[A] Across The Universe -25ページ目

東海飯店@浜松町

浜松町のモノレールビル。
ディープな雰囲気の一角に、店員さんが全員現地出身の中華がある。
店内の雰囲気も中国語?らしきものが飛び交っている。

昼に中華はお腹にたまるため敬遠するが、ここの「汁ビーフン」だけは別格。

ビーフン

野菜が超たっぷりのこの麺類はタンメンにも見えるが、この野菜の下にはビーフンが隠れている。
汁はあっさり塩味。
麺はビーフンのため、ややボソボソ感はあるものの野菜のスープと絡み合ったビーフンはみずみずしささえ感じる。

油少なめ、野菜大目、麺はビーフン。
麺が食べたいな、と思ったときに、こんなに美味しくて、ヘルシーなメニューはなかなかない。
¥800。

この国のあり方

1/19(土)。
新宿にて、愛読する月刊致知の新春特別講演会に参加してきた。
今回の講師は櫻井よしこさん。

出席者は400人で、しばらく前に満員となり締切られていた。
なるべく前の方で話を聞こうと20分前につくも、既に席は後ろの方。

そして驚いたことはキャンセルの少なさ。
参加費は当日支払いのため、キャンセルも可能であるにもかかわらず、後ろを振り返ったかぎりでは満席の模様。
ほとんどの方がキャンセルせずに出席したのだろう。
素晴らしい。

まずは藤尾社長のお話。
相変わらず情熱的なお話に、聞く方も心が動く。
日本をよみがえらせるには母親の愛情が不可欠とのお言葉。
「一流のの男の背景には必ず母親の影がある」

そして、櫻井よしこ氏の講演。
あれだけの濃い内容のお話を、よくあれだけ穏やかに淡々と、しかし1時間半にわたって聞く者を捉えて放さない話術は驚いた。
世界における、中国、米国、中東の情勢。
日本に与える影響。
どれも、なるほど、とうなる話ばかりだが、もったいないのでここには書かない。
ひとつだけ、98/8に中国共産党による対日分析だけ記しておく。
・日本は政治大国にはなり得ない国
・しかし、経済技術大国であり、それらを中国のために使いたい。
世界情勢を分析すると、我が国の周囲で起こっている様々なことが有機的につながってくる。
櫻井先生、ありがとうございました。

最後に、木鶏クラブ理事であり、致知の巻頭の言葉も書かれている中条先生のご挨拶。
戦争を経験されている先生から、国家観からインテリジェンスについてまで短い時間で重厚なお話を伺い、是非ご著書を読まねばと思う。


充実した一日だった。
コンサートも良いが、後援会は脳が喜ぶのがわかる。


四季こよみ@稲毛海岸

休日のランチは時々ビュッフェに出かける。
好きな食べ物を好きな量、好きなだけ。
どちらかといえば小食気味の我が家では、ビュッフェは割高だが、食べる楽しさを満喫するためと思えばまたそれも楽し。

ホテル、ビュッフェレストラン、などなど何件も訪問したが、ここのお店ほど我が家にピッタリな店はない。
昨年半ばにこの店を知って以降はこの店だけ。

その店の名は「四季こよみ」。
稲毛海岸にあるPATというモールのなかでひっそり営業している。

この店の売りは、素材全てが千葉産、それも「完全」無農薬栽培であること。
それは徹底しており、味噌、醤油等の調味料の原料にまで及んでいる。
そして、薄味。
しかし、薄味であるがゆえに素材本来のうまみが料理の中で爆発している。

こよみ

広い店内に、客層も幅広く。
赤ちゃん連れのご夫婦、お若いカップル、ご年配のご夫婦。
驚くことは、何より店内が静かなこと。
他の店のファミレス風の雰囲気とは一線を画し、雰囲気もエコ。

おそらく複数いらっしゃる店員さんが醸し出す雰囲気も最高なのだと思う。
全員笑顔。
全員丁寧。
全員親切。
店員さん全員がお店のコンセプトを体現しているようで、いつ行っても素晴らしいもてなしの心に癒される。


