現代版、出エジプト記の10災害
出エジプト記に記された古代エジプト滅亡前に起きた10の災害をご存じですか?
1,ナイル川の水を血に変える(7:14-25)
2,カエルを放つ(8:1-15)
3,ブヨを放つ(8:16-19)
4,アブを放つ(8:20-32)
5,家畜に疫病を流行らせる(9:1-7)
6,腫れ物を生じさせる(9:8-12)
7,雹を降らせる(9:13-35)
8,イナゴを放つ(10:1-20)
9,暗闇でエジプトを覆う(10:21-29)
10,長子を皆殺しにする(11章、12:29-33)
エジプト第12王朝に書かれたイプワーパピルスの後半にナイル川が血のように赤くなっている記述がみられます。洪水で運ばれた赤土が原因か、地中海のサントリーニ島の噴火で酸性度の高い酸性雨や火山灰が降った結果と分析されています。カエル、ぶよ、アブが放たれたのは動物本能による火山噴火回避の集団移動であり、疫病や雹、イナゴも異常気象、暗闇は火山灰が空を覆った結果と言います。しかし、いずれにせよ、すべては神様の審判です。神様が裁かれたから、地殻変動や異常気象が起きたのです。
現代版、出エジプト記 滅亡前の10の前兆
葦海でパロ王と全軍を失い、経済の底辺を支えるへブル人も出国で失い、デフォルトしてしまった古代エジプトですが、いま、アメリカに似た動きがあります。
古代エジプトが経済の底辺を支えるへブル人をカナンに国外追放して失い、ピラミッド構造の土台から崩壊したように、いまアメリカの最下層の移民たちを国外追放して失うことは政策として危険だと思います。
1,水が血に代わる災害
現代では、飲料水や農業、工場用水の枯渇 干ばつで水不足の状態です。
地球上の97.5%は海水で飲める淡水は0.02%だけ。国連食糧農業機関では、今年、世界人口の3分の2が水不足で深刻化。清潔な水が確保できず水不足で紛争まで起きています。そして、もう一つの解釈、水が血に代わる流血の戦争も起きています!
日本では、ピーファス問題で水が汚濁。工場や飛行場からの消火剤。フライパンや鍋の焦げつき防止のフッ素樹脂加工。食品容器包装。化粧品。防水スプレー。スマホの画面コーティング。防水防汚スプレー。デンタルフロス、メガネの曇り止め剤など。解決は、モーセがマラの苦い水を水質改善した木を投げ込むように、イエス様の十字架の木を信じて食前に感謝祈祷することです。そして、一本の木、炭の活性炭を入れた浄水器を設置することです。
出15:25 モーセは主に叫んだ。すると、主は彼に一本の木を示されたので、モーセはそれを水に投げ入れた。すると、水は甘くなった。その所で主は彼に、おきてと定めを授け、その所で彼を試みられた。
個人レベルの水が血に代わる災害
高齢者に多い相対的多血症は、食が細くなって水分不足で血しょうが減少し、体液が急激に減少して頭痛、めまい、ほてり、のぼせ、耳鳴りの症状が起きます。成人で体重の約60~65%が水分で構成されています。 この水分が体中に栄養素を行き渡らせたり、代謝物の運搬、体温調節などが行われているため、生命維持のためには必要不可欠です。水を飲んだら血流が良くなる・老廃物を排出しやすくなり、リラックス効果、体温調節が適切に行われ、熱中症対策にもなります。体の水の10%を失うと健康がおびやかされ、20%を失うと手足が釣ったりして最後は死を招きます。
2‐4、生物の大量発生 パロ王の寝台からカマド、こね鉢まで入ったカエル。その死後は悪臭です。ブヨ、アブも大量発生。年間約72万人がなくなる危険生物、蚊は、マラリア、黄熱病・デング熱・ジカ熱など、伝染病の媒介です。生態系の異常。
人による外来種の移動で在来種の絶滅リスク、温暖化で熱帯の魚が北上しています。世界の野生生物の絶滅危機種は4万6300種以上です。
日本では、目に見えないブヨのように小さく大量に宙を舞うマイクロプラスチックの群れも大変ですが、換気で鎮圧できます。
洗剤、柔軟剤から化学物質マイクロカプセルの微粒子が数マイクロという微細な大きさが舞う現代版ブヨ。外側の膜にはプラスチック、中は猛毒の香料です。メーカー指示の適正使用量で洗濯した場合、42万個のマイクロカプセルが洗濯物に付着しています。
「化学物質過敏症」は、たばこの煙や殺虫剤、印刷物のインクなど、あらゆる化学物質に反応してしまうという深刻な病気です。症状は、頭痛、けん怠感、吐き気、動悸など多岐にわたります。石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料を使っていない食器用洗剤をお勧めします。
個人の生物の大量発生
古代エジプト人は大量発生のブヨに刺されたり、アブにかまれたりして悩まされました。入院患者は大変です。相部屋でどこからともなく、カエルの死骸のような悪臭もあり、毎日、ブヨのような小さな注射針に刺されて点滴と採血検査。アブにかまれるような放射線被ばくのレントゲン。手術跡が病んでかゆく、床ずれ炎症もあります。
ヘブル13:1 兄弟愛をいつも持っていなさい。 13:2 旅人をもてなすことを忘れてはいけません。こうして、ある人々は御使いたちを、それとは知らずにもてなしました。 13:3 牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持ちで思いやり、また、自分も肉体を持っているのですから、苦しめられている人々を思いやりなさい。
5-6、疫病
マイクロソフト創業者ビル・ゲイツがビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じてワクチン産業に莫大な投資をして利益が財団に還元されています。AIDSは黒人をターゲットに、SARSは中国人を、MERSはアラブ人を、新型コロナCOVID-19 は欧米人を殺害。
古代エジプトでは、家畜まで疫病感染とあるが、鳥インフル、豚インフル、狂牛病など同様の終末期特有の災害です。
日本では、MRNAワクチン接種によって将来、日本人のDNAに引き継がれる不可逆的な影響を与える可能性が指摘されています。
