木の短所
*虫がつきやすい
*腐りやすい
*燃えやすい
しかし木の性質を理解した取り扱いをすることで、これらを最小限に抑えることが出来ます。
例えば、春から夏に伐採した木は、水分や養分を多く含むため虫や腐朽菌に弱く、暴れや割れも出やすい。
また伐採時に立ち木を傷つけることにより、欠陥をつくることにもなります。
活動を休止する10月から2月に伐採した木からは良質な材をとることができます。
かながわ県産材の森林伐採はこの時期に実施しています。
この時期の林材業の方々の仕事には敬意を証します。
品質の良い神奈川県産材を我々は大切に適材適所に使っていきたいと考えます。
伐採し山で葉枯らし乾燥し製材所で自然乾燥させた木材を構造材には使用していきたいです。
樹の部位について
白太は細胞がまだ生きているが、赤身は水分をあまり含まず、虫や腐朽菌に強い。
スギでも赤身を使えば水のかかる部分にも対応できます。
焼き杉のように表面を炭化させれば耐候性も増します。
火に対しては部分断面が大きければ燃えしろを確保して火災時の構造耐力を維持することも出来ます。
木は素敵ですね。・・・・・
私は大好きです。・・・・
そんな木を使って多くの住宅を住み手優先で造っていきたいと考えています。
一期一会の出会いから。・・・・・