箱根の温泉
今日は箱根の温泉にやってきました。
いつもは温泉は必ず日本旅館に泊まりますが、今回は箱根の強羅にハイヤットリージェンシーが出来たと聞いて予約して見ました。
06年12月開業という事でまだ1年半位たっただけです。
会員制のホテルが破たんした後を買い取ってリノベーションをしたようです。
今回のお部屋は畳ルームが付いていていかにも会員制ホテルだったって感じです。ホテルなのでお茶やお茶菓子やお絞りは持ってきてくれません。
当然か
浴衣で館内を歩けるのはホテル的じゃなく食堂へも浴衣でOKはリラックスできていい。
お風呂はすごく大きくて少しぬるめだが中々いいお湯です。
しかし、露天風呂がなぁいーー!
これはちょっと寂しい。手ぬぐいを持って帰れないのも寂しいーー!
(おばさんの感想)
リビングの中央にめらめら燃える大きな暖炉がありました。
夕食はお寿司会席かフレンチを選べるようになっていたのでお寿司会席を選びました。
食堂はフレンチと和食で別れています。
最初に先付けの子持ち昆布と湯葉がでて、その後お刺身の盛り合わせが出ましたが、このお刺身が新鮮で美味しかったです。
その後さわらの焼き物(味が濃すぎ)が出て風呂吹き大根(こちらも味噌が辛すぎた)が出て
それからお鮨です。
お鮨は一貫づつ出してくれて結構でしたが、すし飯は私の好みではありませんでした。(硬くて冷たい)
この後赤出汁が出てデザートで終わり。
デザートです。
翌日の朝ごはんはフレンチの方の食堂で洋食はバイキングでした。
この朝ごはんはなかなかの物でした。
卵料理は注文して作ってきてくれます。私はオムレツを頼みましたが、ふわふわで上手に出来ていました。パンの種類も多くサラダやチーズ、ベーコン、ソーセージ、果物やジュースもいろいろあって楽しめました。
中央がオープンキッチンになっていました。
オムレツにはかなりうるさい私ですが、美味しいオムレツでした。日本やヨーロッパのホテルではこんなオムレツが食べられますが、ハワイやアメリカ本土などではどんないいホテルでも絶対といっていいほど美味しいオムレツは無理です。
ただ、無機質な館内に生のお花が一切無かったのは寂しい気がしました。
リゾートですからやっぱりそういった気遣いは欲しいですね。
紹興酒の晩御飯
今日の女魯山人宅の晩御飯は紹興酒を飲みながらの中華料理です。
日本の中華料理屋さんではあまりメニューにはありませんが、
ジンジャーチキンというお料理は大好きなメニューです。
今日の献立は芝海老とねぎのミニ春巻きとジンジャーチキン。
メインはサンラータンのラーメンです。
こちらがジンジャーチキンです。上にかかっているものが葱のみじん切りと生姜のみじん切りです。
バンバンジーと同じ様に骨付きのももを葱と生姜を入れた湯の中で20分ほど茹でる。
茹で上がったらすぐに氷水にとってしっかり冷やす。
葱生姜のソースは葱のみじん切りと生姜のみじん切りを2対1くらいの割合で両方ともみじん切りにして混ぜる。
葱と生姜の中へごま油をたっぷりと入れ、塩をきついくらいに入れ,胡椒もたっぷり入れて味を調える。茹でて骨からはずして適当な大きさ
に切ったモモ肉にたっぷり掛ける。
チャン菜、トマトを添える。
茹でた骨付きももを氷水で冷やしている処。
しっかり中まで冷ましましょう。
芝海老です。冬はおいしい芝エビが出回ります。
今は美味しい芝海老が手に入る季節です。
炒めるときは生姜の千切りとニンニクのみじん切りを炒めて材料を入れて炒めて塩と味醂、酒、で味を付けて水溶き片栗粉を少し入れて少しだけとろみをつけます。
チャン菜は生のままで春巻きに入れると香りが立ちます。
右の写真は春巻きの皮に置いた芝海老の種です。
メインのサンラータンの材料です。下の豆腐とトマトもサンラータンの材料です。
基本のサンラータンはトマトは入れませんが、すっぱいスープなのでトマトの酸味はフレッシュで、加えるとおしゃれになります。
