先の伊弉諾神宮のすぐ近くにあった淡路香りの公園

淡路島は花に関する観光施設が多いみたいねガーベラ


香りの公園には、ハーブがたくさん植えられているようでした。




ゆっくり見たかったのだけど、蜂はいっぱい飛んでるし、暑かったし汗

って、11月だったんだけどな(・_・;




これはメキシカンセージ…だったかな?

そんな感じの名前でした(ー ー;)

職場の近くにもわさわさと咲いてるんだよね。

繁殖力が強いのかしら?


アップにしたら…




ボケボケ~汗

蜂がたくさん飛んでいて、慌てて撮影したものだから…


と、言い訳してみる(^◇^;)




それから、パルシェ香りの館という所に行きました。

ほとんど終わりでしたが、コスモスも咲いてました。






ここもハーブがたくさん♫

時期になるとラベンダーが咲いてるみたい。


パンフレットの写真がコレダウン




香りの湯って、温泉もあったよ。

平日だからか?

いつもなのか?

ほとんど人はいなかったのだけど(;^ω^A


ラベンダーアイスを食べて、苗を買って帰ってきましたニコニコ




レモンバーム。

柑橘系のいい香りがします♫

しかも200円と安かったし( ´艸`)


あとはフクシアの苗も買ったの。




咲いたらこんな感じね。

難しいかもしれないけど、頑張って咲かせたいなぁおねがいキラキラ


玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)


淡路市立淡路香りの公園 →
(兵庫県淡路市多賀530-1)

【淡路市立淡路香りの公園 】



パルシェ香りの館・香りの湯 →
・Twitter →
・Instagram →
(兵庫県淡路市尾崎3025-1)

【パルシェ香りの館】


・テーマ「テーマパーク」の記事一覧 →
京都市美術館
『ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』(2015年)



本当は、先の『マグリット展』の次に観たんだけど、すでに会期が終了してるので大幅に後回し…パンチ!パンチ!
最終日前日だったこともあり、もうダダ混み~!でしたよチーン

一応、展示構成を書いておきますね。

・序章Ⅰ 「すでに、古代において…」風俗画の起源
・序章Ⅱ 絵画のジャンル
・第Ⅰ章 「労働と日々」―商人、働く人々、農民
・第Ⅱ章 日常生活の寓意―風俗画描写を超えて
・第Ⅲ章 雅なる情景―日常生活における恋愛遊戯
・第Ⅳ章 日常生活における自然―田園的・牧歌的風景と風俗的情景
・第Ⅴ章 室内の女性―日常生活における女性
・第Ⅵ章 アトリエの芸術家
(展示総数83点)

え~、今回の目玉はやはりフェルメール!キラキラ


ヨハネス・フェルメール
《天文学者》
キャンバスに油彩 1668年 51×45
ルーヴル美術館

意外にも初来日なんですねー。
幼いころからワタシの憧れだった職……しかと目に焼きつけましたぞっ 目

And、以下の3点が準目玉でしょうかキラキラ


クエンティン・マセイス
《両替商とその妻》
板に油彩 1514年 70.5×67
ルーヴル美術館


バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
《物乞いの少年(蚤をとる少年)》
キャンバスに油彩
1647-48年頃 134×110
ルーヴル美術館


ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《鏡の前の女》
キャンバスに油彩 1515年頃 99×76
ルーヴル美術館


ところで。
これらの作品以上に印象的というか、衝撃的な絵がありました!
その名も《抜歯屋》爆弾


ヘリット・ファン・ホントホルスト
《抜歯屋》
キャンバスに油彩 1627年 137×200
ルーヴル美術館

ぎゃあ~~っ、ペンチで抜歯!?ドクロドクロ

当時は、虫歯になったら抜くしかなかったんだろうけどタラー
麻酔なんてないだろうし、強い酒を飲ませて酔わせて処置をしたのか?(←出血がひどくなりそうタラー
でも、この絵の患者さん、どう見てもシラフっぽいんですけど~~滝汗
と青ざめていたら、
『ルーヴル美術館展(京都)』のFacebook(現在は終了)に、こんな記述がありました。

