伊勢に着いたらまずは二見興玉神社に参拝します。最寄りの二見浦駅までJR参宮線で行きますが、荷物を預けるため一旦ホテルに。

 

<駅構内の売店に飾ってあった蘇民将来子孫の注連縄>

 

今回お世話になるのは伊勢シティホテルさん。

 

<伊勢シティホテル>

 

伊勢市駅近鉄側出口より徒歩3分。外宮までも歩いて15分という好立地にあるホテルです。

 

<お部屋の窓からも伊勢市駅が見える>

 

受付に行くと、15時前ですがお部屋の準備が出来ているのでチェックインできるとのこと。列車の時刻まで1時間近くあるのでどうしようかと思っていたのだけど、これはありがたい。

 

<ツインのお部屋>

 

お部屋で少し休んで再び伊勢市駅へ。

 

<ホームに並ぶ赤福の看板>

 

14時57分発の鳥羽行きに乗り

 

<JR参宮線>

 

<久しぶりに見る往復切符>

 

二見浦駅までは2駅。10分ほどの乗車です。

 

<夫婦岩を模した形の二見浦駅>

 

二見では「おひなさまめぐり」が開催されており、

 

<「おひなさまめぐりin二見」のポスター>

 

駅内にはたくさんのお雛様が。

 

<駅内に飾られていたお雛様>

 

これだけあると華やかですね~。にっこりラブラブ

 

<煌びやかなパール雛(ゴージャス!キラキラ)>

 

駅から二見興玉神社に続く夫婦岩表参道、

  

<夫婦岩表参道>

 

旅館やお店が軒を連ね、どこか懐かしい雰囲気が漂います。

 

<旅館が立ち並ぶ夫婦岩表参道>

 

「そういえば初めてのお伊勢参りはこのルートだったっけ。」そう思うと感慨深い。

 

<賓日館>

 

【賓日館】

伊勢神宮に参拝する賓客のため明治20年に建てられた休憩及び宿泊施設。現在は資料館として一般公開されている。

15分ほど歩いて二見興玉神社に到着。

  

<二見興玉神社>

 

二見興玉神社が鎮座する二見浦は古くより清き渚といわれ、伊勢参宮を間近に控えた参拝者が汐水を浴び心身を清める禊場だったとか。古来より伊勢の神宮に参拝する者は二見浦の二見興玉神社に参拝し穢れを祓い清めるのが慣わしだったそうで(浜参宮)、わたし達もこれに習い、お伊勢参りのときはこちらからお参りするようにしています。

 

鳥居をくぐり参道を進むと、目の前に二見の海と夫婦岩が。

  

<参道から見た夫婦岩>

 

「きれい・・・」←語彙

一瞬見惚れるもこの日は波が高く、うっかり近づこうものなら波をまともに被りそう。あせる(実際海側の参道は濡れている箇所がありました。)

 

手水舎で身を清め、

 

<手水舎の願掛けカエル>

 

拝殿へ進もうとして、おや?

 


<参道に設けられた波除板>

 

前回訪ねたときはなかったけど、やはり冬は波が高いのですね。御親切にありがとうございます。にっこり

 

波除板に守られながら拝殿前へ。

 

<拝殿>

 

御祭神は興玉大神、御名を猿田彦大神。相殿に宇迦御魂大神(ここでは神宮外宮の豊受大神の別名)を祀ります。

 

輪注連縄で体をさすり、穢れを祓った後

  

<禊斎するための輪注連縄>

 

神前に納め、二拝二拍手一拝。

これより神宮にお参りする旨をお伝えし、お導きをお祈りしました。

 

その後御本社裏にある「日の出遥拝所」より日の神さまにお参り。

 

<日の出遥拝所>

 

こちらからは夫婦岩をより近く拝することができます。

 

<夫婦岩>

 

夫婦和合の象徴といわれる夫婦岩ですが、もともとは興玉神石の門石(鳥居)とのこと。興玉神石は「常世の国」より降られた神さまが寄りつく霊石で、倭姫命御巡幸の折りにはこの聖なる岩に興玉大神が現れ天照大御神の御神幸を守護したそうで、興玉大神は内宮の守護神として内宮御垣内に奉斎されています。

