ハーレム留学 -10ページ目

歓送迎会

<前回のあらすじ>

ミッキーの衣装合わせをするために公民館へ来た俺。

衣装合わせが終わり、着替えようと思ったら俺の前で服を脱ぎだすふにゃさん。

そしてとうとうこっちに着いた向こうの生徒たち。

着いたと思ったらいきなり荷物運びに。

でも英語も少しは話した。

帰るときには広末さんと学校の話をしたりした。

今回はとうとう歓送迎会。

パラパラを踊らなくてはならない。

どうする、俺? どうなる、俺?


やべぇえええ、とうとう来ちまったよ、歓送迎会。

とうとう俺がもっとも嫌いな人種、ギャルによって開発された踊り

通称パラパラってやつを踊る日が来てしまったよ。

「歓送迎会はフォーマルな服で」ということなので

スーツ姿で行ってきましたよ、会場の結婚式場に。


着くとすでに腐女子さんや弱気さん、中澤さんがいた。

美容院に行ったのがここに来る3時間前くらいだったから

ワックスもつけてもらってたし「気づくかな」と思ってたらみんなスルー。

しょうがなく「今日美容院行ってきたんですけどどうですかね?」

とか珍しくアグレッシブにいってみる。

何だそれ、俺。

それ普通好意のある男子の前で女子が言うセリフだろ、バカが。

すると弱気さん、腐女子さんに「He is cool boy.He cut his hair.」

みたいなことを説明し始める。

すると「Oh,are you cool?」と腐女子さんも悪ノリ。

で俺が「No,No.」みたいなくだらないやり取り。

「He is very good novelist.」とか弱気さんまだ言ってるし。

そんなこといわいでええねん。


腐女子さんに「ドラえもんを知ってる?」とか英語で話したら

「知ってるけどあれは子供向けね」っていう反応だったので

「じゃあジャンプ知ってる?」と聞くと「知ってる知ってる」という。

だから「そうだ、ナルトとかアメリカでは勇名だよね」

と話すとデスノートだのブリーチだのいってくる。

「おぉ、そんなの知ってるんだー」とか思ってテンションあがりながら

しゃべってると中澤さんが

結構漫画とか読むんだねー。私読まないから全然わかんないやー

とちょっと皮肉混じりなこといってくる。

それはなんだ、俺がオタクだと確信を持ったと。

そういうことですかな?

「こいつオタいな、気持ち悪い」とか思ったということですかな?

いやいや、ジャンプは「少年」ジャンプですから。

別にオタくも何もないですから。

「いやいや、ジャンプですから。普通の雑誌ですから」

と否定しといた。


自分でネクタイを結んだのでちょっと形がおかしく直していると

弱気さんが

「俺君大丈夫、ネクタイ? 受付の人にやってもらったら?」

といわれ、受付の人にネクタイを直してもらう。

そしたら

「あ、そうだ。やばいじゃん! 着替えた後ネクタイ結べないじゃん!」

とちょっと騒ぎ出す弱気さん。

別に俺はそんなん気にしないからいいんだけどね。

そうするとふにゃさんが言うのよ。

私ネクタイ結べるから結んであげるよー

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

やべぇ、俺の中で新婚の夫婦の出社前の光景が

妄想で広がっていくのよ(©勝俣州和)。


出社前に「じゃあ行って来る」という俺にふにゃさんが

ちょっとまってネクタイ曲がってる」とかいってくる。

で直してもらっていってきますのキス、みたいな。


・・・・・orz

うん、じゃあ吊ってくる


まぁそれはともかくとうとう始まった歓送迎会。

直前に団長に

「入って自分の席にきたら私がおじぎして座るから、

 その後みんなも座ってください」

と大事なことを言ってくる。

本当どういう順番でことが運んでくるのかも

いまいち把握していないぶっつけ本番状態。

とりあえず「先行きなよー」とか言い合いながら適当な順番で

あたふたしながら入ると拍手で迎えられる俺たち。


まずはいろんなとこの会長やらなんやらの挨拶。

で司会進行をしてるのが去年向こうへ行った生徒たち。

しかも英語で通訳までしてる。

「ということは来年は俺らがあそこの場に立って司会やったりすんのかよ。

 そんなの無理、絶対無理」

と思いながら聞いてた。


歓談の途中で俺らはあのふざけた衣装にトイレで着替えてくる。

だから飯はほとんど食ってません。

格好が恥ずかしくて食べ物がのどを通らなかったっていった方が正しいが。

ミッキーのサンバイザーはさすがに付けてないけど

全身黒づくめで水玉の蝶ネクタイ付けてる男だぜ?

外歩いてたら不審者ですから。


で向こうの生徒の踊り。

うん、よかったよかった。

ハードルを下げてくれてありがとう、心から感謝いたします

日本語で喋ってるのを録音したテープを流して

それに合わせてクチパクで演技して踊ってたんだけど

正直日本語がグダグダだった。

踊り自体はそれなりによかったんだけど。

「あんなふうにならないといいな」と思いながら

さりげなく心の中でガッツポーズしてました。


向こうの生徒が日本でしたいことのインタビューをされて

とうとう俺らのパラパラの番。

危ねぇー危ねぇー、インタビューのカンペをポケットに入れ忘れるとこだった。

で踊りましたよ。

踊り自体はうん、まぁうまくいった気がする。

母さんに「まじめな顔しすぎ」といわれたけど。

笑顔は無理です、笑顔は。

あれを自分から進んでやってる感じになったら俺は神の域だよ。

無我の境地に達してるよ。

多分体からオーラとか出せるよ。


でインタビュー。

え、何? みんなカンペないの? 

っていうか「Where do you want to go to? 」って質問に

I want to go to Disneyland」っていう一言だけなのはどうなのよ。

俺なんか「日本で何を薦めたいですか?」という質問に

「うどんです。なぜならうどんは西日本と東日本で味が違うので

 京都に行ったときに味を比べてみてください」って答えたんだよ?

もちろんコレを英語で。

ひどいぜ、そりゃ。


また歓談の間にトイレで衣装を着替えて戻ってきた。

でも結局ふにゃさんにネクタイを結んでもらいませんでした。

ガックシ。

自分のへぼい結び方のまま席へ戻る。

で隣の席だった栗山君に「アメリカでどんなことをしたい?」

とか「どんなものを食べたい?」とか聞かれたけどあんま答えられなかった。

やばいなぁ、日本ですら英語が話せなくてどうする、俺。

このままアメリカ行ったら迷子になった瞬間人身売買一直線じゃないか?


最後も「生徒たちを送りましょう」とかいって拍手が始まって

なんか広末さんとかが入り口に立って拍手し始めたから

俺も入り口に立って拍手してると

「えぇ! 何で混じってんの?」

とか去年行った人に言われる。

で「あ、俺らも拍手される側か」と気づき一緒に出て行く俺。

もうグダグダ。

みんな荷物を会場に置きっぱなしだったりするし。

もうちょっと説明があったほうがよかったんでねーの?


