マリナーズ戦
<前回までのあらすじ>
freedayだったため遅起きの俺。
昼飯にホットドッグを食べパソコンをしてると買い物のお誘い。
デパートでふにゃさんたちに出会う。
なんか腹立つわー。
そして帰り、夜はマリナーズ戦。
どうする、俺? どうなる、俺?
6時位に出発。
「7時開始だけどいいのか?」と思って聞くと
「スタジアムまでは20分で着く」と答えるFBI君。
しかし「でも・・・」と付け加え始める。
「姉ちゃんが城島を迎えに行くからそれが40分くらいかかるんだよ。
遅れたら姉ちゃんのせいだな」
えぇ、何それ、じゃあさっさといかなきゃじゃん。
そうして彼氏の家へ姉ちゃんの運転で向かう。
前も言ったけど姉ちゃんの運転荒ぇ。
やっぱfreeway入ると160km/h出すし。
彼氏の家の近くへ来るとFBI君が
「ここら辺一帯は金持ちの土地なんだよ。
もちろん城島もね」
と言い出す。
確かに軽井沢的なのどかというか富豪が好みそうな土地ではある。
で城島家につく。
外見だけでも家でかい。
俺らは車で待たされて姉ちゃんが呼びにいく。
だが、戻ってくる。
「俺も来て」とのこと。
何だと思いながら家に入る。
な、なんじゃこの豪邸は?
玄関は大理石。
そこから2階への吹き抜け。
ワインセラーまで見える。
城島君の両親がいる。
自己紹介して握手する。
なんか「君」てつけたくなりました。
これは呼び捨てにしてはいけない類の人だ。
ちょっとしたバリバリ・バリュー感覚。
リビングにはビリヤード台。
今までピンポン台なら見たことあったけどビリヤード台って。
富豪感丸出し。
それにしてもここの両親も彼女が来てるというのに平然としてる。
自分の大事な跡取りの嫁として認めてるということか。
玉の輿ですなぁ。
その親父さんが突然話しかけてくる。
「ヤクザ映画で人が死ぬ時、『チ、チクショウ・・・』と言いながら
死ぬんだがあれはどういう意味なんだ?」
英語の中に日本語がいっぱい混ざってるとおもろい。
というか「ヤクザ」とかも浸透してるのね。
日本文化すげぇ。
でも「チクショウ」を英語で表すのに苦労する。
なんか「I wish I could kill you」とか言ってみるけどニュアンスあってる?
だれか教えて。
yahoo翻訳だと「Damn it(くそっ)」だってさ。
ちょっと違う気が。
それに戸惑いながら答えてると城島君が
「そんなこといいから」と割って入る。
そして
「これになんかかっこいい日本語を書いてくれよ、ひらがなで」
と言われる。
「これ」とはサーフボードに張るシール。
え? ていうか俺字下手だよ?
しかもひらがなかー。
漢字なら好きな言葉いっぱいあんのに。
夢幻泡影とか、儘滅とか。
中2病的なのをいっぱい。
結局俺は「もののふ」と書いた。
そしたら意味を聞かれる。
「It means like Samurai or warrior」とか
「『もののふ』 is written 『武士』 in kanji」
と「武士」と漢字を紙に書いたりして説明する。
「Oh,that's good word」と言ってもらえてよかった。
そしてやっと球場へ向かう。
またもや球場の周りは駐車場だらけ。

エンジェルスタジアム。

横にはこんな帽子のオブジェまで。
スタジアムからアメリカらしく派手。
そしてチケットを見せる。
今日のチケットは22$。
こないだのドジャースのやつのは12$だったから倍ほど。
聞いたらいい席のチケットを取ってくれたらしい。
今日は18歳以下の子供はエンジェルスのナップザックがもらえるらしい。
先を行くFBI君は渡される。
俺渡されねぇ。
すると姉ちゃんが抗議。
で「only kids.How old are you?」と言われ、
「I'm 17 old」と堂々と答える。
そしたら観念したかのように渡す。
アメリカでもこの老け顔が通用してしまうとは。
最悪じゃ。
観客席につくとかなり近い。
これはすごいいい席だ。
いや、ちょっと待てもうイチロー打席に入ってるじゃん。
試合始まってるじゃん。
だからさっさと行くべきだったのに。

外野が岩になってる。
一度くらいは見たことあるはず。
見回してみると赤ばかり。
マリナーズファンなんて1人もいない。
こっちでは3塁側席と1塁側席なんて関係ないようだ。
だから必然的にイチローたちも応援しにくくなる。
というかFBI君たちなんてエンジェルスファンだし。
何だそりゃ。
今日はラッキーなことに城島も出てた。
するとFBI君「Who is Johjima?」と2人にひそひそと聞いてる。
でも「I don't know」の反応。
俺が
「He is one of the most famous and good catcher in Japan」
とか説明する。
そして近くへ行って写真撮影。

城島の電光掲示板。

城島の打席。
イチローも。

イチローの電光掲示板。

有名なフォーム。

イチローの打席。

ヒッティング。

ヒットと盗塁で3塁まで進んだイチロー。
イチローは結局今日2安打1盗塁。
城島は1安打。
城島が凡退すると「よっしゃ」と声を上げるFBI君。
俺がふざけてにらむと
「君にとっては悔しくても僕らにとっては嬉しいんだよ」
なんて言われる。
さっきからスナック売りの人たちが歩いてるけど
その人たち頼まれたらスナックを投げて渡す。
寸分違わぬコントロール。
金だけバケツリレーの形。
危ないなぁ。
またアメリカの適当さの一面。
ある程度写真も撮ったので飯を買いにいく。

ホットドッグぽいけどちょっと違う。
結構うまい。
つーかLiptonのラズベリーティーを頼んだらこれが甘いのなんの。
これじゃ炭酸飲んでんのと変わらないじゃないか。
今日はエラーが多い。
レフトのやつが球後逸して点入ったときなんかみんなで一斉にブーイング。
そしてこの間と違い本当に打撃戦。
先制したのはエンジェルスだけど逆転したり逆転されたり。
後なぜか日本と比べて試合展開が速い。
なんでだろ?
やっぱ日本は打者が打席はずしたりするからか?
エンジェルスのピッチャーは途中でKO 。
今までブーイングしてたのに降板したら「お疲れ」と拍手し始める。
意味わからん。
途中イチローがホームランになろうかという打球を壁際でジャンプキャッチ。
すげー、これがエリア51というやつか。
みんなもエンジェルスファンのはずなのに拍手。
なんかアメリカのファンて行儀いいんだな。
それなりのところで抜け出し土産屋へ。
でもマリナーズ関連のグッズは売ってない。
まぁそりゃエンジェルスの本拠だしね。
で10枚1$の野球のカードが売ってたから買う。
FBI君には止められたけど。
「そんなもの買っても意味ないじゃないか」と。
俺は「大リーグのじゃ意味ない」っていう意味なのかと思ってたら違ってた。
10年位前に大リーグで活躍した選手のカード。
俺の開けたのに元巨人のガリクソンが入っててびびった。

