第2回オリエンテーション
<前回のあらすじ>
第2回のオリエンテーションに
ディズニーのCDを持っていく事になった俺。
さらにflagの下絵も作る事に。
どちらも作り、持っていった。
どうする、俺? どうなる、俺?
今回は英会話のレッスンがあるので少し憂鬱な状態で行きましたよ。
こないだの面接でもやばかったし、今度は女子勢の前でも喋るんだぜ?
そんな中でダサいとこ見せたらダメだろ?
というわけで市内の高校から外国人の英語の先生が
2人も来て教えてくれるわけさ。
でやっぱりまずは自己紹介で「誕生日順に言って」って言うわけ。
何人か言っていって先生が「August」って言うと4人も手上げるわけね。
俺も含めて。
で「何日?」って英語でそれぞれ聞いていくわけ。
最初に指名された俺は12日なんだけど
「twentyth」とか言っちゃうのよね。
ホントは俺が2番目だったのに最後にやることになって
なんだかなぁ、って感じ。
ホント俺はこういうのに弱いなぁ、面接のときもしかり。
でその後先生が言っていったものを紙に書いていく、
てやつをやったんだけど隣に座ってた中澤さんが
「ゴメン。描くもの貸してくれる? 」
とか手を合わせてすごいすまなそうな顔で言ってくるわけ。
ちょっとこれはキタよ。
正直中澤さんはそんなに美人ではないんだけど
女子に慣れてない俺がそういう風に言われるとちょっとクルね。
でまぁいいっすよ、って俺は普通に貸したよ。
返すときも「ホントごめんねぇ」とか
またすごいすまなそうな顔をする。
俺そんなたいそうなことやってませんから。
なんか「私絵うまくないからいやだなー」
とかいってたけど全然まともだったよ。
しょうこお姉さんのスプー並みの物が来るかと思ったけど
普通に女子がよく書くよう様なかわいらしい絵でした。
そうして授業のほうは終わってダンス作りへ。
というわけでCDを持ってきた俺だったんだけど
CDラジカセないのかよ。
ってことでまた俺のiPodの出番ですよ。
でここではどういう風にするかっていうのを決めていくわけ。
この秒までで自己紹介が終わってここから踊る、とかやってくのよ。
そうしていくと
「じゃあ、どんなんが曲のリズムに合うかちょっと踊ってみよ」
と弱気さんが言ってみんなが机をどかして一箇所に集まる。
そうするとなんか輪みたいになるわけよ。
で中澤さんが「これってなんかフォークダンスみたいだねー」
とか言い出す。
そのせいでやられたよ、俺は。
なんか「マイムマイムってこんなんだっけ?」
と言って中澤さんが隣の子の手を握って足を動かし始める。
「あぁーそんなんでした、そんなんでした」
とかリーダーさんもやりだして、みんなやり始める。
なんかみんな修学旅行とかでやったわけ?
俺なんかついこの間5年ぶりの修学旅行があって
行ってきたばっかだよ。
しかも男だけで。
だからフォークダンスなんかあるわけもなく
そんなマイムマイムの踊り方なんか知ったこっちゃあない。
でさぁなぜか俺まで隣の子の手を握って踊らされる。
俺だけ足の動かし方が違うし。
でさらに「波とかよくないっすかー?」と言い出すリーダーさん。
それでよく組体操でやる「波」をやる俺たち。
もう最悪。
だってその間ずっと隣の広末さんとかメガネさんとかの
手を直に握ってるんだぜ?
そんなん手汗出るに決まってるじゃん。
そんなやつ嫌われるに決まってんじゃん。
そういうわけでちょっと嬉しくかなり落ち込みながら踊りを決めました。
で時間切れでflagは作れませんでした。
俺の下絵の意味なし。
そして今度の自主ミーティングでflagの下書きを終わらせちゃおう
という話になって解散したのでした。(つづく)
第1回自主ミーティング
<前回のあらすじ>
とうとう第1回のオリエンテーションが始まった。
やはりあの男子は落ちていた。
大学生3人、高校生4人の女子と男子の俺という究極の組み合わせで
係り決めをしたのだった。
そして歓迎会でやる出し物を決めることになった。
なぜかディズニーのカチューシャをつけて
パラパラっぽいのを踊る事になってしまった。
そして弱気さんが次回のミーティングで
そういうCDを持ってくることに。
どうする、俺? どうなる、俺?