それが終わったあとも沖縄さんやふにゃさんと

「塾とか行ってる?」みたいな話をしてた。

なんかまた一方的に距離が縮まったとか思ってます。(つづく)

番外編:美容院

ちょっと番外編ということで

留学に少しは関係あるので美容院の話をします。


いつもは1000円カットで切ってる俺。

でも「さすがに3週間も女子と一緒に生活すんのに

そんなカッコじゃだめでしょ」ということで

母さんが行ってるという美容院に行ってきた。


でも1000円カットの人にとって美容院ってのは敷居が高いね。

とりあえず隣の本屋でぶらぶら漫画を読む俺。

「12時になったら行こう」とか決めて

12時に美容院をのぞいてみたら受付に人がいない。

「よーし、受付に人いないなー。

 しょうがないから12時5分に人がいたら入ろう」

とか勝手にルールを作る。

自分で勝手に法作る! あるある探検隊! あるある探検隊!

とかありそう。

初めて1人で1000円カットに行ったときも

そんな感じで3時間粘ったからなぁ。

小心者ですよ、俺は。


でも今回は12時5分に人がいたので意を決してすぐ入りました。

するとどうやら込んでるご様子。

で荷物を預かられてイスへ座る。

おいてある雑誌はファッション誌しかない。

「敷居高すぎ!」と思いながら何もせずに待つこと10分。

すると女性客が入ってくる。

何もすることがない俺はしょうがなく

とりあえず机の上にあったアメを食って気分を紛らわしました。

でさらに10分。

なぜかさっきの女性が先に呼ばれる

「いや、何で? 俺のほうが先に来ただろうがよ。

 何? イスの位置的にそっちの方が先だったの?」

と思いながらも訴えられないのが俺という人間だ。


俺はさらに5分後くらいにやっと「じゃあこちらでーす」と

中澤さんより中澤さんっぽいっていうか見た目が

まんま中澤裕子みたいな人に案内される。

で「今日はどんな髪型にします?」と聞かれ

「えっとくせっ毛なのでそれを生かした形に。

 であんまり切り過ぎない感じで・・・」

とか注文する。

すると「あーくせっ毛はねー、短くしたほうが生かせるんですよねー」

といわれる。

で「あーそうなんですかー」と返すと

「あ、じゃあちょっと考えといてください」と離れる真中澤さん。


しょうがなく鏡の前にあった髪型しか載ってない本を適当に眺める。

「まぁこんなんがいいのかなー」なんて考えてると今度は谷原章介似の人が

「こちらへどうぞ」といってシャンプー台に連れて行く。

で髪を洗われてまた別の場所につれてかれる。

そこで「じゃあ先にマッサージやっちゃいますねー」

といい、なぜか頭を手刀でたたく。

「今日は何で来たんですかー」

「いや、親の勧めで」

「そうなんっすかー。

 チラシだして安くしたらお客さんがいっぱい来て

 今あたふたしてるんですよー。

 すいませんねー」

というと谷原さんもまた呼ばれ、どっかへいってしまう。

っていうか「今日は何で来たんですかー」って解釈を変えると

何で美容院来たんすかwwお客さん床屋で十分じゃないすかww

てことじゃねぇか、ちくしょうめ。


またしょうがなく男性向けファッション誌とか読んでると真中澤さんが来る。

「じゃあ今日はどんな感じにします? 

 とりあえずさっき言った通りに切っていって

 長かったらもっと切るって形にしちゃます?

 切りすぎちゃうとどうしようもないんで」

「そうですねー」なんていいながら切り始める。

カラーとかはいつも入れるんですか?

「いやいや(やべぇ、多分こいつ俺の年齢を上に見てる)」

とかいう伏線を張られる。


「今日は何で」

「ちょっと留学に夏休み行くんですけど一緒に行く人が女子だけなんですね。

 だから床屋じゃまずいだろってことで」

「あ、そうなんですかー。どこ行くんですかー?」

「アメリカの○○の下辺りにあるところなんですけど」

「え、そこってもしかして××ですか?」

「え、何で知ってるんですか?」

とかしゃべりあう。

で真中澤さんの話を聞くと彼女は高校のときに××に

1週間留学したことがあるそうだ。

なんという奇遇。


で結構話が合って「それは学校のやつなんですか?」と聞かれ、

「いやいや、ここの市の留学のやつなんですよー」

「学校はどこなんですか?」

「△△高校です」

あ、高校ですか。

大学生かと思ってました。

失礼しました。

じゃあカラーとかありえませんね、ハハ

やはりやられた。

つーか「ハハ」じゃねぇよ!

こっちは笑い事じゃねぇんだ。


「△△ってどこにあるんですか?」

「そのまんま△△です。

 学校が男子校だからいつもと真逆の生活で大変なんですよ。 

 女子とは全然話したこともなかったし」

「あ、そうなんですかー。そりゃ大変ですねー。

 私も高校までは共学だったんですけど

 美容師の専門学校ってやっぱり女性が多いんですよね。

 それにほかの系列店はそうでもないんですけど

 ここの店は特に男子が少なくて2人しかいないんですよ」

「へぇーそうなんですか。お互い大変ですね」

とか結構話した。

「△△ならそのまま△△に進めるんでしょ。

 なら3年で留学いけていいですね

おいおい、人を勝手に高校3年生と決め付けるなよ!

「いやいや、4割しか進めないんですよ。」

え、じゃあ行ってて大丈夫なんですか?


っていうか高2です


「あ、失礼しましたー。

 そうですよね、さすがに3年でそんなことしてられないですよね。

 すいません」

「いやいや、クラスの連中にもよく言われてるんで大丈夫ですよ」

2段構えで間違えられるとは。

やられた感が否めない。

何それ、自分の考えが間違ってないとでもお思いでか?

ちくしょう、こちとら老け顔ですよーだ。

そりゃさ、小2の頃なんか女の子にも間違えられたけどさ、

月日って恐ろしいね。


その後も留学の話やらいろいろしたよ。

でまた谷原さんに髪を流してもらう。

それが終わるとまたマッサージ。

「さっきは途中ですいません」みたいな話をしてきたので

また「留学が・・・」とかいっておく。

マッサージとかいいつつなぜか頭だけじゃなく肩も揉まれたり

背中もたたかれたりなんか全般的なマッサージになってる。

「何で美容院で肩たたき?」とか思いながら終わりました。

「じゃあ留学楽しんできてください」

と真中澤さんに言われて美容院を後にした俺なのでしたー。

出迎え

<前回のあらすじ>

任命式前に久しぶりに雑談を女子と交わした俺。

うちの学園祭なんて来ない方が良いよ、とかいろいろ話す。

任命式ではなんかアドバイスとかもくれたし、

ちょっと仲良くなった気分だ。

今回はとうとう向こうの生徒が来る日。

どうする、俺? どうなる、俺?


今日はとうとう向こうの生徒が来るので市役所で出迎えをしなくてはいけない。
でも出迎えの前にとりあえず衣装合わせをして

パラパラを踊ろうという事で公民館へいって来た。

とりあえずflagを完成させちゃおうという事で

flag係の俺が公民館にflagを持っていってうちわを貼りつけた。


で次は衣装合わせですよ。

「うちらがトイレいって着替えるのもめんどいから

 ちょっと俺君トイレいって着替えてくれる?

