【色褪せていく東京足立区大谷田物語】 初期のノートパソコン35万円 | ガンバの日々大冒険

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今では何処の職場でも

1人1パソは当たり前でパソコンがないと

仕事にならない状況になっている。

当時はメールではなくファックスであり、

文書は手書きかワープロが主流であった。

ノートパソコンといえば、

個人所有のものを数人が

持ち込んでいた程度であった。

職場にはランプランが1台あったが

順番待ち状態で

なかなか仕事が進まずに困ったものだ。


平成3年秋の半ドン土曜日に同僚が

ノートパソコンを購したいというので、

一緒に秋葉原に向かった。

 

 

最新の液晶カラー画面のパソコンが

80万円で売り出されていた。

ソフマップなど

何店舗かのパソコンショップを巡っているうちに

買う予定のなかった私も

つい衝動的に購入してしまった。

 

購入したのは

NECのノートパソコンだったと思うが、

今は手元に残っておらず

具体的な機種名は忘れてしまったが、

RAMカード内蔵タイプのパソコン。

ハードディスク内蔵タイプも

出始めていたが、

高価なためさすがに手が出せなかった。

 

今のノートパソコンと違いフルオープンではなく

画面は半分ぐらいしか開かない。

ハードディスクがないのでデータは

フロッピーディスクに保存することになる。

今では考えられない

低スペックのノートパソコンであったが

価格は35万円である。

衝動買いとは思えない金額である。


その後世の中はデジタル化が急速に進み

パソコンの普及とともにカラー画面、

ハードディスク内蔵は当たり前で

低価格化も進み、

衝動的に購入したPCは

あっという間に化石化してしまった。

数年しか使用しないものに

高い金額を払ったものである。

 

 

 

【色褪せていく東京足立区大谷田物語】

目次

01 大谷田一丁目団地

02 乗合タクシーのピストン輸送

03 千代田線の通勤ラッシュ

04 私の自転車を返してください!

05 ヨドバシカメラCMソング

06 八か村落し親水緑道 

07 上京は東京都庁移転の年

08 未知との遭遇1

09 未知との遭遇2

10 都民(足立区民)ですけど、何か?

11 アモール東和

12 シーナマコトにはまる

13 赤坂の漆黒の闇

14 部屋の間取りは2DK

15 ランチが唯一の楽しみ?

16 東京の水道水はまずい

17 中華料理 汀翁

18 梅雨空の憂鬱

19 車寅次郎のふるさと葛飾柴又

20 「半ドン」て知ってる?四週六休制

21 初期のノートパソコン35万円

22 遅々として進まぬエレベーター

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