写真撮影のテクニック~朝焼け・夕焼けの撮り方 | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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 感動的な朝焼けや夕焼けの空に出会えると、凄く得をした気分になります。また、最高の癒やしの時でもあります。

 この感動的な風景を、いざ写真に撮ってみると、見た目と違っておとなしい印象になってしまうことがよくあります。

 今回は朝焼けや夕焼けをより綺麗に撮影する方法を紹介します。

 

朝焼け:NikonD7100、タムロン16-300m 

 

ポイントは「色」と「露出」

  

 朝焼け・夕焼けの撮影は、絞り優先モードで撮影します。絞りの数値は撮影イメージによって変わりますが、F8~11程度にすれば全体にシャープな写真が撮れます。三脚を使用する場合はISO感度100、手持ちで撮影をする場合は手ブレを防ぐため、ISO200~400くらいに設定しするのがよいと思いますが、状況により、いろいろと試してみてください。

 朝焼け・夕焼けが「見た目よりも赤くならない」ということがありますが、空の赤っぽさはホワイトバランスの設定で変わります。普段の撮影ではホワイトバランスはオートで問題ないのですが、朝焼けや夕焼けの空は、カメラが色を自動で補正してしまい、赤っぽさが軽減してしまうのです。見た目に近い色ならば「太陽光」、さらに赤っぽさを強調したい場合は「くもり」や「日陰」などにするのがポイントです。

 露出は、朝焼けや夕焼けの撮影では、露出補正をマイナス側へ調整します。すこしアンダーめに撮影することで、空の色を濃く鮮やかに表現することができます。

 

 夕暮れや日の出時に太陽の方向にカメラを向けると、そのほとんどが逆光になります。そのため背景以外の被写体は諧調を失って黒潰れ… つまり真っ黒になります。本来写真を撮るうえでは、黒つぶれの部分はできるだけ少なくしたいところですが、あえてシルエットとして強調させるのも雰囲気のあるものに仕上がります。 

 

 

シリーズ 「ワンランク上の写真を撮るために」

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる⑥(日の丸構図)

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる⑤(放射線構図)

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる④(対角線構図)

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる③(額縁構図)

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる②(四分割構図)

ワンランク上の写真を撮るために~構図で写真は変わる①(三分割構図)

ワンランク上の写真を撮るために~花火の撮り方

ワンランク上の写真を撮るために~レンズの特徴を生かす
ワンランク上の写真を撮るために~逆光を生かす
ワンランク上の写真を撮るために~光芒を幻想的に撮る
ワンランク上の写真を撮るために~夕日の色にこだわる
ワンランク上の写真を撮るために~レンズの汚れにシビアになる
ワンランク上の写真を撮るために~光を意識する

 

 

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