この《抜歯屋》という作品では、『油断しているとスリに狙われますよ』という教訓が表現されています。
街角の『抜歯ショー』に見入っている女性の買い物カゴから、食材となる鳥を盗もうとしている男が描かれています。
当時は歯科医師が医療免許制ではなかったため、自称・歯医者がこのような抜歯ショーを行うことで、『腕の良い歯科医』であることをアピールしていました。
歯を抜かれている人もグルで、「この人は上手だ! 痛くないよ!」という芝居をして、そのショーを見ている人々を欺き、さらにスキを見て持ち物を盗むという、3人の男たちによる2つの嘘が演出されていることが描かれた作品です。


……なんと! 画面右の二人にばかり目がいって、画面左でそのような悪事が働かれているのを見落としてましたタラー
すっかりワタシもダマされたのねー。アブナイ、アブナイガーン
(この絵の中にいなくてよかった…)

【ヘリット・ファン・ホントホルスト作品集】



そして、衝撃的なもう一枚爆弾


ジョゼフ=マリー・ヴィアン
《アモルを売る女》
キャンバスに油彩 1763年 98×122
ルーヴル美術館(フォンテーヌブロー宮殿に寄託)

「赤アモル 青アモル 黄アモル いりませんかぁ~」

えーっ、アモル(=キューピッド)って売ってるの!?ポーン
幼い男の子の姿とはいえ神様だから、れっきとした神身売買。そんな無造作に羽をつかんでバチ当たらない?
で、どこで仕入れるの? 天然もの? 人工繁殖? 孵卵器で大量に孵化させて、羽に塗料を吹きつけてる?ヒヨコ
あくまで愛玩用で、食用じゃないよね?
などと、心の中で突っ込みまくり!爆  笑

まあ、アモルは "恋愛の神" なので、「愛も恋もお金で売り買いするものじゃありません」という戒めなのかも、ですがタラー
(作品の解説見るのを忘れました…)

【ジョゼフ=マリー・ヴィアン作品集】



なんせこの2点があまりに強烈で、ほかにどのような作品があったか、とんと憶えておりません笑い泣きアハハ

遅まきながら「美術館巡り in 京都」に付き合ってくれた えちこちゃん、記事の提供をどうもありがとう!ピンクハート


『ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』
◆2015年6月16日(火)-9月27日(日)
 京都市美術館(現・京都市京セラ美術館
(京都が最終会場です)


京都市京セラ美術館 →
(京都市左京区岡崎円勝寺町124)

ルーヴル美術館 →

・テーマ「風俗画」の記事一覧 →
「ルーヴル」の記事のお次は、「ニャーヴル」にゃ!三毛猫


『ニャーヴル美術館 ねこあーと in ルーヴル』(2015年)
シュー・ヤマモト著
講談社


10月にやっと手に入れた、シュー・ヤマモトさんの画集・第3弾照れ

猫美術の最高峰、ニャーヴル美術館キラキラ
その、とっておきのコレクションを、同美術館に住むこと200年超《モニャ・リザ》のモニャちゃんが、わかりやすーく解説します。

それでは、ほんの一部をご紹介~音符
まず、先の『ルーヴル美術館展』に掲載した作品から2点。


ヨハネス・フェルネーコ/シュー・ヤマモト
《天文学者》 
1668年
ニャーヴル美術館

「このオランダの絵画がどうやってフランスのニャーヴル美術館に辿り着いたのかは面白いわ」(モニャ)

「ニャスチャイルド家とニャチスですにゃ。詳しいいきさつは、本を見てにゃ~ウインク」(ねこ)


バルトロメ・ニャリーリョ/シュー・ヤマモト
《のみをとる少年猫》
1645-50年
ニャーヴル美術館

「ニャリーリョの作品は室内のアトリエで描くからか、あまり光源がはっきりしない描き方にゃんだけど、この作品は少年猫がしっかり窓から入る陽の光に照らされている点でとてもリアルでユニークな傑作」(モニャ)

「経済的に苦しいにゃんこには、のみ退治のための助成金も必要にゃ!プンプン」(ねこ)


そして、ニャーヴルといえば、ワタシの大好きな~ピンクハート


作猫不詳/シュー・ヤマモト
サモトラケの三毛
前261-前190年
ニャーヴル美術館

「モデルが三毛猫であったこと以外、誰がいつ造ったのかにゃんかはわからにゃいの。そういう時は、直接本猫に尋ねればいいと言うかもしれないけれど、首の部分が発見されていないからそれも無理!」(モニャ)