5時に集合だったから俺は15分くらい前に着いたら、
もうみんないてビックリしたよ。
っていうか平日だったから高校生はみんな制服だったんだけど
みんなスカート短かっ!
膝上何センチだよ!
これだから若者の性が云々云々・・・
その状況で屈もうとすんなよ。
目のやり場に困るわ!
俺は別にそんなん見たくないから俺の事を気遣ってくれ。
で弱気さんが俺が来たあとに来たんだけど
iPodに借りた曲を入れてきててそれをスピーカーで流して
みんなで聞いたんだけどそれが
この間話してた様な曲じゃないわけさ。
あのエレクトリカルパレードの曲とかで
俺は心の中で「全然違うじゃん」とか突っ込んでたんだけど
「そういえば俺のiPodにもディズニーの曲が入ってるなぁー」
と思い出して富豪刑事風(古い)に
「あのぉー」とか遠慮がちに手をあげるわけ。
で「小2の時にフロリダのディズニーワールドに行ってそこで
母さんが買ったCDがあるんですけど・・・」とか言うのさ。
そういうわけで俺が別にディズニーオタって
わけではないですから、念のため。
まぁともかく俺はiPodを弱気さんに
貸してスピーカーをさして聞くわけ。
でなんかリーダーさんがディズニーオタっぽくて
「あ、この曲○○ですよねー」
とか毎度毎度言うわけ、数秒聞いただけで。
やっぱり女子はディズニー大好き人間が多いね。
こないだカチューシャを売ってるとこをあげてった時も
俺なんかディズニーストアぐらいしか知らなくてそれをいったら
「ディズニーストアじゃ売ってないっすよねー?」
と一刀両断されたし。
それに対して女子勢は6個ぐらい出て、
俺の知らないキャラ名も沢山飛び交ってたもん。
それで「ビビデバビデビブー」で団長が魔法をかけるのを合図にして
登場して「Supercalifragilisticexpialidocious」で踊って
「under the sea」で退場するみたいなことになったのさ。
で俺はそのCDを編集して作っておいて言われました。
そして俺が係のflagはうちわを持ってる子供と富士山
「welcome」の文字を入れて作るという事になった。
そしてまたこれも俺が下絵を作ると言うことに・・・
「俺に仕事押し付けんなよ!」
まぁ強くは言えないけどね。
そしてどちらも第2回のオリエンテーションで
持ってくるように言われたのでした。(つづく)
携帯電話
言うの忘れてたけど最初のオリエンテーションの時
みんなと携帯の番号とかメアドを交換したよ。
俺の電話帳に一気に10代の女性の名前が6つも加わったよ。
6つっつーのはメガネさんの携帯が赤外線を使えなくて
メガネさんが広末さんにメアドを教えて
広末さんがみんなのメアドを教える事になってたわけ。
それでその日にメガネさんからメールが届くわけよ。
「こにちゎm(o^冖^o)mメガネです♪♪♪
登録ょろしくぉ願ぃします。。。(o・∪・`o)
TEL○○○○○○○○○○○
TEL教ぇて㊦さぃ!!!」
えぇぇええ!!!
「あんなにおとなしそうで
全然みんなと喋ってなくて人見知りそうななメガネさんが
こんなに顔文字とか小文字とか使うわけぇ?!!」
とか驚いてたんだけど他のメンバーにも送ってることに気づいて
「あぁ、他のメンバーには体裁を繕ってんのか」とか思いながら
「OK登録しとく。
TELは○○○○○○○○○○○です。
これからもよろしく。」
とメールしたよ、俺は。
するとさぁ、返事が返ってくるさ、顔文字だらけで。
「こちらこそょろしくねぇ.゜*(圉・∀・圉).。.