全ての材料を炒める前に生姜のみじん切りとにんにくのみじん切りとトウバンジャンをごま油でゆっくり炒める。
豆腐以外の食材を炒めて豚肉に火が通ったら鶏がらスープを入れて沸騰させる。熱くなったところへ豆腐を入れて火を通し、味を見て醤油や胡椒や酒、味醂を加えて味を見て
水溶き片栗粉でとろりとさせる。
もう一度沸騰させてとろみが消えないようにする。
そこへ溶き卵を糸のようにたらして入れる。(穴あきお玉を使うと簡単)
とろみはゆるいくらいがスープとしても麺のスープとしても美味しいので決っしてドロッとさせないように気をつけましょう。
水溶き片栗を片栗1に対して水2の割合で溶くと失敗がないでしょう。
最後にお酢を大匙2杯くらい入れて好みでラー油をたらして食べる。
ラーメンにする場合は茹でた麺にサンラータンスープをかける。
ミニ春巻きの皮で小ぶりに作りました。
紹興酒は花彫の中国のものを飲みます。
ボトルごとお燗しました。
どうせ全部飲んでしまいます。
時々、甕で注文したりしますが、今は切れていてありません。
ラー油をたらして召し上がれ。
日本酒の晩御飯
寒い夜は日本酒のお燗をつけて晩御飯。
でも、献立はほんのちょっと春めいています。
上の真ん中から時計回りにひじきの煮物新物のグリーンピース入り。
赤貝のお刺身と天然鯛の昆布締め、卸山葵、大葉。酒のお猪口(京焼き久宝作)、醤油の小付け、アサリと菜の花のさっと煮
菜の花やアサリは春を感じますね。
メインは穴子の柳川です。柳川鍋は好きで冬には良く作りますが、たいていは穴子で作ります。あとは、鰻や牛肉でも作ります。
笹がきごぼうをさっと茹でてから搾って出汁
(吸い物より濃い目で少し甘め)の中で少し煮て味を染ませて穴子を入れて暖め、卵1個を溶き入れて半熟の状態で火を止める。
山椒を振って供する。
穴子は前もって煮ておきます。
まず、皮の側を上にしてまな板の上に置いて伸ばした状態でまな板を斜めにして熱湯を掛ける。皮に白いぬめりが浮いてくるのでそれを包丁の背でこそげ落とす。適当な大きさに切って(大体一匹6切れくらい)水で洗い、酒、みりん、水、砂糖の中で15分ほど煮てから醤油を加え又更に10分くらい煮る。
おすし屋さんで食べるようなやわやわの美味しいに穴子が出来ますよ。
煮た穴子は煮汁と一緒に冷凍するとあまり味が変わらず日が経ってもおいしく
食べられます。少し多めに煮て、穴子の散らし寿司などつくるとおいしいです。
すし飯も冷凍できます。電子レンジで暖めると酢が少し飛ぶので甘酢を足せば大丈夫です。すし飯を一から作って具材も煮てお寿しを作ろうとすると、とても手間がかかりますが、ご飯も主になる具材も煮てあれば、あっという間にできます。
椎茸とかんぴょうの甘辛煮も冷凍しても全く出来たてと遜色ありません。試してみてください。
朝ごはん 其の一
日本の朝ごはんは本当に優れものです。
カロリーも低いし栄養はたっぷり、良質の植物性たんぱく質を沢山取れるし
バランスが抜群です。
ちょっと塩気が多いので減塩に気をつければ理想的な食事です。
朝ごはん大好きです。
死ぬ前に何が食べたい?って聞かれたら厳選された美味しい朝ごはんと答えるかもしれません。
ある日の女魯山人作の朝ごはんです。
お味噌汁の具は豆腐と若布と葱。
大根おろしの酢の物、牛筋の煮込み(冷凍を解凍したもの)の葱ちらし、炊き立てご飯と蕪のお漬物。
煮物は蓮根、里芋、にんじん、豚三枚肉を鰹と煮干の出汁で煮てちょっと片栗粉でとろりとしてあります。
塩鮭とたらこです。
下の写真は煮物ですが豚バラの薄切り、人参、里芋、蓮根です。
里芋の皮を剥いて下湯でしないでそのまま出し汁の中で人参と一緒に煮てしまいます。
人参と里芋が十分に柔らかくなったら蓮根と豚肉を入れます。醤油、酒、味醂、砂糖少々入れて味を調えます。