「三毛ランジェロに、サモトラケの三毛。シューさんの "三毛" ネタは、ツボにハマるにゃ~爆  笑」(ねこ)


ラストは、モニャちゃんの肖像画。


レオニャルド・ニャ・ヴィンチ/シュー・ヤマモト
《モニャ・リザ》
1503-06年
ニャーヴル美術館

「私を描いたあの髭おやじ……彼の工房にはそこいら中に得体の知れない変な模型がころがっていたりしていたわ。それにあのおやじ、猫体解剖をするような猟奇的なところもあったの。私はその工房の片隅にじっと座らなくちゃならなかったんだから、スマイルしろと言われてもとてもできなかった」(モニャ)

「にゃにゃ? 3年前『キャット・アート』に登場したモニャちゃんと、お顔が違うように見えるにゃ。もしや整形??……って、そこは突っ込んじゃダメですにゃてへぺろ」(ねこ)


ほかにも「ニャジプトの棺」、「ミロの猫ヴィーナス」、ニャヴィッドの《ニャポレオン》、ニャングルの《グランド・オダリスク》、ニャリコーの《ニャデューズ号の筏》、ドラネコワの《民猫を率いる自由の猫神》など選りすぐりの傑作、全75点を収録~キラキラ

コラム「ニャーヴルの歴史」や「こうして描かれたニャーヴル絵画」も、ためになるよ!
また、巻末にはオリジナル作品のモノクロ図版がついているので、「これの元絵は、どんなんだっけ?」というときも大丈夫。

どうぞお見逃しにゃく~~音符


・シュー・ヤマモトさんのサイト →
・Twitter →
・Instagram →


【シュー・ヤマモトさん】


【ニャーヴル美術館】


【CAT ART美術館@西武渋谷店】


・テーマ「本」の記事一覧 →
まいど~、クマ太郎ですくま

9月、仕事の合間に柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん : 葛飾区)に行って来ました。


まず柴又駅に行ってみたんですが、フーテンの寅像という寅さんの銅像が立っておりました。

観光で見えたご夫婦が一緒に写真を撮っておられました。


うん、なかなか絵になる風景です。
この街に合ってますね。




柴又帝釈天といえば映画シリーズ『男はつらいよ』の渥美清さん演じる主人公・車寅次郎(寅さん)ゆかりのお寺ですよね。
帝釈天?? 宗旨はなんだろう?と思ってたら日蓮宗なんですね。
知らなかった。


いやー、やっぱり小さいながらも門前町ってのはいいですね。
活気もあって、平日なのに観光の方がいっぱい!
商売も順調な街はお店の方も明るいし、笑顔がいっぱい。

映画で寅さんの実家として使われた、とらや


これかー!と、ちょっと感慨深くもなりますね。
ここだけでなく、どのお店も売り子のお姉さんの笑顔はとっても素敵です。



さあ、参道の突き当たりが二天門です。
正面に帝釈堂、右に祖師堂(本堂)、その右手前に釈迦堂(開山堂)が配されています。
あらあら… 境内ではスピーカーから、あの『男はつらいよ』のテーマが繰り返し流れてます。





なかなか立派なお寺です。
こぢんまりとしていても細かいところに彫刻等されていて、華美とは真逆の落ち着いた贅沢さを感じる造りです。
町の人に愛されている様がわかる素晴らしい場所でした。

皆さんも機会があったらぜひ行ってみて下さいくま


柴又帝釈天(経栄山 題経寺)→
(東京都葛飾区柴又7-10-3)

【柴又帝釈天】



おのぼりついでに…
別の日、移動中に車内から写した東京スカイツリー




夕方だったのでシルエットのみ(^_^;)


東京スカイツリー →
・Twitter →
・Instagram →
・Facebook →
・YouTube →
・TikTok →
(東京都墨田区押上1-1-2)

・テーマ「寺院」の記事一覧 →
名古屋 テレピアホール
『岩合光昭写真展「ねこ」』(2015年)



5年前は見逃してしまった、写真展「ねこ」……
再び名古屋に来てくれて、うれしい~~!爆  笑ウキャー

展示構成は、
・Chapter1 生きることは動くこと -In My Life-
・Chapter2 暮らしの中で -With People-
・Chapter3 海ちゃん -Kai Chan-
・Chapter4 田代島のねこたち -The Island Cats-
です。

