介護コンサルの管野です。
ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。
お詫びとして(?)今日はめずらしく、介護保険法に関して書きたいと思います。
今日の話題は2015年の介護保険法の報酬改定に関してです。
高齢者人口が3,000万人を突破し、「介護」というキーワードもどんどん身近になってきていますから、ニュースなどの記事でもいろいろな改正案や噂も出ていますね。
われわれ船井総研が気にしている、2015年の改定情報は下記のものです。
・要支援が介護保険制度から外れる!?
・特別養護老人ホームの入居者に、入居制限を設ける!?
・一部、利用負担額の増加(1割→2割へ)!?
・小規模多機能型居宅介護の点数の上方修正!?
・サービス形態での点数の細分化!?
・小規模事業所の点数下方修正!?
など。
どれもこれも、介護事業者にとって「得」となることはない感じですね。
皆様もご承知のように、この日本という国は大きな借金を抱えており、介護保険で活用できる財源は十分にあるとはとてもいえない状況です。
そのため、制度改定があるたびに、下方修正をとらざるを得ません。
つまり、
よくなんかならない。
ということです。
介護事業者の皆さんは、このことを前提に準備していく、運営していくということがとても大切です。
危機感を感じているのは、経営者だけ??
それでは、不十分!
この問題は、この業界で働く皆さんに関係している問題です。
介護保険制度、報酬に頼りっぱなしの運営から、脱却する。
そんな意識を持って、サービスもプログラムも、応対も質を上げていかなければいけません。
いつも考えておきたいこと。
自費でも、うちを使ってくれるか?
こんなコトを頭に入れて、向上心をもって業務に携わっていきたいものです。
それでは本日はここまで。('-^*)/
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