今日ぁんま話さなヵった㌔こりヵラぃっぱぃしゃべろぅねо
今ヵラ楽しみだねぇ━━━(v*>▼<)v」
今日とかそういう問題じゃなくお前全員とまんべんなく喋ってないだろ?
しかもなんだよ、圉って。
どうやって出すのかすらわかんねぇよ。
記号でも出ないしとか思って漢字字典で調べてみちゃったよ圉。
おまえのせいで。
圉をギョって読む事を知っているやつはいるのか?
つーか小文字使いすぎ、見にくいわ!!
「ぁんま話さなヵった㌔」ってどういう意味?
㌔は「から」と解釈していいんだよね?
「こりヵラ」ってなんだぼけぇぇぇぇええ!!
そんなん雰囲気でしか意味わかんねーだろうが!
そして俺は返す気力もなくなり、返しませんでした。
唯一まともそうだったのに・・・
唯一話せそうだなと思ったのに・・・
もうすでに希望がなくなりましたorz
第1回オリエンテーション
<前回のあらすじ>
遅刻者を無視して始まったグループディスカッション。
歓送迎会でやる出し物を決める事になり、
リーダーさんはゴリエ杯みたいなのをやろうと言い始めた。
それが却下されたころ、遅刻者がやってきた。
結局グループディスカッションも遅刻者が
馬鹿みたいな事をして終わった。
そして合格通知が来て、第1回のオリエンテーション。
どうする、俺? どうなる、俺?
とうとう来ましたよ。
第1回オリエンテーション。
とりあえず決定した8人を書いてく。
リーダー・・・っすよねー、とか男っぽい喋り方。ムードメーカー。
広末・・・広末涼子になんとなく似てるから広末。
リーダーとよく喋ってる。
メガネ・・・メガネをかけてるからメガネ。無口。
メガネと呼んでいるが実はコンタクトの方が多い。
沖縄・・・なんとなく俺の中では沖縄っぽいイメージ。
リーダーとよく喋ってる。
ここまで高2。
沖縄さんはグループディスカッションの時もいたんだけどね。
書くことなかったからださなかった。
ゴメン沖縄さん。
ここから大学生。
中澤・・・中澤裕子っぽいから中澤。
すごいリーダーシップを発揮する。
弱気・・・意見をよく言うけどすぐ撤回するので弱気。
中澤とよく喋っている。
ふにゃ・・・ふにゃ~んとしているからふにゃ。癒し系っぽい。
ドジっ子でかわいい。
そして俺。
俺・・・今回の留学で唯一の男。
男子校なので全然女子と喋ってない。
まぁこの8人でまず留学の説明を受けて、
そのあと係決めをするわけです。
まず向こうから来る留学生を歓迎するための
横断幕(フラッグ)の係。
歓迎会でやる出し物の係。
向こうのホームステイ先などの人に渡すサンキューカードの係。
そしてリーダー副リーダー。
まぁリーダーは大学生がやるからいいんだけど
副リーダーは大学生と高校生で1人ずつなわけ。
で俺はリーダーさんから
「俺くーん、やっちゃいなよー。副リーダー」とか
言われて半ば強制的に副リーダーになりましたよ。
女だらけだったら反対しようがないだろ。
しかも副リーダーは他の係と兼任。
だから俺はフラッグの係にもつくことに。
次にこの間のグループディスカッションでも話し合った
歓迎会の出し物について話し合った。
なぜか大学生はグループディスカッションがなかったようで
「じゃあ、この間のやつで決まった事を説明してあげて」
と団長が言う。
あ、団長の事をまだ言ってなかった。
向こうには俺たち8人と団長たち引率する人がいくわけ。
だから表題の下に書いてある説明のとこも
女子8人(高校生4人、大学生3人、人妻1人)と
留学する経過を綴るblogってわけ。
でも人妻って言っても50代前半だから。
全然範囲には入ってないからね。
これが本当に30代前半とかの美人だったら
本当にエロゲなんだけどね。
まぁともかくそれで俺とリーダーさんが大学生の人たちに説明するわけ。
でリーダーさんがゴリエ杯の話までするから中澤さんたちは
「あぁーいいねーチア。
あ、そういえば高校時代にミッキーマウスマーチで
エアロビとかやんなかった?」
「あぁーやったやった」とか弱気さんと盛り上がり始める。
で最終的に
「ミッキーとかのカチューシャあるじゃん。
あれをつけてまんまエアロビじゃいけないから
ちょっと踊りを変えてやるっていうのはどう?」
とか言い始める。
「あぁー私ミニーの持ってるー」とか
「確かリロのやつありましたよねー」とか
「ちょうどリトルグリーンメンのそういう奴が欲しかったんですよー」
とかいろいろいいやがる。
リトルグリーンメンってなんだよ!と思って後で検索かけたら
あのトイストーリーの緑色の三つ目のやつの事だったのね。
そんなん男子が知るかぁ!!