ではでは、お気に入り作品のポストカードと、
岩合さんの解説を紹介しまーす音符


まず、今回のイチ押しは、
パグ犬とのツーショットキラキラ


岩合光昭
長崎県・福江島

ご主人同士が仲良しです。

なんか、ものすごく人間くさい雰囲気ニヤリ
にゃんこのほうは、カメラに向かって
今にも何かしゃべり出しそう……

あまりに情景がハマりすぎて同じことを考えたかたが大勢いると思うんですが、これは田舎に住む犬父ちゃんと猫母ちゃんの図。この春、遠い東京で下宿を始めた大学生の一人息子を案じて、ビデオレターの動画を撮ろうとしているところ。
まだスマホがない時代でね、撮影者は隣の家のおにいちゃん(息子より少し年上の幼なじみ)。ビデオカメラを構えて「じゃあ、いくよー」と声をかけた直後の場面です。
ここには写ってないけれど、家の中には、このビデオテープと一緒に送る予定のお米や野菜、息子の大好物の品、冬物の衣類etc…が詰まったダンボール箱が用意してあるんですよね照れ

ちなみに、岩合さんいわく、
「どちらかがオスで、どちらかがメスなんです」
……ってことは、キジトラが♂でパグが♀かも?


And、そのほかの展示作品~ピンクハート


岩合光昭
北海道・天売島

北海道ではミケのことをサンケと呼びます。


岩合光昭
トルコ・ワン湖

トルコのワン湖で泳ぐトルコネコです。


岩合光昭
広島県・尾道市

子ネコの気持ちがしっぽに表れます。


岩合光昭
イタリア・ヴェネツィア

タバッキ(タバコ屋)にネコが座ると店の雰囲気が違います。


岩合光昭
長崎県・長崎市

未来に羽ばたくことでも考えているのかな。


岩合光昭
岐阜県・白川村

白川郷にまた雪が降り始めます。


岩合光昭
海ちゃん


展示総数は184点(たぶん…)。
ほかに、"猫島" として知られる田代島(宮城県石巻市)の猫たちの写真、
岩合さんが愛知展のために撮り下ろしてくださった佐久島(西尾市)の猫たちの写真が展示されています。
どれもみな、ほっこりする傑作ですよ〜グッキラキラ

また、グッズコーナーも充実!
どうぞ、猫好きのご近所お誘い合わせの上、
お出かけください照れ


『岩合光昭写真展「ねこ」』
◆2015年10月23日(金)-12月23日(水・祝)
 テレピアホール(名古屋)
・Twitter →

・岩合光昭オフィシャルサイト →
・Twitter →


テレピアホール →
(名古屋市東区東桜1-14-25)

・テーマ「写真」の記事一覧 →
今回は、これまでに掲載したマグリットの「鳥」の作品、
「鳥」が登場する作品をまとめてみましたキラキラ


チョコ『だまし絵』(2009年)
チョコ『マグリット展』(2015年)
チョコ『ベルギー奇想の系譜展』(2017年)
ルネ・マグリット
《前兆》
1938年 54.3×65.5
ポーラ美術館
4


チョコ『マグリット展』(2002年)
ルネ・マグリット
《帰還》
1940年 50×65
マグリット美術館
2


ルネ・マグリット
《幸福な前兆》
1944年 40×60
3 1000×688


ルネ・マグリット
《アルンハイムの領地》
1962年 146×114
マグリット美術館
3


チョコ『だまし絵Ⅱ』(2014年)
ルネ・マグリット
《星座》
1942年 73.7×60
メナード美術館
5


チョコ『マグリット展』(2015年)
ルネ・マグリット
《透視》
1936年 54×65
ヒラリー&ウィルバー・ロス蔵
1


ルネ・マグリット
《会話術》
1950年 50×60
個人蔵
5


ルネ・マグリット
《アルンハイムの地所》
1962年 35×27
個人蔵
2


ルネ・マグリット
《空の鳥》
1966年 68.5×48
ヒラリー&ウィルバー・ロス蔵
8


チョコ『ドガ展』&ルネ・マグリット(2010年)
チョコ『マグリット展』(2015年)
ルネ・マグリット
《青春の泉》
1957-58年 97×130
横浜美術館
6


チョコ『シュルレアリスムと美術』(2007年)
チョコ『マグリット展』(2015年)
チョコ『ベルギー奇想の系譜展』(2017年)
ルネ・マグリット
《大家族》
1963年 100×81
宇都宮美術館
7


