20世紀フォックスが『アバター』シリーズと『X-MEN』ユニバースの公開日を発表!
20世紀フォックスが強力ラインナップの米国公開日を発表した。
まず、ジェイムズ・キャメロン監督が「2018年公開はないよ」ときっぱり断言し、ファンをやきもきさせていた『アバター』シリーズの米国公開日が正式に決まった。なんと『アバター2』は東京オリンピック後までおあずけとなってしまった。
『アバター2』 2020年12月18日
『アバター3』 2021年12月17日
『アバター4』 2024年12月20日
『アバター5』 2025年12月19日
2、3作目を2年連続で公開し、3年寝かせて、3と4作目を2年連続で公開、今後8年に渡って『アバター』ユニバースが展開されていくことになる。これは2019年12月で(一旦)終了する『スター・ウォーズ』シリーズと食い合わないようにするというフォックスの戦略も・・・・・ある?
結局、まだまだ待たされることになるわけだが、細部まで異常にこだわる完璧主義者キャメロンには“時間”が必要であることはファンも分かっているわけで、ここは広い心を持って待ちたいところ。この公開日も仮と思っておいたほうが無難かもしれない。今秋からいよいよ始まる4作品を一気に撮り上げ、その後のポストプロダクションや修正、再撮影、新技術開発と導入(『アバター2』ではメガネなしで3D映画が見られる新技術導入の噂もある)などに時間をかけていくものと思われる。「ポップコーン・ムービー的に矢継ぎ早に作られていく最近のシリーズ映画とはワケが違う!」というキャメロンの意地が垣間見える膨大な『アバター』プロジェクトの今後の続報に期待。
一方、TVシリーズ化も含め、ますます拡大&複雑化し、情報が錯綜して一体何が作られているのか分からなくなってきている人も少なくない『X-MEN』ユニバースの正式なラインナップが発表された。なんと来年2018年に3本の『X-MEN』映画が一挙公開される。
『X-MEN:ザ・ニューミュータンツ』(ジョシュ・ブーン監督)
2018年4月13日
『デッドプール2』(デヴィッド・リーチ監督)
2018年6月1日
『X-MEN:ダーク・フェニックス』(サイモン・キンバーグ監督予定)
2018年11月2日
『X-MEN:ダーク・フェニックス』は原作『ダーク・フェニックス・サーガ』を題材にした『X-MEN:スーパーノヴァ』として企画されていた作品で、サイモン・キンバーグ監督にオファーされている(まだ公式発表されていない)。2000~06年の『X-MEN』旧世代シリーズ、2011~16年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から始まった新世代シリーズ、2009~17年のウルヴァリン3部作に一区切りつき、新たに広がっていく今後の『X-MEN』ユニバースも外せない。
他にもFOX作品の公開日変更がアナウンスされており、明日予告編解禁の『キングスマン』続編『キングスマン:ザ・ゴールデン・サークル』は9月29日から9月22日に1週間繰り上げる一方、シェイン・ブラック監督の『ザ・プレデター』は2018年2月9日から半年延期の8月3日に変更となった。