品良く作るときは下湯でしてぬめりを取りますが、この煮物はご飯に合うように、最後に片栗でとろみを付けて味が良く絡むようにしてあります。水溶き片栗を入れるときは火を止めて少しずつ入れてとろみを見て少し薄いくらいで再び火を入れて沸騰させます。
一度沸騰させないととろみが消えてしまいますので気をつけて。
朝ごはんにはこうした煮物があるといいですね。お野菜もたっぷり取れますし、
特に冬は根菜が美味しいので沢山食べましょう。
またまたある日の女魯山人作の朝ごはんです。今が旬のあさりの味噌汁です。
私は名古屋出身なので味噌は勿論、八丁味噌だがねー。(名古屋弁)
煮物は大根と鳥団子と菜の花の炊き合わせです。今日の朝ごはんは玄米ご飯です。我が家は玄米と白米と半々くらいです。
やっぱり玄米じゃ合わないねって言うメニューもありますから。
玄米は炊飯器で炊いています。
最近の炊飯器は本当に良く出来ています。
ただ玄米ご飯は炊く時間が異常に長くかかります。2時間くらい。
勿論、タイマーがあるので翌日の朝にセットしておけば問題ありません。
時間をかけて炊くからか本当にふんわりで美味しい玄米ご飯です。
白米も玄米も3合炊きです。
これは三菱のものですが、最近の新しいIHジャーならどれも似たものだと思います。
玄米粥なども本当に簡単に炊けるので重宝しています。
手作りご飯
中国の毒入り餃子が問題になってから、スーパーの餃子の皮やひき肉の売り上げが通常の4倍5倍になっているとニュースで言っていました。
手抜き主婦も自分で作る気になったんだ![]()
素晴らしい事です。![]()
冷凍餃子なんかに頼らず手作り餃子を作ろう!手作りご飯をつくろう!
自分で作って冷凍すればいいんです。それなら毒入り餃子よりは安全です。
子供のお弁当に毒入りのものを入れてどうするんですか。
何に手を抜いても食べ物に手を抜いてはいけません。
掃除をしなくて部屋が汚くても死にませんが、おかしな食べ物を食べたら死ぬかもしれません。
食をもっと大事にしましょう。
と言う事で手作り料理を紹介します。
手作りは手間がかかります。時間もかかります。でも、命に関わる事です。
時間がない人は頭を使って手間を省きましょう。
例えば出汁を製氷機で小分けにして冷凍しておくとか暇な時間に鳥のガラでスープを取っておくとか・・・色々裏技があります。
この惣菜は出来れば週に2,3回は食卓に載せたいものです。
ローカロリー、栄養抜群です。
ビタミンKや鉄分カルシュウムや食物繊維は他の食品と比べても群を抜いています。
こんなに優れもののお惣菜をスーパーで出来たものを買うと保存料、酸化防止料などなどが入っています。
優れた食材でも添加物で優れものではなくなってしまいます。
是非、家で手作りしましょう。
今の季節は走りのグリーンピースが出てきましたので生のグリーンピースをふんだんに使いました。他の季節は冷凍のグリーンピースで間に合わせて彩りにほんの少しだけ入れます。
グリーンピースの替わりにインゲンの小口切りや絹さやを小さくきったものを入れても大丈夫です。青物は必ず一緒に煮ないで緑鮮やかに塩茹でして炊き上がったひじきに混ぜ合わせるだけにしてください。私は栄養価の面でももう一品隠し材料を入れます。同じ色なので写真では分からないと思いますが、きくらげが入っています。栄養面もですが、なんと言っても歯ごたえがよく、味のアクセントになります。ひじきは出汁で煮る前にごま油で炒めます。
その時、きくらげは炒めないで下さい。きくらげは水分がすごく多いので油がめちゃくちゃ飛びます。ひじきだけ炒めて味をつけた出汁に入れ、そこへ人参、ごぼうの笹がき、きくらげを入れて人参が柔らかくなるまで煮ます。煮あがったら塩湯でしたグリーンピースを加えます。
身体が喜ぶ一番お薦めお惣菜です。





