と中澤さんにいわれ、従う俺。

やっぱこういう時は多い方が有利よねー」とかいう声を背にし、

そんなんずっとそうだったろむかっとか思いながら

着替えを持ってトイレに行き、着替えて来ました。

で元の部屋に帰ってきて普通に部屋のドアを開けてしまおうとした俺

「うわ、やべ、ミスるとこだった」と思ったのは

ドアノブを握ろうとした頃。

危ねぇ、危ねぇ。

また俺の評価が落ちるとこだった。

何も考えないで行動すると危ないという事を学びました。


「でもどうやってもう着替えた事を伝えたもんかなー」と

思ってると中澤さんがドアを開けてくれた。

で第1声が「あ、ミッキーがいる」だった。

うぜぇ。

このパラパラではミッキーマウスマーチのユーロビート版を

使ってるからミッキーのサンバイザー(840円のを買わされた)

と黒のシャツ、制服のズボン、母さんが作った蝶ネクタイ

というふざけたいでたちで踊る事になってたのよ。

女子勢もそれぞれ赤に白の水玉の布のお手製スカートと

黒のシャツにミニーのカチューシャという

これまたハロウィンの衣装みたいなカッコで踊るわけ。

まぁーそんなふざけた格好でいつものパラパラを踊り

弱気さんなんか「みんなかわいいから写真撮ろうよー」

とかいって写真撮ってるし。

もうなんかそのテンションについていけません・・・

俺はいつも端で笑いながらピースするしかありません。

生きる道など残されていません。

しかも真ん中なんて行ったらたまったもんじゃない。

女子と肌がふれるだろうが!!!

それはちょっと俺には刺激が強いので回避の方向で。


「じゃあ、とりあえず衣装着て踊れたしもうすぐ

向こうの子達も来るから着替えよっか」と中澤さんが言うと


俺がいるのに上を脱ぎだすふにゃさん


くぁwせdrftgyふじこ。

おいおい・・・俺を殺す気ですか?

女子勢の中で一番かわいい女子が服を脱ぎだすという奇跡。

「ちょっとふにゃ、何やってんの。まだ俺君いるから」

でふにゃさんもまたあせって「うぉう」みたいな声を出して

あわてて着るふにゃさん。

「もぉー、急に脱ぎだすからどうしたのかと思ったよー。

 俺君、見てないよね?」

いやいやそんな不可抗力見てるに決まってんじゃん!

でもそこで「yes」といったら殺される。

そこで俺のいったセリフとは?

はい、全然見えてなかったんで大丈夫でしたよ

あ、また墓穴掘った。

「それ見たって言ってることになってるじゃん! やべぇ、俺のアホ!」

と思ったけど今回はリーダーさんが突っ込んでこなかったのでセーフ。


俺がトイレで着替えて戻ってきてノックしたらさ、

中澤さんが「まだだからもう少し待って」っていうから待ってたの。

そしたらね・・・ちょっと忘れられた

それから7分くらい待ったね。

「またノックすりゃいいじゃない」と思うかもしれないけど

こっちは1回ノックしてんだぜ?

でまたノックして本当に着替えてる最中だったら

「こいつせわしない奴だな」とか思われるじゃん!

そういうことですら恐れる小心人間なんだよ、俺は。

でその後、中から「あ、俺くんのこと忘れてたー」

とかいう声が聞こえて「ごめんごめん、聞こえてたー?」

とか言いながらあけるんだもん。

もうだめぽ・・・orz

で気を取り直してバスが来る市役所前に向かったのです。


でバスが来るのを市役所前で待ってたわけだが

みんな向こうの生徒の名前覚えてないのね。

団長からメールで「○○の子」という風に呼ばないように、

とのお達しが出てたから俺は来る途中で憶えてたのに。

なんだそれ、指示されたことは最低限しようよ。

全く大学生すら覚えてないのか、あきれた。


一応向こうの生徒たちに呼称をつけよう。


双子・・・メガネさんとかなり似ているので双子。
      踊りが得意らしい。


テンション・・・いつもテンション高いからテンション。
       日系が多い中唯一のパツキン美女。


お笑い・・・180cmもある巨漢でデブだけど周りを笑わして
       ばっかりいるからお笑い。下ネタ多し。


べジータ・・・宗教上の理由でベジタリアンだからベジータ。


巨乳・・・そのまんま巨乳だから巨乳。Eはあると見た。


腐女子・・・すごい日本のアニメについて知ってるから腐女子。
       友達はもっとすごいらしい。そのため俺と結構話が合う。


栗山・・・小学校の同級生、栗山に似てるから栗山。
      俺はアメリカで彼の家に泊まる。


セクシー・・・なんかセクシーな感じだからセクシー。
       結構美人。向こうにボーイフレンドがいるらしい。


こんな感じ。

でflagを掲げながら「welcome to ○○」とか言ってると

向こうの生徒がバスの中から逆にこっちの写真を撮ってくる。

「欧米のサッカー代表か!」とか心の中で突っ込みを入れてると、

みんなが降りてくる。

でまぁ「nice to meet you」位のことは言おうかと思ったら、

男の子男の子、俺君はどこ?」とか言って

こっちの留学委員会の委員長のおばさんが俺を探してる。

俺は「あ、はい。ここにいますけど」というとそのおばさん

そんなバッグおいて荷物運び手伝いなさい! 男なんだから!

とかいわれ、いきなりバッグをひったくられたかと思うとバスの方へ押される俺。

「なんだなんだいきなり。荷物運びかよ」と

ちょっとキレ口調で言ってしまったよ。

はぁ? ふざけんなと。

女ってなんか力仕事だけ男だからという理由で押し付けるくせに

デスクワークだけは「女性の社会進出だ」とかいって進んでやるよな。

そんなん男女平等って言わないんだかんな。

ふざけんなよ?


まぁそんなことはいいとしてバスの中に入って

運転手さんが運んでくる荷物を入り口から栗山君に渡す。

でそれをお笑い君が受け取って地面に置く

みたいなスタイルで運んでいったんだけど、それっておかしくない?

普通図体の1番でかいお笑い君が俺の位置につくべきじゃない?

そんなこと言ってもどうしようもないけど。

でちょっと壁との間に挟まって取れなかった時に

「sorry」とか言っちゃったよ。

初英語がそんなんとはやるせねぇな。


で「なにやらせとんねん」とか言いながらバスから降りて

バッグを取るとベジータさんが挨拶して来た。

「nice to meet you. I'm ベジータ. call me ベジータ」

みたいな。もちろんベジータってとこは本名だよ?

で俺はちょっとあわてちゃって

「Oh, nice to meet you. I'm 俺.・・・」

しか言えなかった。

いきなり緊張しまくり。

で握手されて終わり。

なにやってんだ俺・・・


で全員で集合写真を撮ったりして出迎えは終わった。

帰りに団長、弱気さん、広末さんと一緒に駅までいった。

で広末さんに話しかけられなくて黙る俺。

団長と弱気さんは2人で話してる。

こういう時は俺らに振ってくださいよ。

意を決して俺が「テスト・・・」とか言うとあっちも

なんかいってくるというベタ展開。

でどうぞどうぞ状態で俺が「テストどうだった?」とか聞く。

「あぁー、まだ全部は返ってきてないんだけど英語赤点取っちゃった

「えぇぇええ!! それはまずいだろー。もうすぐ向こう行くんだぜ?」

と返す。

「そうなんだよねー。うちも赤点取る予定じゃなかったんだけどねー」

「まぁでも俺もそんな英語の成績よくないから人のこといえないけどね」

「どれくらいなの?」

「今日帰ってきた英語のReedingは5かな」

「え! 5っていいじゃん!」

「あぁ、10段階評価でだから」

「あぁ、そういう事ね」

とか話してると弱気さんが

「そうなんだよねー。私のとこも10段階評価だった。

 10段階評価って得なんだよね。

 受験のときとか5段階評価にするんだけど

 単純に÷2じゃなくて7でも5だったりするんだよー」

と話題を奪っていく。

でまたその後団長と話し始めちゃったから

話すことなくなちまったじゃないか。

でしょうがないから「試験休みがあるか」とかそんな話で盛り上がってた。

今俺が1番話せてんのはたぶん広末さんです。(つづく) 

任命式

<前回のあらすじ>

サンキューカードの紙をぺろぺろ、ぺろぺろと連呼するふにゃさん。

「それいいの? 誰か突っ込んでやれよ」とか思いながら

その場をやり過ごす俺。

サンキューカードにサインを書くのに躊躇してると

ふにゃさんに急かされるし。

もうだめかも知れぬ。

どうする、俺? どうなる、俺?


