試練を恐れないで、考えを肯定的に
ユーハン・キンバリー企業の創業者ユ・イルハンは、信仰深いクリスチャンで、アメリカでモヤシ事業を始めました。しかしモヤシ商売を始めた頃には容易いことではなく、当時モヤシはアメリカで見慣れないもので、なかなか受け入れられませんでした。
ある日、ニューヨーク市内の慌しい出勤時間に、モヤシを配達していたトラックが商店街の建物に突っ込み、トラックに載せていたモヤシをニューヨークの道に撒き散らすことになり、大混乱になりました。
テレビの放送局が来て撮影し、ラジオで放送され、新聞にも報道されました。ユ・イルハン社長は恐ろしさのあまり「もう終わりだ」と思い神様に震えて訴えました。「神様、私が神様を信じて頼って生きてきたのに、どうして私をこのように捨てるのですか。私には何もありません」
ところが不思議なことが起きました。テレビやラジオ、新聞の報道で、モヤシの栄養素など肯定的なニュースを流し始めたのです。西洋の人々は肉の摂取量が多いのでモヤシ和えを一緒に食べなければならないという報道までされました。突然注文が殺到し始め売り上げが増しました。モヤシ商売でお金を儲けたユ社長は、製薬会社をたちあげ、世界的に成長したのです。
ヨハ16:33あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし勇敢でありなさい。私はすでに世に勝ったのです。
良薬は口に苦し。漢方薬を食べると、良い薬ほど口に苦いです。しかし、口には苦くても体には病気を治し、健康をもたらす貴重な薬剤です。私たちの内なる人が新しくなって成長する際には、必ず必要な薬が苦い苦難です。成長しようとするなら苦難という薬を飲んでこそ成長するのです。
パウロは第二コリ4:16「私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。」
マタ11:19 人の子が来て食べたり飲んだりしていると、『あれ見よ。食いしんぼうの大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ』と言います。でも、知恵の正しいことは、その行いが証明します。」
マル2:17 イエスはこれを聞いて、彼らにこう言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」
厳しい悪環境に入って救う犠牲愛。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)」
「危険を冒さなければ、大きな成功は得られない。」
遊女、取税人、罪人らの仲間と非難されたイエス様。すべては、私たちの身代わりの受難でした。
アメリカIBMの創設者トーマス・J.ワトソン・シニア。
早く成功したいなら、失敗を二倍の速度で経験することだ、成功は失敗の向こう側にあるのだから。
恐れるな 三木谷浩史 楽天創業者
チャレンジして失敗することを恐れてはいけない。失敗もひとつのデータになる。何もチャレンジしないことの方が、大失敗するよりもはるかに始末が悪い。
恐れるな ユニクロの柳井 正
失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。
恐れるな 夏目漱石『こころ』
恐れてはいけません。暗いものをじっと見つめて、その中から、あなたの参考になるものをつかみなさい。
失敗を恐れるな 政治家 大隈重信 幾多の失敗を重ねたが、しかし恐縮はせぬ。失敗はわが師なり、失敗はわが大なる進歩の一部なり。