塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】 -6ページ目

塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

三重県桑名市で80年の歴史をもつ老舗の塾です。小学生を対象に、目的に合わせて選べる4つのカリキュラムを用意しています。

寺子屋アテネでは2か月に1回塾長が文章を親御さんに送っています。

過去の塾長挨拶を紹介します。

 

【補足】

下記の文章で触れている基礎基本は、「学校で習う基礎レベルの問題」という意味の基礎基本とは全く異なります。

下記でも具体的な例を出していますが、素因数分解が分数計算の約分や通分、最小公倍数や最大公約数をロジカルに求めるときの原則となるなど、「なぜそうなるか?」という数学的な原理原則のことを基礎基本と言っています。

学校の教科書は、簡単なことが書いてあるように思われがちですが、よく読んでいくと、「なぜそうなるか?」という原理がきちんと説明されています。

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朝夕が涼しくなって参りましたが、皆様方には、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

日常のアテネについて心に思いつくことをとりとめもなく書留めました。まとまりの無い一文ですがご笑読下さい。

 

ところで、アテネは、創設者は嫌っていましたが、学習塾の分野に振り分けられますので、生徒についての話の中に、よく、東大生の例が出てきます。一応、勉強の成功者の代表は、世間的には東大生だということですので、よく出てくるわけです。

お許しください。

 

受験で成功するには、難しいテクニックとか公式とか学ばなければならないと、思われがちです。

しかし、私は、それよりも基礎基本の書いてある教科書を大切にするべきだ、と思います。

実際、何年も浪人して東大に入学した人の合格体験を聞くと、途中、周りの東大に合格していく人を見ると、難しい参考書や問題集よりも教科書を大切にしている人が多いことに気づいて、自らの勉強方法を改めたところ、無事合格できました、という談話を訊くことがあります。

その通りだと思います。基礎基本をそっちのけで、テクニックに走ったり、公式を沢山覚えたりすることに時間をさくことは、思考力を弱めて、かえって合格という目標から遠のいてしまっているのだと思います。

話は変わりますが、卒業生で、仕事の都合上、桑名から遠く離れて暮らして見える方がたくさん見えます。

その方が、自分の子どものためにアテネのような塾を地元で探すと、アテネのように基礎基本・原理原則をきっちりと教えてくれる塾は見つからない、という話を聞きます。昔のアテネは、中学生で高校になってから習う難しい内容をやっていました。

数学も英語も国語も全ての教科においてです。

しかし、それはすべて基礎基本を詳しく説明して、学校ではあまり説明に時間をさかない内容が多かったようです。

ほんの一例ですが、数学で言えば、中一の段階で高校になると習う因数分解の問題をやったり、英語で言えば、中学生の間に高校で習う基本の文法事項を習い原書を読んだり、国語で言えば、中三になると、文語文法の基礎を詳しく習い徒然草や平家物語の原文を読んだりしました。

しかし、時代の流れのせいか受け入れられなくなりました。

それに加えて、大手塾の、高校の事は高校でやればいいのではないですか?それで高校へ入れるのですか?という生徒の親への切り崩しに会いました。

そんなこんなで基礎基本を徹底的に教える精神を残した今の形態になりました。

昔も、受験はと言えば、とりたてて受験勉強をしなくても、当時では県下で一番難しかった桑名高校へ中三まで残った20名ぐらい生徒がほぼ全員入学していました。

全く受験に効果がなかったわけではないのです。

さらに、アテネで習った生徒は、高校や大学へ入ってからよく伸びる子が多いという評価もいただいていました。

その事で、名古屋大学の先生が調査に見えたこともあります。

 

基礎基本・原理原則を大切にするというのは、何も奇をてらったことを言っている訳ではありません。

 

昔のアテネのことを書くと、色々な事が出てきて、この程度の紙面では書ききれません。

アテネを残せという出身者も多く、機会があれば、昔のアテネのことを詳しく書いてみたいと思います。

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寺子屋アテネは桑名で78年続く老舗の塾です。

 

 

 

寺子屋アテネでは、2か月に1回のペースで

塾生の親御さんへ向けて塾長挨拶をお送りしています。

 