途中でイチローはセンターへ守備位置を交代。
いつものようにチェンジの際は電光掲示板にファンが映し出される。
その時に腰を回している子供が大写しになる。
子供が何しとんじゃい!
しかもよほど受けがよかったのか他の人を映した後に
またその子供が大写しに。
拍手が起こる。
よくわかんね。
そして広告として「オリコ」のCMがやってる。
しかも日本語。
そのCMを見て「かわいい」と笑ってる姉ちゃん。
よくわかんね。
みんな風船が落っこちてきてそれを打ち上げたりしてる。
何でわざわざ風船落としてんの?
それでファンの団結力上がんの?
よくわかんね。
最終的に9対7で負けた。
最後は2アウト2、3塁フルカウントで9番バッターだった。
で投球。
そしたら微妙な球をストライクと判定。
俺は四球でイチローがでて来てそのおかげで9回に勝ち越し、
てパターンを夢想してたのに簡単に破られた。
そしていったん城島君の家へ(つづく)
デパート
<前回までのあらすじ>
Hollyeood Bowlが始まる。
ふにゃさんたちの陰口、広末さんの逃避を感じながら鑑賞。
弱気さんは寝てる。
俺はバスで帰戻り、姉ちゃんの迎えで帰る。
今日はfreeday。
どうする、俺? どうなる、俺?
朝おきるとすでに11時。
もうみんな起きてる。
なんかまた悪いことした気分。
親父さんは
「よく眠れたか、俺。今日は6時頃出るからそれまで寝てていいぞ」
と皮肉にも取れる発言。
今日はマリナーズ戦を見に行くことになってる。
とりあえず朝飯をスルーしたので
昼飯をすぐに作ってくれて
「悪いなぁ・・・」と思いつつホットドッグを食べる。
テレビでテイジンちゃんがMr.インクレディブルを見てた。
そしてパソコンをする。
おぉ、やべぇ早実強ぇ。
しかも駒大苫小牧も強ぇ。(どれだけ昔の話をしてんだよ)
「決勝明日かー。見たいなー」と思ってると姉ちゃんが声をかけてくる。
どうやら「買い物行くけどついてくる?」とのこと。
俺も
「パソコンばっかやってんのもあんまなぁ・・・」
と思ってたのでついていく。
デパートのようなとこへ行き俺、FBI君と
テイジンちゃん、姉ちゃん、母の2グループに分かれる。
そして行動しようとすると後ろの姉ちゃんグループから声が。
そこにはふにゃとそのホストファミリー、モナリザさんご一行。
モナリザさんの弟と謎の人物Xもいる。
そして近づいていくと「あ、これお姉ちゃん」と紹介するふにゃさん。
「モナリザさんのお姉ちゃん? それにしちゃいやに日系っぽい顔だな」
と思うが、ふにゃの姉ちゃんはアメリカにいたことを思い出す。
ふにゃの姉ちゃんはパイロットを目指してるらしくアメリカで研修中らしい。
freedayだから会っていたそう。
でもふにゃはなんかともかく顔がすごい嫌そう。
「うわ、freedayなのにこいつと会っちゃったよ・・・
「そいつと話すと穢れるよ」みたいな。
俺はその姉ちゃんとちょっと話してたのに。
ふにゃそこから一言も話してなかったし。
で別れる。
FBI君と地図を見るがbookstoreがない。
だからCD shopを目指す。
HMVがある。
するとadultのコーナーがある。
よく見るとadultとhentai movieで分けられてる。
adultは実写、hentai movieはアニメということになってるらしい。
次にゲームショップへ。
FFⅩⅡが「coming soon」になってた。
そのことを言うと
「日本よりアメリカは遅いからな。僕は発売されたら買うつもりなんだ」
と言うFBI君。
俺は「日本だと『くそ』だってうわさだよ」と言うと
「君がプレイしたわけじゃないんだろ?」とちょいギレされる。
とりあえずのどが渇いたので近くの店へ。
バボティーなるものを飲む。

今考えたら「バボティー」ってbubble teaってことね。
アメリカ人発音よすぎ。(当たり前)
そして携帯を使って待ち合わせをして帰る。(つづく)
Hollywood Bowl
<前回までのあらすじ>
ハリウッドボウルのためのバスの集合場所へきた俺。
いつの間にかそれなりに立ち直ってた。
飯を食ってハリウッドボウルに向かう途中で
弱気さんに事件のことを話す。
そしてお互いに話し合い打ち解ける。
とうとう広末さんが横にいる状態で開演。
どうする、俺? どうなる、俺?
とりあえず、とりあえず広末さんだったからまだよかった。
でもやっぱり広末さん自体はその席に不満なようで
リーダーとメガネのあたりで交換してくれないか探してる。
まぁでも開演時間も迫り席につく。
しょうがなくかどうかは知らんが多少ディズニーとかの話をする。
開演。

こんな風にスクリーンにディズニーのアニメを映して、
それにあった曲を演奏する。
ファンタジアとかくるみ割り人形とか。
結構いい感じ。
俺元々クラシック系も好きだし。
そして1回目の休憩。
女子トイレが壊れているから混んでいるらしく女子勢は全然トイレに行かない。
俺の後ろはセクシーさんのいとこ。
つーかこいつ結構色んなところに一緒に来てたけど
ほとんどリーダーグループとしゃべってたから
接点もなかったしあんま出てきてなかった。
だからこいつがセクシーさんのいとこだと知ったのもずいぶん後。
ずっとセクシーさんの兄ちゃんだと思ってた。
そしたらこれまた高1。
俺らの一つ下かよ!
小学生君と同い年かよ!
俺より身長20cmくらい高いじゃねぇか!
そしてそのとなりはふにゃさん。
なんか休憩の合間に手で口を覆いながらそのいとことこそこそ話してる。
「今日俺君の髪型変だったんだよ」みたいなことが所々聞こえる。
プチプチ![]()
陰口すんなや。
つーか俺に聞こえてて陰口になってませんよ。
くそが。
しかもそう思ってんなら俺に言えや。
中澤さんは「今日髪どうしたの?」って聞いてきたぞ。
休憩が終わり再開。
屋外のホールなので気温が低くなってくる。
もともと気温も高くないので10℃くらい。
俺はそんなに寒くないんだけど
広末さんが毛布を持ってこなかったらしく寒がってる。
一応俺は持ってたので
「寒いんだったら貸そうか?」
と声をかけるも「いいや」と返事。
「あぁ、やっぱ俺のはいいのね」 と思いつつまた休憩に。
すると広末さんと双子さんが席交換。
リーダーグループが3人で固まってるから
俺のことを言われてそうで恐い。
双子さんとはさっきのバスで多少話したからなんとなく慣れてる。
またディズニーの話なんかを。
再開。
誰かがクッキーを持ってきていたらしくそれが回ってくる。
セクシーさんのいとこが肩をたたいて渡してくる。
そして「Nice hair!」と親指を立てる。
ふにゃさんが驚いて口をふさごうとアワアワしてる。
死ね。
「いや、別にいいっすよ」と言うと
「だって今日朝髪すごくなかった?」と言ってくる。
いいっつってんだろうが。
なんだその言い訳は。
うぜぇ。
「いや、昨日かえるの遅くてシャワー遅かったから
髪乾かさないで寝ちゃったんで。
今日プールもありましたし」
そういうと
「いや、でもちゃんとセットするでしょ」と渋い顔。
それが身だしなみってもんなんですか、そーですか。
コンサートも終盤。
俺の前の弱気さんはこっくりこっくりいってる。
俺が頼れるのは弱気さんだけなので弱気さんまで引かれたら困るため
寒くもないのに毛布をかぶって弱気さんを見えにくくする。
それでもずっと寝てるので起こそうとすると突然花火。
弱気さん、ガタンて飛び起きんのはやめてください。
ばれるでしょうが。