「ない人は他の人に借りれるかとか聞いてきて。
借りれなかったら私にいってくれれば買って来てあげるから」
とかいい始めるし。
俺、男子校だぜ?
普通借りられないだろ。
って事は買うしかないわけじゃん。
いやさ、女子は良いよ女子は。
自分の好きなやつとかあるだろうし、その後もつけれるだろうから。
でも俺別にディズニーのキャラで好きなのが
あるわけでもないしその後使わないからね。
そんなのを俺に強制するわけ?
お前金の無駄じゃん。
こんなのに身銭切りたくないんですけど。
どうせ母さん金出してくれないし。
でもこんな事思ってても女子8人の前で言えるわけもなく、
「わかりましたー」とかいっちゃう俺ダメ人間。
で最後に
「1ヶ月に1、2回しかないオリエンテーションでは足りないから
自主ミーティングを開きましょう」
ということで都合の悪い日を言い合う。
ふにゃさんは6時ごろだと忙しくて結構来れないらしい。
大学生は大変だな。
生涯帰宅部生活を送ってる身の俺はほぼ予定ないよ。
いいんだか、悪いんだか。
で自主ミーティングの日が決まった。
とりあえず次は弱気さんがディズニー系のCDを借りてきて今度曲を決める、
という事で第1回のオリエンテーションは終わった。(つづく)
グループディスカッション
<前回のあらすじ>
2次面接が始まり、何とか終わらした俺。
そしてグループディスカッション・・・のはずが遅刻者が。
そして遅刻者を待っている間女子たちといろいろ話をした。
その中で男子は俺1人になってしまう可能性が高いことがわかった。
いろいろ女子たちの性格もわかったところで「もう始める」との声。
どうする、俺? どうなる、俺?
「じゃあ、まだ来てないけど始めちゃおっか」
ということで、また俺たちは上へあがった。
で机が用意してあるわけ。
そこで俺はGに座るのさ。
するとね、例のごとくFだけ空きますね。orz
もう、だめだろ、それは。
前回に続きまた座る位置で痛い目にあうとは。
「じゃあ今回はグループディスカッションと言う事で
もしこの派遣に内定したら歓送迎会でやる出し物について
話し合いたいと思います。
去年の子たちはソーラン節を踊ったんだけど、
一昨年の子たちとかはフルートできる子がいて
それに合わせて歌ったりとかしたんだけどなにやりたい?」
と司会役の向こうの人が言う。
へぇ~みたいな雰囲気になったところでリーダーさんが
「そういう日本っぽいのもいいですよね」と言う。
「そうだねー」とかみんなで同調してるとリーダーさんがさらに言う。
「この間ワンナイでゴリエ杯やってたじゃないすか。
たぶんチアってアメリカ発祥ですよね。
だから向こうの人もノってくれると思うんですよー。
そういう向こうの人も一緒にできるようなのもいいんじゃないすか?」
で一同「あぁー、そういうのもいいねー」みたいなノリのわけ。
「いや、ちょっとまってよ。
俺はどういうことすんのさ」
とか思ってるとさらにリーダーさんが言うわけです。
「うちら女子勢はゴリエで俺君は轟さんみたいな感じで」
え、お前、俺にホモ役をやれとぉ?
