使いこなさない、使えるCAEのブログ -14ページ目

今年も益々ッ、幾何の偏微分をどう解くか!?

昨今、IT関係は、人工知能やスパコンなどが、話題な気もします。

人工知能=革命  みたいな話もありますが、昔から既に色々応用済。

スマホなんて、指の動きを検知して、自在に何でもできちゃう=人工知能の塊。

既に、革命勃発な訳で、今更、人工知能を取上げるのも、どうか思いますが… 

 

(出来そうにない事を)可能せしめるのがコンピュ-タの意義&真価。 計算分野では

解く事ばかりに気を取られか、コンピュータが、まだまだ実力発揮出来てない現実。 

コンピュータが行うべき事を、苦闘しつパタパタ人が実施=計算分野の、悪しき実態思います。

 

人工知能は解消策の一つ。 その方面、計算分野は、具体的解消策立案に至っていない印象

「良いソフト・良い手法、登場しませんかネ?」 そんな他力力本願・他人事だったり

私は人工知能は専門外で… みたいな、当事者意識欠落  では、実用遠のき×思いますが。

△△は私は専門外で… 文理問わず、専門家に多いコメントで注意。 

 

見た目人工知能っぽい(エセ人工知能)作ればOK思います。(解析分野は特に)

みかけの動作が○なら、何でも○で、簡単&低レベルなものほど実用に有利。

逆の、難解&高度なものを価値高いとみなす風潮。 高度な事を実施したがる風潮に注意。

 

不調になった。挙動が変。壊れた。 問題発生時、原因が簡単に特定化できないと×。

機械学習・深層学習などの自立的人工知能は、そこが問題(品質保証) 実用狙いは、

IF文等で行う簡単な人工知能が○。本格的なのは、私は止めておいた方が○思います。

幾多の、問題を回避して、うまくパッケジージ化できて、実用になるか?

既に事例が盛沢山? 実態が見ずらい毎度のIT分野のパターン

技術計算の場合、偏微分の厄介さが追加。そこが、他のIT技術との違い思います。

それを書いているのが、昨年の年始ブログ。内容的に、これで十分かないう=全然進歩なしですが

https://ameblo.jp/jishii/archive1-201701.html

計算機で益々計算しましょう そんな方向性の割に、教科書は、一番肝心(と思う)

幾何の偏微分=直交の差分勾配計算 その難しさに触れず。それで大丈夫なのか?

 

計算分野の専門家は、スパコンやマルチフィジックスや乱流解明とか、

未踏域に随分熱心です。真に取組んで欲しい、実用上の課題は、↓

・如何に支配式(偏微分)を誤差なく解き、メッシュ依存を解消するか

・如何に簡単便利にするか(構造解析)  2つは技術計算の万年治らぬ痛い欠陥。

努力等で克服できず注意。 自動処理を進めて問題解消。それが◎と思います。

便利化には人工知能的なものも必要。なんちゃて的、エセ人工知能で十分思いますが。

簡単/便利/効率化/メッシュ依存解消 等の課題放置。未踏域は熱心。やっぱりみたいな…

肝心な事はしない。 そんな専門家の特性を、教科書に書く必要あり。 それが出来て、

対策しっかりなら、私の前職の研究所(技術計算と関係なしですが)も潰れず済んだか!!

 

短所を踏まえ克服なら飛躍。 教育・専門分野独特の、有用性主張しつ

短所に触れず短所克服に不熱心。難解で実用遠いものを好む 

体質是正の必要性。ベテランや秀才が、その抵抗勢力いう罠に注意

簡単でない 今時の技術計算 「(前処理)データどうしよう 大変困った」 それが現場ですが

昨今、スマフォや小型PCも計算能力は大変高く、能力使い切る工学計算は、かなり難。

例えば、囲碁将棋の場合、ルール元に、ウン兆通りかウン京通りか不明ですが

計算機が、先の先まで読み、セオリー殆ど無視で虱潰しに勝つ手を調べて打つ。なので、

勝つのは困難思いますが。 (将棋は、昨今、コンピュータが生んだ手も、かなりあるようですが)