四季

料理は全て原材料表示。
レシピは尋ねれば全て公開。
材料は希望すれば購入可能。
こんな癒しのレストランがあるのだ。

普通のレストランで、癒されることなんてあるんだと初めて知った。

人を作る会社

社会人になりたての頃は、日経を読むのも一苦労で、特に文化面の「私の履歴書」に登場する著名人も年に数人知っている程度だった。
それから十数年が過ぎ、毎朝日経の一面をチェックした次には、裏返して「私の履歴書」を読むのが日課となっている。
今月の履歴書は「マエストロ」と呼ばれた前FRB議長アラン・グリーンスパンであり、毎朝楽しみに読んでいる。

そんな私の履歴書に2回も登場した人物がいることを、日経のコラムで先日初めて知った。
その人物とは経営の神様「松下幸之助」。

その神様が作った「松下電器産業」という会社から「松下」の名前がなくなることが先週、大坪社長から発表された。

ブランディングの失敗例として、ソニーとの対比で昔からよく取り上げられるだけに、やや遅きに失した感がある一方で、消え行く「松下」に一抹の寂しさも覚える。

前社長の中村氏は、幸之助がやったことのない大リストラを敢行し、業績回復。
現社長の大坪氏は、幸之助が大切にしてきたビクターを売却。

脱幸之助の路線が着々と進んできていただけに、驚きはない。

営利を追求する起業に対して、ノスタルジーを重ねても仕方ない。

しかし、新生パナソニックには、やはり幸之助の精神だけは受け継いでもらいたいと、幸之助ファンは思う。



松下はどのような会社ですか、と問われた幸之助はこう答えた。

「松下は人を作る会社です」






松下 幸之助
道をひらく

いきものがかり

DENPOのCMで彼らの曲を初めて聴いて以来、ずっと気になっていた。
まずグループ名がグッときた。

「いきものがかり」

初めは「神がかり」から派生したネーミングが素晴らしいと思っていたが、実はメンバーが小学生時代に「生き物係」だったことから安易に付けられたと知ったときには唖然とした。

しかし、そんなことでは彼らへの興味は失われず。
何より音大出身ボーカルの吉岡聖恵の歌唱力が耳に残る。

遅ればせながら買ってみた彼らのアルバムは、予想を遥かに超える出来映えだった。
言葉通り、捨て曲が1曲もない。

アップテンポからバラード調まで、吉岡の歌唱力が堪能出来る。



「 思いのたけを打ち明けた

  大きくうなづいてくれた

  初めて握る左手は

  あたしよりも震えていた 」


歌詞もよくできている。


もっともっと人気が出ても良いグループなのだが・・・

これぐらいの方が良いのかもしれない。







いきものがかり, 江口亮, 田中ユウスケ, 島田昌典, 湯浅篤, WESTFIELD, 亀田誠治, 山下穂尊, 水野良樹
桜咲く街物語

シバ@稲毛

こんな店が近所にあったら毎日でも通いたい。
千葉では検見川の「シタール」と並んでカレーの名店と言われる稲毛の「シバ」。

JR稲毛駅の西口すぐの裏通りにあるが、昼時には行列が出来ることもある。
ここのお店は、「伝統医学アーユルヴェーダに基づいた』ものだそうで、ヒマラヤ山脈原産の紫岩塩ベイチをはじめ、インドやネパールからオーガニックスパイスを直輸入している。
店に入ったときの香りだけで、タダものではないと本能が感じる。

ランチでいつも注文するのは、「サービスターリ」

ターリ

1,100円でカレ-2種、スープ、サグ、ドリンク付き。
カレー1種とサグは自分でチョイス出来る。
この日は「チキンカレー」を選び、デフォルトのカレーは「ベジタブル」。
サグはいつものほうれん草を回避し、150円追加して「モロヘイヤ」にしてもらう。
この「ターリ」の食べ方は、これらを豪快にすべて混ぜ合わせること。
まぜまぜすると、

gcha

(ちょっと見た目はヤバいな)
とこんな感じになる。これが激ヤバ、激ウマ。
スパイスが身体の指先にまで染み渡るのがわかるくらい、スパイスがたっている。
モロヘイヤのネバネバ感も心地よい。

そして、サイドメニューとして忘れてはいけないのが、トマトスープ。

トマト

辛い物好きの自分でも、初めはこの辛さに参った。
汗が後頭部から一気に吹き出してくるほどの辛さ。
しかし、トマトとスパイスの(多少ショウガも入っているか?)濃厚なハーモニーは、唐辛子の辛さとも異なる不思議な食後感であり、胃に流れ込んでからは身体をやさしく温めてくれるような気がする。
ゆえに、どんなに辛くても次にまた頼んでしまう不思議なスープだ。
やや風邪気味のときはこれで体調が回復するかもしれない。