こんな感じで上のところから花火。
コンサート中に花火なんて前代未聞だ。
そうしてコンサートが終わると大移動。
大混雑で基本全員一緒に行動は出来ない。
それぞれで事前に知らされた番号のバスを目指す。
着くとバスを待つ列。
俺の前にはリーダーグループ。
リーダーグループの前までで乗れるのは後1人。
その状況を聞くとメガネさんは「先乗っていいよ」と俺に声。
なんか腹立つ。
そんなわけで俺は知らない家族の隣で眠りながら帰路。
着くと姉ちゃんが待ってる。
車の中で「姉ちゃんは行ったことあんの?」とか「どうだった?」とか談笑する。
やっぱり家族が一番いいや。
そしてシャワーを浴び、「今日はちゃんと髪乾かそう」と思いながらも
明日はfreedayだったことに気づく。
そんなわけで中途半端に乾かして就寝。(つづく)
本音
<前回までのあらすじ>
プールは事件で鬱になりながらもとりあえず
今日の夜のための弁当を買いに行く。
そこで明日焼きそばを作ることに。
逃げ場所も確保できないまま集合場所へ。
どうする、俺? どうなる、俺?
そのHollywood Bowlとかいうコンサートへ向かう
シャトルバスの発車場所に着く。
そしたらFBI君もそこでお別れ。
チケットがあまり取れなくてFBI君も来れないらしい。
逃げ場所ないじゃん。
栗山君とお笑い君くらいしか男子いないわけ?
無理じゃん、そんなの。
でもさっきの「死ななくてはならない」って状況からは脱した。
なんか本当に「俺はこいつらにいやな思いをさせてんだ」的な感じで
「死」を考えてた。
何度も繰り返してて薄っぺらいように感じるかも知んないけど
マジで「今なら交通事故あって死んでもいいや」って感じ。
人生に絶望してた。
スーパーでFBI君たちとしゃべってそこからは脱してた。
自分でも
「さっきまで『死のう』とか考えてたのにもう立ち直ったのか。
下らねぇ男だな」
なんて考えて、立ち直れたことに驚いてた。
そんな状況だったからしゃべりかけてくるやつは
「敵ではない」と考え直すようになってた。
でもまだ女子勢からは話しかけられてない。
栗山君とか双子さんとかセクシーさんだけ。
セクシーさんは彼氏連れで来てる。
なんかあんまかっこよくないな彼氏。
あ、ごめん俺がそんなこと思うから嫌われるんだな。
「欝だ死のう・・・うそうそ、ごめん」
なんていう1人コントを心の中で演じてたりする。
セクシーさんのお父さんが今回の代表の引率者らしい。
また親公認交際か?
でそのお父さんが俺に話しかけてくる。
なんかさっきから女子勢以外は普通の対応だから戸惑うんですけど。
バスに乗り込み出発。
なんか知らないけど双子さんと隣の席。
最初は今日のハリウッドボウルの演目である
ディズニーの曲について話してたりしたんだけど
俺は積極的じゃないし、今積極的になれないしで会話が途絶える。
リーダーグループはまた後ろのほうでつるんで騒いでる。
「今回は私用のバスじゃないからうるさくすんな」
そう思って嫌いになろうと努力する俺。
リーダーとメガネは素直に嫌いになれるけど
広末さんは今まで一番仲良かったし
しかもプールの後に話してたりして複雑な気持ち。
そんなこと思ってると双子さんに「席交換して」といわれる。
こんな席だったけど双子さんと交換。
よって俺はふにゃさんグループとしゃべる双子さん、
リーダーグループとつるむ栗山君たちに挟まれる。
俺はもう何も出来ない。
嘲りがいつか聞こえてきそうで恐い。
だから寝る。
いつの間にかHollywood Bowlについてた。

