使いこなさない、使えるCAEのブログ -14ページ目

朱に交われば何とやら…  ヘボいのが混ざると駄目になる事が多い印象。

CAEの場合、モデリングが少々難ありでも、メッシュを細かくしまして、

演算力等で、補えるとラッキーです。現実、そうはうまくいかない予想。

 

車の場合、エンジンも…シャーシもサスも一流的構成。タイヤだけポンコツ

でも大丈夫 とか有得ない。皆揃って技術成立。一つでも欠けるとアウトな印象

一点豪華主義みたいなのも少ない。 そんな個人的な雑感。  車は、

左右、(4駆は前後も)回転差を補う、デフギア、懸架の等速ジョイント等

平凡な日常品も、凄い超絶技術の寄せ集め。それが実用。

技術計算は、超絶の集合まで行ってない? なので人海術が主体か?

 

スパコン構造計算は、全て一流で固めるべく、要素は、私は、

アイソパラメトリック2次要素が望ましい思います。その例ゼロ。そもそも、

HPCレベルの実用大規模構造計算=人工粘性使った(細工)計算一択

他の事例は、ベンチマ-ク用解析モデル使い回しや、(大規模な)簡略モデルの計算だったり

知る限り、パッとモデル完成いう(設計が望む)理想に遠そう ⇒設計では使えず注意

 

技術計算の場合、モデリングが重要。成否はモデル化次第 ⇒それが超難

しかし。 専門家はモデル化は殆どノ-タッチに見えます。問題なし&OKいう事? 

 

幾何の(二階)偏微分、それが解けるモデル必要性=厄介さの原因

計算機が超高速なら三流モデルでも大丈夫 (分野はその路線が強い)

=個人的にないと予想 実現ならかなり超革命ですが

 

三角ポリゴン的モデルで、偏微分が完全に厳密に解けると、それは革命思います。

直交満たさぬデータ元に、直交差分計算は超難。その日は永遠に来ぬ予想。

妥協として、適合格子(昨今流行ませんが)か直交系格子あたりでしょうか?

細かくすれば大丈夫 そんな専門家が多く (そんな問題も多いのかスパコンが活況)

設計支援面は、なかなか道開けぬ現実。 FEMの誤差=離散化誤差 その見解は、

私は×思います。テーラ-展開も、微分の近似計算では基礎になるが、偏微分では怪しい

一階偏微分=直交の差の計算→雑なモデルでOK  (差の差)二階偏微分→雑では苦しい

前者は伝熱解析   後者は、流体や構造や磁場   私周囲は、特に

構造計算がメッシュ品質重要&しかしできず。 そんな事態が多いです。

 

 

今年も益々ッ、幾何の偏微分をどう解くか!?

昨今、IT関係は、人工知能やスパコンなどが、話題な気もします。

人工知能=革命  みたいな話もありますが、昔から既に色々応用済。

スマホなんて、指の動きを検知して、自在に何でもできちゃう=人工知能の塊。

既に、革命勃発な訳で、今更、人工知能を取上げるのも、どうか思いますが… 

 

(出来そうにない事を)可能せしめるのがコンピュ-タの意義&真価。 計算分野では

解く事ばかりに気を取られか、コンピュータが、まだまだ実力発揮出来てない現実。 

コンピュータが行うべき事を、苦闘しつパタパタ人が実施=計算分野の、悪しき実態思います。

 

人工知能は解消策の一つ。 その方面、計算分野は、具体的解消策立案に至っていない印象

「良いソフト・良い手法、登場しませんかネ?」 そんな他力力本願・他人事だったり

私は人工知能は専門外で… みたいな、当事者意識欠落  では、実用遠のき×思いますが。

△△は私は専門外で… 文理問わず、専門家に多いコメントで注意。 

 

見た目人工知能っぽい(エセ人工知能)作ればOK思います。(解析分野は特に)

みかけの動作が○なら、何でも○で、簡単&低レベルなものほど実用に有利。

逆の、難解&高度なものを価値高いとみなす風潮。 高度な事を実施したがる風潮に注意。

 

不調になった。挙動が変。壊れた。 問題発生時、原因が簡単に特定化できないと×。

機械学習・深層学習などの自立的人工知能は、そこが問題(品質保証) 実用狙いは、

IF文等で行う簡単な人工知能が○。本格的なのは、私は止めておいた方が○思います。

幾多の、問題を回避して、うまくパッケジージ化できて、実用になるか?

