『ロスト・シンボル』を書いたダン・ブラウン。
彼があっち側なのか
こっち側なのかはまだ分かりません。
でもかなりの奥の奥を書いていると思います。
『VITRIOL』…
硫酸基化合物質と生体ミネラルの関係を前回書きましたが、
まだまだこの話は続くのです。
硫酸というのは化学記号で「H2SO4」。
これを分解すると、
水「H2O」の真ん中に「S」が入って、
さらに「O」が4倍に増えてます。
H…水素
O…酸素
S…硫黄
とすると、
地殻変動による火山活動か、
放射能か、
磁力か、
もしくは大規模な自然発生電気(カミナリ)によって、
この『硫酸』というものが太古の昔にできたものと思われます。
火山と言えば硫黄『S』が多いですもんね。
だから桜島大根は大きくておいしい。
(※関係ないか?…)
日本は火山国ですから、
硫黄が特に多いんですね。
肥沃な大地だからこそ、
黒雲母花崗斑岩ができたんですね。
黒雲母花崗斑岩の山々は数億年前、
海底火山によって隆起してできた山系だと言われています。
ですからミネラルも豊富で
調和が整っているのだと思います。
生体ミネラル開発者の嶋西先生も、
「世界各国の鉱石を調べてみたが、
黒雲母花崗斑岩はまさしく生命にとっては理想的なミネラル配合である」
…との事でした。
では、
H2SO4ですが、
なぜ水と硫黄が何らかの形で化合すると、
酸素「O」が4倍になってしまうのでしょう?
一般に酸素は、
植物が光合成によって発生させるものだと考えられてきました。
でもその植物はどうやってできたの?
しかも植物は、
二酸化炭素だけでは生きて行けずに、
全く酸素が無いとすぐに枯れてしまいます。
という事は、
海中植物が発生する前から酸素はあった?
どこに?
それが、
嶋西先生が僕だけにこっそり教えてくれた、
『硫酸基化合物質による酸素発生説』です。
H2OがSと化合することにより酸素を4倍にし、
さらに他の鉱物を溶かし化合する時(※硫酸基化合物質)に、
多量の酸素を発生することが分かったのです。
それを試験管での実験で見せてくれました。
よって大量の硫酸が
他の鉱物を溶かしながら、
硫酸化合物となって大量に酸素を作りながら海へと流れ、
酸素が全く存在しなかった海に
酸素が充満したと思われるのです。
雨によって海水がどんどん薄まり、
そして電気的なカミナリが数億回も海に降り注ぎ、
原始アミノ酸が誕生し、
シアノバクテリアやストロマトライト(藻)や海中植物、
そして、動物へと進化した…
よって全ての生命が発祥する全ての素地が、
太古の海に準備された…
と言えるのではないでしょうか?
(※「生体ミネラル」の精製方法と非常によく似ています)
H2Oを分解すれば、水素も酸素も燃えるものでできてます。
そして調和されてH2Oとなったら反対に火を消す水となり、
よって体温も一定温度を保つことができ、
新陳代謝による細胞活性も果たすことができる…
という話は以前したかと思います。
その水に何らかの要因で硫黄「S」が化合する事で、
ミネラルを溶かす『硫酸(H2SO4)』となる…
地球創世記の海は塩酸だったと言われています。
塩酸の海からは生命は生まれません。
そこで、
火山活動等によって水に硫黄が入り、
硫酸となり、
他の鉱石ミネラルを溶かして海に流れ込むことで、
幾多の生命を生み出す『母なる海』に変わったのではないか…
というのが僕の素人ながらの生命発祥説です。
胃はなぜ溶けないの?
