使いこなさない、使えるCAEのブログ -137ページ目

接合部=薄皮一枚の要素を挟む 割とよく行います

接合部は、
完全相手とくっつき一体化=現実に合わない
完全に離れた状態=位置が不定で、解が定まらない
接触とかカップリングとか、色々手を使いますが、薄皮一枚の要素挟む手も(下記赤)よく使います
いいのか悪いのか知りませんが(教科書に出てない)… 線型計算で、挙動は現実によく合うようになります 
下記はスクリプト&四角系統要素 なら可能な業  テトラ自動メッシュでは不可能

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『アセンブリに大変強い』 スクリプトの特徴です 加えて
『特定機器解析用アプリケーションを作る事ができる』 これも特徴、
上記ソフトは熱機器専用として、別ソフトとしています

難度は、受託計算より楽で簡単と思うのですが。受託計算・解析環境(アプリケーション)提供
どっちもやってますが 受託計算は、シンドイ、金銭要求きつく儲からない 満足度低い 
自然消滅気味。 たまに突発で来ますが、設計に必要な解析なら、先方で実施できる体制構築が何かと◎です。


『スクリプトでメッシュ作成』 これで逃げてくCAE業者さんが周辺多いですが。
人×工数 志向 派遣事業業者登録  インド人技術者の手配仕事をやったり
独創ソフトに賭ける業者さんが増えて欲しい気が…  面白い分野なのに勿体無い

材料・属性区分けがあると、HEXA・スクリプトが断然有利

今取り組み中の課題は、材料区分けは、そう多くないのですが、熱機器やデバイス系などで
物性属性の細かい区分け必須いうケースはよくあります。

テトラ要素(三角錐)は、直線や平面と相性悪く、メッシュ化でグチャグチャ化・モデル巨大化など 
問題起こる事が多いのが実情。 
HEXA(六面体ソリッド)又は 四辺形シェル は、直線・円弧・円・面 といったモノの基本形と相性良い特徴があり、属性区分けなどにも強いです。 円ですが、田の字+外周O型格子 いう定番。一発作成機能を作っています。
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材料区分け求められる場合、ブツ切り的な区分けより、薄い層構造などが多く
テトラ要素=かなり苦しくなります

段差などもHEXA&スクリプトでないと・・・

「少し段差ついてる」 設計でよくありますが、それが代表長さ比で随分僅かだったり
僅かな段差が性能左右するなど 普通によくあります。スクリプトで六面体要素を用いると
簡単対応できます。 テトラ(三角錐)はグチャグチャに…
取敢えず、元は熱機器用に作成したソフトですが、他用途も色々使える感じです。


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現在取り組んでる課題は、最終的に100程度の部品寄集めになる可能性ありですが、
三角錐・テトラ・自動メッシュの力技では不可能に近いと予想です。
色々と便利で、スクリプトでのメッシュ構築を広めたいところです。曲面形状には弱いですが。

三角の弱点は こちらも参照