チョコ『ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画』(2014年)
ルネ・マグリット
《宝石》
1966-67年 30.5×45.7
姫路市立美術館
12


一番のお気に入りは《アルンハイムの領地》(1962年)キラキラ
別バージョンが何点かあるようなので、
この先、見ることができたらなぁ~(切望!!
名古屋市美術館
『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』(2015年)



え~、久々に名古屋ネタ。
甘美で物憂げ、気怠いところが、よろしおま~ピンクハートのラファエル前派(+その周辺の画家たち)展でございます。
英国・リバプール国立美術館のコレクションで、前々から楽しみにしておりました!音符

展示構成は、
・ Ⅰ ヴィクトリア朝のロマン主義者たち
・ Ⅱ 古代世界を描いた画家たち
・ Ⅲ 戸外の情景
・ Ⅳ 19世紀後半の象徴主義者たち
(全36作家、展示総数65点)
【注 : Ⅰ章とⅣ章が1階展示室、Ⅱ章とⅢ章が2階展示室に展示されています】


で…… 今回は、あれもイイ!ラブ これもイイ!ラブでイチ押しを選べなかったタラータラー
悩みに悩んだ末のお気に入りを、展示順に紹介しまーす。


ジョン・エヴァレット・ミレイ
《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》
キャンバスに油彩 1860年 104×68.5
リバプール国立美術館

「ブラック・ブランズウィッカーズ」は、イギリス・オランダの連合軍と同盟してナポレオン軍と戦った、プロイセン王国の陸軍部隊。

ワーテルローの戦い(1815年6月18日)の前哨戦となるカトル・ブラの戦い(同年6月16日)の前夜、ひとりの兵士とその恋人との別れの情景を描いたものだそうショボーン
女性の左腕についている赤いリボンは、この先、黒いリボン(喪章)に換わるかもしれないことを暗示し、
背後の壁にあるジャック=ルイ・ダヴィッド作《アルプスを越えるナポレオン》の複製版画は、これから男性が対ナポレオンの戦地に赴くことを暗示してます。
(実際には敵方の総大将の肖像画を飾ったりはしないだろうけど、この絵の場面を説明するためなのね)

で、、、画像でもわかるように、女性のドレスの質感がとんでもなくリアル!目
見ただけで生地の手触りを感じてしまう技量に脱帽!
(実物はもっとすごいよ!)


ジョン・エヴァレット・ミレイ
《ソルウェーの殉教者》
キャンバスに油彩 1871年頃 70.5×56.5
リバプール国立美術館

1685年、イギリス国教会に抵抗していたスコットランド長老派教会系の運動グループの女性が、溺死による死刑を執行された…という史実をもとにした作品です。
彼女の名はマーガレット・ウィルソン。18歳。
イングランドとスコットランドの境界にあるソルウェー湾の海岸で、杭に身体を縛りつけられ、徐々に満ちてくる潮に飲み込まれたらしい…タラー

そんな場面なのに、美しい表情に見入ってしまったわ。


ダニエル・マクリース
《祈りの後のマデライン》
キャンバスに油彩
1868年発表 128×101.5
リバプール国立美術館

1820年に出版されたジョン・キーツの詩『聖アグネス祭前夜』を主題に描かれたとされる作品。
『聖アグネス祭前夜』は、仇同士でありながら恋に落ちてしまったマデラインとポーフィロの物語で、「聖アグネスの祝日(1月21日)の前夜に食を断ち、祈りを捧げる乙女は、夢の中で未来の夫と出逢う」という言い伝えをもとに書かれた長編詩です。

夕べの祈りのあと、自室に戻って服を脱ぎ、眠る準備をしているマデライン。
が、、、このときクローゼットの中には、決死の覚悟で彼女の部屋までたどり着いた恋人のポーフィロが隠れていたのでした。
やがてポーフィロはクローゼットから現れ、驚くマデラインを部屋から連れ出して一緒に逃げ去る…のだそう。
この絵の場面のすぐあと、彼女の前に夢ではなく本当に、でも、まるで夢のように、愛しいひとが立ち現れるのねおねがい


エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《フラジオレットを吹く天使》
紙に水彩、グワッシュ、金彩
1878年 74.9×61.2
リバプール国立美術館

もう、パッと見で惹かれた一枚ピンクハート

1862年から翌年にかけてバーン=ジョーンズが手がけた教会用ステンドグラスのデザインを、個人の邸宅向けに描き直したもの。
「フラジオレット」はフルートに似た木管楽器とのこと。音色も同じような感じなのかな?


エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》
紙に水彩、グワッシュ
1891年 325.7×158
リバプール国立美術館

バーン=ジョーンズ作、今回最大の作品です!
(しかも、門外不出レベルの大作)
森の中へ続く小径を歩む花嫁。
両側には純潔の象徴である白ユリ、空中には北風と南風の擬人像。
『旧約聖書』の「雅歌」第4章の最後の一節を意識したもののようです。

北風よ、目覚めよ。
南風よ、吹け。
わたしの園を吹き抜けて
香りを振りまいておくれ。
恋しい人がこの園をわがものとして
このみごとな実を食べてくださるように。


なかなか意味深な詩ですな~照れ
しかしながら、花嫁の虚ろなまなざし、どこか気怠げな様子には、"愛の体験が男女にもたらす喜びと悲しみが漂って" いる……
バーン=ジョーンズには、そういう傾向の作品が多いそうな。(確かに…)


エレノア・フォーテスク=ブリックデール
《小さな召使い(乙女エレン)》
キャンバスに油彩 1905年発表 90.8×57
リバプール国立美術館

描かれているのは「乙女エレン」と呼ばれる、イギリスの伝統的な民謡のヒロイン。
この民謡で唄われている話が、もうひどい内容で~ムカムカ
「恋人の子を身ごもり、彼に召使いのように仕えるも、蔑みを受けるだけの貞節な乙女エレンの物語」って、何??
モラハラ(+セクハラ?)のDVサイテー男じゃん!ムキークワッ

この絵は、恋人のチャイルド・ウォーターズに要求されるまま森に隠れたエレンが、彼の言いつけに従い、少年に見られるように男装し、髪を切ろうとする場面らしい。
(恋人の冒険についていくため、小姓の格好をするのだとか)

で、物語の結末はというと、厩でエレンが一人で子を産み、彼女の唄う悲しげな唄にチャイルド・ウォーターズの心が解けて、晴れて二人は結婚。めでたし、めでたし~、なんだそうな。
女性にはそういった従順さが求められているのだろうけど、なーんかね、腑に落ちないのでしたもやもや


チャールズ・エドワード・ペルジーニ
《シャクヤクの花》
キャンバスに油彩 1887年発表 77.4×59
リバプール国立美術館

「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」

モデル不詳の肖像画で、ワタシが見たところでは今展一の美人です!キラキラ
シャクヤクの名は「姿がしなやかで優しいさま、たおやかなさま」を意味する「綽約(しゃくやく)」からきていると言われるそうですが、まさに彼女はシャクヤクの花!ピンク薔薇


アーサー・ハッカー
《ペラジアとフィラモン》
キャンバスに油彩 1887年 113×184.2
リバプール国立美術館

1853年に出版されたチャールズ・キングスレイの歴史小説『ヒパティア』を題材にした作品。

ペラジアは5世紀のアレクサンドリアで堕落した日々を過ごしていたとされる女性で、死の直前、キリスト教の隠者となってその罪を償おうと荒野に向かうのです。
修道院の院長だった兄のフィラモンは、ペラジアを探す旅に出るのですが、見つけたときすでに彼女は瀕死の状態……
フィラモンは横たわる妹のそばで、葬儀を執りおこなおうとするのでした。
(遠くから様子見をしてるハゲタカたちが無気味タラー

「聖」と「性」、「事実」と「脚色」の混淆なんだろうけど、ワタシは性的なものを感じなかった。
この女性の姿を見て、ポール・ドラロッシュの《若き殉教者の娘》を思い出してしまいました。


ポール・ドラロッシュ
《若き殉教者の娘》(参考作品)
キャンバスに油彩 1855年 170.5×148
ルーヴル美術館

この先、ルーヴル美術館へ行く機会があったら、ぜひ観てみたい作品のひとつですピンクハート


ジェイムズ・ハミルトン・ヘイ
《流れ星》
キャンバスに油彩 1909年 64×76.8
リバプール国立美術館

作者の家の近く(?)の雪景色。
画面右上には、オリオン座の三つ星。
中央やや左に描かれた流れ星の上には、おおいぬ座のシリウス。
もしやこれは12月の風景で、ふたご座流星群の流星では?と勝手に想像してみました流れ星
はっきりと星座がわかる夜空の絵って、初めて観たような気が。
個人的に大好き~音符