そして飯を食うために近くの大きな公園的なとこのテーブルのあるところに。
ピクニック気分で飯。

さっき買った弁当はカツ丼。
久しぶりの日本食。
というかとりあえずテーブルをどこにするかで迷う。
団長の前の席へ。
そして横には弱気さん。
その隣には中澤さん。
恐いがまだ恐くない位置。
2人で弁当について話をしてる。
すると弱気さんが俺にも話を振ってくれる。
とはいってもそんな簡単に
「派遣生のリーダーだから話してくれる」
という線は消えない。
俺、だって弱気さんのこと嫌がってたし。
とりあえずその会話はつつがなく進む。
そして俺が飯を食い終わる頃その話は突如として始まる。
「モテ君、今日あんま元気なくない?
キレイさんも言ってたよ。
『俺 looks like serious』って」
「今日はちょっと大変なことがありまして・・・」
「あ、あれでしょ?」
「あ、わかってました・・・?」
イヤー、わかってたんなら話は早ぇ。
「中澤さんも見てたでしょ?
あの黄色い袋」
「あぁ、あればればれだったよねーw」
へ? 黄色い袋ってあのエロ本まがいのやつ?
栗山兄に渡された?
「あれどんなの入ってたのー?w」じゃねぇから。
おいおい、エロ本渡されてテンション下がる男子がいますか?
それを嫌がるような男子だったらもっと女子勢と仲良いだろうが。
なんでそんなんで「元気がない」と判断したのかがわからん。
「いや、別にあれは関係ないっすよ。
っていうかきわどいとこまででR指定じゃないですから大丈夫です」
なんていう弁明。
「そんなことじゃなくてちょっと・・・ですね・・・
大変だったんです、いろいろ・・・」
そんな感じで飯終了。
そこから会場への移動が始まる。
そして弱気さんはその話を聞こうとしてくる。
「えーなにー?
お姉さんだと思って話してみなさい」
とか
「相談なら乗るよ、このお姉さんが」
とか言ってる。
「別に話してもいいんですけど、ちょっと・・・
じゃあ1つ質問していいですか?」
「何?」
「弱気さんはリーダーだから
俺に話しかけてくれるんですか?」
「へ? 違うよ?
だってモテ君面白いじゃん。
私モテ君に興味あるもん」
俺がまだ立ち直ってない状態だったら泣いてた。
これは留学中で一番の名言かも。
「じゃあ話します・・・」
そして「あほか」事件のことを話す。
「気づいてました?」
「いや。
でもキレイさんはずっと『俺 looks like serious』っていってたね。
私よりかキレイさんのほうが気づいてたと思う。
あの子観察力鋭いんだよね」
「そうっすか」
キレイさん最高。
結婚して。
あ、でも彼氏いるか。
「別にね、その『あほかっていわれた』だけで
そう思ったんじゃないんですよ。
今日の朝
『自分ではかっこいいと思ってんじゃないの?』
って言うふにゃさんの声聞こえませんでした?」
「あぁー、それで私今日こっちで買った新しい服
着てたから『変かな?』って自分の服見たわ」
「じゃあやっぱり幻聴じゃないんすね。
今日俺髪型違ったじゃないすか。
あれ、昨日夜にベジータさんのパーティ行って
帰るの遅くてシャワー浴びてから髪乾かさないで寝たら
えらいことなっちゃったんですよね。
だから『今日プールあるしいいか』と思って適当にしてたんすけど
なんか不評のようで・・・」
「あぁ、でも別にそれだけで決め付けるのもあれじゃないの?」
「いや、それ以外にも言葉の端々に嫌悪を感じる言葉を
何回か聞いてるんですよ。
俺自身はそれを自虐的にネタと捉えてたんですけど
それが本気だったっていうことをあれで確信させられちゃったんですよね。
ていうかメガネさんなんてどっちかというと俺自身も嫌いですし。
メガネさん、パスポート忘れた時あったじゃないすか。
あれで団長に言われてもすぐに栗山母に謝らなかったりするし、
栗山君が『ナンデワスレタ?』って聞くとリーダーさんが擁護するんですよ。
意味わかんないんですよね。
団長が『迷惑かけてるから栗山母たちに謝りなさい』って言ってたけど
『俺らにはかかってないの?』って話なんです。
まぁ向こうも嫌ってるみたいなんでそこはいいんですけど」
「あぁー、うんわかる。
メガネさんメールギャル文字使うでしょ?
あれ、最初に来たときびっくりしてさー。
だって私一応年上じゃん?
それなのにギャル語だよ?
私自身はさ、まだ自分が我慢すりゃいいし読めるけど
団長はどうなのかな、と思って。
重要なメールまでギャル文字なんだもん」
どうやらメガネに対しては弱気さんも違和感を持っていたよう。
というか俺はもうほっとんど全部ぶっちゃけた。
「でも中澤さんは・・・
いや、私も彼女のことをすべて知ってるわけじゃないけど
そんなこと思ってないと思うよ?
俺君、さっき『俺ずっと1人だった』っていってるけど私もそんなもんじゃん。
ほとんど中澤さんとしか話してないし。
だからたぶん興味がわくんだと思う。
自分と同じタイプの人間だから」
そういうわけで俺と弱気さんは自分の性格や学校での話、
そんなもんを例に出しながらここでの適応性や関係性について話してた。
結局どうやら中澤さんグループは大丈夫なよう。
とりあえず避難場所を見つけたことでほっとする。
でもコンサートの席は隣ではなかった。
俺は一番端っこの席で隣は広末さん。
そして前が弱気さん。
そんな状況でコンサートは開始される。(つづく)
Japanese Suoermarket
<前回までのあらすじ>
はな家でプールパーティ。
トイレから出れなくなるふにゃさん。
プールではボール投げが始まるも活躍できん。
それどころか「あほかっていわれた」発言から俺が大揺れ。
追い討ちをかける弱気さんの行動。
もう俺は死ぬほど思いつめる。
なんとかプールは終わるが夜にはまた会わなければならない。
どうする、俺? どうなる、俺?
今日、妹のテイジンちゃんが帰ってきたらしい。
とりあえず家に着いたもののもうさっきの影響で死にそう。
もう本当登校拒否のやつの気持ちわかりまくり。
いやー、嫌われてるってわかってんのに
顔合わさないといけないとかマジつらい。
もう時が速くすぎるのを願うだけ。
今日は夕飯は弁当になるということで弁当を買いに行く。
車に乗り込もうとするとゴミ収集車がある。
それがバイキンマンのロボットのアーム的なものがついてる。
それでゴミ箱ごとつかんで持ち上げトラックの中へごみを移動する。
なんて大ざっぱな入れ方なんだ。
それをやろうと思ったアメリカ人に拍手だよ。
アメリカ人が日本のゴミ収集車を見たらなんていうんだろ。
「なんてめんどくさいことを」とかのたまうのだろうか。
そして行ったのはなぜか日本商品のスーパー。
そこで気づいた。
俺、日本の料理作んないと。
団長に注意されてたのに忘れてた。
とりあえずそのことを言うと「そうなの?」となる。
俺が作れる料理なんて焼きそばとかラーメンとかの類。
「Do you know Yakisoba?」と聞くと知らないようなので
明日焼きそばを作ることにする。
とりあえずマルちゃんとかがあることは確認。
マルちゃんを見て「Maruchan,Maruchan」騒ぎ出すテイジンちゃん。
なんかマルちゃんてのはカップラーメンかなんかの意味らしい。
で買おうとするも「明日買いに行きましょ」ということで
弁当とペットボトルを買う。
そして会計してる間に雑誌コーナーなんか行ってみると
日本の雑誌なんかも売ってた。
でもなぜかジャンプだけアメリカ版。
よくわかんねぇ。
入り口のところにはレンタルビデオ屋があった。
なんか日本のドラマとかバラエティを録画したのを貸し出してるらしい。
黄金伝説とか中途半端なバラエティ番組まで。
あれ著作権とかどうなってんだろ?
今クールのドラマとかあったぞ?
レンタルしてて良いのかよ。
そしてスーパーを出て鬱になりつつも集合場所へ。(つづく)
プール
<前回までのあらすじ>
朝髪がえらいことに。
そして市内見学で色んなスーパーに行った。
昼はうちの市にも支店がある会社で飯。
ケーキ青い。
石油採掘所ではくさいとか言われる。
午後ははな家でプール。
どうする、俺? どうなる、俺?
プールにゃいい思い出しかないわけですよ、俺には。
あの伝説のゲーム「truth or dare」とか女子の水着姿とか
モテダイブでおいしいとか。
そういうわけで俺は今日もおいしい展開を期待してた。
着くとすでに栗山兄とか小学生君とかが来てる。
いきなり俺に黄色い袋を渡してくる栗山兄。
「何だ?」と思って少し中を見るとちょっときわどい本が。
「Let's enjoy this」とかいって笑ってる。
女子勢の目の前で何渡しとんのじゃボケ。
でも「Oh! Thank you very much!」と言うし本心もうれしい。
こんな本プログラム中に買ったり出来ないもん。
とりあえず俺はトイレへ行きたかったので行くとすでにふにゃさんが入ってる。
というかふにゃさんの声が聞こえる。
でそのドアを必死で開けようとしているはなさんの父親。
これだけ見ると単なる変態。
しかしふにゃさんの困惑しきった声によると
「鍵閉めたら鍵が回らなくなっちゃって出れないの」ということらしい。
親父さんは工具を取りに行く。
俺も必死でノブを回してみるけど開かない。
なんか
「まだトイレしてないから先にしちゃっていいかな?」
とか言い出すふにゃさん。
いやいやいやいや、俺ここにいるし。
そんなのに「いいともー」とは答えられませんよ。
しかも開けようとしてんのにトイレって。
開いた時に・・・て展開はラブコメの世界だけでしょうが。
「その音を聞け」みたいな痴女的なことじゃないでしょうに。
「いやいや、開けようとしてんのにだめでしょそれは」と突っ込むと
「そっか」と返事。
久しぶりにドジッ子キャラ。
「じゃいったん離れてて」ということでそうする。
というか
「さっきのも『トイレするから離れろ』という意味だったんじゃないか?」
と気づき後悔。
「いいよー」の声で戻るがなんなのだ、これは。
すごい怪しい感じ。
そして親父さんが戻ってくる。
針金みたいなのを鍵穴に通していじくると直る。
元泥棒ですかあなたは?
サムターン回しの世界の住人ですか?
まぁとにかく
「はぁーよかったー。本当に出れなくなるかと思ったよー」
といってるふにゃさんはかわいい。
つーかトイレの小窓に争いの跡が見えますね。
とにかく俺もトイレへ入って、恐いので鍵は閉めずに済ませ着替える。
これも危ねぇよなー。
御対面したら御開帳はないだろ。
そんなことありつつプールへ。
中澤さんと弱気さんは日焼けがいやで入ってない。
お笑い家と同じく飛び込み台がある。
いつものモテダイブ。
もう何回もやってるためさほどウケない。
ボールがいっぱいあってそれを投げあったりしてる。
女子に投げるのは忍びない。
だから最初は来たら一番打ち解けてる男子の栗山君に投げてたんだけど
「お前はうちでの恩を忘れたのか?」的なことを
ふざけて言われたのでお笑い君に。
でもとにかくプール上でボールを奪うためには運動能力が必要。
ボールが跳ねて変なとこ行ったら早く取りに行かないとダメ。
周りの男子はみんな運動神経いいから俺のダメさが浮き彫りになる。
お笑い君あれでいて泳ぎむちゃくちゃ早いんだもん。
しかも投げんのも他の男子が投げる強烈な球を投げられない。
ダイブも今回は人が多いからあんまできないし俺いいところがない。
なんかもやもやした気分。
ボール投げも一段落して何もやることない俺。
リーダーさんがプールに浮かんでるブイみたいなのを見て
「なんですかね、これ?」とふにゃさんに話してる。
「うーん、塩素じゃない? 開けてみようか?」とかいって
ふにゃさん、リーダーグループが集まってその物体のふたを開けようとしてる。
するとお笑い君が「poison,poison」言って笑ってる。
俺も「わざわざ開けなくてもいいだろ」と思い
「あほかw」と笑って突っ込み。
そしたらふにゃさんが
「モテ君にあほかって言われた・・・」
と振り向いて見てくる。
他の女子も「うわっ」みたいな感じで見てくる。
俺は「いやいや、なんすかそれw」と笑って返すも
「うわー」みたいな感じのまま無視。
さっきのリーダーの「ハァ?」みたいな目はなんだ。
沖縄さんも「何言っちゃってんの?」みたいに引いた感じで見てた。
メガネも軽蔑の目で。
あれ、あれあれあれあれ・・・・・・?
え、何これマジ?
俺が自意識過剰だからそう思うんじゃなく普通に女子勢俺のこと嫌ってる?
え、ちょっと待って?
今までいろいろ「うっわ、また評価下がったな」って出来事があったけど
全部マジで引いていってた?
今までいろいろ「女子勢に嫌われたんじゃないか?」って出来事があったけど
俺の悪い自意識過剰のせいじゃなく全部マジでそう思われてた?
「またやられたよ・・・」「またやっちゃったよ・・・」と
自虐的にネタとして書いてたものも全部本当にそう思われてたってこと?
えぇ?
ちょっと、え?
もうなんか整理つかない。
いや、それでも弱気さんなら弱気さんなら何とかしてくれる・・・
弱気さんがプールの温度がどれくらいなのか水に手を入れてる。
そこへ寄っていく俺。
しかしシッシッと手で追い払われる。
あれ? 弱気さんお前もか・・・
今まで俺ほとんど1人だったのに一緒に話したりしてくれたのは
派遣生のリーダーという立場だったから?
はぐれ者が出ないように気を使ってくれてたわけ・・・?
リーダーだからやるっていう単なる使命感だけだったわけ?
そういうことか・・・・・・・・・・・・
思えば色んなことあったなぁ・・・・・・
スケートで女子よりも転びまくり「ダサッ」と思われてたのか・・・
ビーチパーティーで穴にみんな入れられ
「何でこんなやつと一緒に穴にいないといけないんだよ、汚らわしい」
と思われてたのか・・・
Universal Studioでふにゃさんに
「こんなやつとカップルに見られてたまるかよ」と思われてたのか・・・
スピーチで「ブロンドかわいい」なんて言って「ウワッ」て思われてたのか・・・
ハリウッドのブランド品街でずっとキレかけてたのも
「ハァ? うざくねコイツ」と思われてたのか・・・
ドジャースゲームで1人ではしゃいでて
「なんだよ、こいつ・・・」と思われてたのか・・・
プールパーティで超興奮してたのも「キモい」と思われてたのか・・・
本当に「お前なんかがワックス使って意味あるかよ」と思われてたのか・・・
キャンディくわえたまま写真とって「バカじゃん?」と思われてたのか・・・
腰が「くすぐったい」んじゃなくて「触んなよ、ボケ」と思われてたのか・・・
テンションさんの質問に戸惑ってるのを見て
「アホめ・・・」と思われてたのか・・・
そして今日の朝の
「自分ではかっこいいと思ってんじゃないの?」
ってのは決定打だな。
本気でそう思っていたんだね。
幻聴なんかじゃなく本音をたまたま聞いてしまっただけなんだね。
俺の周り敵しかいないんだね。
アメリカ勢しか逃げ道はないのか・・・
いや、アメリカ勢の女子は違うんじゃないか?
ずっと一緒に行動してるんだから
女子勢と一緒のところで引いてるんじゃないか?
やばい、信頼できんの団長、栗山君、お笑い君とホストファミリーだけだ。
いや、その中にも引いてるやついるんじゃないか?
あぁ、人間不信。
もう無理。
もうなんかすべてどうでもいい。
もうすべての人が敵なんじゃないか、ということも夢想。
この世で確実に信じられるのは自分だけだ。
そんな時に俺の頬にボールが当たる。
リーダーの投げたボール。
「ゴメーン」とか言ってるけど違うんだろ?
またボール投げが再開されるけど
俺は適当に近くにきたら取りに行ったり避けたりしてるだけ。
今日プールでもてはやされると思ってたのにこのどん底は何?
本当にやる気ない。
心神喪失。
まさにその言葉の通りの心境。
「早くプール終わらないかな・・・」と
「明日が土曜でよかった。
顔あわせなくてすむし。
あと3日間顔あわせる日を我慢すりゃ日本に逃げ込める。
地獄の3日間さえすぎりゃいいんだ・・・」
とだけ思ってた。
FBI君がいったん外へ出たのでその間に
「タオルない?」と聞いて一足先に上がる。
もう俺本当この場から一刻も早く逃げ出したかったんだもん。
本当これ以上ここにいたら水ん中入って溺死しようとしてたし。
とにかく39℃の熱を出した時よりも何よりも
今まで生きていた中で一番のローテンションでため息をつき
「これからどうしよ・・・」
なんて考えながら着替える。
やっとプールが終わり、女子勢も着替えに行く。
栗山兄が「帰ったらそれで楽しめよ!」なんて笑いながら言ってる。
どうやら彼は敵ではないようだ。
はなさんちに直接それぞれの家の人が迎えに来る。
残ったのは俺と広末。
FBI君ははなさんと話してるから2人きり。
でも何も話せない。
いや、話しても嫌がられるなら話さない方が良い。
嫌われているのにさらに嫌がられるようなことをするのは単なるドSかドMだ。
俺は何をすればいいんだろう。
とりあえず今日工場で渡されたお土産の紙袋を開けてみる。
広末もそれにしたがって自分のを見てる。
すると「これ団長のだ」と言い出す。
そのお土産の紙袋の中に団長のポーチが。
「もう行っちゃったかなぁ」と焦って外に出る。
俺も出てみる。
でもいない。
しょうがなく事情をはなさんの両親に伝え、
団長のホストファミリーに電話しといてもらう。
なんかその結果広末と少ししゃべった。
それによって
「やっぱりあれは単なるネタなんじゃないのか?」
という思いが横切るも
「自分ではかっこいいと思ってるんじゃない?」という言葉と
弱気さんのシッシッという行動、
その他たくさんの思い当たる節によって打ち消される。
そういや、こないだ帰りの列車で日記見られてたのかもしれないのか・・・
それ一番大きいんじゃないか?
それで弱気さんも引いたんじゃないか?
リーダーグループもさらに引いたんじゃないか?
その噂をみんなに流して俺は嫌われたんじゃないか?
自分でいいほうにいいほうに考えようと思案をめぐらすも
どうやってもそういうようなたくさんの思い当たる節を
すべて消すようなことは出来ない。
逆にあれが本当だったということを強く裏付けるだけ。
なにも・・・なにもできない。
いや、ひとつ出来ることがあった。
俺に出来ること、
それは「あいつらを嫌いになる」こと。
つまり
「『あいつらが俺を嫌い』なのではなく
『俺があいつらを嫌い』だから近づかないんだ」
と思い込むこと。
そうやって自分を擁護することしか出来ない。
それを思いつくとメガネたちへの怒りがわいてきた。
でもそれは「あいつらが俺のことを嫌いだ」という事実を
燃やすにはあまりにも小さい炎。
俺は本当に「死なないといけないんじゃないか」と考えるほど弱気。
そんな炎簡単にプールの水でも消せてしまう。
俺は・・・どうすりゃいいんだ・・・・・・
やっとFBI君の母さんが来て帰る。
しかし今日は5:30に再集合しないといけない。
なぜならHollywood Bowlというコンサートのようなものがあるからだ。(つづく)
市内見学
<前回までのあらすじ>
結局ベジータさんのパーティに行くことにした俺。
みんなでDVDを見る。
途中でTPを仕掛けられたことがわかり大騒ぎ。
メガネたちは腕枕で寝てるし。
結局門限すぎた、みたいなことで怒られて帰宅。
シャワーをさっと浴びそのまま就寝。
どうする、俺? どうなる、俺?
今日の朝食は四角いベーグル。

