jdeafのインフレカバー研究

jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

早いもので、マカオ最終日。帰国し、自宅に戻るのみ。

現地2時頃、目覚め、バスにゆったりと浸かる。日本人なので、バスがあるのは有難い。ゆったりとしていたら、出発時間が近づいて、あたふたと荷造り。忘れ物ないかとチェックし、日本コミッショナーと合流。難なくチェックアウトを済ませ、タクシーに乗って空港へ。香港ドルがそのままマカオで使えるのに対して、マカオの通貨パタカは、香港ですら使えず、日本では両替できないので、余ったパタカを、空港の免税店で菓子を購入でほぼゼロにする。飛行機に乗り、食事した後はぐっすり。成田空港到着ちょうど目が覚める。到着ロビーを出ると、慣れ親しんだ日本で、気が楽になる。帰宅ラッシュと重なったが、慣れ親しんだ光景で、無事に帰宅。

早いもので、世界切手展MACAO2026も最終日。昨夜は就眠が遅く、ブログ書けなかったので、ブログを書いてから会場へ行く。インターナショナルグランプリに選ばれた作品を見る。グランプリ候補の中で、インターナショナルグランプリに選ばれた作品だけ、見てなかった。オーストラリア北東部クイーンズランドの初期を扱った作品で、選ばれてみれば、なるほどグランプリに選ばれるだけあると納得。あとは、適当に会場内を周回。国際郵趣連盟の総会などの会議が続いているので、一人で、巨大モールのフードコートへ行き、パインアップルを切り抜いたパインチャーハンなど色々目移りしたが、いわゆる酢豚を食す。

午後4時に閉場。作品撤去で日本は午後5時とのことで、午後5時ちょうど、会場に入り、暫し待機後、立会人一人が案内。フレームに鍵が掛かっているが、立会人が持っていた鍵では上側は開くも下側は開かないというパターンで、応援を頼んで鍵を開けるというのが全作品で繰り返された。それでも今回は作品数が少な目ということと他に二人の応援もあって、午後6時過ぎに終了。自ルームに荷物を置いた後、中華料理店へ。ホテル内の通路から入ったのだが、通路の反対側はカジノで、席からカジノ中が見える。大勝して、店で、大判振る舞いとかありそうだ。日本コミッショナーの奢りで、小籠包などを食す。明日は、早いので、早めに解散。

審査員からのフィードバックで、始まる。パルマレス(受賞パーティ)の翌朝の最終日に行われるのが慣例なのだが、最終日は、国際郵趣連盟の総会など一日中会議が予定され、パルマレスの前に、フィードバックという変則スケジュールになっていた。フィードバックでの焦点は、何故、賞が下がったのか、元に戻すにはどうすれば良いかである。ところが、残念ながら、語学力の問題なのか、こちらの頭が固いのか、議論がすれ違う。終わりには、外国の友人が見兼ねて筆談してくれたが、そもそもの前提がすれ違っているようで、混乱。最後には、以前から感じていたタイトルの変更を確認したら、それもあるでしょうと、否定しなかったので、それでよしとした。

昼食は、前日見つけたフードコートで日本人4名で食す。どうらや、審査員からのフィードバックが話題になったらしく、日本コミッショナーが審査員の意図が判った、あとで伝えますとのこと。これは有難い。昼食後は、後からやってきた方に目玉となる作品を紹介する。ティータイムに、ルームに戻って、報告の葉書を作成。スマホをチェックすると、日本から、ボストンから葉書届いた、ありがとうの連絡が複数。ボストンからちょうど1カ月、しかも、ちょうど、マカオ展の葉書を書いている最中なので、奇妙な気持ちに。作成し終え、会場に戻ってFIP100周年を祝う消印のポストに投函。複数の方からの情報によると、似たような作品が並んでいて、審査員の勉強不足もあって、適当に賞を付けたのを認めたそうな。賞はもう訂正できないので、それはそれで、肝心の意図を把握したい…。

