こんばんは。![]()
相変わらず、毎日忙しくしています
。仕事の大変さに加えて毎日のリハビリがもう大変で・・・
。今はこの神経科学者(脳科学者)が開発に携ったという短期記憶を鍛える脳トレも毎日やっているので本当にリハビリが終わったらあっとういう間に寝る時間です。
ゲームは面白くもあり、難しくもあります。でも、遊び感覚で、かつ短時間でできるから続けやすいかな。毎日いろんなゲームで遊べるし。
短期記憶と認知症の話でいえば、前回の私のブログにコメントくださった人工内耳先輩の言葉がまさに「納得!」という感じでした。
確かに「聞こうとしなくても聞こえていた頃と、一生懸命聞いて聞き取っている今とは違います」これ、これですよ。![]()
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例えば、健聴〜補聴器でそこそこ聞こえている時だと
「昨日さ、松屋で牛丼食べてん。」
「へー、そうなんや。父親が松屋ってカレーが美味しいって言ってたな。」
こんな感じで最初のフレーズがサクッと頭に入ってくるのですぐに二番目のような答えが出てくるわけですが、人工内耳の場合ですと・・・
「昨日さ、松屋で牛丼食べてん。」
「え?ま・・・まつ?マツダ?抹茶で・・何食べたって??」
例えばこれは一例ですが、こんな感じで「昨日さ、固有名詞で牛丼食べてん。」とこのように固有名詞の部分だけが綺麗に聞き取れないわけではないので、抹茶で牛丼ねぇ・・・まぁ食べられるかな?とかおかしな解釈をしたり、それどころか「松屋」の聞き取りに集中しすぎて松屋が聞き取れた時点で他の単語は綺麗さっぱり忘れている・・・こういう聞こえのメカニズムが認知症の元になったりするらしいです。
しかも、これはあくまで一例で聞き取りの状態は人それぞれ。また、現在自分が置かれている場所・体調・対面している人の立ち位置、人数、声の感じ・周りの状態などなどもういろんな要素により左右されまくりで非常に疲れるのが人工内耳の聞き取りというもの。
満足している人は、長らく聞こえなかった状態を経験している人に多い気がします。
逆に私のように、健聴とは言わないけれど補聴器時代くらい聞きたいと思っている人間にとってはフラストレーションが溜まることも多いのが現状です。
前にも書いたけれど、楽しい会話って好きな人・気の合う人と話す以前に集中しまくらなくても普通に聞けるっていう前提ありきなんだなと、私は特に人に気を使いまくって疲れてしまうタイプの人間だから余計にそう感じてしまいます。
仕事やお店の人との短い会話が関の山って感じですよ、今は・・・。![]()
そんな中、昨日は人工内耳大先輩のスティーブに時間をとってもらって仕事の後に会いました。
スティーブのオフィスへ行き、色々と質問。![]()
だって、引き受けたはいいものの、結構大変なんですよ、CICADAの会報作り!
・・・なんでも面倒臭い私は、スティーブに凸した方が楽かも、と時間を作ってもらいました。
昨日は彼、すごくお疲れだったようでなんと「あんまり聞き取れないから、マイクつけてもらっていい?」とミニマイクの装着を私に依頼!![]()
人工内耳歴20年をゆうにこすスティーブとスーザンは私にとって「健聴者みたい!」と思う存在だからびっくりしました。
・・・本題の前に、スティーブが「面白いもの観せてあげる」と言って観せてくれたのが1997年放送のこちら!![]()
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なんと、人工内耳をテーマにしたTV番組にスティーブが出演した時のもの!
私のタトゥーをいいなと言ってくださった執刀数2400だかを超えるビル・ギブソン医師!若い!
スティーブもめっちゃ若い!(当たり前。29年前だもの・・・)
大変だな、このバッテリー。今のバッテリーでも鬱陶しいのにこんな80年代のウォークマンみたいなものを毎日身につけて聴いていたなんて・・・
若い頃のスティーブの話は、本当に苦労の連続で聞いていて悲しくもなるけれど、今もこんなに優しい人で聴覚検査師の奥様と幸せに暮らしていて・・・・本当に尊敬します。
この赤ちゃんが生後5−6ヶ月で乳幼児にして初めて人工内耳手術をした子供だそうです。(めっちゃ大きい子でびっくり)今はもうアラサーですね。
この子もあのバッテリーをつけて這い回っているのかと思うと気の毒だけれど、この子にとってはこの聞こえが「普通」なんですよね。今も満足に私たちと同じようなプロセッサーをつけて生活しているのかな?