……というわけで、あの独特な世界を堪能しました!グッ

ラファエル前派というと、ミレイ、ロセッティ、ハントと、ウォーターハウス、バーン=ジョーンズあたりが有名どころですが、ほかにも、うおっ!?と思う作家や作品がてんこ盛り。
ぜひぜひ実物をご覧くださいキラキラ


『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』
◆2015年10月3日(土)-12月13日(日)
 名古屋市美術館
・Twitter →
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京)、山口県立美術館に回ります)


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

リバプール国立美術館 →

【英国の夢 ラファエル前派展(東京展)】


・テーマ「ラファエル前派」の記事一覧 →
ちわ~、クマ太郎ですくま

8月に仕事の関係で2週間、千葉市に滞在しました。
お休みの日がとても気持ちよい天気だったので、海を見に出かけてみました。

滞在先は千葉中央駅付近。
葭川公園駅(よしかわこうえんえき)から、お猿さんよろしくぶら下がり型モノレールに乗ってみました。
スリル満点なモノレール、いやー楽しいです。

千葉みなと駅で降りて少し歩きます。
市役所や県立美術館など多くの公的な建物がここに集中しています。
5分も歩くと見えてきました。


千葉ポートタワー

真っ青な空に、『2001年宇宙の旅』に出てきたモノリスのようにそびえ立つ建物。
外壁のハーフミラーガラスに雲が映り込んで美しい。
タワーがこの景色に馴染んでいます。

海岸沿いの公園は小高い丘を東に配して、よく手入れされた芝生が斜面を覆っています。
木立も十分で、海の青さと公園の緑をおかずにちょっとしたピクニック気分を味わえますね。



千葉ポートタワーの1階はどこにでもある風景。
入って左手に土産品や千葉の名産品を並べるポートショップがあります。
品数も豊富で、お金持ってたら買っちゃいそうな魅力あるものばかりですよ。
ちょうどこの日は「20タワー食べ歩き!」というイベントで、偶然にも名古屋特集をやってました。

奥に進むと美人のお姉さんが二人、笑顔で迎えてくれます。
券売機で420円を払ってエレベーターに乗り込みましょう。
千葉ポートタワーの階上表示はちょっと変わってます。
地上1階がショップとエレベーター乗り場で、エレベーターに乗って地上113mの展望階「ビュープロムナード」へ。ここがポートタワーの4階にあたります。
地上109mの3階が「カフェレストラン」、地上105mの2階が「恋人の聖地~愛のプロムナード」(笑)となります。

4階のビュープロムナードは、千葉港と東京湾をぐるりと展望することが出来ます。
 
東方向の眺め


南方向の眺め


西方向の眺め


北西の方向に東京スカイツリーがうっすらと見えましたよ。
画面右奥の白い塔の向こう……




なんかぼやけてるけどね(笑)、スカイツリー。
足下の浜では水遊びに興じる人達、公園でのんびりする家族連れを見ることが出来、千葉という豊かな街を再確認した次第です。

3階のカフェレストランは意外にもお得な値段設定。
コーヒーも普通に300円。こういう所って税だとか何だとかって、つまんないものを高かろう悪かろうで売る店が多いけれど、ここに関して言えば全くない。市民に愛されようとする気遣いが見える思いです。
店員さんも明るく気さくで、チェーン店みたいな変なカッコつけが無いのが好感です。
夜は、おすすめディナーが評判だそうな。
オイラは海側のカウンター席でアイスコーヒーを飲みながら、風景に興じました。

2階の恋人の聖地『サンセットプロムナード』はまあ、よくある感じです。おじさんにはちょっとコッパズカしい階です(^_^;)
「天空縁結び」という、パワーストーンを置いたご祈願コーナーは微笑ましいですね。





また、全盲のイラストレーター、エム ナマエさんの初の常設ギャラリーがあります。
38歳で失明するまでは売れっ子のイラストレーターとして活躍していたエム ナマエさんの作品が、とても優しく力強くてびっくり。これは是非観て頂きたいです。