過去の塾長挨拶を、こちらでも掲載していけたらと思っています。

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暑くなって参りましたが、保護者の皆様方には、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 

ところで、アテネは、他の塾と違って、読書の授業が小学生にあります。そのせいか、よく読書についての問い合わせの電話があります。

 

「うちの子は、スポーツばかりやっていて、本を読まないのですが、そちらでは読むように指導して頂けますでしょうか?」とか「理系科目は好きですが、本は読みません。本を読むようになりますか?」とか「読書は漫画ばかりで、文字だけの本は読みません。読めるようになるでしょうか?」と言った内容です。

 

読書と聞くと堅苦しく考えがちの人が多いようです。

×××推薦の本を読むことが本来の読書だと考えて見える方がいるようです。

生徒も以前、4年生の子が高学年の子が読む難しい本を読んでいたので「何故その本を読んでいるの?」と聞くと、「立派な大人になるために学校から推薦されたからです。」と答えました。また、小5の子が大人向けの「戦争と平和」を読んでいたので聞いたら、その子も同じ答え「立派な大人になるためです。」と言いました。

それはそうかもしれませんが、読書は、元来、気楽に気ままに読むものだと思います。

その中で、何かに気づき少しずつ少しずつ視野を広め深めていけば良いのです。

無理やり難しい漢字や熟語がたくさん出てくる本を、小学生の時に、無理して読んで分かるのでしょうか?

それは、高校ぐらいになるとそういう読書も必要かとも思いますが、小学生では早い気がします。

 

ですから、私は、スポーツ好きの少年には、そのスポーツの歴史とか名選手の伝記とかスポーツに関係のある本から始めたらどうでしょうかというお話をします。

数学や物理だけが好きな子には、その歴史とか学者の伝記をお勧めしてみては。

漫画ばかり読んでいる子には、絵画を見てそこからお話を考えさせるのもひとつの方法かと思います。

自分から物語を作る子は、他人の作った物語に興味を覚える子が多いですから。

このようなアドヴァイスを送ります。

しかし、あまり理解いただけないようです。

 

アテネの読書は魔法ではありません。

地道に読書を子どもと共に楽しむのです。

その中で、お子さんが何かを見つけてくれればと祈りながら、日々の授業をお届けしているのです。

そして、地味ですが効果はあります。

 

最後に、低学年の読書の授業にお子さんを通わせている、ある保護者の方のお話をします。

その方は学校の先生から、「お子さんは、最近、何か稽古事を始められましたか?」と尋ねられました。ちょっと考えて「読書の教室に通っていますが…」と返事をすると、「それですね。お子さんは、最近大きく変わりました。」と先生がおっしゃいました、と嬉しそうに電話で報告してくださいました。

 

塾長 西塚直樹

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寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。

 

 

 

今回は、なぜ寺子屋アテネは小学生中心なのか?ということについて書きたいと思います。

 

中学で勉強に躓く子は、小学校の基礎ができていない場合がほとんどです。

小学校のテストで90点以上取ってくる子でも、基礎ができていない子がたくさんいます。

そのたった数点のできなかったところが、肝心なところだったりするのですね。

また、学校で習った時期が過ぎたらその単元の知識を忘れてしまっている場合もあります。

 

今は、計算力が欠けている場合が多いです。

例えば割算の商に0が入る計算ができなかったり、

桁数の多い計算になるとできなかったり、

四則演算全てが入っている問題を頭から計算してしまったり…。

 

文章の読み取りが甘い場合も多いです。

文章に書いていないことを頭の中で付け加えてしまったり、

書いてあることを正確に読み取れなかったり。

漢字も微妙に間違えているな、という場合も多いです。

 

そういった子の親御さんは、

「全然基礎ができていない」

とお子さんの今の状態を把握して危機感を抱いている人もいますし、

「小学校のテストで90点以上取ってきているし、漢検や英検の検定も受かっているから大丈夫だと思っていた」

と言われる方もいます。

 

中学生は部活が本格的に始まり、

高校生は学校の勉強に追われます。

 

計算力、読解力、論理的思考力をじっくり養うのには、

時間にも心にも余裕があり、

頭が柔らかく知識の吸収も成長も早い小学生の時期が良い、と寺子屋アテネは考えています。

 

