本当の自分とは?

(2006年7月12日 午前7時の通信から抜粋)

 


あなたはどこにいる?

 


何故、そのような鎧を身にまとい、

私から隠れようとする。


何故、自らの心に鎖を縛りつけ、

自ら締め付けようとする。


心が、肉体が、

奥底から悲鳴を上げていることをなぜ知らぬ。


あなたは本来、

自由な魂として造られたはずである。


それなのに、何故、

本当の自分に目を背ける。


その鎧を作ったのは誰か?


あなたである。


その鎖で縛り付けたのは誰か?

 

あなた自身である。

 


現在のあなたを作り上げたのは誰か?


これも、

今のあなたという一つの存在である。


自らが選択した人生の結果が、

今の姿なのだ。


誰のせいでもない、

全てがあなたの選んだ道なのだ。

 


私には、

 

あなたがいつも不自由そうに歩く姿が見える。


重い鎧を自らまとい、

冷たい鎖が容赦なく骨まで締めつけている。


鎖を解くには勇気が必要だろう。


その食い込んだ鎖を剥ぐには痛みも伴うだろう。


そして、

鎧を脱ぎ捨てるには恐怖も襲うだろう。

 

しかしながら、決して恐れてはいけない。


絶対に自分から逃げてはいけないのだ。


諦めてもいけない。


勇気を持って、

自ら作り上げた呪縛を解き放て。

 

希望と光明に満ち溢れた未来の、

自由なあなたを発見せよ。


私とは…

もう一人の本来のあなたなのだ。