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もはや試合の度にしか更新出来てないブログですが、SNSにて書ききれない長文はこちらに掲載したいと思います。

今回の試合出場を決めたのは、正月明け直後。

そもそも年末の御茶ノ水支部忘年会にて、2019年の目標を皆で語り合ったのが契機となり、初めてのシニア部門でのエントリーを決めました。

それまで迷ったのはシニアか一般部かどちらにエントリーするかと言うこと…。

というのも2018年5月、怪我による2年間のブランクを経て出場した東京都下神奈川大会(一般重量級)にて、まさかの準優勝という直近の成功体験があったからです。

特にこの時は決勝で年齢が一回り以上下でジュニアユース上がりの全日本出場選手相手に、もう一歩で優勝というところまで追い詰めて「一般部で十分闘える」自身が出来ました。

ゆえに、最後の最後まで、エントリーするクラスについては悩んでいました。

周りからは「シニアに出たら絶対優勝出来る」という声も頂いたりししましたが、自分的にはそうは簡単に思えず、最終的にはシニアでのエントリを書くを決めました。

というのも近年試合で負けた相手の中にシニア上がりの選手(シニアで全日本優勝などの結果を残した選手)が何人かおり、その方々は技術や強さもさることながら、シニア王者である事に誇りと拘りを持っていました。


それを見てまずは同年代の王者を目指すことなく、一般部の試合で勝ったり負けたりする事が、同条件の闘いでの結果を測定する事から逃げてるのでは?と思い、シニアでのエントリーを決めたのでした。

ここで(今更ながら)自分がこれまで体感した空道の特徴です。

一般的な打撃格闘技であれば、突き蹴りの威力、速さ、ディフェンスにおける反射神経などフィジカル要素が高いため、加齢に連れ競技的なら強さは衰えていくのが一般的だと思われます。

勿論空道についても同様の部分はあるのですが、決定的に違うのは「技の多様性」です。

着衣総合格闘技としての技術は空道創設以来、競技を重ねるに連れ年々進化しており、特に接近戦の攻防においては掴みや崩しからのインサイワードには、独自の技術が発達しております。

特にシニアのトップ層は、その他武道格闘技の高段者も多く、各自のベースに上記空道技術を加味した自分の型(得意パターン)を持ってます。

そして2分という短時間(一般は3分)で、寝技は30秒1回(一般は2回)、スネ当て着用(一般は脛当て)というルールのため、ほぼ見合うことなく回転の速いパンチの応酬が多くなるところがシニアルールの特徴であり、「ある意味一般ルールより実戦に近い…」ところが魅力でもあります。

余談が長くなりましたが…、

それからというもの、試合に臨んでの稽古は一般部の時と全く同じ、まずは恒例の減量からのスタートとなりました。


このブログを始めたこのは今から13年前…。
当時はまだ30代前半で比較的代謝が良く、減量は時間さえあれば容易でしたが、40代半ばとなった今ではそう簡単には行きません…。

通常75.76kg前後のところ、年末年始のイベントや正月休みの不摂生にて、79kg超えまで増えた体重を、目標の73.5kgまで減らすべく、徹底的な糖質&脂質カットを実施しました。

今回の減量に当たり参考にしたのは「トイカツ式ダイエット」…。

通常朝や運動前は糖質を摂取する…という常識を覆し、蓄積された脂肪をエネルギーに変えるダイエット法は、私的には凄い効果を実感できました。

そしてダイエットと並行しながらも、一番重要なのは試合に向けての練習…。

以前なら、(試合前に限っては)会社帰りに多少遅くなっても無理して稽古に行けましたが、出張の多い現在は平日の稽古はほぼ出来ません。

そんな環境なので、本心を言うと正直試合には出たくないのですが…。

こうして悩みながらも、試合へ向けての、約1ヶ月半の稽古がスタートしたのでした。