科学の講習会の講師をして下さる学校の先生や、アテネと関わりのある学校の先生とお話しする中で、

アテネは小学生を中心にしているのは、小学生のうちに基礎力と考える力をしっかりつけておくことが大切だからだという話をすることがあります。

その話を受けて学校の先生達は、

「中学で勉強ができなくなる子は小学生の勉強から基礎を固め直す必要があるから対応が難しい」

「中学からだと正直遅い」

というようなことを言われます。

 

アテネでは、入塾してから1か月ほど時間をかけて、授業の中でその子の力を把握していきます。

小学生の読書では読書感想文の中で読解力と漢字の確認、語彙力の確認。

小学生の数学ではまず初めに計算問題と文章問題で計算力と読解力の確認をします。

国語が得意と言っている子、算数が得意だと言っている子でも、

きちんと基礎力があるなと感じる子は、最近は数年に1人くらいです。

 

基礎、というと簡単に思われがちですが、

計算力、読解力、思考力の3つをしっかり固めてこその基礎力です。

この3つを固めるのには時間がかかるため、アテネでは、時間にもゆとりがあり頭の柔らかい小学生を中心とした授業を行っています。

 

小学生のうちから基礎をしっかり固めておくと、中学校、高校、社会人でも役立ちます。

さらに、自分が進みたい道が見つかった時に、確かな力として助けになってくれるのです。

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追記~来年の募集について~

アテネのカリキュラムは2~3年以上をかけて、じっくりと土台を固めるカリキュラムになっています。

小6から入った子は基礎が固まり切らずに中学に上がってしまう子も多いです。

よって、来年度から、小6の数学の募集は小5からの持ち上がりの生徒のみにしようとも考えております。

 

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寺子屋アテネは桑名で78年続く老舗の塾です。

 

 

今まで弊社では塾生の進路について

他人の進路ではなく、アテネの方針やカリキュラムの独自性を見て、

塾生自身が納得をして入塾を検討して欲しい、

という願いから特に公開はしてきませんでした。

 

ですが、入塾説明会に来られる方や塾生の方にも進路実績をよく聞かれるため、

卒業生の方たちにアテネの思い出について素直な気持ちを綴った文章のご協力をお願いすることにしました。

 

現在募集中ですので、当投稿を見ているアテネOB・OGの方の中で、

卒業生の声にご協力していただける方は、ぜひご連絡ください。

 

今回、現在募集中の卒業生の声の中から1名ご紹介したいと思います。

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木村優奈さん(2002年生まれ)

暁中学校・高等学校(6年制)

東京大学文学部

 

昔から、何事も納得しないと気が済まない子どもでした。

 

わからない言葉に出会えば辞書を引く。

実験キットをもらえば、説明書に書かれていることを全部試す。

数学の問題を解けば、別の解き方がないかを考える。

 

そんな性格は、「『しやん』とか『せーへん』とか、否定表現のバリエーションが多いのはなぜだろう?」と自身の方言に疑問を持ち、大学で三重県方言の研究をしている今も、本質的には変わっていないのでしょう。

 

そう自分自身を省みるとき、アテネで学んだ日々のことが思い出されます。

 

中学に入学して間もなく、私は数学に躓きました。

 

とにかくテストが解けない。授業は理解できているつもりなのに、問題数の多さに頭が真っ白になり、平均点を下回るばかりでした。

 

何も解決できないまま1年が過ぎ、中学2年の秋、先代の茂雄先生の教え子である父の勧めでアテネに入塾しました。

 

初回授業は、私の学校の教科書を使って、説明と問題演習を繰り返す形で行われました。

直樹先生は、私が問題を解く様子を急かさずに見守ってくださいました。授業後に「よく考える子や、きっと伸びるぞ」と励ましてくださったことも印象に残っています。

 

そのような授業を数回経験し、迎えた入塾後初めての定期テストで、私は自分史上最高の点を取ることができました。

そして一度のみならず、その後のテストの成績も安定するようになりました。

 

正直なところ、何が結果に結びついたのかは今でもわかりません。

速く解く練習をしたわけでも、特別なテクニックを教わったわけでもありません。

 

