一汁一菜でよいという提案
土井善晴さんの、「一汁一菜でよいという提案」を、読みました!!感想は…ほんとうに、読んでよかったです!!!日々の、料理に対するプレッシャーとか、今日のメニューは子供受け、旦那受けがよかったかどうか、など毎日いろんな事を考えながら料理をしています。でもこの本を読んで、肩の荷がスッと、下りました。ここまで考えなくてよかったんだなーと。たしかに、昭和の食卓をテレビで見たとき、すごくシンプルだった。ごはん、味噌汁、焼き魚、漬物。こんなかんじです。うちのおばーちゃんが作ってた料理もそうだった。今はみんな、新しいレパートリーを求めてスマホ片手にレシピ検索したりSNSで毎日、映えるご飯をアップしているインフルエンサーの投稿を見てこんなの毎日作るなんて自分には無理だよ…。とちょっと劣等感を感じたり。みんなきっと疲れてますよね。そんな方に、この本を読んでもらいたいです!今まで毎日がごちそうだったことに気づくのではないでしょうか。うちは朝ごはんは、ごはんと味噌汁と漬物だけ!なんて時もよくあります。こどもは朝はおかずとかパンとかそんなに食べたがらないので、これくらいがちょうどいいそうです。特に幼児は嫌いなおかずがあるよりは、好きなふりかけを選んでご飯と味噌汁でパパっと済ませることができて、本人も気が楽なようです。夫は、朝ごはんは自分が食べたいものを食べる派なので、ハムエッグが食べたいと言えば作るし、うどんがいいと言われれば、具材は何がいいかまで聞いて作ります。それは、これから仕事へ向かう夫への気遣いです。子供にはたまに、ヨーグルトやヤクルトを出したりもします。これがプチ嬉しいみたいです毎日毎食、子供や夫が喜ぶ献立じゃなくていいんです!母の役目、妻の役割は、”家族の健康を守ること”ですよね。昔から、「健康は粗食で得られる」という言葉があるのは、本当にその通りかもしれません。今の時代は毎日がごちそうなので、一度立ち止まって、食事とは何かを見直してみるといいかもしれないです。そうすることで、子供たちも食に対して有難みを感じられるかもしれない。色んなことを教えてくれた本でした。やっぱり読書って素晴らしい!それにしても土井善晴さんの文章は普通の料理家の感性だけではなさそう。どういった生い立ちなのか気になっちゃいました!とにかく、毎日の献立は素材を生かした、シンプルなものでじゅうぶん!!と、学べました。みなさんも、ぜひ試してみてください