今日私たちが聖絶すべき七つの違法の悪霊とは具体的にどのようなものでしょうか。代表的に見られがちな七つをあげます。聖書ではマグダラのマリヤという女はイエス様から七つの悪霊を追放していただいたとあります。
ある信頼できるクリスチャンのご主人さんから直接聞きましたが、当時まだ不信者だった奥さんを通じて体験した霊的体験の証しをします。奥さんが悪霊につかれて暴れたそうです。その悪霊は長年奥さんの中に住んでいましたが、結局すべて追い出され、今は奥さんも救われた立派なクリスチャンになりましたが、悪霊が追放されるまでの期間はご主人さんは奥さんの解放を祈り続け、イエス様の御名で命じて七つの悪霊を追放していました。その時、奥さんの中から男のような声でこのように悪霊が答えてしゃべったそうです。
「おまえは神様がどんな方か知っているか?この際だからすべてぶちまけて話すけど・・・神様は光と愛をミックスした方だ。おれたちが追い出されたら、他のすでに入っている悪霊たちがたくさんいるからどこでもすぐに入れないので大変だ。入るにもいつでもできるのではない。きっかけがないとだめだ。以前は天国で賛美していた。ものすごい美しい光の国だった。しかしリーダーが堕落して追放されたから、自分たちが知らないうちに一緒に地上へ落とされた。もう一度あの美しいところへ本当は戻りたい。しかし、出来ない。おれたちはやがて負けることに決まっている。リーダーにしかられるから言えないけど本当はあそこにもう一度帰りたい。あんなすばらしいところヘ行けるお前たちクリスチャンがうらやましい。追い出される!ルシファー!祈ってくれ」
その後、奥さんの中に住んでいた悪霊は地獄のよみにおけるリーダー・ルシファーのとりなし祈りがあったのか悪霊現象が一時的に強くなり、怪力でもっとあばれ、それから最後に追放されたそうです。
イスラエルの民がカナンの相続地で異邦人七部族を追放した後、始めて乳と蜜の流れる豊かな祝福を全面謳歌できたように私たち神様のイスラエルも心のカナン地域から祝福の流れをふさいでいる異邦で違法な七つの悪霊をすべて追放しましょう。
イエス様は四十日間の断食祈梼の後、御霊の剣である聖書のことばと信仰の大盾で悪魔の誘惑に完全勝利されました。同様に私たちも攻撃を受けたとき聖書の御言葉を用いて宣言すると悪に勝利できます。悪い思いが心を攻める時、「聖書にこう書いてある!」とイエス様に戦い方を真似て宣言することが重要です。聖書の言葉を大きな声で実際に告白してください!悪魔は逃げ去ります!イエス様と同じように戦えば最短で罪悪の根源、悪魔とその誘惑に打ち勝てます。
霊の戦いが激しくなりますが、天国は近いです。黙12:17 すると、竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たちと戦おうとして出て行った。
では私たちが今日、積極的に追放すべき違法の七つの天敵とは・・・
第1に、不品行と姦淫の思い「寝床を汚してはいけません。神は不品行な者と姦淫を行なう者とをさばかれる。」と書いてある!(ヘブル十三章四節)
姦淫の問題1 リバイバル救いの妨げホセ5:4 彼らは自分のわざを捨てて神に帰ろうとしない。姦淫の霊が彼らのうちにあって、彼らは主を知らないからだ。
姦淫の問題2 子供たちへの悪影響ダビデ父が姦淫 子孫へ アムノンが妹タマル汚し、アブシャロムがアムノン殺し、姦淫 ソロモン七百人の王妃としての妻と、三百人のそばめ 背教の罠になった
姦淫の問題3 対人関係の破綻原因エペ4:22 その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと
Ⅰ列王11:1 ソロモン王は、パロの娘のほかに多くの外国の女、すなわちモアブ人の女、アモン人の女、エドム人の女、シドン人の女、ヘテ人の女を愛した。
対人関係の悩み ソロモンに敵対する3人 手腕家のハダデ。家来のヤロブアム。略奪隊隊長レゾン
姦淫の問題4 天国に入れなくなるⅠコリ6:9 あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、6:10 盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続することができません。
第2に、憎しみです。憎い心はすでに悪の領域に所属しています。全てをご存知の神様にゆだねて赦しましょう。憎しみが心を違法占拠しようとする時、心が支配されないようすぐに天敵の前で以下の御言葉を用いて大胆に声に出してこう宜言してください。
「だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。人の怒りは、神の義を実現するものではありません。」と書いてある!(ヤコブ一章十九~二十節)
あるいは続けてこうも宣言しましょう。
「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。」と書いてある!(エペソ四章二十六~二十七節)
それでもだめなら、これも宣言しましょう。
「兄弟を憎む者はみな、人殺しです。いうまでもなく、だれでも人を殺す者のうちに、永遠のいのちがとどまっていることはないのです。」と書いてある!(ヨハネ第一 三章十五節)