そして顔にあのメイクをしろとぉ?
俺を殺す気かぁ!!!
で俺は愛想笑いですよ。
そしたら面接官の人が
「あ、でも歓送迎会は上の方の人も来るからね。
そういうのはたぶんダメだと思うなぁ。
あとアメリカに衣装も持って行かないといけないわけだし、
そういうのも考えないとダメだよ」
と言う。
それ先に言ってよ。
まぁ俺は助かったけど。
「じゃあやっぱり日本的なものがいいですかねー」
と俺が言うとみんな「うーん」みたいな返事。
「やっぱりベストなのは日本的で向こうの人もノれて
衣装があまりかさばらないやつですかねー」
といってはまた「そうだねー」みたいな感じで
膠着状態になっちゃうんだよ。
そこで、例のあの人の登場だよ。
「遅刻してすいません! 」
そういいながら帽子も取らずに頭を下げて部屋に
あいつが入ってくるのよ。
でやっぱり俺の隣の席に着くのね。
そしてなぜか席に着く時に帽子を取ってる。
リーダーさんはなんか普通に話の続きをしようとしてる。
「いやいや、それはないだろ」と思って俺は
「いや、まず説明しないといけないんじゃないの?」
と言う。
それにリーダーさんも同調して「あぁ、そっか」
みたいなかんじで説明し始める。
で説明されるとそいつは
「あぁ、そーなんすか。出し物ねぇ・・・」
とか考えるそぶり。
それをみて面接官の人が
「君は確か文化祭の役員をやってるんだよね。
なんかそういう立場から見て、ない? 」
と言う。
「あぁ~、でも僕役員と言ってもヒラなんで。
それに文化祭でやった事と言えば
壇上で人を殴らせる劇やってただけですから。
そんなことやったら市長とかヒクでしょ」
(゚Д゚)・・・・。
なんだ、お前。
いきなり来て早々とばしてくれてんね。
俺はお前に対してヒクわ。
でまぁ少しの沈黙の後俺は
「歓送迎会ってフォーマルな格好なんですよね。
それなら社交ダンスとかもいいんじゃないですか? 」
というと
「あぁそうだねー。それなら着替える必要とかもないしねー」
「お、いい感じか? 」とも思ったけどそこで
「じゃあちょっと尻切れトンボだけど今日はここまでで。
もし合格したら最初のオリエンテーションから
その内容を決めるのでちょっと考えておいてくださいねー」
ということで「おつかれさまー」とか言いながら帰る。
でそれから1週間ぐらいして「合格」通知が届きましたよ。
さて、誰が落ちたのか。
そして大学生はどんな人なのか。
そんな事を思いながら
第1回のオリエンテーションに出席して来ましたよ。(つづく)
2次面接
<前回のあらすじ>
1次面接会場についた俺。
女子の突っ込みたい回答はおいといて
まじめに受け答えもして肝心の面接が終わり、
次の試験「作文」が始まった。
そして何とかそれも終え、その日のうちに合格の電話が。
そして1週間後の2次面接。
どうする、俺? どうなる、俺?
