再び映像革命を起こせるか!? 『アバター：ウェイ･オブ･ウォーター』初シーンフォト!!!!

SNSでは、企画立ち上げは早かったのになかなか製作が進まず「バタバタアバター」と揶揄されていた（誰もそんなこと言ってない）世界的大ヒット作『アバター』の続編タイトルが『アバター：ウェイ･オブ･ウォーター』と発表され、いよいよついに今度こそ間違いなく地球と巨大隕石が衝突しない限り、ジェイクとネイティリが劇場に帰ってくる。首を長くしすぎて待ち続け、ろくろ首状態の映画ファンには本当に「お待たせ」である。米国公開は12月16日、日本も12月公開だ。実に13年ぶりの続編であり、ジェームズ・キャメロンの13年ぶりの新作でもある。

公開時、『タイタニック』を超える歴代全世界興収１位の大ヒット作となった『アバター』。一時は『アベンジャーズ／エンドゲーム』に記録を破られたが、昨年の中国での再上映で再び１位に君臨。日本でも興収156億円の大ヒットとなった。キャメロンが続編の構想を公にしたのが2010年。当初は３部作として企画され2014年と15年の連続公開を目指していたが、キャメロンの壮大な『アバター』ワールドは４部作からさらに全５部作へと拡大。2016年に20世紀フォックスが『アバター』５部作を正式発表し、2018年クリスマス公開に改められた。しかしキャメロンの妥協を許さぬ映像技術開発や脚本のリライトに時間が費やされ、さらにディズニーによる20世紀フォックス買収が影響し、公開日は何度も延期に。結局、当初の公開スケジュールから８年もずれることになった。

続編の舞台は海。あらすじは「第１作目から約10年後の惑星パンドラでのジェイクとネイティリの子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた････」（公式サイトより）という展開。

革新的だった映像技術はさらなる進化を遂げ、米ラスベガスで開催中の「シネマコン」で一部シーンが初披露。一足先に映像を観たマスメディア関係者はただただ圧倒されたという評判も伝わってきている。改良を重ねた最新3D技術の採用はもちろん、ハイフレームレート撮影（HFR）などの新技術を惜しむことなく導入。IMAXやドルビーシネマ以外だけでなく、さまざまな特別フォーマットで公開する準備を進めているとのこと。

作品世界に違和感なく没入できる3D革命を起こした『アバター』は今でも最上級の3D映画であり、その影響で数多くの3D映画が作られ、テレビは3D機能搭載が当たり前になった。しかし13年が経った今では3D市場は縮小し、3D映画は激減。4Kテレビからは3D機能は省かれた。かつて「続編ではメガネがなくても映画の世界に入り込める3D技術を開発している」と語ったことがあるキャメロン。新たな映像革命を起こせるのか世界中から注目されている。

サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、CCH・パウンダー、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ジョヴァンニ・リビシが続投し、新たにケイト・ウィンスレット、クリフ・カーティス、ミシェル・ヨー、ウーナ・チャップリンらが出演。5月4日から公開の『ドクター･ストレンジ／マルチバース･オブ･マッドネス』で待望の特報が上映される。しばらくは劇場だけの解禁とのこと。さらに前作『アバター』が9月23日より世界各地で再上映されることも発表された。上映形態は不明だが大スクリーンで一度も『アバター』体験したことがない人には又とないチャンスだ。

全５部作からなる『アバター』シリーズ、残り３作品は2024年12月20日、2026年12月18日、2028年12月22日と２年ごとに公開される予定。

映画『アバター』公式@avatarmovie_jp
＼ついに邦題決定！／『#アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』(12/16全米公開) #ジェームズキャメロンが贈る人類が実体験できうる映像の最高点を 🎬12月、映画館で―。そして9/23(金)より全世界歴代興行収入第1… https://t.co/feTYcApqqb
2022年04月28日 06:11