なんか優雅な朝食。
ハワイのジャムをつけて食った。
今日は昨日髪濡れたまま寝たため髪型がえらいことに。
「でも今日はプールに入ってることになってるし、別にいいや」
とオールバック状態でいつもの市役所前へ。
バスに乗り込み座ってると、
後ろの方へ座ろうと移動するふにゃさんたちから
「自分ではかっこいいと思ってるんじゃないの?」
なんて声が聞こえた気が。
「でもそんなことさすがに本人の近くで言わないだろ」
と納得させ幻聴ということにした。
今日は市内を回った後プールに行くらしい。
市内の説明のために向こうの留学委員長がついてきてくれてる。
でバス内から「ここの病院はあれで・・・」とか
「ここの店はハリウッドスターも来る有名なとこ」とか説明してくれる。
それなのにしゃべってるリーダーグループ。
団長から
「私たちのためにしゃべってくれてるんだからちゃんと聞いて」
と怒られる。
バーカめー。
そしてアメリカ式のスーパーのある場所へ。
アメリカではなぜか知らんが
飲食店とか本屋とかスーパーとかが駐車場を囲むようにあり、
1つのショッピングセンターみたいになっているところが多い。
そこでいったん解散し「なんか買ってもいいよ」ということに。
1人でまた散策しようと思ったが
昨日のようにリーダー、ふにゃ連合グループに取り込まれる。
最初にスタバに入る。
日本でスタバに行ったことないのに
アメリカで3度も行くとか頻度おかしいだろ。
とにかくまたこないだとは違うものを頼んでみる。
リーダーさんが「○○のー、small」と頼んでたのがウケた。
スタバって「ショート」「トール」「グランデ」の3サイズあるじゃん?
ま、俺もこっちで初めて行って知ったんだけど。
「small」て。
メニューにもその3種類で書かれてるだろうが。
m9(^Д^)プギャー
最近本格的にリーダーグループを憎んでる気がする。
そしてアメリカ式のスーパーへ。
また宝くじの自販機があったので前に立っているとFBI君に
「君はまだ18歳じゃないからだめだろ」
なんていわれる。
硬いなぁ。
そんなことしてると女子勢が騒がしい。
どうやら沖縄さんがコーヒーを服にこぼしてしまったらしい。
しかも服白い。
スーパー内だから漂白剤みたいなのを探して買う。
アメリカのはすげぇ。
すぐ白くなった。
色を落としてるんじゃなくて白く染めてるんだろうけど。
次にアメリカ式ホームセンターに行く。
すべてが巨大な箱やら袋に詰まっていてちょっとした問屋みたい。
絶対に1日では食べきれない量のポップコーンとかマシュマロが
1つの袋に大量に入ってたりする。
これを普通の家族が買うとはアメリカ人やりおるな。
ここではメンバーカードを持っている人しか買い物が出来ないらしく
メンバーカードを持ってるチビッ子君親子が来てた。
でかいポップコーンを見てはしゃいでるチビッ子君。
かわええー。
でもその親御さんに最近
「派遣生に子供を預けすぎだ」という批判があるらしい。
いやいや、俺らは強制されてるわけでもなんでもなく
かわいいから遊んであげてるんだッ!
かわいいは正義なんだッ!
なんか俺も団長から
「モテ君ってからかわれてるけど大丈夫?
いやだったら言ってね」
とか俺はそんなこと全然思ってないのに言われた。
大人ってのは俺らの気持ちがわからんらしい。
あ、中澤さんも一応20か。
そしてバスに戻り出発。
留学委員長からさっきのホームセンターに関連してウォルマートの話がある。
「日本にもウォルマートはある?」と留学委員長の言葉を訳す団長。
みんな「?」顔。
俺は知ってたから
「ウォルマートは確か西友を買い取って日本で展開しているはずです」
と発言。
そしたら後ろを向いて「ハァ?」みたいな顔してるメガネ。
ぶっ殺すぞ!
何も変なこと言ってないだろうが。
てめぇみてぇな馬鹿とは違って
俺はちゃんと新聞読んでっから知ってんですよー。
次にうちの市と姉妹都市になった記念に作られた
うちの市名と同じ名前の通りを見学。
そしてうちの市に本社があった会社のアメリカ支店へ行く。
そこで会社の概要を説明される。
司会者は日本人。
でもアメリカ人の人たちが主なので自己紹介は英語。
おもろいことでも言ってやろうと思ったけど即興の英文じゃ無理。
それが終わると工場見学。
そしてさっき説明を受けた部屋に帰ってくると飯が並んでる。
さらにどでかい「WELCOME○○STUDENTS」と書かれたケーキまで。
しかしそのケーキがひどい。
その社のイメージカラーが青ということで青いクリームで飾られている。
そのケーキを食べてみるとやっぱり甘ったるい。
やられた感が否めない。
でもサンドウィッチのほうはおいしかった。
さっき司会をしてた日本人の人に飯の最中に話しかけられる。
いつもの通り「男子1人でどう?」とか。
適当に答える。
広末さんが英語で質問されたりもして困ってた。
最後に石油だかなんだかの採鉱所の横を走りながら説明。
結構ガスくさい。
すると突然お笑い君が俺の席に何かをそーっと置く。
突然「ブーッ」と鳴り始めるそれ。
どうやらブーブークッション的なものらしい。
しかも時限式。
日本の方が進んでんな。
そんなかさばるものじゃやりにくいじゃねぇか。
リーダーが「俺くーん、くさーい」とか抜かしだす。
さっきのガスくささもまだ少し残ってるし
なんかマジでいわれてるような気がして腹立つ。
そして午後は広末さんの元ホストファミリーはなさんの家へ。(つづく)
DVDパーティ
<前回までのあらすじ>
親父さん、FBI君と遊びにいった俺。
どこ行くのかと思ったら祭りに強制参加。
夕飯はハワイ飯。
そしてパターゴルフへ。
コース上にさまざまなトラップが。
それより前後のグループのブロンドがとにかくかわいい。
そして帰宅。
どうする、俺? どうなる、俺?
今日はカメラ係だったから留学委員会の日記も書かなくてはならない。
カメラ係とその日記を書く係が兼職。
そしてサンキューカードを渡す係と明日の予定を言う係が兼職。
この2つを持ち回りでやってる。
日記を書く前に前のやつをとりあえず読む。
みんななんかつまんないなぁ・・・
スピーチの時みたいに俺だけ浮いて面白いこと書いてる。
なんだかなぁ。
昨日の当番はふにゃさん。
で最後を見ると「明日は沖縄ちゃん!よろしく!!」とか書いてある。
いや俺沖縄さんじゃありませんから。
記入者のところに
「俺(沖縄ちゃんではありませぬ)」
と嫌味コメントを書いとく。
2階で日記を書いてると下から呼ぶ声が。
で行くと親父さんが
「女の子が『会いたい』ってさ」
と笑いながら受話器を渡してくる。
「誰だ?」と思ったらべジータさん。
すでに9時半。
「今からでもいいから来て」とのこと。
どうしようか、ということになり
「君がさっきので疲れていないんだったら行けばいいし、
私は頼まれれば運転してってあげるよ」
という親父さん。
「なら行こう」と出発。
場所がわからないため何通りの何番の家、というのを聞いて行く。
探すと他の家よりちょっと大きな家がべジータさんの家。
入るとすぐに像が。
洋館なんかで見る鎧の置物みたいのも。
やっぱり金持ち。
すでに、今ここにホストしてもらっている広末さん、
メガネ、巨乳さん、栗山君、巨人君、お笑い君、テンションさんがいる。
それと森泉にえらく似ているベジータさんの姉ちゃん。
とりあえず最初にバケツくらいの箱に入ったアイスをよそい食べる。
そしたらおもむろにリモコンを取り出し、
FBI家よりも断然でかい薄型テレビを操作し始めるベジータさん。
そこで「She's the man」なる映画のDVDの再生を始める。
Original Soundtrack
She's the Man
テンションさんは「私これ見たかったのー」といってる。
内容は女子サッカー部のヴァイオラが
女子でもサッカーは出来るということを証明しようと
兄になりすまし男装して男子校の兄の学校へ入り込み
サッカーチームに入団して・・・みたいなお話。
シェイクスピアの十二夜が元なんだと。
そんな内容だから結構きわどいのも出てくる。
なんかタンポンを見つかってルームメイトに
「何でそんなもの持ってんだ?」と聞かれたり、
一緒にシャワーは浴びれないから
回りの裸の男子の下半身を観察したり結構やばい。
俺はみんなと一緒に笑えているけど全然笑えていない広末さんとメガネ。
英語力の問題だな。
だからさっきのも案外やばくもなかったのかも。
途中でリーダとホストしているセクシーさんも来る。
でもすぐに電話がかかってきて「ゴメーン(↘)」と2人で帰る。
つーかこの 「ゴメーン(↘)」っていう言い方がすごい悲しげでいやなんだけど。
すごい悪いことした気分になる。
しかし家から出るとすぐ戻ってくる2人。
忘れ物でもあるのかと思ったら「外に出て」と言い出す。
よくわからないながらも出てみるとそこはすごいことに・・・