電話でも合格の通知が来たが、郵送でも合格通知が来た。
それに「グループディスカッション」という文字があった。
つまりみんなでなんか意見を言い合うということだ。
しかも1次面接で英語の質問がなかったのを思い出し
もしや英語で意見を言い合うのでは?とか思って怖かった。
いや~、でもさすがにそんな事はありませんでしたよ。
またあの吉野家の上に行き、事務の人に聴いてみたら
「今日は英語でちょっと質問とこの間の作文についての質問と
みんなでディスカッションします」ということだった。
今回もあのシールを貼らされた。
今回はちゃんとしたマーカーだったよ。
よかったよかった。
面接は結局英語の質問もあったよ。
全然無理です。
英検準2級も面接で落ちてるしね、俺。
「今日何時に朝起きましたか?」とかいう質問に
「あれ、8時だけど『時』ってなんだったけ?」と思って
「I got up at eight・・・・」とかなる始末。
「o'clock」ぐらい思い出せよ、このぼけがぁorz
今回はグループ面接じゃなかったから
女子たちに恥はさらさなくてすんだけど。
で面接終わったら
「グループディスカッションやるから机動かすの手伝って」
と言われた。
動かしてたら下から待ってた女子たちも上ってくる。
イスに座り「議題はなんだろう」と考えてると事務の人が来た。
「1人寝坊して遅刻するそうなんですがもう始めちゃいますか?」
おいおい遅刻かよ、とか思いながら考えてみるとこの間の男子がいない。
「あいつが遅刻か?」と気付くとすぐ
「あぁ○君来てないの?
じゃあまだ面接してない子やっちゃおうかしら」
ということになりまた下に降りることになる俺と女子たち。
でそいつが来るのを待ってるわけなんだけどこれはまた間がもたないね。
去年のアルバムとかがあるんだけどすでに見てるし何もやる事がない。
どうしたもんかと考えてると女子たちが話し出した。
1次面接の時最初に来てた子(何かリーダーっぽいのでリーダーと呼びます)
が喋り始めた。
「そういえば今回9人しか来てないらしいですよ」
この留学では8人が行ける。
つまり、1人しか落ちないということだ。
さ~て、誰が落ちるのか。
絶対この状況だったら遅刻して来るもう1人の男子だろ。
「しかも男子2人なんだって」
え、つまりもし本当にそいつが落ちたら俺と女子7人とかいう
クリティカルな組み合わせになるわけ?
それなんてエロゲ?みたいな状況なわけぇ!?
あ、そういやさっきの面接の時に
「この派遣プログラムは女の子からの応募が多くて
もしかしたら男の子があなた1人になってしまうかも
知れないけどそれでも辞退しない?」
とか聞かれたなぁ。
俺は
「僕は男子校なので逆に行きたいぐらいです」
とか言って答えた気がする。
今考えるとキモいな、この返答。
まぁそしてリーダーさんが俺に言うわけだよ。
「もし1人になったら大変ですよね?」
そんで俺は
「そうっすねぇ。そんなような事をさっき質問されましたよ」
とか答えといた。
リーダーさんは
「そうですよねぇ。遅刻とかありえなくないっすか?」
と言ってみんなが「ですよねー」みたいな雰囲気になってるところで
この間2番目に来た子(ちょっと広末涼子に似てるので広末と呼びます)
がいうわけですよ。
「でも、あの人結構よくなかった?」
・・・・・・・・・。
「いや、って言うかほら、あれがさ」
爆笑ですよ。もう。
まぁその男子は結構かっこ良かったよ?
でもさぁ、俺の前で言うのは無しだよねぇ。そうだよねぇ。
何だ、完全にお前には気が無いですよアピールか。
完全に最初からやられてるな、俺。
その後も女子たちといろいろ話しましたよ。
「どこの学校行ってるの?」とか「今何年なんですか?」とか。
でみんな高2だってわかったわけ。
そうするとさぁ、みんなタメ語なんだよね。
おかしくない!?
まだ2回しかあってないやつとタメ語だよ?
で俺はさぁそれからも「そうなんですか」とか言っちゃうわけだよ。
すると「うちらタメなんだから別にかしこまらなくていいじゃん」
とか言ってくんのよ。
何だ、女子ってのはこんなにすぐに他の人と仲よくなれるのか?
