名古屋市美術館
『不思議空間へ マグリット展』(2002年)



実は、この展覧会に行くまで「ルネ・マグリット」という名前を知らなかったワタシ……
それでも《大家族》は何かの本で見たことがあって、「あっ、この絵の作者だったのねー!」と合点がゆきました。

このひとの「雲」はホント特徴的で、この先、作品の中に描かれた雲をパッと見ただけで、マグリットかどうかがわかりそう。
作品のタイトルも謎めいていて面白いっ。


そして、、、
彼の「鳥」の絵がまた、なんとも言えず魅惑的キラキラ
なかでも、こちらの前では しばらく動けなくなりました。


ルネ・マグリット
《アルンハイムの領地》
キャンバスに油彩 1962年 146×114
マグリット美術館

細い月、翼を広げた鳥の姿をした山並み、
城壁っぽい壁、鳥の巣と卵……
すべてが、ワタシの美のツボにハマってしまいましたよ!グッ


で、、、ニ押しですピンクハート


ルネ・マグリット
《光の帝国》
キャンバスに油彩
1961年 114×146

昼には太陽の光があり、
夜には月の光、星の光、家の灯りetc…がある。
なので、昼と夜を合わせたら、
それこそ明るい「光の帝国」が出現しそう……
という意味のタイトルかどうかは不明タラー


そのほかの展示作品~キラキラ


ルネ・マグリット
《無謀な企て》
キャンバスに油彩 1928年 116×81.1
豊田市美術館


ルネ・マグリット
《帰還》
キャンバスに油彩 1940年 50×65
マグリット美術館


ルネ・マグリット
《記憶》
キャンバスに油彩
1948年 60×50


ルネ・マグリット
《レディ・メイドの花束》
キャンバスに油彩 1957年 163×130.5
大阪新美術館建設準備室


ルネ・マグリット
《現実の感覚》
キャンバスに油彩 1963年 172.5×116
宮崎県立美術館


ルネ・マグリット
《世界大戦》
キャンバスに油彩
1964年 81×60


ルネ・マグリット
《白紙委任状》
キャンバスに油彩 1965年 81.3×65.1
ワシントン・ナショナル・ギャラリー


ルネ・マグリット
《幸福な寄進者》
キャンバスに油彩 1966年 55×45
イクセル美術館


ルネ・マグリット
《呪い》
キャンバスに油彩
1960年 33×41

いやはや、恐ろしいタイトルですねガーン
青い空と白い雲。
もしも世界に青空と雲しか存在しなかったならば、
その世界には呪いがかけられているとしか言いようがない…
確か、そんな意味だったような…??


最後に、今回は会えなかった この作品をピンクハート


ルネ・マグリット
《幸福な前兆》
キャンバスに油彩
1944年 40×60

みなさまに幸せが訪れますようにキラキラ
(展示総数93点)


『不思議空間へ マグリット展』
◆2002年9月1日(日)-10月20日(日)
 名古屋市美術館
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(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

マグリット美術館 →

【ブリュッセル : マグリット美術館】


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