初めてスープを頼む人は、ハーフサイズが良いかもしれない。
初めてだと舌の感覚が麻痺して、カレーの味が全くわからなくなるほどの強烈さだ。

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法 / 鈴木ゆり子

本のカバーの顔はまさしく「オバチャン」。
この方が平均利回り20%、年収1億の大家さんと聞いて驚く。
しかし、読んでみて納得するのだ。
この「オバチャン」スタイルこそが鈴木さんの不動産経営の極意であると。

この本の中には鈴木さんが苦しんだ末に獲得出来たノウハウが惜しげもなく書かれている。
こんなことまで書いてしまっていいんだろうか、とも思うのだが、これを読んで実際に行動に移せる人はおそらく1%もいないのだろう。
何よりもまず、不動産経営が好きでなければココまではできない。
故に、不動産経営に関わらず、全ての仕事の極意は「好き」になることなのだと合点がいった。


ハローワークは完璧な学歴社会です。


ペットマンションにしなくても、空室対策の一つとして「ペット相談可物件」に変更することがことがあげられます。


でも、どうにもお手上げな物件があります。それは「3困り」物件といって、「雨漏り」のする物件、「シロアリ」のいる物件、「水回り」のこわれた物件です。


日本は地震大国です。地震が来てすべての物件が倒壊してしまい、いくら物件を持っていても、災害に見舞われたら、その瞬間にすべてを失うことになります。そのリスクはいつも頭の片隅に置いています。


私はいい物件は人に貸せる、だから自分の住む場所はボロでもいいと言う感覚なのです。


お家賃をいただきに行くときには、「いただきます」ではなくて、「お預かりします。ありがとうございます」と言います。それが原点です。









鈴木 ゆり子
専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法

人間の関係 / 五木寛之

五木さんの小説は読んだことがないのだが、エッセイはかなりの数を読んできた。
この本は、あの「ゾロリ」など児童書で有名な「ポプラ社」の創立60周年記念として出版された。
そう聞いただけで、興味が沸き、そして五木寛之、書名は「人間の関係」と来たら読まずにはいられない。

読後感としては、今ひとつスッキリしない。
それはなぜかだか、理由は自分でもわかっている。
それは最近ビジネス書中心に、一刻も早く結果にたどり着くことが優先される空気が社会に蔓延しているにもかかわらず、この本は解答を示してくれないからだ。

五木さんは読者の心に寄り添ってくれる。
わかるよ。
そうだよね。
僕もそうだよ。

しかし、そこから安心出来るやさしい場所へは連れて行ってくれない。
なぜなら五木さんも「やさしい場所」がどこなのか、まだわからないからだ。


人間は「関係」がすべてである。
いまあらためて、そう考えます。










五木 寛之
人間の関係

Very Merry Christmas !

縁あってここを訪れてくれたすべての皆様に、

素晴らしく、幸せなことが雪崩のごとく起きますように。




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そして殺人者は野に放たれる / 日垣隆

そして殺人者は野に放たれる。

まさしく殺人者が普通に社会に放たれている。

非常に辛辣な言葉で書かれている。
あえて辛辣に書かれているのだが、反感は全く覚えない。
ということは、現在の刑法がいかに私の感覚からかけ離れたものになっているか、ということである。


刑法第39条。
心神喪失または心神耗弱の場合には無罪、または刑の軽減がなされる。

この条文があるがために、例えば意図的に覚せい剤を使用し、または意図的に酒による酩酊状態に陥って殺人を犯した場合でも、刑の軽減がなされる。
心神耗弱状態だからだ。
「自分で」覚せい剤を使用して、人を殺しても刑が「軽減」されるのだ。

故に自ら覚せい剤を使用し、連続殺人を犯しても刑の軽減がなされ、死刑にはならず、無期懲役と言う十数年で社会復帰出来るシステムとなっている。
そして、殺人者は同じ過ちを繰り返す。

また、著者は精神鑑定不要論も展開している。
いちいちごもっともである。

殺人を犯して取り押さえられた犯人の医療費が我々の税金でまかなわれ、被害者の医療費は全て自己負担という摩訶不思議なシステムが、この近代国家、法治国家日本に存在している。

そんな馬鹿な・・・
という話が目白押しのキツイ一冊。








日垣 隆
そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)