頃合をみて、再び、ルームに戻り、パルマレス用の服に着替え、メインホールへ行く。そして、バスで会場へなのだが、何故かクルクルと巡回している感じで方向が判らなくなる。外を見ると、ホテルのシンボル、エッフェル塔もどきが見え、安心する。ドーム状の建物にバスが入り、パルマレス会場へ。恙なくパーティが進み、インターナショナルグランプリはシンガポールの方に。ホテルに戻り、日本コミッショナーの部屋へ。そして、審査員からのフィードバックでの審査員の意図を、スマホのチャットを利用して丁寧に教示戴く。フィードバック時、確認したタイトルの変更も、その意図であれば、充分あり得るのだが、本当の意図であれば、タイトルは変更でも、当初考えていた変更ではなく、サブタイトルみたいなのを付ける形が良かろうとのこと。これは、滅多なことでは得られない濃密な教示。今後の出品計画が大きく変わりそうだ。そのあとは、様々な話題に移り、気付いたら日付変更線を超えていた。

早くも切手展の折り返し点。前日、各国とも自国の結果が判明したが、全体の結果を合わせたリストは、明日の夜のパルマレスでないともらえない。そこまで待ったら、結果を知った上で参観は最終日の一日しかできない。会場についたら、既に、賞が貼り出されていたので、一気に賞をメモして回る。規模があまり大きくない専門展である影響があるかは不明だが、近年、勢いのある絵葉書と現代郵趣で、両方とも最高が大金銀賞で、金賞以上が一つもなかった。逆に、テーマテイクが全体的に高評価で、28作品中、5作品が大金賞、6作品が金賞だった。一通り、賞を確認した後は、専門外の、テーマテイクを中心に見て回った。
本日は雷雨のはずが、晴天のようだということもあり、宿泊ホテルとは反対側に出てみる。2日目に行ってみたが、喫茶店がスタバ程度しか見つけられなかった所。高級そうな化粧品の壁を抜けてみると、土産向きの菓子が並び、更に歩くと、カジノへの入口があり、それを無視してUターンする形で、エスカレーターを上がると、巨大モールが広がって、水路にゴンドラ船が動いてたり、ユニクロや無印良品もあった。そして、ようやく、目当てのフードコートを見つける。ホテルより数倍も広く、マカオでも随一ではないか。実際、ルームに戻って確認すると、ザ・ヴェネチアン・マカオ(The Venetian Macao)で、アジア最大級の統合型リゾート。フードコートで一人だけで食すのは勿体ないと思い、展示会場へ戻ったが、知り合いの数名は、ディナーへ行くことに決めていて、そのディナーに行かない方と一緒に、フードコートへ向かう。そして、筆談で色々とやりとりで、この日は終了。明日は、いよいよ、世界切手展のハイライト、パルマレスとクリティーク(審査員からのフィードバック)。

起きるのが遅れ、参観グッスを用意して、フードコードで朝食を済ませた後、会場へ。まず、エキスパートチームが持ち去ったリーフを確認。真っ先に目を付けられやすい切手とカバーの両方に消印が掛かってない類は3リーフのみ。他の8リーフは、ダブルリーフにデンと1点貼られた何も印刷されてないエンボス紙以外は、多数のマテリアルが貼られているため、推測するしかないが、切手自体(ブラジル初期の牛の目など)が怪しそうとか、原画類とか、そんな感じだった。

11時から、若者の郵趣への関心を高める(Sparking Youth Interest in Philately)というテーマのセミナーがあるということで出てみる。講師はマカオ郵趣協会のメンバーで、ユースにマカオから20人超の作品が出品されるという実績があるので、興味が出て、この手のセミナーには初めて出てみた。前方にスピーカーがあって、その真下に陣取り、ノートバソコンで音声認識によるテキスト化を試みたが、なかなかうまくできず、広東語でやっと少しテキスト化できる程度で、テキストだけでは内容理解が出来なかった。スライドの内容から、ビデオ(ユーチューブなど)に引き寄せることは、頑張れば出来る(試さないといけないということなのか)、郵便局や博物館への案内は容易(国土が狭いマカオだからできるのか)、講師は教師のようで、自分の生徒15人程と一緒に作品を作り、皆奇麗なワンフレーム作品を仕上げていた、という感じだった。奇麗なワンフレームが作れるのは、パソコンやプリンターなどが劇的に向上した結果、きれいなリーフ造りが可能だからだろうか。また、切手展会場には何グループもの子供集団が訪れていた。すぐ収集には結びつかないかもしれないが、色々な切手を見るという原体験は侮れない。日本では、児童グループが切手展にやってくるというのを見た記憶がないのが残念。