ただ一つ断言できるのは、アテネの授業を通して「自分はこれでいいんだ」と思えるようになった、ということです。

 

受験には競争がつきものです。

私のように要領の悪い子、つい立ち止まって考えてしまう子は苦労すると思います。

 

でも、そういう子だからこそ歩める道があります。

考える時間を削ってスピードをつけるのではなく、考え抜いて理解を積み上げていけば良いのです。

 

私がそう育ててもらったように、アテネが、じっくり考える子の可能性を育てる寺子屋であり続けますように。

 

私自身も、アテネの卒業生の一人として、じっくり考える人であり続けようと思います。

 

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寺子屋アテネは、桑名で78年続く老舗の塾です。

 

 

 

高校勉強振り返り、三角比が終わりました。

 

三角比というと、高校時代、苦手でよく分からなくて暗記で終わらせた記憶しかないのですが、

今、学校の教科書(数研の数学シリーズを使っています)を使って問題を解いていくと、

めちゃくちゃ簡単じゃーん!?と驚きました。

 

基本を押えれば応用問題もさほど悩む必要もなく、

三角比を丸暗記で対処した、あの頃の私は何だったのだろうか…?

と思うほどです。

 

そしてつい最近「教科書ガイド」を購入しました。

教科書ガイドは教科書の問題の答えと詳しい解説が載っているもので、

一冊2000円強とちょっとお高めなので買うのを渋っていたのですが、

答え合わせをするのにあると便利だなと思い、高校の数学の教科書ガイドだけ全て買いそろえました。

私はケアレスミスが多いので、解き方はこれで合っている!と自信を持っていても答えが間違っていることがあります。

なので、教科書ガイドがあると、確実に答え合わせが出来てとっても有難いです。

教科書ガイドは三洋堂などの本屋さんで取り寄せて貰えます。

 

使い方の注意点としては、考える力をつけるために、すぐに解けない問題も、一旦15~20分くらい、手を尽くして自分で解き方を模索してみること。

すぐに答えを見てしまうと、考える力が培われないため、教科書ガイドに頼り切らない意識が大切となります。

そこだけ注意すれば、教科書で勉強をする際、数学に関しては答え合わせをするのに教科書ガイドがあると便利かもしれません。

 

最近よく思うのは、苦手はずっと苦手でなくていい、ということ。

勉強の仕方を変えて取り組んだら意外と簡単に理解出来たり、

ずっと苦戦していても、その四苦八苦が身になって、いつかするっとできたりすることがあります。

 

先日、テレビで、

「人生、思っているよりも多くの願いが叶います」

という言葉を聞きました。

 

その通りだなと思います。

「こうなりたい」を叶えるために、頑張りましょう。

どつぼにはまって抜け出せない子がいたら、塾や学校、周りの先生の力を借りて、一歩一歩、地道に進んでいきましょう。

 

寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。

 

 

 

先日の授業では、「成長する」とは本当はどういうことか?というお話をしました。

 

「成長する」って何ですか?と聞くと、

殆どの子が「できるようになること」と答えます。

ですが、それはあくまでも結果であって、

「成長する」の大切な部分は

「自分が達成したい事柄を叶えるために、悪い(または自分に合わない)と思っているルーティンを、良い(または自分に合う)と思うルーティンに変えていく」過程の方だと思っています。

この場合、習慣や癖のことをルーティンと言っています。

 

日々の生活習慣、勉強習慣、睡眠習慣、運動習慣、思考の癖、書き方の癖、体の動かし方の癖、行動の癖、物事の捉え方の癖。

 

例えば、痩せたい!と思っていても、

いままで通りお菓子もたくさん食べていて、いままで通り運動もしないでデスクワークで、いままでどおりの習慣を続けていたら、痩せないのですね。

 

例えば、足が速くなりたい!と思っていても、

いままで通りの体の動かし方をしていたら、足は速くなりません。

 

では、勉強ができるようになりたい!と思ったら、

いままで通りの勉強時間、勉強方法、睡眠時間と質、思考の癖、答案の書き方の癖、意識の持ち方の中のどれかを、もっと良い方向に変えていく必要があります。

 