個人の疫病
年をとって高齢者になると感染症にかかりやすいのは、若い人よりも免疫力が低下しているからです。免疫機能は60歳を超えると20代のおよそ半分以下になり、つまり若者の二倍、疫病にかかりやすいです。
ヨハ16:33あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし勇敢でありなさい。私はすでに世に勝ったのです。
良薬は口に苦し。漢方薬を食べると、良い薬ほど口に苦いです。しかし、口には苦くても体には病気を治し、健康をもたらす貴重な薬剤です。私たちの内なる人が新しくなって成長する際には、必ず必要な薬が苦い苦難です。成長しようとするなら苦難という薬を飲んでこそ成長するのです。
7,雹の害
地球温暖化で雹被害は世界中。イスラエルの1タラントは34.2キロ。これが艱難時代の不信者の頭上に落下予定です。
黙16:21 また、一タラントほどの大きな雹が、人々の上に天から降って来た。人々は、この雹の災害のため、神にけがしごとを言った。その災害が非常に激しかったからである。
日本では、八王子にふった雹被害、三井住友海上だけで2000件の報告、10億円の支払い。自動車保険の雹被害は年間350件位だった届出が2023年に1万7000件を超え、保険支払額125億円です。
個人の雹の害
空から地上への落下速度ですが、直径5センチの雹になると、落下速度は時速100キロを超えます。農作物被害や家屋被害、頭部に直撃した場合には脳震とうを起こします。雹直撃の脳震とう。高齢になると意外に単純なことが大きな死因につながる事故になります。65歳以上の食事をのどに詰まらせる窒息の死亡者数は、年間3,500人以上、中でも、80歳以上の死亡者数は2,500人以上です。
8.イナゴ
アフリカから南アジアにかけてサバクトビバッタが大発生、ケニアでは過去70年間で最悪、アフリカ大陸東部の被害は2100万人の1年分の食糧が喪失。
インドも30年ぶりのイナゴ大発生で深刻な農業被害、食糧不足です。
日本では、イナゴ発生は稀ですが、結果として、イナゴが青物を食い尽くした後の不作同様、食糧難、米不足もあります。食料自給率低すぎ60%輸入に頼る国は危険です。聖書では7年大飢饉の年に備蓄ない世界の国々はエジプトに買い付けに来ましたが、代価は大きく、土地、銀、人の労働力などが書かれています。
個人の蝗害(こうがい)
青物が少なくなる。食が細くなる。病人食のように食べられる種類が少なくなる。
パウロは第二コリ4:16「私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。」
最近医学で人間の寿命は、ロウソクが短くなるように、遺伝子情報が詰まっている染色体の末端にあるテロメアが、細胞分裂を繰り返す内に、段々と短くなり、60回余り繰り返すと細胞分裂は限界に達し、如何に長生きをしても120歳が寿命の限界です。人は老いの苦難とともに弱さゆえに神様を探し求めます。痴呆さえ、死を恐れないように死への本能的対策なのです。
精神科医でクリスチャン作家の加賀乙彦先生が、生前『不幸な国の幸福論』という本の中で、先生が東大の医学部に入り、人体解剖の実習をされる時に「60兆もの細胞から構成されている人体の複雑かつ精巧なメガニズムに圧倒され、どういう発明家がこれほど美しい生命を生み出したのかと思いを巡らさずにはいられなかった。その思いがやがてキリスト教に結びつき、58才の時に洗礼を受けるに至りました」とあります。
イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。私を信じる者は、死んでも生きる。」
9.暗闇
ウクライナ戦争の影響で世界的な燃料高騰と電力不足で大規模停電、エネルギー事情の悪い発展途上国だけでなくアメリカやヨーロッパもそう。電気代高騰で節電ゆえにも家庭の暗闇は増すばかり。太陽光遮断の噴火による暗闇も急増中、中国の黄砂やPM2.5飛来による大気汚染で空が暗い現象。
日本は、停電が少ない国ですが、地震、台風など自然災害による大規模停電がしばし起きています。
電気代高騰で節電ムード、昨年はクリスマスのイルミネーション点灯も自粛傾向で、派手に点滅した家は非国民のように見られます。
個人では入院すると、夜9時に消灯時間 寝るしかない。入院患者は制約多く不自由でつらいものです。暗黒、病人は、痛み緩和のための鎮痛剤や睡眠薬投与で、癒しのため体力消耗しながら目をつぶって眠る時間が長くなります。
天国は、暗黒がないです。
黙22:5 もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。
10、長子の死
最後は大量の人口削減で滅びます。日本では、すでに人口減少、労働力人口が足りない人口オーナスで経済復興が厳しい状態です。喜ぶのは志望校に受かりやすい受験生だけです。しかし、暗いことばかりではなく、人は必ず一度は死ぬけど、復活の希望、イエス様の天国、新しい世界があります。
私達の過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。救い主イエス様を信じて、滅びる古代エジプトのような、この世を出て天国に入れます。
黙 20:11 また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。 20:12 また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。 20:13 海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。 20:14 それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である。 20:15 いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。