平素より大変お世話になっております。

主将の船本新大です。

 

ついにラストシーズンが始まってしまいます。

まだまだ引退の実感なんて湧くわけがなく、これまでと変わらず頑張ろうという気持ちです。

 

ただ、今年になって自分の気持ちで変わった部分が一つだけあります。それは、スキー競技に関する全ての出来事に対して、「これももう今年で終わりか」とか、「もうこれで最後か」と感じてしまうことです。

 

きつくて時には嫌だったトレーニングなどなど、スキー競技に全力を注ぐ日々があと数ヶ月で終わってしまうと考えると、寂しいなー、頑張ったなー、長かったなー、早かったなーとかいろんな感情が込み上げてきます。

とは言っても、引退の実感は全く湧いてないので、とりあえず一つひとつの出来事を大切に残りの競技人生を全うしたいと思います。

 

 

この慶應義塾体育会スキー部公式ブログも次回で最後かなと思います(後輩たちが全力で回してくれれば一回増えるかも)。

太郎がもうラストブログの序章という形で書き始めていました。

「スポーツの力」

素晴らしい話なので、読んでいない人は是非読んでみてください。

 

 

さて、私は何を書こうかなとかなり悩んでいたわけですが、「幸せ」について書こうと思います。

いきなり幸せという深すぎる話をしようと思った理由ですが、まず私は2代前の主将・主務の2人にかなりの頻度でご飯に行くほど仲良くしてもらってます。

私の悩みを聞いてもらったり、逆にお二人の社会人としての悩みを聞いてあげたりなどなど、かなり仲が良いです。

そして、つい先日もご飯に行き、そこで幸せについて語ったわけです。
 

幸せの感じ方は大きく分けると二種類あると思います。

自分軸か他人軸か。

私は0:100で他人軸で幸せを感じる人間です。(0:100は盛ったかも)

 

今回はスキー競技における幸せに限定してお話ししますが、これはスキー競技を始めた理由、10年以上もスキー競技を続けている原動力に直結している話です。

 

多くの人が、結果を出せたとき、大きく成長していることを実感したとき、努力が実ったとき、など自分軸で幸せを感じることが多いと思います。

しかし、私はそこで幸せはあまり感じません。(逆に結果が出なかったときなどは自分軸でめっちゃ悔しいと感じますが)

では、どこで幸せを感じるのかというと、周囲の人たちが喜んでくれたときです。

周囲に人たちって抽象的ですが、1人挙げるのであれば断トツで”母”です。

 

私は、スキー競技を始めた理由、今まで続けてこれた原動力、どちらにおいてもほぼ全てが母です。

母に喜んでもらいたくて、スキーを始め、結果を出そうと頑張り続けました。

スキー競技とはズレますが、慶應義塾に進んだ理由も、母に私の将来を心配をさせたくない、安心してほしいという理由がかなり大きかったです。

 

母に読まれていたらさすがにちょっと恥ずかしいのでもうこの話は終わりますが、これが私がスキーを頑張っている正直な理由です。

まあ、こんな話を仲良い2人の先輩としていて、改めて自分でも気づいたって感じです。

 

ただ、私はこの慶應義塾體育會スキー部に入って、特に今年度主将を務めて、新たに幸せを感じることがとても多くなりました。

それは同期、後輩のみんなが今のスキー部が好きだと言ってくれること、部活を楽しんでくれていることです。

やはりここでも他人軸です。みんなが色んな意味で居心地良い空間を主将として作り出し、それで喜んでくれることが私にとって幸せです。

 

 

続きが気になるところかと思いますが、今回はこの辺で終わりにして、最後のブログで慶應スキー部への想いや主将として感じてきたことなど話そうかなとか思っています。

次回のブログはタオル準備して読んでください。バスタオルの方がいいかもしれません。

 

とにもかくにも、もうシーズン始まっています!

みんなでインカレ「男子一部3位、女子一部4位」絶対達成しよう!

 

現役一同、精一杯頑張りますので引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

慶應義塾體育會スキー部

主将 船本新大

 

 

次は新汰です。たぶん彼も深い話をすると思います。最近の感じだと。