すごいな、うん。
尊敬するわ、その積極さに。
まぁ俺は「どこの学校行ってるの?」と聞かれると
「○○高校」と言うんだよ。
みんなすごい驚きの表情をするよね。
結構有名な名前だから。
内情はオタだらけなんだけどね。
で「○○なんですか!?」って言ってくるのさ。
それに
「あ、でも高校からは入れないところなんだよ。
他におんなじような名前のとこあるけどそことは別物なんです」
っていう話をするわけ。
すると
「あ、そういえば小学校の時中学受験でそこ受けた奴いた。
落ちてたけど」
とか話してくる。
で「地元はどこ?」みたいな話に返答すると
「あぁ、あの××学院があるとこだ」
とリーダーさんが言うわけ。
すると広末さんも「あぁ、あのクーラーがすごいきいてるとこ?」と言う。
リーダーさんは
「そうそう、夏も寒いくらいでみんなベスト着てるんでしょ?」
と返す。
そこでメガネをかけてる子(ここからメガネと呼びます)が
「あ、私学院ですぅー」とか言っちゃうわけだよ。
メガネさんは大人し目で全然喋ってなかったんだけど
ここで言っちゃうわけ。
場を凍らす一言を。
もう「エターナルフォースブリザード、相手は死ぬッ!」て感じ。
でいったん時が止まっちゃったんだけどリーダーさんが
「あ、じゃあ寒くないすか? ベストとか着て行ってます?」
って聞く。
リーダーさん、ナイスフォロー。
でも
「いや、そうでもないですよ。去年はベスト着て行かなかったと思う」
・・・・・。
これは場の空気を読めないっていうことなのかも知れないけど
あの遅刻してくる奴と違ってなんか天然な感じだね。
まぁそんなこんなでいろいろ喋ってたら
まだやってなかった子たちも面接が終わっちゃって
「じゃあしょうがないから5人でディスカッションやっちゃおうか」
ということでまた階段を上がるのだった。(つづく)
1次面接
1次面接のグループ面接に行ってきたわけです。
吉野家の上というなんとも微妙なところにある事務所に。
で中にはいると「あぁ俺くん?」と声が。
それに「はい」と言って答えると
「じゃあこれに名前かいて、封筒の方にはあて先かいて」
と言ってマジックと無地のシールを渡してきました。
でマジックで書こうとするんだけどこれが出ないわけ。
うわ、でないよーとか思って言おうとしたら
何かこっちの反応を見てるようで
「うわ、ここから?」とか思いながらその旨を話し、
別のマジックでそのシールを自分の胸に貼った。
そんでソファーに座って数分待ってたら女の子が1人来て、
その子も同じ様にして(今度は新しいマジック渡してた)
胸に貼るわけですよ。
ちょっとあれは男子校の生徒には刺激的だね。
まぁまた1人その後に女の子が来て、同じ様にやるわけだ。
そこでちょっとした問題がおきるわけですよ。
俺はこの図で言うCのソファーに座ってたわけ。
で最初の女の子はAに座ってた。
どっちも2人がけなんだけど
最初の子の方はかばんを横においていて座れない状態だった。
そしてBのソファーはCのソファーの
すぐ隣にあって正座でもしないと座れない。
この場合俺がちょっと横にずれて
俺の横にその子が座ればいいわけじゃない?
で俺はずれるわけ。
まぁーやられたね。
その子はBに頑張って座るわけ。
え、俺そんなに嫌われてんの?
しょっぱなからかよ!
まぁそんで落胆してると「面接を始める」と
事務の人が言いに来たわけです。
そんなわけで3階の面接会場に案内された俺と女子2人。
「失礼しまーす」とか言いながら面接官の前のイスに座る。
最初は「なぜこの留学に応募したのか?」と聞かれるわけです。
まぁそりゃまじめに答えなきゃいけないですからね。
俺は「夢が小説家でそのために留学というものを経験したい」
とか言いましたよ。
最初に来た子もその質問に答えます。
「知り合いがこの留学に昔行ってて
その人からすごい楽しいと聞かされていたので応募しました」
それに面接官が「知りあいって誰?」と聞くわけです。
「私の母です」
えぇ~~!! 知りあいって母親かよ。
さも友達のような言い方だったろうに。
何だ、お前と母親の関係は冷え切っていて
「知り合い」とか言ってしまうほどなのか?