TPという一種の悪ふざけらしい。
金持ちだから狙われたんだろうか。
これでもまだましなほうで本気なら卵とかを投げつけるらしい。
そういや日本にも卵投会とかいうDQN組織があったな・・・
(タクシーに向かって卵を投げて器物損壊で捕まってた、ググってみ)
とりあえずすべて片付けようとする。
が木のやつは上のほうにあって届かない。
俺がぴょんぴょんはねて届かないのをいとも簡単に取ってしまう巨人君。
ちきしょう、俺の背骨に30cm定規を挿入してぇよぉ!
つーか突然こんなこと起こってみんなも混乱してる。
なんか「友達にやってないか確認とって」とかで電話させたりしてるし。
お笑い君が友達にそのことで電話してる。
そしたら急に声を大きくして
「TP!? Are you kidding?(ふざけてるのか?)」
としゃべってる。
この状況下でそんな冗談いってんなよ、お笑い君の友達よ。
こっちは本当に大変なんだ。
ある程度片付けてまた戻って続きを見る。
なんかさっきので疲れて眠くなったのかなんだか知らんが
片肘をついて横になりながら見ている巨人君と栗山君の腕を枕に
メガネと広末が寝っころがってる。
結局ちょっと寝てるし。
まぁお前らは内容理解できないからつまらないんだろうな。
俺はずっと見てるけど突然FBI君の携帯が鳴る。
いつの間にかもう12時過ぎ。
どうやら「帰るときになったら電話しろ」といったのに
全然電話してこないから怒ってるらしい。
で俺らは終盤も終盤なのに途中離脱。
車に乗るなりいきなりFBI君になにやら文句を言ってる親父さん。
しかももともと顔恐ぇのに本気で切れてらっしゃるからマジ恐い。
話しかけでもしたら殴られそうな勢い。
そしてそのお叱りが終わったあと車内は無言。
家へついて最後に「Good night」と交わしただけ。
そういうわけで12時半ごろにシャワーを浴びる。
そして髪も乾かさずに寝た。(つづく)
パターゴルフ
<前回までのあらすじ>
サンタモニカへ行った俺たち。
買い物をするもテンションさんの質問にしどろもどろ。
そしてビーチへ行くと変なおっさんだらけ。
そして沖縄さんたちはタトゥーをいれてる。
いいのか?
そして帰ってから親父さん、FBI君、俺で遊びにいくことに。
どうする、俺? どうなる、俺?
市役所から家に帰るとお父さんに
「今日は夜時間あるから
どこかに遊びに行ってもいいんだがどうしたい?」
と聞かれる。
実は今日、べジータさんに
「家でパーティがあるから来ないか?」と言われてた。
でも始まるの9時とかいって遅いから「微妙・・・」と思ってた。
結局そっちをスルーして親父さんたちとどっか行くことに。
車の中でゴルフに行こうか、ということになる。
そしたらよくわかんないとこで停まる。
なんかちょっとした町の祭りをやってるらしい。
ここで飯を食うのかと思ったら違くて
俺はお笑い君と栗山君が任されてる店を手伝うことになってた。
俺そんなこと知らんのやけど。
俺は注文が入ったらクーラーボックスで冷やしているジュースを
出してもらって紙で水滴を拭くだけの係り。
ひまーーーー。
あんま客も来ないしその仕事自体5秒もかかんないから超暇。
というわけで栗山君たちとまた下ネタ。
なんかち○この長さとか聞いてくる。
「何フィート?」とか聞いてくるから
「フィートなんてわかんねぇよ」と「Not,feet!」と答えると大ウケ。
フィートって今調べたら0.3048mかよ!
そんなにあったら恐くて泣くわ!
つーかそんな単位で聞くなよ!
いや、お笑い君はそれだけ・・・てことか?
・・・ゴクリ。
「いや言ってもいいけどcmだからわかんないだろ?」
と言うと「確かに」という反応。
今日は変換機能つきの携帯も持ってきてないらしい。
すると「親指と人差し指を目いっぱい広げてみろ」と言うお笑い君。
それをやると大笑い。
アメリカではそれがち○この大きさと同じくらいだと考えられているらしい。
日本で言う「鼻の大きさででかさがわかる」みたいなもんか。
そんなことしてるとテンションさんたちが手伝いに来る。
俺らはそれまでのつなぎだったらしい。
そして帰ろうとするとなんかキャンディーの箱を渡される。
手伝いの駄賃みたい。
でもFBI君は
「それ食わないほうがいいよ。
やつらはお前にとって一番いやなもの渡したんだ。
そう、そのあめを」
とちょっと銭形のとっつぁん的なことを言ってる。
パッケージから見るからに辛そう。
ま、誰かにあげりゃいいや。
そして親父さんがいつの間にか待ってて車に乗り込む。
「夕食はどこがいい?」と三択出されたので
ハワイアンフードの店に行くことに。
また見慣れないメニューばっかりで説明を求める。
サイミンとかよくわかんねぇ。