今回は任命式といって

「ちゃんとオリエンテーションに出たので正式に市の代表として認めますよ」

という式が公民館であったわけだ。


でもその前にいつものオリエンテーションとは違い、

住んでる市についての説明をされた。

人口とか特産品とか電車の駅名とか。

でこの電車の駅名ってのが厄介でさ。

なんか俺が住んでる市には8つくらい駅があるらしいんだけど、

でそのうちの2つの駅が最近出来たばっかの駅なんだよね。

で説明してる人が「駅名言える人?」とか聞いてくるわけ。

俺は答えたよ。

えっと確か○○と××でしたっけ」って即座に。

すると女子が引く引く、団長さんまで「何で知ってんの?」

みたいな顔をする。

だって新しくて料金が高いからといって

誰も利用しないわけではないでしょうに。

俺はバス代が浮くからこっち使ったほうが安いの!

いつも使ってるから知ってて当たり前なの!

それなのに、それなのに・・・うぅ・・・。

俺のイメージに電車オタの要素が加わってしまった。

あーあ、もう手がつけられねぇや。


でその後任命式まで30分ぐらい時間があったから談笑ですよ。

あーなんか初めて留学と関係ない話を女子勢とした気がする。

「KAT-TUNでは誰派?」とか言われて、

「先生の友達の弟が田口淳之介らしい」

(ま、先生の話だからどうかわからんが)

というような話をしたり、

「KAT-TUNの田中はやくざにしか見えないんだけど。

 っていうかあれってかっこいい部類に入るの?」

と話を俺がするとリーダーさんが

「あぁ、あれは私もないと思います。全然かっこよくないですよねー」

とか同調されたり。

あとは広末さんに

「俺君って男子校なんだよね? そしたら文化祭も男子だらけでしょ?

 行きたいなぁー。やっぱりかっこいい人とかいるんでしょ」

とか聞かれて(俺は眼中に入ってねぇなと心の中で思った)、

「あぁーかっこいい奴は結構俺の友達にもいたりするよ。

 でも文化祭はナンパ待ちの女子が腐るほど来るかんなぁー」

と答える。

すると

「えぇ! ナンパ待ちー? そんなのあるんだー」

と結構な反応。

「うん。その友達は結構逆ナンとかにあってたもん」

「えぇー。逆ナンまであるんですかぁー!」

とか広末さんとの話に花が咲いてるところに

リーダーさんが核爆弾投下。

俺君もナンパしたりすんの?

ぎゃぁああ、お前アグレッシブすぎだって。

中澤さんも「単刀直入に聞くねぇ」とか突っ込んでるじゃん。

俺は一応「冬休みあたりまで携帯を持ってなかったんで

ナンパはしませんでしたねー」と逃げる。

本当のことだしね。

するとリーダーさん



え、じゃあ今は携帯持ってるからやるの?



    /\___/ヽ   
   /    ::::::::::::::::\  う
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ ぁあ



な、なんてことを聞くだ、この娘っ子は。

つーか俺墓穴掘ったぁぁああ!!!

「それは、ノーコメントで」とかいって逃げました。


で肝心の任命式なんだけどその説明を受けた部屋とは

別の部屋でやることになってたからエレベーターであがるわけ。

女子に狭い空間で囲まれる俺。

ちょっとこのエレベーターがシンドラー製か調べちまったじゃねぇか。

止まったらいいな、とか思っちまったじゃねぇか。

うん、東芝製だし30秒もたたずにその階に到着しましたよ?


で少し待ってすぐ拍手されながら会場に入る俺たち。

でまず「今回は派遣生に選んでもらってありがとうございます」

とかちゃんとまともな挨拶をするわけ。

でなんも考えてきてなかった俺は言葉につまり

「あー緊張してます、すんません」とかいってごまかしたりしながら、

「自分の夢が小説家でそのためにこの経験を生かしたいと思ってる」

とかまともなことを言いました。


その後は紙皿に持ってある作ってくれたらしい飯を食べる。

でも盛り付け方がひどいんだ、これが。

ケーキの隣におにぎり、おにぎりの隣になぜかアンパン。

そんな感じで飯にクリームがついてたりで悲惨なわけだよ。

っていうか炭水化物多っ!!

なんだ、俺らを食うつもりなのか?

ヘンゼルとグレーテルか? ああ?

で食事中に弱気さんが

「俺君って作家志望なんだね。

 最近の芥川賞とかの作品てなんか軽くない?

 綿矢りさとか読んだけど全然心に残んないんだよね。

 だから夏目漱石とか太宰治みたいな作品書いてよ。
 それとも恋愛小説でも書いてんの?

といってくる。

男子校で4年間まともに女子としゃべったことがなくて

こういうチャンスでも結局今日まで全然しゃべれてない俺に

恋愛小説がかけるとお思いですか?

でもほかの意見はちゃんと受け止めときます。

すると沖縄さんが

「私森鴎外好きなんですよー。読んだことあります?」

と聞いてきたので

「森鴎外って舞姫とかの人だよね? 今度の夏休みの宿題で

 舞姫の読書感想文あるからちょうど読んでるとこ」

とかいうと

「えー舞姫はいまいちなんですよねー」という反応。

でそのときも意外と結構話が盛り上がりましたよ。

やっといい兆候が現れてきた。


で公民館を出たのが9時ごろ。

公民館と駅が離れてるからみんな迎えがきてんのね。

やっぱり女子は夜歩くのだめなんだろうなぁ。

俺は気にせず歩いていこうとすると団長さんに

「俺君、メガネさんと広末さんを私の車で

 送ってくから一緒に乗っていきなー」

と声をかけられ、いったん断ったが結局乗ることに。

で車で駅までいってそこから改札までまた

「家どこなの?」とか他愛もない話をしました。

なんか距離が少し縮まった気がする。(つづく)

第3回自主ミーティング

<前回のあらすじ>

コンビニに救急車が止まってたので野次馬根性で見にいったら

結構血とかひどくてショックが大きかった。

その話を毎回振る団長のせいで

話すたび女子勢引いてってるんですけど・・・。

学校で先生が捕まった話なんかもした。

後、ふにゃさんに萌えてしまった。

どうする、俺? どうなる、俺?


今回はサンキューカードにサインを書いた。

ふにゃさんがサンキューカードの係だったんだけど

サンキューカードの試作品を前に持ってきた時

「こんなぺろぺろの紙で大丈夫ですかね?」

とかいってたのよ。

ぺろぺろ? 