この街に滞在して感じたのは、人がおおらかなこと。
食材が豊富で質も抜群。
東京に近く、名古屋なんかより遥かに都会なのに、人がギスギスしていない。
住むのにいいなぁー、なんて思いました。
千葉ポートタワーも近未来的でありながら周囲の自然環境に溶け込んでいて、変な自己主張もしない品の良さがにじみ出ています。
近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さいくま




千葉ポートタワー →
・Twitter →
・Instagram →
・Facebook →
(千葉市中央区中央港1)

【千葉ポートタワーからの夜景】


・テーマ「展望施設」の記事一覧 →
京都での『マグリット展』に行って来ました。


1


マグリットの作品は創作意欲を掻き立てられるものばかりでした。

タイトルと絵の差に戸惑ったりするのだけど、そこに物語性があって不思議な感覚を味わえます。

空間もうまく使っているなぁ~

という気がします。

作品の横に書かれた彼の言葉達に共感出来るものもあれば、さっぱり理解出来ないものも。

私には計り知れない、奥深さを感じます。


お気に入りがたくさんあり過ぎて、何から載せればいいものやら…と悩むところですが、タイトルと絵の違和感を一番感じるものをまずはじめに選んでみました。


ルネ・マグリット
《呪い》
キャンバスに油彩 1931年 54.5×73.5
カルディック・コレクション
1


ただの青空を描いた作品のようですが、タイトルが「呪い」汗

青空に秘められた呪いへの思いは何なのだろうな~

色んな説があるのだろうけど、真意はマグリットにしか分からないよね。

この絵を見てた時、中央辺りに小さな黒い点を見つけたの。

ひょっとしたら、額に何かの汚れが付いてなのかもしれないのだけど、この絵を描き上げた直後に絵の具を落としてしまい、

うわぁ~~~~ガーンあせる

って事で、「呪い」としたのかな?なんて考えてしまった( ´艸`)


ルネ・マグリット
《軽業師の休息》
キャンバスに油彩 1928年 54×73
個人蔵
2


私には寄生獣に見えた一枚。

って、違う意味で楽しんでるし(^▽^;)

真面目にいきます( ̄ー ̄;


ルネ・マグリット
《自由の入口で》
キャンバスに油彩 1937年 238.8×185.4
シカゴ美術館
3


やっとタイトル通りの絵に巡り合えた気がした。

この絵を見ていると、幾つも有るだろうマグリット自身の心の部屋のひとつに入れた気持ちになれる。

私自身の中にもこういう空間が存在してるし。

無性に青空の中に飛び込みたくなる一枚。


ルネ・マグリット
《不思議の国のアリス》
キャンバスに油彩 1946年 146×114
個人蔵
4


こんな可愛い、優しい色彩の絵も描くのだなぁ~と。

これこそ不思議な感じがした。


ルネ・マグリット
《彼は語らない》
キャンバスに油彩 1926年 75×65
個人蔵
5


この主人公は何を語らないのだろうか?

心の深淵を覗きたくなりました。

そこから色んな空想が広がる作品かな…と。


ルネ・マグリット
《狂気について瞑想する人物》
キャンバスに油彩 1928年 54×73
ベルギー王立美術館
6


この表情が何とも、狂気に満ちていて素晴らしいなと感じました。

この絵をX線調査したところ、はじめは男性が描かれていた事が判明。


6a


確かに空間だけの方が凄みがあるような気がする。


ルネ・マグリット
《美しい言葉》
キャンバスに油彩 1952年 41×33
個人蔵
7


特に気に入った一枚。

「軽い蒸気か煙のように、目に見えるその香りが立ち上り、バラのかたちをとる」

こういう感覚、羨ましいです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


ルネ・マグリット
《レディ・メイドの花束》
キャンバスに油彩 1957年 163×130.5
大阪新美術館建設準備室
8


単純に色合いや雰囲気が好きな絵。


本当に素晴らしい作品展でしたわ♫

マグリットさん、ありがとう爆笑

ご一緒してくれたNekoさんもありがとう(^-^)/


2

『マグリット展』
◆2015年7月11日(土)-10月12日(月・祝)
 京都市美術館(現・京都市京セラ美術館
(京都が最終会場です)

玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)


京都市京セラ美術館 →
(京都市左京区岡崎円勝寺町124)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『マグリット展』①(2015年)


【ルネ・マグリット作品集】