けっきょくこんなちまきみたいなのとツナみたいのを食べる。
でもまた量が多いからがんばる。
親父さんは「残してもいいんだぞ」といってくれる。
FBI君は
「昨日彼は『腹いっぱい』といってたのに全部食ったんだよ。
おかしいよ」
みたいなことを言ってる。
だから俺は「Do you know 『もったいない』?」と聞く。
「わからない」と2人。
で俺は
「前のノーベル平和賞のワンガリ・マータイさんも
『もったいない』って言葉に感銘を受けてたんだ」
とか説明するが肝心の「もったいない」自体の意味が説明できない。
「今度ゆっくり聞くよ」なんて言われた。
歯がゆい。
そして不思議な場所へ。
バッティングセンターとかゲーセンとかがある。
その中にパターゴルフがあり、それをやるらしい。
しかし日本のパターゴルフとはわけが違う。

ホールの上に動く棒。
これではじかれたりする。

ゴルフだというのに直角の段差という頭の悪さ。

このホイールに向けて思いっきり打っていったほうが早い。
アメリカジンアタマオカシイネー。
これ小学校の頃よくパソコンでやった
ゴルフのゲームのコースと同じだから!
ゲームを現実の世界に持ち出すな!
いや、これがあったからこそそのゲームが出来たのか・・・?
どちらにせよ、こんなのをホールに設置しようと
思ったアメリカ人は馬鹿だよ!
まぁそんなことは置いといて
前後のグループのブロンドさんがどっちもめちゃくちゃ美人。
結構混んでて前のグループがホールアウトしたらすぐやる感じ。
俺らが前のグループが遅くて待たされてると急ごうと焦るブロンド。
かわええ。
そのグループ、カップルだったけど普通にかわいいと思ってしまった。
ブロンドは正義。
そして急いで打ってるためOBで草の中に入ってしまう。
俺らも探すのを手伝う。
第一発見者は俺。
手渡した時に「これで手にでもキスされたりしたら最高だな」と妄想。
カップルだからそれはねーって。
最後はこんなホール。

