ジェイムズ･キャメロンが『アバター５』の脚本を完成させ、いよいよ８月よりシリーズ一挙製作！

これまで何度も「○年○月頃に撮影開始予定」と紹介しておきながら、一向に製作に入る気配がなかった『アバター』シリーズだが、ついに今度こそクランクインへ！

普通、これだけスケジュールがズレると企画が見送られたり、監督をクビにしたりするものだが、「ボク自身がスケジュールなのさ！」と言わんばかりの完璧主義者ジェイムズ･キャメロンに全幅の信頼を置いている20世紀フォックスがそんなこと出来るはずもなく、「スケジュールは彼しだい」という姿勢を貫いてきた。キャメロンいわく「２作目だけじゃなく、いつも５作目まですべてに集中しながら考えている。均等に製作するのが私のやり方だ」と、２作目を撮ったら次へ、という従来のシリーズ映画の製作ではなく、『アバター２』から『アバター５』まで残り４作品を同時製作するという常識外れの壮大なプロジェクトになる。『アバター５』の脚本を完成させたばかりだというキャメロンは、「２年間ずっと脚本にかかりっきりだったから刑務所から出てきた気分だよ。脚本執筆はあまり好きじゃないね」とも語っている。８月にもキャスト陣のモーションキャプチャーの撮影に入るという。

今のところ、昨年春にラスベガスで行われたシネマコンでフォックスが発表した公開スケジュールだと･････

『アバター２』　2018年12月公開　　『アバター３』　2020年12月公開
『アバター４』　2022年12月公開　　『アバター５』　2023年12月公開

となっており、昨年末にも「ジェームズ･キャメロン監督の製作会社ライトストーム･エンターテインメント作品を2018年12月21日に公開」と発表していた。

シリーズ映画はコケたら次回作が製作されなかったり、企画が見直されることはよくあるが、フォックスは『アバター』シリーズがコケるはずがないと踏んでいるので、よっぽどのことがない限り、今後６年に及ぶ『アバター・ユニバース』はこの公開スケジュールで進められそうだ。今後の続報に期待！