人を作る会社
社会人になりたての頃は、日経を読むのも一苦労で、特に文化面の「私の履歴書」に登場する著名人も年に数人知っている程度だった。
それから十数年が過ぎ、毎朝日経の一面をチェックした次には、裏返して「私の履歴書」を読むのが日課となっている。
今月の履歴書は「マエストロ」と呼ばれた前FRB議長アラン・グリーンスパンであり、毎朝楽しみに読んでいる。
そんな私の履歴書に2回も登場した人物がいることを、日経のコラムで先日初めて知った。
その人物とは経営の神様「松下幸之助」。
その神様が作った「松下電器産業」という会社から「松下」の名前がなくなることが先週、大坪社長から発表された。
ブランディングの失敗例として、ソニーとの対比で昔からよく取り上げられるだけに、やや遅きに失した感がある一方で、消え行く「松下」に一抹の寂しさも覚える。
前社長の中村氏は、幸之助がやったことのない大リストラを敢行し、業績回復。
現社長の大坪氏は、幸之助が大切にしてきたビクターを売却。
脱幸之助の路線が着々と進んできていただけに、驚きはない。
営利を追求する起業に対して、ノスタルジーを重ねても仕方ない。
しかし、新生パナソニックには、やはり幸之助の精神だけは受け継いでもらいたいと、幸之助ファンは思う。
松下はどのような会社ですか、と問われた幸之助はこう答えた。
「松下は人を作る会社です」

松下 幸之助
道をひらく
それから十数年が過ぎ、毎朝日経の一面をチェックした次には、裏返して「私の履歴書」を読むのが日課となっている。
今月の履歴書は「マエストロ」と呼ばれた前FRB議長アラン・グリーンスパンであり、毎朝楽しみに読んでいる。
そんな私の履歴書に2回も登場した人物がいることを、日経のコラムで先日初めて知った。
その人物とは経営の神様「松下幸之助」。
その神様が作った「松下電器産業」という会社から「松下」の名前がなくなることが先週、大坪社長から発表された。
ブランディングの失敗例として、ソニーとの対比で昔からよく取り上げられるだけに、やや遅きに失した感がある一方で、消え行く「松下」に一抹の寂しさも覚える。
前社長の中村氏は、幸之助がやったことのない大リストラを敢行し、業績回復。
現社長の大坪氏は、幸之助が大切にしてきたビクターを売却。
脱幸之助の路線が着々と進んできていただけに、驚きはない。
営利を追求する起業に対して、ノスタルジーを重ねても仕方ない。
しかし、新生パナソニックには、やはり幸之助の精神だけは受け継いでもらいたいと、幸之助ファンは思う。
松下はどのような会社ですか、と問われた幸之助はこう答えた。
「松下は人を作る会社です」

松下 幸之助
道をひらく