もうそういう突っ込みをしたかったけど面接中なのでガマンガマン。
まぁその他いろいろ質問されたけど
特筆する事がないので書きません。
強いて言えば「新聞は読んでいますか?」と聞かれた事かな。
女子は2人とも
「読んでません。たまに興味がある時は読みます」
みたいな返事だった。
で俺だけ「毎日読んでます」とか返事したから
「どんなとこ読んでるの?」とか聞かれてちょっと困ったよ。
別にちゃんと毎日読んでるし
4コマ、テレビ、スポーツ以外の欄も読んでるけどさぁ。
そんなに深く読んでるわけではないからそんな事言われても困るわけよ。
だから適当に「株とかに興味があるのでそういうのを・・・」
って言ったら「そういうの見てどう思う?」とまた聞かれる。
しょうがなく
「日経平均とか上がってるけどホントにデフレを脱却してるのか?
とか思います」
っていったら
「そうだよね、疑問だよね」とか言われたよ。
よかった、上辺だけで追求してこなくて。
だが1次面接はまだ終わりません。
作文を書かされるのです。
また2階の事務所に降りた俺と女子2人。
すると次の面接受験者と思われる人達がいる。
こちらも男1人女2人という組み合わせ。
「女子多いなぁ」とか思いながら俺は隣の部屋に移動するわけ。
で「お題はこれです」とか言って白板を指す事務所の人。
そこには「自分が今がんばっていること」と書いてある。
「じゃあ40分間でおしまいだからね。
原稿用紙足りなくなったら言ってね」
そういうわけで作文の試験が始まるわけです。
まぁ作文の内容は省きます。
大真面目に書いたことってのは恥ずかしいものですから。
で30分ぐらいするとさっきの面接受験者の人達が
その部屋に入ってきて事務所の人が説明を始めるわけよ。
大声で。
「こちとらまだやっとるんじゃい!」とか言いたくなったけど
普通ちょっと断ってから言うだろうがさ。
それから2、3分して原稿用紙が足りなくなった俺は
その人に「原稿用紙ください」というわけよ。
するとハイ、と渡してくれる。
俺は「ありがとうございます」とか答えるんだけど
そのもう1人の男子が「あ、僕にも」とか言うわけですよ。
あ、何だお前?
3分で800字書いたのか?
何だ、お前はプリンターかなんかの一種なのか?
とか思っててもまぁ彼が移動式プリンターであるはずもなく
「いや、先にもらっといたほうがいいかな、とか思って・・・」
なんていいながら原稿用紙を受け取るそいつ。
よくわからんやつだな、と思った。
まぁいろいろあって終わったわけだけど
その日のうちに電話がかかってきたよ。
合格の電話が。
まぁとりあえずよかったわけだけど1週間で2次面接。
また大変だった。(つづく)
プロローグ
去年学校のオーストラリアへのホームステイの面接を受けた。
まぁ親が勧めて、というのがほんとのところだ。
俺自身そんなに行きたくはなかったので適当にやったわけだ。
まぁ予想通り落ちた。
そして今年4月(ずいぶん昔の話です、はい)住んでいる市が主催する
アメリカの都市へのホームステイの説明会に行った。
また親主導で。
その時まではまた行きたくないという気持ちの方が強かった。
だが説明会の内容はすごかった。
向こうでディズニーランド、ユニバーサルスタジオ
そして大リーグの試合を見に行くと言うのだ。
俺は
「ホームステイで英語をやったりするのは嫌だが、
メジャーリーグは見に行きたい。
そしてディズニーランドも一度くらいは行ってみたい」
という観光客気分でそれに応募した。
そして第1次面接が後日あった。(つづく)