ゲ-ムのような計算応用技術と、産業で必要とされる工学計算は違い…なかなか実用難

計算機の能力を使い切るのも難。

産業で応用される計算技術は、ゲーム類と違い、(大抵)前処理にて整合とれた膨大なデータ必須。

その準備構築が難=計算機の能力が生かせない元凶。  構造解析で、線形静解析で、

パソコンで所要10分の計算が、元になるデータ量は、ソリッド要素で100万節点、

シェル要素で30万節点程度。

そのモデル構築は一ヶ月程度必要か?。モデル作成一ヶ月 計算時間10分。

計算10分。 準備たるデータ作成一ヶ月。人は頑張ってもショボモデルしか作れない現実。

 

計算機は少々の大規模処理は平気。デ-タ作成は人が担当。それが問題。

「(前処理)データ作成どうしよう 困った」 そんな現場に対し、

人がパタパタ出先で人海術作業 そんな業務形態が盛ん。それで良いのか?

計算が遅く困る話は、非線形や流体で多い。それよりデータ作成が難儀で困る事が殆ど思います。

 

前処理は、超難。昨今はOSSも多く、有力ソフトは、SNS等で、情報発信も多いです。

前後処理まで考えると、企業で使えない、駄目なソフトのオンパレード。使えるソフトは、

設計筋と密接に拘わったものが多い傾向。多くのOSS系は不十分?抽象的モデルはOKで

現実的モデル組むと、モデルが粗悪化したり、そんな類のは、企業では有用とならず注意。

特に構造計算は、僅かな簡略化や粗悪化が、実態との乖離を招きがち。なかなか難です

 

計算部の仕様は自明で、使い勝手向上のため、便利な前処理ソフトを、被せて行けばOK。 

しかし計算部の仕様が改定毎に変動したり、やりずらいのか、そっち方面活況に見えないいう。

専門家作成のソフトは難解。人の育成必須になるべく、意図的に使い勝手を悪くしている?

 

 

 

所要工数大&メッシュ依存 工学の技術計算の問題解消は、染まってない人の方が、期待できるか!?

人工知能も脚光、人が汗水コツコツ…、そんな時代でない筈ですが。

工学系の技術計算は厄介なのが多くで。

 

問題が存在しない事になっていたり、抜本解消めざさず

捻り鉢巻、ガリガリ頑張って解消   業務代行アウトソ-スが、

常態&常識だったり、 分野に染まった人が、解消策を見出すのは、難しいかも。

 

そんな訳で、専門家が強い分野は、進歩せず、意外に衰退しがち 

ソッ それを教科書に書き、その対処策を学校で教えるべきなような…

技術計算は、凋落しない思いますが、専門家が力持つ組織の衰退は多く

老舗が電子化デジタル化で後手に回り凋落等、よくある近い事例思いますが。

 

要は、人が実施する事を、計算機がホイホイ行えば○。 ですが、

真反対で、コンピュータが行うべき事を、人が苦闘して行う悪しき実態

メッシュ依存に関して、幾何の偏微分が問題。そこが読めていないと、

方向を誤る思いますが。メッシュ数増やすと解消。そんな間違いは意外に多い?

どんな要素形状でも、高精度。そんな市販ソフトは、まだ出て来てない思います。

高次要素等、近いものは、あるか?。 フロント&エンドは、あまり進歩してなく、

評価術としての欠陥が長年未解消。専門家が強い分野の、悪しき特長が、露呈と思います。

 

抽象的でない)現実的モデル化は構造解析が難。ハ-ドが進化するほど、

緻密&大規模な解析モデル構築難が際立つ筈。  私周囲は、ノ-トPCに

見合う計算モデルすら構築難。 理論等の学習では解消できずで注意。

モデリング&条件設定の難儀さは大きな短所。短所克服に頑張るのが、あるべき姿ですが

普及推進熱心な割に、短所克服に、あまり身が入ってない。中には、短所指摘すると、

怒る人もいたり… 計算分野に限りませんが、専門分野・学術分野の体質改善が必要思います。

でないと、目が肥えた世間の実用要求水準に到達できず、信用失墜も起こりうる懸念。

私の場合、要求水準に到達する事は、無理そう てな訳で、退職しましたが。

若く&給与安いうちはOK。年食うと、周囲の要求が高まります。解決手段を作れるか!?