小学生の理科の授業で先生に聞いた事です。
先生は何も答えられませんでした。
野菜や肉を食べて胃の中に入ると、
胃は消化するために「胃液(塩酸)」を出します。
これが出過ぎると胃酸過多という現象、
つまり胃を溶かす事で胃炎となったり、
胃がんの原因にもなると言われています。
ところがその胃酸過多を防ぐために、
同じ物を溶かす力のある、
『硫酸』が胃を守っているのですね。
硫酸基化合物質は海にもたくさんあります。
海藻に多く含まれるぬめり成分…
フコイダンとも言われていますが、
これが硫酸基と言われるもので、
胃の硫酸基化合物質と良く似ています。
塩酸はいくら薄めても、
またはミネラルを溶かした溶液でも、
生命にとっては害となります。
けれども硫酸が物を溶かしたり悪さをしたりするのは、
90%以上の濃度で無ければいけないんですね。
つまり、90%以下に希釈した硫酸は、
何の悪さもしないどころか、
生命活動にとって無くてはならないものになるんです。
それが多種類のミネラルが溶け込むと…
まさに、全生命を生み出した『太古の海』となるわけです。
今の海からはナトリウム分過多となっているので、
一切の新生命は発生しないと言われています。
(※詳細は「ミネラルだより 」11号)
http://www.j-smc.co.jp/flipper/MineralDayori/book13/index.html#page=15
昔の海は、
生体ミネラルと同じ酸っぱい味だったと僕は思っています。
その証拠に、
手の甲に「希望の命水」を数滴垂らし、
渇いてからなめてみて下さい。
ミネラルたっぷりの、
とっても甘くて美味しい塩の味がします。
さて『VITRIOL』の話しに戻ります。
「隠されし石というのは、
隠されたピラミッドと何か関係があるのかい」
…という文言がありましたが、
まさしくピラミッドの構造上で不思議な点があります。
生体ミネラルの原料は、
黒雲母花崗斑岩(※数億年前の風化した花崗岩)。
(※正式名称:Biotite-Granite:バイオタイト・グラナイト)
基底部(一番基礎となる1段から3段目あたりまで)や、
王の間と呼ばれる部屋の石材、
そして要所要所に花崗岩が使われています。
なぜ強固にすべき基底部や要所に、
もろい石材である花崗岩が使われているか…
そう言えば、日本の墓石も花崗岩(※御影石)が多いですね。
イースター島のモアイ象も花崗岩でできています。
生命復活や魂と花崗岩は何か関係があるのかしらん…
(※だんだんと確信部分に迫ってきたぞ~!)
そして花崗岩は、
タブー中のタブー、
『モーセの十戒石』、
『イエスの奇跡に関わる聖水』、
世界最古の本草書『神農本草経から抹消された薬石』…
また紀元前3世紀頃、
中国の秦の始皇帝からもっとも信頼された学者:徐福から、
「東方の三神山に長生不老(不老不死)の霊薬がある」と具申し、
始皇帝の命を受け、3,000人の男女と多くの技術者を従え、
五穀の種を持って、東方に船出したとの記述があります。
東方の三神山の一つが、
瀛州(えいしゅう)または東瀛(とうえい)と呼ばれた日本の事です。
このことは日本最古といわれる物語『竹取物語』にも書かれており、
万葉集や古事記、
そして『小野小町が産湯をつかった』と言われる、
阿武隈で古くから伝わる昔話へと繋がります。
(※詳細は「ミネラルだより」1号)
http://www.j-smc.co.jp/flipper/MineralDayori/book13/index.html#page=47
では、花崗岩とは何か?
また、どうやってできたのかについて探ってみましょう。
花崗岩とは…
マグマが冷えて固まった『火成岩』、
もしくは、海底に堆積した地層が岩になった『堆積岩』、
そして、
火成岩や堆積岩が地下深くで熱や圧力を受けて
変成した『変成岩』の一種と言われています。
花崗岩の英語名である 『GRANITE』の語源は、
ラテン語で、
種子や穀粒を意味する『GRANUM』です。
つまり、
『生命の大元』である核を意味するものと考えられます。
しかも、
花崗岩の形成に水の関与が必要で、
生命発祥に必要な海の存在する惑星のみ、
花崗岩が存在するものと考えられています。
花崗岩の起源については従来2つの学説間で論争がありましたが、
現在では“マグマ説”が一般に支持されています。
マグマ説(火成岩説) 花崗岩は、
玄武岩質マグマの地殻内での結晶分化作用により、
形成された流紋岩質マグマ。
あるいは、
玄武岩質マグマが周囲の壁岩
(一般に堆積岩等から成る)を溶融して形成された、
流紋岩質マグマが地上へ出ることなく、
ゆっくりと冷却されてできるという説。
放射性元素の同位体比や微量元素の含有量、
また花崗岩体の規模が大きいことなどから、
多くの花崗岩マグマは、
後者の成因によって形成されたと考えられています。
また、
花崗岩化作用論(変成岩説)では、
砂岩や泥岩などの堆積岩が、
地下深部での火山爆発による高温変成作用を受け、
液体の状態を経ずに花崗岩が形成されたという説。
まさにこれらの説に全て当てはまるのが、
『黒雲母花崗斑岩』そのものなんですね。
難しいから、この辺にしとこぉっと…(笑)