なんかちょっとそのかわいい顔でいわれるとエロイんだけど。

ぺろぺろて!

しかも連呼すんなよ!

っていうか誰か突っ込めよ!

「あぁーこんなぺらぺらの紙じゃねー」

「そうですよねー。こんなぺろぺろの紙じゃダメですよねー」

じゃねえよ!

スルーすんな!

アホか!

完全に突っ込み待ちだろ!

俺は突っ込めませんけども。

女子勢突っ込んでやれよ、

これから先もふにゃさんが「ぺろぺろぺろぺろ」いうことになるんだぞ。

そりゃ男子にとってはいいけどさ。


まぁそれはおいといてサンキューカードに団長が最初に筆記体で斜めに

サインを書いたもんだから俺に「斜めに筆記体で書かないと」

ていう気持ちが生まれちゃったのよ。

でも俺実は筆記体書けないんだよね・・・

しかもマジックが団長が書いたのに比べて細すぎてダメだし。

でどうしようとか躊躇する俺優柔不断、そしてダメ人間。

サンキューカードに貼る写真の中の順番に

あわせてサインしないといけないから

ふにゃさんに「早く書いて」と急かされる。

意を決してマジックをメガネさんに借りて

ブロック体で書いてふにゃさんに渡す。

すると「これ他のに比べて斜めすぎるからもちょっとなだらかにして」

とかいわれました。

はぁ、だからいやだったのに・・・

俺、そういうのは熟考してからじゃないとできないタイプだから。

斜めのバランスとか大きさとかそういうのを

ちゃんとやんないとさ、ダメな性分なのよね。

とかいいわけを言ってみるけどふにゃさんに

優柔不断な人ってイメージがついたっぽくていやです。

やばいなぁ、ふにゃさんのイメージ回復もしないといけない。(つづく)

第5回オリエンテーション

<前回のあらすじ>

学生委員会で俺と同じ「これなんてエロゲ?」

状態の委員長と話した俺。

その人に「女子は絶対にグループが別れる」という脅しを受け、

しかも俺がいじめられてると思ってる事までいっちゃうし。

広末さんのイメージを回復しなきゃ。

どうする、俺? どうなる、俺?


いつもオリエンテーションの時は喉が渇くから(理由は分かるだろ?)

あのビルの近くのコンビニでペットボトルを買っててるわけ。

で今回も買いにいこうとしたら前に救急車がとまってるのさ。

女子だったら「何かあった」と思って避けるんだろうけど

俺は野次馬根性が働いて入っちゃったね、店内に。

店内はこんな感じ↓


店内










で一応救急隊員がいるそっちを避けて矢印の通り

遠回りして飲み物売り場にいったわけ。

俺がおまけつきのペットボトルを見ながら選んでるとそっちで

「大丈夫ですか? 自分の名前とか言える? 

 今から救急車に乗せるから暴れないでね」

とか言ってる声が聞こえる。

俺がそっちを向くと入った時には救急隊員の後ろで見えなかった

怪我をした人が頭だけミイラ状態になってんのが見えた。

しかもすでに包帯に血滲んでるし。

「すごい痛々しいなぁ」とか思いながら俺が選んだペットボトルには

デスノートのニアが持ってる人形みたいな、

キューピー人形がヨガのポーズを

取ってるえらい気持ち悪いおまけがついてた。

なんか精神いかれてたんだろうなぁ、俺。

でその怪我した人がいなくなったからレジまで

矢印のように歩いてくと段ボールがいっぱいあんのよ。

「近くの弁当売り場のへりに血がついてたから

たぶんここにぶつけたんだなぁ」とか思いながらそこを

過ぎようとするとそのダンボールの下に血の水たまりとでも

形容するようなものが広がっている。

おいおい、俺あかんもん見ちゃったなぁとかナイーブになりながら

レジでその気持ち悪いおまけつきのペットボトルを買いました。


で俺がいつもの吉野家の上のビルに行くとまだ誰もいない。

ちょっと待ってると団長がきた。

すると開口一番「あそこのコンビニで何があったか知ってる?」

と聞いてきた。

で俺はかくかくしかじかと答えると

「へーそうだったの。

 なんかものすごい床を店員さんが拭いてたからね。

 何かなぁと思って」と言う。

さすが団長その様子を察しても動じぬとは。

っていうかコンビニの店員さん、ご苦労様です。


ですぐその後に中澤さんも来る。

ると「中澤さんに説明してあげて」と言う団長。

で俺が説明してると途中で

「あぁ、先はもういいや。

 私そういうの苦手なんですよね。

 あそこで何か起こったな、と思って避けてきたんですよ」

体に似合わず意外と小心者だな、中澤さん。

っていうかやっぱり普通の女子はそういう場は避けるのね。


その後も学校とかで遅刻したりしながらも

続々と集まってくるメンバーたち。

で団長が全員が集まったところでまたそれを説明させるんだよね。

「あ、そうそうコンビニでなにがあったか知ってる?

 俺君、説明してあげて」とかいっちゃって。

みんな引く引く、俺が裸でいるかのごとく引くね。

うん、俺もこの話を女子勢にすんのはどうかと思うよ?

団長、それを俺に振るたびに俺が嫌われていってる気がするんですが。

なんか説明する俺を痛い目で見ている気がするんだが。


まぁとにかくその後市の踊りの練習をしました。

でさぁ俺と中澤さんが小学校でそれをやった事があるっていう話で

一致してしかも住所が近けぇって事が分かったわけ。

そしたら中澤さんが聞いてくんのよ。

「じゃあ教頭が売春で捕まったのとか知ってる?」

「ああ! ありましたね、そんなこと」

「朝テレビ見てたらさぁ、『なんか見覚えのある場所が映ってるなぁ』

 とか思ったらうちの小学校だったのよ」

「そうそう、うちもそんな感じでした。

 親父が朝、教頭が捕まった事をいってて知ったんですよ。

 その日の朝インタビューされた奴もいたんですよねー」

「あ、それ私の友達だー。その日その話題で持ちきりだったもんねー」

というやり取りをする。

すると「えー先輩まじっすかー」(なぜか広末さんは年上の人を先輩と呼ぶ)

とか「そんなことあるんですかぁー」という沖縄さんの反応が聞こえる。

そんな中小さな声でメガネさん

昨日私の高校でセクハラで先生捕まりましたよ

とか言い出す。

えぇ!! それすげぇ大事件じゃん!

もっと大きな声で言うべきだろ。

で俺らの話題はメガネさんに持ち去られて

えぇ! 昨日!」とか「メガネちゃんてどこの高校だっけ?

とか飛び交う。

リーダーさんは

え、その先生にメガネちゃんも

セクハラされたことあんの?

とか聞いちゃう。

いやいやアグレッシブすぎだから、リーダーさん。

そしてストレートだな、おい。

メガネさんはもちろん

「いやいや、見かけた事ぐらいしかないよ。

でも友達はちょっとなんかされたとか言ってた」

とか言い出す。

リーダーさんすぐさま

「え、じゃ危なかったじゃんメガネちゃん」

と言う。

うん、それには俺も同意。

っていうかそれホントにやばいだろ。

友達がやられたってあと一歩でやられるとこだったろ。

それをなに平然と告白してんだよ、メガネさんも。

リーダーさんもほんとアグレッシブだな。

こいつらに他人の心情を察する能力はないのか?