既に事例が盛沢山? 実態が見ずらい毎度のIT分野のパターン

技術計算の場合、偏微分の厄介さが追加。そこが、他のIT技術との違い思います。

それを書いているのが、昨年の年始ブログ。内容的に、これで十分かないう=全然進歩なしですが

https://ameblo.jp/jishii/archive1-201701.html

計算機で益々計算しましょう そんな方向性の割に、教科書は、一番肝心(と思う)

幾何の偏微分=直交の差分勾配計算 その難しさに触れず。それで大丈夫なのか?

 

計算分野の専門家は、スパコンやマルチフィジックスや乱流解明とか、

未踏域に随分熱心です。真に取組んで欲しい、実用上の課題は、↓

・如何に支配式(偏微分)を誤差なく解き、メッシュ依存を解消するか

・如何に簡単便利にするか(構造解析)  2つは技術計算の万年治らぬ痛い欠陥。

努力等で克服できず注意。 自動処理を進めて問題解消。それが◎と思います。

便利化には人工知能的なものも必要。なんちゃて的、エセ人工知能で十分思いますが。

簡単/便利/効率化/メッシュ依存解消 等の課題放置。未踏域は熱心。やっぱりみたいな…

肝心な事はしない。 そんな専門家の特性を、教科書に書く必要あり。 それが出来て、

対策しっかりなら、私の前職の研究所(技術計算と関係なしですが)も潰れず済んだか!!

 

短所を踏まえ克服なら飛躍。 教育・専門分野独特の、有用性主張しつ

短所に触れず短所克服に不熱心。難解で実用遠いものを好む 

体質是正の必要性。ベテランや秀才が、その抵抗勢力いう罠に注意

簡単でない 今時の技術計算 「(前処理)データどうしよう 大変困った」 それが現場ですが

昨今、スマフォや小型PCも計算能力は大変高く、能力使い切る工学計算は、かなり難。

例えば、囲碁将棋の場合、ルール元に、ウン兆通りかウン京通りか不明ですが

計算機が、先の先まで読み、セオリー殆ど無視で虱潰しに勝つ手を調べて打つ。なので、

勝つのは困難思いますが。 (将棋は、昨今、コンピュータが生んだ手も、かなりあるようですが)

ゲ-ムのような計算応用技術と、産業で必要とされる工学計算は違い…なかなか実用難

計算機の能力を使い切るのも難。

産業で応用される計算技術は、ゲーム類と違い、(大抵)前処理にて整合とれた膨大なデータ必須。

その準備構築が難=計算機の能力が生かせない元凶。  構造解析で、線形静解析で、

パソコンで所要10分の計算が、元になるデータ量は、ソリッド要素で100万節点、

シェル要素で30万節点程度。

そのモデル構築は一ヶ月程度必要か?。モデル作成一ヶ月 計算時間10分。

計算10分。 準備たるデータ作成一ヶ月。人は頑張ってもショボモデルしか作れない現実。

 

計算機は少々の大規模処理は平気。デ-タ作成は人が担当。それが問題。

「(前処理)データ作成どうしよう 困った」 そんな現場に対し、

人がパタパタ出先で人海術作業 そんな業務形態が盛ん。それで良いのか?

計算が遅く困る話は、非線形や流体で多い。それよりデータ作成が難儀で困る事が殆ど思います。

 

前処理は、超難。昨今はOSSも多く、有力ソフトは、SNS等で、情報発信も多いです。

前後処理まで考えると、企業で使えない、駄目なソフトのオンパレード。使えるソフトは、

設計筋と密接に拘わったものが多い傾向。多くのOSS系は不十分?抽象的モデルはOKで

現実的モデル組むと、モデルが粗悪化したり、そんな類のは、企業では有用とならず注意。

特に構造計算は、僅かな簡略化や粗悪化が、実態との乖離を招きがち。なかなか難です

 

計算部の仕様は自明で、使い勝手向上のため、便利な前処理ソフトを、被せて行けばOK。 

しかし計算部の仕様が改定毎に変動したり、やりずらいのか、そっち方面活況に見えないいう。

専門家作成のソフトは難解。人の育成必須になるべく、意図的に使い勝手を悪くしている?