・・っていうか、頭や内耳の成長とともにインプラントはやはり入れ替えるのでしょうかね?それともそのまま大人になっても大丈夫なもの・・・?
とても興味深く拝見したこの動画。今朝スティーブに送ってもらったので今日はこれでリハビリをしました。
聞きやすかったです。
ちなみにスティーブが2度目の人工内耳手術をするまでに5年の年月を要した理由は、当時はセカンド手術の利点があまりまだ解明されておらず実験的に行うことが通常で5年待たないでやった場合は多額の自己負担額を請求されることになり、それが馬鹿らしいので補聴器などは使わず片耳は聞こえない状態で片耳人工内耳のみで5年間過ごしたのですって。
さて、昨日スティーブに会ったのはこちら
を習うため。
オーストラリアで誕生したこのシステムを使いこなせれば、プロ並みのニュースレターやフライヤーが作れる。
Adobe・ファイヤーフライやフォトショを使えなくても大丈夫だし、パワポよりもこちらが便利かな?今流行っているし・・・・。(うちの会社でもマーケティング部はこれを結構使ってウェブのフライヤーとかEDMとかを作っているのですよ)
ちょっと大変だけど、Canvaを使えるようになっておけば今の時代良いかも?と、ニュースレター作成を引き続き行うことに。
8ページあるこのニュースレターの草稿を作るのが私の仕事です。先週末でなんとか形にしたんだけれど、細かいところをスティーブに聞きたかったのです。レイアウトやデザインについての諸々。
1時間のCanvaチュートリアル、字幕で読みながら学ぶのは結構苦痛で。ほら、短期記憶弱いしさw![]()
スティーブに質問しながら色々学べたので明日と日曜日で草稿を作る予定です。手術までに仕上げたいので。
一回やれば、次回からは要領も良くなるだろうしね。
ちなみに今まではプロに依頼して印刷していたのですが、一回につき2000ドル(約227,000円)に送料がかかっていたそうで、それを年に3回行う経費を削減するためにCanva作成に踏み切ることにしたそうです。
やっぱり色々聞いて直接学んだから覚えも早いし、身につきましたよ!
コクレア社からも少しの援助は出ているようですが、基本は寄付金で賄っているので運営は大変とのこと。それでも「難聴になることはとても大変なことだから、難聴になった人の手助けをしたい」との信念からこれからも運営を続けていくそうです。私は毎月50ドル寄付していますが、これからも仕事を続けていける限りは寄付を続けたいと改めて思いました。
サリー・ヒルズには素敵なCanvaカフェもあります。
ここでCanvaに詳しい人に質問しながら作業ができれば最高なんですが、家から近いのに平日しか開いていない・・・がっかりよ。![]()
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そんなこんなで、すごく忙しいのです。明日は朝早く起きてニュースレター作成作業をする予定です。夜は予定があるしね。
しかし、まぁ2年前はこのニュースレターを初めて手に取ってもし私も手術したらこういうコミュニティに参加するのもいいかな、と思っていた私が今やCICADAにこんなに深く関わって色々な人工内耳ユーザーたちと交流しているのですから不思議なものです。
人工内耳ユーザー同士で頑張ってコミュニケーションしながら一つの仕事をこなしていく過程にはなかなか感慨深いものがありますよ。
さて、最後に。
このブログを読んでくださっている人工内耳装用者、および人工内耳装用者が身内にいる方でご自身の体験をCICADAニュースレターに載せてもいいよという方がいらっしゃればぜひ、コメントでお知らせいただけないでしょうか?
もちろん、匿名・偽名・ハンネで・・・というか多分名前は載せないかな?あくまでも日本での手術やマッピングやその他の現状をシェアーするという形での掲載になるかと思います。
スティーブから、他の国での話も面白いし、日本での入院期間とか退院前に病院でスイッチ・オンされる話とか興味深いので、ユリコの友達に許可を取って記事にしてみないかと言われたのです。
私からお願いする場合もあるかと思いますが、その際も嫌だとおっしゃってくださっても、もちろん大丈夫です。もし、よろしければどうぞご協力よろしくお願いいたします。人工内耳ネタって、本場オーストラリアでも限られていますからね・・・。
私も帰国した際には「コクレアミニ講座」とかいうものに参加してみて、そのことを記事にするのもいいかなと思っています。
ではでは、おやすみなさい・・・・。

