その後にはビザ免除とか当日の飛行機についての説明を受けたよ。

誕生日と出発する日を何回か書かされて戸惑ったのか

誕生日と欄に書いてあるのにふにゃさんが

「これって出発する日を書くんだよね?」

と聞いてきてちょっとキた。

「いやいや、誕生日って書いてありますよ!」

と突っ込むと

あ、本当だ

とあせるふにゃさんがドジっ子に見えてしかたないんだけど。

っていうかすごいかわいいんですけどぉぉぉおおおお。

やっぱり女子勢の中でふにゃさんが1番かわいいと思う今日この頃だ。

あ、なんかストーカーぽくなってる。

まぁいいや、締めの言葉も思い浮かばないので終わります(つづく)

学生委員会

<前回のあらすじ>

第2回の英会話で

「俺英語ダメだ。っていうか人付き合い自体がダメだ」

という事に気づいた俺。

その後flag製作の最中もなんか1人になっちゃうし。

どうする、俺? どうなる、俺?


その後あった学生委員会に行ってきましたよ。

みんな参加すんのかと思ったら続々と帰ってっちゃう。

結局残ったのは俺と広末さんだけ。

しかも広末さんは以前に留学プログラムで他のとこにいってるから

昔から学生委員会に入っていて知り合いがいる。

俺は見たことあんのは広末さんと委員長くらい。

またやられちまったな、俺。


まず、中国に留学していた学生さんの中国語講座が開かれる。

中国からの留学生がもうすぐ来るからだそうだ。

会話の練習で例題が出され、

「隣の人と役割を分担してそれぞれのセリフを言ってみてください」

っていうわけ。

もちろん俺の隣には誰もいませんよ

だから必然的にその先生役の学生さんと話さざるを得なくなる。

もちろん、俺は中国語なんか初めてだから指摘されまくり。

もう何?この罰ゲーム。


それが終わってまたいろいろ言ってる時に委員長が

「俺君、男子1人だけなんだって?」

なんて喋りかけてくる。

俺は「あ、また『モテモテじゃん』みたいな事いわれんのかな?」

と思いながら「そうなんですよー」と返す。

すると「俺ももう4年前かな? 男子1人だったんだよ」


な、なんだってー!!


俺以外にもこのエロゲ体験をしている人がいたとは。

詳細キボンヌ、って感じなんだけど。

「え、そうなんすか?」

「そうなんだよー。今、モテモテだろ?」

なんていってくる。

「結局そういう事いってくんのかー。

 っていうかそれはあんたがカッコよかったからだよ」

と思いながら「いやいや、全然」と軽く受け流す。

そして「どうでした? 女だらけの中を経験して」

と聞くと

「今みんな女子仲いいだろ?

 でも絶対に途中でグループ分かれるから気をつけろ」

とかいってくる。

「えぇ! そんな脅さないでくださいよー」

と返すと

「いや、マジだから。その時はちゃんと仲裁に入んないとダメだよ」

とのアドバイス。

俺は

「経験者は語る、ですか」という。

「まぁそうだな。今は女子と話せてる?」と言ってくる委員長に

「いや、あまり」と苦笑いでいう俺。

そうするとひそひそ声で「今女子にいじめられてる?」ときいてくる。

俺は「はい、少し・・・」とか答えておく。

すると委員長は急に大きな声で広末さんに

あんま俺君をいじめんなよーと茶化す。

ひそひそ声で喋った意味ないじゃん!

広末さんは

「えぇー。私いじめてないですよー。ね、俺君?」

とかいってくる。

俺は「うーん、どうだろ」とかごまかしておく。

だって勝手に女子内だけでメール回して

パラパラに決めるのはいじめじゃないの?

すごい疎外感があるんだけど。


その講座が終わると委員長が予算の決議とか

学生委員会の予定とかを話し始める。

で今回の派遣生はさよならパーティの係につくことに。

そして俺らはその会場のレストランに

下見に行く事になったのでした。(つづく)

第4回オリエンテーション

<前回のあらすじ>

公民館でパラパラの本決まりの振り付けを教えられた俺。

そんなん笑顔でできるかぁ!

市の踊りを先生を招いて練習したけどやった事があるのに

見たことないといってた女子より下手な始末。

それでも何とか踊れるようにはなって終わった。

そして今回は2回目の英会話のレッスン。

どうする、俺? どうなる、俺?

アメリカ人の先生が来るまで待ってるとリーダーさんが

リプトンのオレンジティーを

「これオレンジティーじゃなくてオレンジジュースっすよー。

 飲んでみます? 」

とかいって中澤さんに渡してた。

でそれがどんどんまわってメガネさんとかっていうか俺以外全員が飲んで

「あぁーホントこれはオレンジジュースだねー」

とか意見を言い合ってる。

え? そんなフランクに回し飲みですか?

まだ5、6回しか会ったことないやつと。

そんでもって女子でもそういうことすんのな。

なんか日本とアメリカの文化交流の前に

男子と女子の文化交流が行われているんですが。

そんなこんなしてるとまたアメリカ人の先生が2人来たよ。

そのうちの1人が20代後半くらいでカッコいいんだけど

広末さん1回目から続いて「かっこいいー」とかいってる。

日本に来て1年くらいだからそのくらいの日本語なら

分かっちゃうと思うんだけどなぁ。

いいのか?それで?

まあともかく今回の英会話は現地で使える英会話という事で

先生たちと団長がファースフードの店員とか

ホストファミリーの母親とかいろんなシュチュエーションに

なって話すというものだった。

結果俺は無言の時間が多く結構注意されたよ。

「何もいわなかったら『なんかあったのかな?』って

心配しちゃうから間違っててもいいからすぐ言ってみて」

とのアドバイス。

はい、頑張ります。

でも俺には無理です。

だって女子勢と2ヶ月間いて

自分から話した事はないくらい人見知りだもん。

いまさらながら自分が結構人見知りだって事に気づいたよ。

なんで女子勢はそんなに初対面の人に積極的に話せるわけ?

そんなことやったら引かれるかもしんないじゃん。

というかそのネガティブ思考が

人見知りの一番の理由なんだろうけど。

英会話が終わった後はflagの文字を塗りましたよ。

あの「welcome to」って文字を墨汁で。

で筆が3本しかなかったんだよね。

だから習字セットを持ってきた弱気さんとリーダーさん、

そしてふにゃさんが俺が書いた字の下書きに沿って塗っていくんだよね。

沖縄さん、広末さんは貼る法被の軽量化にさらに挑戦してるし。

メガネさん、中澤さんは用事があるっていって帰ってちゃったし。

やはり残るのは俺ですよ。

で手持ち無沙汰で下書きを塗っているのを見てると弱気さんが

「俺くーん、こんな感じでいい? 

 この字は俺君監修だから好きに言っちゃって良いよ」

とかいって俺に意見を求めてくる。

だから俺は

「じゃあ文字の先をもっととんがらせる感じで。

 なんか俺がやって無いのにすんません」

って指示する。

で文字が完成すると法被をこの間の図の通り貼っていく。

結局スペースが余んなかったから富士山は書かないことに。

で最後にパラパラの振り付けの細部を決めていっていたのだが

途中で腹が痛くなる俺。

「やばい、どうする俺? 