この穴に向けて坂の下の方から打つ。
1回で入んなかったら溝があり、
坂だから戻ってきてしまいボールは溝で回収されてしまう。
入ると音楽が鳴って回収。
わざわざボールを係員に返しに行かなくてもいいのは画期的。
でも結局クラブ帰しに行くから変わんねぇじゃねぇか。
そして帰宅。(つづく)
サンタモニカ
<前回までのあらすじ>
博物館へ行った俺たち。
神話に興味ある俺は結構楽しめた。
つーかこんな豪華な博物館私財で建てるってスゲェ。
後は弱気さんのことを見直した。
そしてサンタモニカへ。
どうする、俺? どうなる、俺?
サンタモニカでショッピング。
それぞれ自由行動。
俺らは自分の学校や日本でアメリカ勢をホストしてくれた人たちに
手紙を出さなくてはならない。
だから切手が必要。
で俺はすでに栗山家にいた頃に買っておいてもらってたんだけど
すごい額面が少ない。
それで団長に聞いてみる。
すると
「あーどうなんだろ?
私はもうちょっと安い値段で出したけど」
と言う。
そして栗山君のお母さんに値段を聞いちゃう。
だめじゃん!
俺が
「この値段間違ってるんじゃないか?」
て思ってることがわかっちゃうじゃん!
結局栗山父がその値段だと言ったらしい。
とりあえずその話は保留に。
そして団長たちとも別れ、1人で適当に散策。

こんな感じで本格的なストリートミュージシャンもいる。
俺は地図を見てboookstoreとかCD shopの場所を
目指すけどわけわかんない。
町が網目状になってて
「3番ストリートとウォレスストリートが交わるところに店がある」
とか書かれても全然わかんねぇ。
何個目の通りまで来たか把握しながら進むけど
ウォレスストリートの位置わかんなくなるし。
何とかタワレコを見つけ入っても
タワレコにはあの試聴の機械がなく何も出来ない。
しょうがなく本屋を探す。
するとデパートの中にはある様子。
しかしデパートの中でまたどこにあるかわからない。
そしたらふにゃさんとテンションさんのグループが近くにいた。
そしてテンションさんが話しかけてくる。
なんか「誰かと一緒にいなかったの?」と話しかけてくるから
「Yes」と答えると「誰?」と聞かれる。
別に誰とも一緒におらず意味がわからない俺は戸惑う。
すると今度は「誰かと一緒にいたの?」と聞いてくる。
だから「Yes」と答えると
「誰?」と聞かれるので「団長たち」と答える。
「じゃあ団長たちはどこ?」と聞かれるので「わかんない」と答える。
もうなんか戸惑いまくりの面々。
でまた「誰かと一緒にいなかったの?」と聞かれる。
すると今度はふにゃさんが
「だから『ずっと団長たちといたの?』っていってるんでしょ」
とイライラを隠せない様子で言われる。
それなら「No」だ。
まぁ多分この会話の意味がわからないと思うので解説。
つまり最初の質問で「No」と答えていれば万事うまくいったわけだ。
英語だと、「いいえ」なのに「Yes」になる時があるのを忘れていた。
そこでテンションさんが神経を働かして質問を変えたからさらに戸惑う。
一応団長とは最初一緒にいたし。
ともかく何がいけないかって言えば俺が最初にミスったのがいけないわけだ。
そしてそのものっすごいダサい姿を
ふにゃさん、沖縄さんに見られたっていうのがすげぇ痛ぇ。
そんなことに時間を使ってしまい集合時間も近く集合場所まで歩く。
その間ふにゃさんたちと話すのは痛いので
今日来てた派遣生OBの男子としゃべる。
結構日本語が出来るらしく
「オレサーン、ナニカカイマシタカ?」
と聞いてきて
「ニホンゴデコタエテ」
と言ってくる。
「俺は何も買ってないよ」というと「・・・ソウ」と返事が。
次は
「オレサンハ、ナニカスキナニホンノmusicianイマスカ?」
と言ってくる。
俺は「うーん、椎名林檎とかm-floとか好きかなぁ」と答える。
するとまた「・・・ソウ」と返事が。
悪気はないってわかってるんだけど
なんか「興味ねぇよ」って言ってるみたいですごい腹立つわー。
注意しようかとも思ったけど俺に注意できる英語力がありませんでした。
今度はバス内でなぜか団長と隣に。
団長が話しかけてくる。
「なんか困ったことない?」と。
「別にホストは優しいし、
ちゃんとコミュニケーションも取れてるんで大丈夫です」
と返す。
そして
「まぁでもこないだのハリウッドの時は大変でしたけど」
と付け加える。
「何が?」と言われる。
「ブランド品街行ったじゃないすか。
俺ブランド品嫌いなんですよね。
だからちょっとそこで女子勢にはしゃがれるのはイラッときました」
なんてぶっちゃける。
「まぁそれぞれ価値観は違うからねー。
俺君も価値観が同じ人見つけて結婚しな。
1人できれいな景色見るのと
価値観同じ人と「きれいだね」とか感想いいながら見るのじゃ
全然違うから」
と急に結婚論を語りだす団長。
「そういう意味じゃFBI君の姉ちゃん
『ブランド品とか興味ない』て言ってたんですけど
普通に彼氏いましたねww」
と返す。
馬鹿丸出しですね、俺。
そしてサンタモニカのビーチに着く。
いきなりわけわかんない家が。

なんかここら辺は結構治安が悪いらしい。
「財布をポケットに入れる、なんてことのないように」と忠告される。
そしてここ自身もわけわかんないものばかり。
宇宙人を模した人形の横で
「この人形と記念撮影していかないか」
と言ってるいかにも怪しいおっさんや
「わたしは目が見えません。恵んでください」
とかいてあるプラカードを持ってるこじき、
わけのわからない絵を結構いい値で売ってるおっさん。
とにかく変なおっさんばっか。
しかも黒人率高ぇ。
黒人ってだけでおびえるのは俺だけですか?
そこでまた自由行動をすることになるも
「1人だと危ないから2人以上で行動すること」というお達し。
「ふにゃさんグループにもさっきのであんま近づけないし
これは弱気さんグループに行くしかないか?」
と思っていたものも流されて
ふにゃ、リーダー、アメリカ勢の連合軍に取り込まれる。
アメリカ勢はタトゥーシールみたいなのをやるらしい。
書けるリストの中には「愛」だの「天使」だの「男」だのも含まれてる。
おっさんがちょっとした筆みたいのでその図柄を書くと
インクが浸透し1ヶ月間くらいもつらしい。
巨乳さんとテンションさんがやる。
そしたらふにゃさんもやりだす。
さらに沖縄さんも。
ふにゃさんは大学生だからまだわかるんだけど
沖縄さんまだ高校生だろ。
そんなファッション感覚でタトゥーなんて入れていいの?
しかもいいとこの高校だろ。
大体団長からも「よく考えてあんまりはしゃぎ過ぎないようにね」
て言われてたのによく考えた上でタトゥー入れちゃうの?
なんか沖縄さんも印象悪くなったわ。
すげぇ自分のことは棚に上げてるけど。
どっちかってとあんないつもノリノリだったりする
リーダーがやらないのは意外。

そしてこんなかわいらしい家を後ろに帰る。
また俺はバス内で日記を書くつもりだったけど
隣に座ってくる今日の引率者の1人。
この人何者か知らないんだけど。
とにかくその人から英語で質問される。
「ハーレムでどう?」とか「今までで一番何が楽しかった?」とか。
いつもと同じような質問だったから比較的まともに答えられたけど。
そして市役所へ帰る。(つづく)