日本のコミッショナーがパルマレスのチケット購入に動いてくれたが、夕方の会議で、関係者以外の人が購入できるチケットは残り7枚だけと知って少々驚く。日本勢の結果が判明したが、前回よりメダルが1ランク下がってがっかり。あさっての審査員のフィードバックで、メダルを戻すにはどうすれば良いかを確認しなくでは。

夕方、知り合いのコミッショナーと、その連れの夫妻と夕食を食す。中華料理店で、料理の選定を頼まれたので、適当に選んだら、奢ってもらうことに。2031年の日本に来るというので、その時は寿司でも奢らなくでは…。

参観2日目。前日、目星をつけた作品を中心に見て回る。軽いカタログがあり、前日のうちに印をつけたのと、展示順が通常のFIP展なので、ボストンと違って迷うこともなく、スムーズに参観できるのは有難い。びっくりするような凄い作品がないこともあって、気付いたら、ユースクラスを結構じっくり眺めてた。例えば、ネパールの2012~2025年のエラー切手で5フレームなんかは印刷局のレベルがどうなのかと思いたくなるほどで、観ていて結構楽しめた。午後に、日本コミッショナーから、お白州なしの連絡が入る。要するに、日本からの作品に、真偽が疑わしいマテリアルだと、指摘されたのがないという意味。連絡が来てから、しばらくしたら、それらしきグループが展示会場にやってきた。疑わしいマテリアルを含むリーフを取り出すと、「取り出し中」(お白州で取り調べ中)の旨の紙が置かれる。グループが去った後、取り出し中の紙を見て回って見つかったのは12リーフ。少な目かも。北朝鮮の奇妙なアーカイブは対象となってなかった。今回は見逃されたのかもしれないが、もし本当に怪しければ、そのうちに対象となるかもしれない。人と会って、色々とやりとりしたりしたら、そのまま、参観そっちのけになり、参観2日目は終了。

いよいよ開幕。開会式は、10時からだが関係者しか入れない模様。一般入場は11時からなので、それまでに、朝食を済ませ、爆睡で、書けなかったブログをアップ。

11時に会場に向かう。出品カタログがあれば、参観の手助けになるのだが、未入手。インフォメーションセンターを覗いてみたら、カタログがあり、かつ無料なので、幸便と頂く。B5サイズ56ページで扱いやすい。まずは、2時間半ほどかけて全作品をざっと見て回る。見て回る最中に、じっくり見たい作品の目星をつけておく。いつもの世界切手展と変わらない配置で、気が楽だった。先日のボストン展では、配置の意図が分からなかったこともあり、一気に全作品を見て回ることができなかった。もっとも専門世界切手展であるマカオ展1,500フレームに対して、ボストンは総合世界切手展で3,500フレームと倍以上の規模で、単純計算では、ざっと見て回るだけでも、6時間程かかる。

ざっと見て回って、いくつかの作品に目隠しされているのが目についた。前回のマカオ展(アジア展だが)でも、孫文切手に目隠しがされ、それもフレーム丸ごと目隠しされ、参観だけでなく、審査できないでは…と伺っていたのを思い出した。その反省からなのか、フレーム丸ごと目隠しはなく、該当マテリアルの上から白いシールを貼り付けるという方法だった。今回、孫文切手は目隠しされず、日本の乃木、東郷切手、軍事郵便、ナチスの鉤十字などが対象のようだった。テーマティクが最も多く10作品強、伝統郵趣、現代郵趣、ユースにも目隠しがされた作品があった。

あと、これ凄いという作品に出合うのが世界切手展の愉しみの一つだが、今回は見当たらず。目を引いた作品としては、まず、8フレーム作品だが、中国の赤猿切手だけで4フレームというのがあった。バスツアーが行われているようで、グループが続々とやってきて、入口からのレイアウトの関係もありそうだが、案内人が、まず、マオ切手を紹介し、続いて赤猿切手を紹介していた。あと、アーカイブ関連で気になったのが2作品あった。1つは、北朝鮮を対象にした作品で、多数のアーカイブ。北朝鮮で、トップクラスのはずの日本人の作品でも観た記憶がなく、ちょっと不可解。もしかしたら、エキスパートチームに運ばれて、要鑑定になるかもしれない。もう一つは、フランスのマリアンヌ切手を対象とした作品で、8フレームなのに殆どアーカイブだけという作品。フランスは、プルーフを代表にアーカイブが多いので、全部本物かもしれないが、ちょっと大雑把な印象。あと、ユースのレベルの高さに驚いた。15才以下で、1フレームだが、きちんとマテリアルを配置し、フレーム全体でみっしりと書き込みをしていた。親などの援助もあっただろうだが、技術の発展で、パソコンでの作品作りが容易になっているのが大きいだろう。19~21才となると、絵葉書などで、シニアクラスにも遜色ない作品が多数見られた。レベルだけでなく、50作品を超えて多い。日本でも、ユース育成に力を入れて欲しいものです。スタンペディアは「30年後の郵趣(切手収集)人口の確保」を指針としていたはずで、参考に実施頂ければ…と思った。