第3に、世の罪悪への誘惑です。イエス様が十宇架で血潮を流してすでに解決されました。私は赦された義人です。誘惑されて自制心を失う時、その乱れた思いに対してこう宣言してください。
「御霊の実は、自制です。キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。」と書いてある!(ガラテヤ五章二十二~二十三節)
金銭への誘惑が来る時、こう宣言してください。
「金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。」と書いてある!(テモテ第一 六章九~十節)
貪欲で自己中心的なけちになる時、こう宣言してください。「人の益を計り、良い行ないに富み、借しまずに施し、喜んで分け与えるように。」と書いてある!(テモテ第一 六章十八節)
追放すべき違法の天敵、偶像を慕う心。神様以上に愛する者はすべて危険です。貪欲と偶像を警戒して真の生ける主なる神様だけを礼拝しましょう。「子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。」と書いてある!(ヨハネ第一五章二十一節)
世に対する世俗の思いが来る時、「世を愛することは神に敵することである」と書いてある!(ヤコブ四章四節)「世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。」と書いてある!(ヨハネ第一 二章十五節)
過度の物質所有欲が貪欲になる時、「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」と書いてある!(ヘブル十三章五節)
第4に、恐怖心。恐れには刑罰が伴います。心の恐れが消え去り、勇気と愛が満ちるまで宜言しましょう。にわかな恐れが来る時、「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。」と書いてある!(ヨハネ第一 四章十八節)
心がかき乱される時、「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」と書いてある!(ヨハネ十四章一節)
「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」と書いてある!(テモテ第二 I章七節)
災いへの恐れが来る時、「正しい者は何の災害にも会わない。」と書いてある!(箴言十二章十一節)
悪魔への恐れが来る時、「平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。」と書いてある!(ローマ十六章二十節)
第5に、劣等感。他人と比較する必要はありません。人の外面も性格も指紋も声紋もみんな違うようにあなたには、あなたにしかできない、あなたならではの神様のよきご計画が必ず用意されています。
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。主の御告げ。そ
れはわざわいではなくて、平安を与える計両であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」と書いてある!(エレミヤ二十九章十一節)
「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。」と書いてある!(第一コリント 十三章四節)
「それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」と書いてある!(ヨハネ二十一章二十二節)
第6に、否定的な心。イエス様はあなたのために十字架で命を捨てました。それほどまで、あなたは神様にとって高価で尊い存在です。否定的で排他的な敗北意識、非生産的な暗い思いを捨てて、肯定的な御言葉を宣言しましょう。「私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。」と書いてある!(詩篇二十三編六節)
「私たちは、真理に逆らっては何をすることもできず、真理のためなら、何でもできるのです。」と書いてある!(第二コリント 十三章八節)
「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。」と書いてある! (ピリピ四章十三節)
第7に、怠慢・怠惰の心。多くの人が現状に甘んじて、尊い救いや時間、学び、成長の機会を逃しています。イエス様の十字架の愛は一生懸命です。とても熱心です。忙しく枕する所もなく、早朝から夕、深夜さえ徹夜までされながらイエス様は多忙を極めて献身されました。イエス様を栄光の模範として、万軍の主の熱心で努力して天国の勝利を勝ち取りましょう!
「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。」と書いてある!(ローマ十二章十一節)
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」と書いてある!(マタイ六章三十三節)
「誘惑に陥らないように、目をさまして、祈っていなさい。」と書いてある!(マタイ二十六章四十一節)
神様はあなたのくちびるに大きな力を与えました。あなたが信仰で御言葉を語るとき、それは御霊の剣であり、誰にも妨げられない天国の力をこの世に発揮します。