群馬県で看護師と農業を兼業で営み…休みなしで働いている開晃パパです☺
今回はダイヤフラム式キャブレターのダイヤフラム交換をしましたのでご紹介します💡
【目次】
⚫不具合内容。
⚫ダイヤフラム交換セット(互換品の中華製)を購入。
⚫キャブレター、フロート式とダイヤフラム式の違い説明💡
⚫いざ交換💡
⚫互換品の筈が僅かな違いで復活せず…💧
⚫純正品ガスケットの再利用で復活
⚫純正品交換セットの紹介
⚫互換品交換セットの紹介
⚫始動動画
開晃FARMのスパイダーモア(AZ852F)の調子がイマイチ悪く…💧
アイドリング調整したら直ったと思いきや…
後日、作業してみると…停止するとエンスト…💧
アクセルレバーをゆっくり戻すとエンストしないっていう感じでした…💧
その日のノルマを考えると自宅へ戻って整備なんてする時間もなく…
イライラでしかない機械操作をしながら草刈りを終えました😅
草刈り後は夏ネギの埋め戻し作業をしました💡
その為、スパイダーモアはそのまま倉庫へ戻したままでした💡
症状から燃料が上手く送り込めない事によるエンストだと考え、埋め戻し作業前にコチラをポチッておきました。
ポチった当初、Amazon primeの当日配達便で発送通知も来たのですが、何故だか不明ですが1週間近く届かないまま勝手にキャンセルとなっちゃいました…💧
ぽほほ
キャンセルとなったので懲りずにまた同じ物を購入しようとしたら当日便は選択肢から消えていました💡
まぁ~気にせず通常配送でポチっておきました。
で、翌日普通に届くっていう…💧
何だか分かりませんが届いたので良しとしてオーバーホールを開始しました💡
メイドインチャイナの格安互換品です。
コレがスパイダーモアのダイヤフラム式キャブレターです💡
そもそもキャブレターとはエンジンに燃料を霧化して送り込む装置です💡
管理機や耕運機に使われているフロート式キャブレターはキャブレタータンク内の燃料が増えるとフローターが浮く事で燃料を停め、燃料が減るとフローターが下がって供給されるという仕組みです💡
消耗品はその機構に使われているフロートバルブくらいなのでメンテナンス性に大変優れています💡
一方、コチラのダイヤフラム式キャブレターはピストンが上下する事による負圧でゴム式のダイヤフラムがペコペコと動く事でポンプの役割を果たし、燃料を送り込む方式のキャブレターです💡
ダイヤフラムは薄いゴム製、弁はフィルム的な素材ですが使用する事により劣化する為、不具合があった際には洗浄だけではなくその辺の部品を交換する必要があります💡
上記で分かったと思いますが夫々の特徴を纏めると…💡
【フロート式キャブレター】
⚫メンテナンス性が良い。
⚫フローターを使う事により、ある程度水平に近い範囲内で使わなれば(燃料がオーバーフローしてしまう)ならない。
【ダイヤフラム式キャブレター】
⚫消耗品が多く使われている為、メンテナンス性はフロート式に敵わない。
⚫ダイヤフラムとフィルム弁を使用する事により、どんな姿勢でも動作可能。
フロート式キャブレターですとコックを開けば燃料供給されますが、ダイヤフラム式キャブレターの始動前には必ず付属するプライマリーポンプという物を数回押して燃料をキャブレター内に送ってから始動させます💡
刈払機やチェーンソーを始動する際にシュポシュポするのがそれです💡
前回使って停止した際の燃料がキャブレター内に留まっており、シュポシュポする事によってキャブレター内の燃料がタンクへ戻り、タンクの燃料がキャブレターへ送られ始動しやすくなります。
早速、キャブレターを外します💡
コチラがシュポシュポする部分の上部分です💡
純正品ですがCHINAって入ってますね。
コチラが今回、不具合の大本命と思われるダイヤフラムです💡
ガスケットが本体に癒着している事が多いのでその際はカッター等を使って慎重に取り除き、本体に付着したガスケットも綺麗に取り除いて下さい。
左右が変に波打って劣化しているのが分かると思います💡
ダイヤフラムを剥がすとこのようになっており、ダイヤフラムが振動すると中央が連続で押される事によりバルブが連動して開いたり閉じたりを繰り返す事で霧化されてエンジンへ送り込まれる仕組みです💡
今回ポチった物にこの金属部品も付属されていましたが、超精密部品なので洗浄だけして交換せずとしました。
続いてキャブレター上部のフィルム的な弁も交換です💡
黒いフィルム的な物の下部分が膨らんでいるのが分かると思います💡
コチラはコレから交換する新品ですが、膨らんでいないのが分かると思います💡
そんな訳で交換して組み立てました💡
しかし…上手く行きませんでした…💧
全く燃料を吸いませんでした…
もう一度バラしてよく確認すると…💧
ダイヤフラムの〇部分に対して↓部分のガスケットに穴が空いていないんです…💧
ダイヤフラムのもう一方の穴はあってもなくても関係ありません。
今回重要だったのはダイヤフラムもガスケットも左下の穴だけ空いていれば問題ありません。
という事で、今回は元々使っていた純正のガスケットだけ使い回す事で事なきを得ました☺
一応、純正品と使える互換品を紹介しておきます。
それではまた
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