インフレをメインに集めているので、ロシアインフレ期と中国インフレを取り上げた作品が複数あり、明日以降じっくりと観よう。

明日から、世界切手展MACAO 2026が始まります。それに備えて、作品を展示するのが、本日最大の作業です。

 

ホテル内のフードコートが9時から開始なので、9時直前に、フードコートに行き、チャーハンを食す。まずまずの旨さ。フードコードは客室の直下の5階にあり、なかなか便利。大会関係者にとって、9時からの朝食は遅過ぎるので別室なのかと納得。朝食後、日本コミッショナーと示し合わせて、作品を持参して、会場へ向かう。フードコートと同じ5階から会場への直結通路があり、一度も暑い外へ出ずに会場に着く。

一人の立会人の元に、コミッショナーと二人で黙々と作品を展示する。拙作のリーフは、A4と同じ高さを利用していたが、保護ラップに入れるとA4より高くなってしまうので、2mm短くしたリーフを試し、最初はうまい具合に納まって、良々と思ってたが、後半で、2段(4リーフ1列×2)で間隔が狭いのがあり、納めると少しだが湾曲してしまうので、8リーフ分、セロハンテープを裏に貼り付けてとめた。もう1mm短くした方が良さそうなのか…。

展示作業を終えた後は、フードコートで昼食後、コミッショナー関係の細々とした作業が終わった後、会場からホテルとは反対側の通路に出てみる。エスカレーターで3階から1階に降りる途中で、前面一面、広大なカジノが見えた。スロットがずらりと並んだりしてた。エスカレーターで降りて、そのまままっすぐ歩くとカジノの入口で、ついフラッと入って散財してしまいそう。あとは、高級な化粧品などが多く、目当てのスーパーやデザート類は見当たらず。カジノがメインなので、雰囲気的に合わないので無いのだろうか。喫茶店もスターバックスのみで、そのスターバックスで休憩。日本コミッショナーと色々と筆雑談。

夕方、知り合いのコミッショナーと会い、23時(日本時間24時)頃まで英語でやりとり。楽しかったが、相手はノートバソコンに現地語で話しかけてもらい、Google翻訳で英語にテキスト化し、それを私が読み取り、私からは、日本語をキー入力し、Google翻訳で英語に変えたのを相手が読み取る形式。従来の筆談より、情報量が膨大になり、楽しかったが、自ルームに戻ったら、流石に疲れてブログを書けないまま、爆睡。

成田空港から、マカオ直行便で現地入り。30℃超えていて、また海の近くで湿度が高くベトベトします。夜になっていたので、ホテル周りのネオンが奇麗でした。また、部屋が広くて満足。

(日本より時差が1時間遅れで、日本の日付変更線を過ぎたあたりに、アップが続きそうです)

 

世界切手展で現地入りする上での楽しみは、色々な国の方々との交流です。色々な国のインフレを集めて展示すると、その国の郵趣家に喜ばれ、意外な形での交流がしばしばです。先日のボストン展でのアメリカのハンガリー切手収集家グループと交流が、その例です。コミッショナーや審査員でもない一出品者が、一堂に多くの顔見知りと会える、最大機会がバイキング形式の朝食です。ところが、フロントで、朝食希望を出したら、コミッショナーら、切手展関係者は別室になるとのこと。それで、朝食希望を取り消すことに。どうなるやらと思ったら、ホテルの中にフードコートがあることが判明。帯同した日本コミッショナーと一緒に夜食を食す。

 

明日、作品を展示し、明後日から切手展が始まります。

3日後の6月26日より、マカオで世界切手展MACAO 2026(6/26-7/1)が開催されます。明日、日本コミッショナーに帯同してマカオへ行き、7月2日帰国予定です。

 

ボストンが終わったばかりで、1カ月と開けずに、2つの世界切手展が行われ、両方に参加は過去でも最短です。