今日は銀行でローンを組みたい方必見です。銀行はどのようにしてローン審査をしているか?まず、初回は「個人信用情報」というものを説明したいと思います。

まず、銀行はローンの申込みを受けた際、個人信用情報機関にあなたの信用照会を行います。信用照会ではどんな情報がわかるかと言うと、過去の金融機関での借入状況や返済履歴です。いわゆる、金融にかんする通信簿みたいなものです。銀行は他の銀行やクレジットカード会社などでの借入状況や延滞状況をくまなくチェックしています。この内容が悪いと当然審査に落ちます。ちなみに年収1000万円あっても、延滞していると審査は通りません。そもそも、信用情報照会は審査の前段階なのです。ここをパスできなければ銀行は審査すらしていないと言ってよいでしょう。

 ちなみに、61日以上の延滞は「異動」という文言が表れ、5年は消えません。この表示が入ると通常の金融機関の審査は通らないと言ってよいでしょう。

 日本の信用情報機関は3社あります。CIC、JICC、KSCの3つです。それぞれ加入している団体が違うので掲載情報は違いますが、銀行は基本的に3つ全部照会するケースが多いです。それだけくまなく情報をチェックしているのです。

 ちなみに信用情報が悪くてローンを否決にする場合、銀行は「信用情報が悪いからです」とは言いません。社内ルール上、言ってはいけないのです。お客さんはなぜ否決になるかわからないと思うでしょうが、銀行員は口が裂けても言いません(笑)うちの銀行は「総合的に判断した結果お受けできないことになりました。」という回答をします。で、何が原因なのって突っ込みたくなりますよね(笑)こんな回答がきたら、自分は信用情報が悪いから否決になったのだと思ってください。私も、年収1000万円超えている人にどうして、否決になるかわからないと言われたことがあります。その時は総合的に判断してという言葉で濁して原因が何かは伝えませんでした。はっきり言いたいですが、銀行にそうするよう指示されているのです。

 信用情報が原因で、銀行のローン審査が否決になっても、全ての銀行が否決になるわけではないので安心してください。基本的にどの銀行でも信用情報は同じものを見ていますが、銀行によってパスする基準が違います。例えば過去に5回延滞があったとします。A銀行はこの人はダメと否決しますが、B銀行は5回くらいな問題なしとするケースがあるということです。この基準は銀行によって本当に違います!うちの銀行は厳しめですが、緩いところは本当に緩い(笑)過去に数回の延滞があった程度であれば、いろんな金融機関を渡り歩くのも手です。パスする金融機関があるかもしれませんから、諦めないでください(^^♪