この興玉神石を大神の坐す岩と崇め、夫婦岩に連縄を張り遥拝所を設け拝礼したのが二見興玉神社のはじまりだとか。

興玉神石は海中にあって拝することはできませんが楕円形の平岩で、4月頃大潮のときに無垢塩草が繁茂した磐座がうっすら見えるそうです。

 

<夫婦岩の日の出(二見浦駅前のポスターより)>

 

心ゆくまでお参りし、授与所にて無垢塩草(むくしおくさ)を拝受します。

 

<無垢塩草>

 

無垢塩草は興玉神石の周りより採取される御霊草(アマモ)で、このお守りを身に着けることで海に入る禊の代わりになるのです。(二見興玉神社の禊祓も、この無垢塩草が用いられるらしい)

 

予定していた参拝を無事に終え、清々しい気持ちで神社を後にしようと「天の岩屋」の前まで来たとき

 

<天の岩屋>

 

【天の岩屋】

宇迦御魂大神を岩窟内に奉祀していた三宮神社の御遺跡。古来より日の出を拝む夫婦岩とともに日の大神がお隠れになった天の岩屋と伝えられ崇拝されている。

頭の上で波の砕ける音がしたー と思った次の瞬間、頭からずぶ濡れに。ガーン

波しぶきがかからないよう陸側を歩いていたのに、海側を歩いていた相方をも飛び越え降りかかるとは・・・!

自分の状態があまり良くないことを自覚していたので輪注連縄で祓い清め、無垢塩草まで求めたのだけど、実際海水を浴びないことにはわたしの穢れは祓えなかったようです。笑い泣き(不思議なことにこの後体が軽くなりました。寒かったけど。ゲホゲホ

 

<参拝の帰り、陽も傾いて・・・>

 

二見浦駅から16時35分発松阪行きに乗り伊勢市駅に。自分が磯臭かったけど(爆)ホテルに戻るのも面倒だったので、そのまま夕食を食べに外宮参道へ。

 

<和食さと伊勢店>

 

前回ランチをいただいてすっかりお気に入りになった「和食さと」さん。九州にはないので、どうしても来たかった。(笑)

 

<伊勢の夜に乾杯>

 

散々迷った挙句、まぐろたたき丼と天ぷらがセットになった小町セットをチョイス。

  

<ミニまぐろたたき丼の小町セット>

 

色々食べられるうえ量も丁度良い。もちろんお味も良くて大満足です。ピンクハート(ちなみに相方は大海老天ざるそば(大盛)。画像撮り忘れた、痛恨あせる) 

その後コンビニで朝食用のパンを買い、ホテルへ。早めに休んで、翌日の神宮参拝に備えます。

 

<夜の外宮参道>

 

クローバー おきらくコソコソ話 クローバー

二見の波をまともに浴びたかねしですが、そんな暴挙に出ずとも勢田川沿いにある「汐湯・おかげ風呂舘 旭湯」さんで二見の海水に浸かることができますよ。グッ

 

<旭湯さんの汐湯(2007年7月撮影)>

 

初めてのお伊勢参りのときはこちらに浸かってから二見興玉神社に参拝しました。にっこり

 

クローバー おまけ クローバー

伊勢シティホテルさんのお部屋に置いてある「古事記」。

 

<デスクの引き出しに「古事記」が!>

 

これまで読んだ「古事記」の中で1番わかりやすかった。(売って欲しい!) 

 

・二見興玉神社:三重県伊勢市二見町江575 HP

・伊勢シティホテル:三重県伊勢市吹上1-11-31 HP

・和食さと 伊勢店:三重県伊勢市本町5-22 HP

 

クローバー 1日目(2月11日(火・祝)) クローバー

新鳥栖駅8:09発さくら542号―博多駅8:21着/8:36発のぞみ14号―名古屋駅11:55着/12:37発快速みえ9号―伊勢市駅14:05着…伊勢シティホテル14:10着~14:30発…伊勢市駅14:35着/14:57発鳥羽行―二見浦駅15:05着…二見興玉神社15:25着~15:55発…二見浦駅16:20着/16:35発松阪行―伊勢市駅16:42着