったと強く感じます。また、練習中は去年よりかなり疲れづらく、このシーズンの雪上練習を通してオフトレーニングの重要性を肌で感じました。ニュージーランドでは食事のついていない宿に泊まりました。そのため日本を出発する前、自炊を日常的に行わない私はニュージーランドでの食生活には不安がいっぱいでした。しかし、やってみれば意外となんとかなるもので、同室であった田口煌太郎と共に取り敢えず無事に帰ってくる事が出来ました。とはいえアクシデントは付きもので、中でもジャガイモの購入量を見誤ったときは自身の計画性のなさを恨む結果となりました。4人の部屋で17日滞在にも関わらず、成人男性の上半身ほどもある大袋にジャガイモが詰まったものを買ってしまったのです。そこから１週間ほどは寝ても覚めてもジャガイモの皮を剥き茹でる生活が続きました。正直な所、今後数週間はジャガイモは見たくないとすら感じました。これから夏の日本に帰宅し、猛暑の中での生活が再開します。これからもオフトレーニングに励み、シーズンインに備えて精一杯頑張っていこうと思います。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。次は毎日楽しい一年の夏堀福也です。二ュージーランドの固有種のインコ「Kea」国鳥である飛べない鳥「Kiwi」とは対照的に、非常に賢い鳥だそうです。