【色褪せていく東京足立区大谷田物語】 私の自転車を返してください! | ガンバの日々大冒険

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<当時の大谷田団地>

 

 

東京生活になれてきた頃、

朝のピークを避けても通勤できることがわかり

自転車を購入した。

大谷田団地からの乗合タクシーは

ピーク時を過ぎると

回転が悪くなり不便となるので

自転車で駅まで向かうことにしたのだ。

 

自転車は休日には

近隣の商店街や観光地の探訪など

幅広い活用を考えていた。

 

朝のピークを避けるため

時間に余裕ができたことから、

亀有駅のほか

北綾瀬駅を利用することも多くなった。

乗車料金を考えれば

たった一駅ではあるが

JRと地下鉄の乗り継ぎ料金となる

亀有駅より、

千代田線のみの

北綾瀬のほうが当然安いのだ。

 

<当時の定期券が残っていました>

 

 

亀有駅には高架下に創られた駐輪場が

環七通りを挟んで2カ所あったが

いつも満車状態で

駐輪場所の確保には苦労した。

 

何度か駐輪場の外の駐禁場所に

駐めたりもしたが、

そういうときに限って葛飾区に2回

違法駐輪として撤去されてしまった。

撤去された自転車は

区の指定保管場所に

一定期間は保管されているので

手数料を払えば返却してもらえるが、

平成3年当時は

平日しか返却対応しておらず

仕事を休むこともできなかったので

取り返すことはできなかった。

 

北綾瀬駅でも同じく1度自転車を撤去され

足立区に没収されており、

東京生活では

自転車3台(新品2台、中古1台)を

購入したものの、

短期間に葛飾と足立の両区に

全て没収されてしまった。

 

4台目の購入は諦めて

亀有駅や北綾瀬駅まで

徒歩で向かうことにしたのは言うまでもない。

 

 

【色褪せていく東京足立区大谷田物語】

目次

01 大谷田一丁目団地

02 乗合タクシーのピストン輸送

03 千代田線の通勤ラッシュ

04 私の自転車を返してください!

05 ヨドバシカメラCMソング

06 八か村落し親水緑道 

07 上京は東京都庁移転の年

08 未知との遭遇1

09 未知との遭遇2

10 都民(足立区民)ですけど、何か?

11 アモール東和

12 シーナマコトにはまる

13 赤坂の漆黒の闇

14 部屋の間取りは2DK

15 ランチが唯一の楽しみ?

16 東京の水道水はまずい

17 中華料理 汀翁

18 梅雨空の憂鬱

19 車寅次郎のふるさと葛飾柴又

20 「半ドン」て知ってる?四週六休制

21 初期のノートパソコン35万円

22 遅々として進まぬエレベーター

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