 話をぶった切って『トイレ行きまーす』と言うか?

 いきなりそんなことして大丈夫か?」

とか考えてるとふにゃさんが

「すいませーん、トイレ行っていいですかー?」と言う。

よし、トイレへの道は開かれた。

でふにゃさんが帰ってくると

「すんません、俺もトイレ・・・」とか言ってトイレへ。

計画通り

トイレはひとつしかない。

そしてトイレへ入って思う。

「あれ? この便座はふにゃさんも座った便座。

 つまりふにゃさんのお尻の後に俺の尻な訳だ。 

 そう、間接ケツだ。間接キスじゃなくて間接ケツだ」

誰がうまいこと(ry

そんなことを軽く思いながらトイレをする。

まぁ少し腹の痛みも治まり帰ってくる。

すると今度はリーダーさんが

すんません、トイレ行きまーす」と言う。

何その3連鎖。

あくびはうつるって聞いたことあるけど

便意もうつるものなの?

というかお前やめれぇぇぇええええ!!!

お前、それはあかんぞ。

男が大した後だぞ?

そんなんもうね、だめだろ。

汚い話だけど。

リーダーさん、ホントその要求を取り下げてください。

「俺君の後トイレは行ったらくさかった」

なんてうわさ流されたら死ぬしかなくなるじゃん。

もうさぁ、それは俺が管理できるものではないから。

しょうがねぇじゃん。

と思ってたけど普通な顔してリーダーさんは出てきた。

なんか恐いけど、まぁいいや。

とにかくそんな感じでその日のオリエンテーションは終わりました。

でその後に今までのこの留学プログラムの派遣生や

他の姉妹都市との留学プログラムの派遣生が所属している

学生委員会ってのの集会があったので出ました。(つづく)

第3回オリエンテーション

<前回のあらすじ>

なぜか踊りがパラパラになってしまった。

恥をかきながらパラパラをする俺。

死にたい。

パラパラの件も一段落し次にflag作りへ。

で俺の下絵を見せたら顔をかくことは難しいので

弱気さんのTシャツをコピる事に。

flagの文字は俺が書き、後のものは貼り付けるということで

とりあえずflagは完成形が見えた。

サンキューカードも切り終わってかなり進んだ。

そして今回は公民館を借りて踊りの練習をするという。

どうする、俺? どうなる、俺?


そんなわけで公民館に行ってきましたよ。

パラパラの練習をまずしよう、と言う話になったんだけど

この間のミーティングの後に弱気さんと話し合ったはずの

リーダーさんがいない。

で沖縄さんに聞くと、

「さっきメール来てて『今日2時からだよねー』って来てたから

『1時からだよー』って返信しといたからたぶん遅れてくると思う」

おいおい、それ面接の時にやってたら

あの空気読めないやつみたいに落ちてたぞ。


まぁそういうわけでリーダーさん抜きでパラパラの練習をする俺たち。

まずは振り付けをリーダーさんと考えてきた弱気さんが踊る。

・・・やべぇ、これ親の前で見せんの?


っていうか音楽はやっ!


もうすぐにでも死にそうな俺。

でとりあえずうろ覚えで女子と一緒に踊ってみる。

・・・ねぇ、なんで初見でそんなの覚えてんの?

もう危機感ありまくり、汗出まくり。

おろおろしまくり、絶望感たっぷり。


そんな時にリーダーさん到着。

「あ、遅れてすんません」

うん、遅れたのはもうどうでもいいから

この振り付けを変えておくれよ。

しかしそんな要望が以心伝心で伝わるはずもなく

苦笑いでやり続ける俺。

そこに「俺君、笑顔笑顔」という弱気さんからの声が。

「こういうのはみんなで笑顔でやった方が恥ずかしくないって」

うん、俺がそう思ってんのは弱気さんには伝わってたみたいだね。

でも俺が振り付けを変えて欲しいっていう

願いは伝わってなかったみたいだ。

っていうか分かってんならもうちょっと配慮しろぉぉぉおおお!


でパラパラは2時までやって

そこからは市の踊りを先生を呼んで練習ですよ。

その踊りは一般人も来る市の大きな祭りで

俺たちと向こうの生徒が一緒に披露するらしい。

まぁ見る人数っていう点ではパラパラよりも多いけど

こっちの方が全然まともなので

恥ずかしさっていう点で言えば断然下。

でさっきのより少し気合が入って練習をしたんだけどやられたよ。


俺は小学校の低学年までその踊りを運動会でやってて

他の人は見た事ぐらいしかないとかいってたから

俺は恥をさらさなくて良いとか思ってた。

でもそれは間違いだったよ・・・orz

しょせん低学年のころにやってたことだもん。

忘れてるに決まってるじゃん。

曖昧になってるに決まってるじゃん。

お前自分の能力考えろよ。

でもさぁ、やったことない女子勢より

ひどいっていうのはどういうことだよ。


まず歩幅が大きくてタイミングが合わない。

そして右足を出しながらゆっくり1回転する

振り付けがあるんだけどどうしても上手く回れない。

俺が端っこだから壁があってできない雰囲気に見せかけてると

俺君。真ん中の先生の隣でやったら? 」

と言い出す引率のおばさん。

そしてそこでやってもどうしても

できない俺を見て笑い出すそのおばさんたち。

あ゛ぁ゛! 久しぶりに人を殺したくなった。

人がまじめにやって失敗してんのに普通に笑うとか許せないんだけど。

なにそれ、俺まじめにやってるんですから笑ってんじゃねぇよ!

人の失敗がそんなに面白いですか、あぁーそうですか。

死ねばいいのに。

でふにゃさんにも「そこ違うよ」とか言われる始末。


もう無理。


俺は生まれて初めて心の底から震えあがった・・・

 真の恥辱と決定的な挫折に・・・

 恥ずかしさと絶望に涙すら流した。

 これも初めてのことだった。

 俺はすでにやる気を失っていた・・・


そんな気分。

涙は流してないけどね、泣きたかったけど

でその後はもうその先生が俺につきっきり状態。

たぶん俺はもう女子勢とは無理だね。

で先生に「もう大丈夫かい?」とかいわれながら

一応練習が終わった。


その後は机とイスを出して去年の派遣生との質問会。

力仕事はまぁ多少は活躍できるからよかった。

女子勢2人で運ぼうとしてるのを

「俺が運ぶよ」とかいって1人で運ぶ。

そんなんでなびいてくれるわけはないがそれを期待する、

それが童貞クオリティ。


で去年の派遣生を見ると

何だよ、1人完全ギャルがいるじゃねぇか。

こんなんでも受かるもんなんだな。

そしてまた座席取りに困るよ。

「ふにゃさんの隣なんかに座っていいのか?」とか思ったり

「かといって端っこではぶられてる風味満点もなぁ」

と思ってたらいつの間にか真ん中になってた。

まぁその質問会はつつがなく終わって後は

サンキューカードに貼る折り紙をもらったりした。

まぁそんなとこです。(つづく)

第2回自主ミーティング

<前回のあらすじ>

第2回のオリエンテーションで英会話のレッスンがあり、

自己紹介をしたのだがミスる俺。

そして中澤さんはすごいすまなそうに頼んでくるし。

で踊りもいろいろ試した。

そして女子勢の手まで握っちゃったよ、おい。

でも時間がなくなったせいで

俺が作ったflagの下絵は出番なし。

どうする、俺? どうなる、俺?


俺が学校帰りにいつものあのビルへ行くと

いつものように「こんにちはー」とか挨拶するみんな。

でなにやってんのかなーとか思ってると、

「あ、俺君やっぱりああいう踊りは難しいって事で

パラパラになったから」

え?なんかいいました?

俺が嫌いなギャルたちがやる踊り?通称パラパラ?

え?それをやれって?俺に?

男の俺に?男子校の俺に?

女子と4年間しゃべってなかった俺に?

突然の宣告、俺の顔は引きつってたと思う。

ちょ、お前ら何勝手にメールで

そんな重要事項話し合ってんだよ!!!

俺はなんだ、早速ハブリか!!!

え、なんでメールで話し合ったって解るかって?

だってリーダーさんがゴリエのCD持ってきてるんだもん。

弱気さんに「持ってきましたよー」とかいって。

あぁぁぁぁぁあああああああ!!!!

なんだそれ!!!

最初「嫌だったらいってね」とか中澤さんは言ってくれたけど

もうこんな話が進んでる状態で言えるかぁ!!!

しかも団長まで

向こうの人たちも一緒に踊ってくれそうだしいいんじゃない?

とかいってるし。

1対8でどうやって俺の意見をおし進めろっていうんだよ!!

俺CD作ったのにスルーされてるんだぜ?

もうCD作ってたのにパラパラになるっておかしいじゃーん。

しかも俺には伝わってないっておかしいじゃーん。

このCDの制作費は?

それに費やした時間は?

途中で曲を切るにはどうしたらいいのか調べた俺の労力は?


全部pricelessか!!!


せめてCD代くらいは出しやがれ、このヤロー!

ふざけやがって。

何が「ノックノックまーえー」だ!

そんなん知ったことか!!

パラパラなんかギャル男でもようせんわ!!!!

そんなわけで自腹切ってパラパラのビデオを買った

とか自慢してる弱気さんにパラパラを教わりましたよ。


死にたい。

これを歓送迎会という自分の親、女子勢の親、

もしかしたら市長まで来るかもという場でやるなんて。

アホの極みだな。

そういうわけでパラパラを踊らされ、苦笑いの俺。

「とりあえずパラパラの振り付けは私とリーダーさんで考えるとして

フラッグの下書きを終わらせとかなきゃやばいからさっさとやろ」

という弱気さんの発言で一気にフラッグを作る雰囲気に。

で俺はすかさず「あ、俺下絵作ってきましたよ」という。

で俺は下絵を出すわけ。

で女子勢は「すごーい」の声。

「え? 別に素材を貼ったり反転させて作っただけだよ?」

と思って「いや、別にすごくないっすよ」というと

「俺君てパソコン詳しいの?」といって来る沖縄さん。

「え、あぁまぁそれなりに」とか謙遜する俺優柔不断。

こんなん↓

flag2










これを見て中澤さんは

「でも顔とか書くのできなくない?

 文字はさぁ大きく印刷するとして顔をどうするかだよねぇ」

といい、弱気さんの方を見た。

そうすると、ふざけたセリフをはくわけですよ。

そのTシャツかわいくなーい?

そのTシャツには外人の赤ちゃんが帽子

とゴーグル(戦闘機のパイロットがするようなやつ)を

かけててしかも本物のピアスが鼻とか唇に縫い付けてある、

そして大笑いしているという俺から見ると

なんだこれ、気持ち悪い」という感情がわくプリントがしてあるのよ。

なのに女子勢は「あぁーいいですねー」とか

どこで買ったんですか?」とか聞いてやがる。

価値観の違いって怖いな。

で「じゃーそれコピーして来ちゃいなよ」と早速行動に移させようとする。

もちろん俺は気持ち悪いなんて言わないし、言えない。

でコピー機に覆いかぶさって撮りに行くのかと思ったら

じゃーちょっと脱いできますね

とかいって隣の部屋の端っこの方に行く弱気さん。

えぇぇぇぇぇええええええ

俺いるのにいいのぉ!!?

だって見ようと思えば見れちゃう距離だぜぇ!?

っていうか男子がいるんだから配慮してトイレで脱いできてくれ!

困るから、そういうことされても。

で上着の下のTシャツを脱いで上着のジッパーをあげて

上着の下はブラだけというもうなんかすごいきわどい状態で

コンビニに行く弱気さん。

「おいおい、なんでそんな時は強気なのよ? 」とか思っていると

中澤さんに「じゃあ俺君、パソコン詳しいんだよね。

パソコンで紙に目一杯大きく印刷して来てくれる? 」

と聞いてくる。

「え、書体は普通のでいいんすか? 

 それともワードアートとか使ったほうがいいんすか?」

と聞き返すと女子勢一同「へ?」の顔。

で中澤さんだけが

「あ、あぁ、あのアーチ状とかにできたりするやつ? 

 とりあえず俺君が勝手に決めちゃっていいけど

 心配だったらメールでみんなに聞いてみて」

とわかってくれる。

なんでみんなわかんないのぉ? 

Wordくらい使おうよ、俺がパソオタみたいじゃん。

このIT革命がおこってしかも教科に「情報」なんてのもある今日に

よくそんなんで生きていけますね、全く。

そんでもってリーダーさんちなんてパソコンないんだってさ、何それ。

まぁでもメールはしますよ、下心云々じゃなく優柔不断だから。


「じゃあ顔は弱気さんのあれでいいとして法被とかをどうするかだなぁ」

と言う中澤さんに

「法被とかうちわってたぶん100均で売ってますよね。

 だから買ってきて貼り付けちゃうとか」

とナイスアイデアを出すリーダーさん。

「でも、そんな売ってんのかよ」という俺の思いとは裏腹に女子勢は

あぁー売ってる」だの「Tシャツとかもあるよねー」だの

まだ夏じゃないからないんじゃない? 」だのいう。

あぁ、そうなの。そういうの売ってんのね。

おじさんそんなの初めて知ったよ。

で早速買いに行く中澤さん。行動早すぎ。


そこに帰ってきた弱気さん。

店員さんに不審な目で見られちゃったよー」じゃねぇよ。

当たり前だっつの。

ジッパーおさえてTシャツもってコピーする女の

どこが不審じゃないというのだよ。


そしてとりあえず赤ちゃんの顔の形に沿って切り始める女子勢。

中澤さんが100均からすぐ買って帰ってきた法被も

軽くするために女子勢が切り始める。

ふにゃさんが事前に買って来てくれてた紙も

サンキューカード用に切り始める。

さて、俺はやる事がなくなって困ってしまったわけだが。

なんかすごいはぶられてる感満載なわけだが。


俺はなんとなくそしてしょうがなく

ルーズリーフを取り出し新しい下絵をかき始めた。

こんなん↓


flag







で書いてたら弱気さんが見て

「あ、その字で良くない? 」

「あ、いいねぇ。

 顔とか貼るにもまず文字の位置決めなきゃならないし。

 じゃあやっちゃう? 」

うん、また行動早いなぁー、中澤さん。

江戸っ子か?

まぁともかく俺が字をかいて貼る位置を決めて

flag作りはとりあえず終わったのです。

そしてサンキューカードもとりあえず切って

あとは飾り付けたりするだけのとこまでたどり着いたのです。(つづく)