変えていくべき習慣や癖をたくさん挙げましたが、何が一番変えやすいのでしょうか。

それは、勉強時間と勉強方法です。

あと、意外と見落としがちなのは睡眠時間です。

 

学校の授業中眠くなってしまう子は、

まず、睡眠時間や、睡眠の質を改善しましょう。

早く寝る。寝る前の2~3分のストレッチ、朝日光に浴びるなどの簡単なことから始めると良いです。

 

まず最初に、変わりたい・もっと良くなりたいという欲求を持つこと。

なぜ変わりたいのか?と理由を明確にして、

今までの習慣や癖を意識的に変えて、今まで繰り返していたパターンから抜け出すことが大切です。

自分の憧れを叶えるために、今までの習慣や癖を、良い習慣や癖に変えていく。

そしてそれを定着させていく。

そうすることで、結果的に「今までできなかったことができるようになる」ことが、成長なのだと思います。

 

勉強時間と勉強法の変え方については、次の投稿でお伝えできればと思います。

 

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寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。

小学生の授業を中心に、少人数の授業形式、または個別指導を行っています。

 

 

 

 

教科書やワークを解いていると、

例題が示してあって、類題を解くであったり、

似たような問題が固まっていて、その問題を解くであったりすることが多いかと思います。

 

そうすると、問題を解くのが作業的になるので、あまり満足感を感じられません。

 

章末や巻末問題で、応用問題や総合問題が載っているページがあります。

時間を気にせずに、自分の力で考えて解いてみる。

今まで例題で見たことのない問題を、

ひとつひとつの決まり事(原理)を押さえながら解いていく。

 

そうして解いた問題が合っている時の

喜びは本当に大きいです。

 

なので、寺子屋アテネでは小学校も中学校も高校も、

難しめの応用問題を多く扱いますし、

時間を気にせずに自分の力で解ききってみることを推奨しています。

 

難しい問題が解けた時の満足感は、

やがて自分の自信につながります。

 

その自信は、誰と比べて生まれたものでもなく、

自分の中で問題に向き合う中で育てていったものです。

 

「勉強が楽しい」にはいろいろな楽しさがありますが、

解ける喜びは、その中でも重要な「楽しさ」の要素になるんじゃないかなと思っています。

 

やらされている勉強ではなく、自分の意志で勉強と向き合ってほしい。

そのためには楽しさや喜びを感じることが大切で、

基礎を押さえたうえで、応用問題に取り組むというのは、

実は大きな喜びや充足感を感じられる行為なのだと思っています。

 

……と、高校の問題に取り組みながら思いました。

難問が解けるのが楽しいです。

やったぜ!という気持ちになります。

 

寺子屋アテネは桑名で75年以上続く老舗の塾です。

 

 

 

夏の科学の講習会を行ってくださった先生が、

アテネの独自教材、

特にアテネ数学憲法14か条を見てくださって、

「大学で学ぶことじゃないですか!驚きました」

と科学の講習会時に言ってくださいました。

 

アテネ数学憲法14か条は、

大学で学ぶ内容ですが、

アテネでは今でも小6の冬頃授業で学びます。

 

アテネ数学憲法14か条は、

名前はダサくて胡散臭い(と個人的には思っていますが塾長には内緒にしています)

のですが、式変形の原理(基本法則)が書かれています。

これを理解していると、

なぜ右辺の×を左辺に移項すると÷になるのか?

など、中学1年生では訳も分からず暗記しがちな法則が理論的に理解できます。

 

大学では数学の講義を受けるときに学ぶことですが、

実は今の中学生の教科書にも載っています。

この基本原理だけで、

どんなに複雑な式でも解くことが出来ます。

 

また、現在の中2のグループ指導では、

しばらく使っていなかった、

「幾何の生い立ち」の教材を復活させて使用しています。

 

これは、数学者の矢野健太郎先生のお力を借りて、

アテネの創設者が作った教材です。

 

アテネの独自カリキュラムは小学生も中学生も、

矢野健太郎先生のアドバイスをいただいて作ったものだそうです。

 

数学者の矢野健太郎先生というと、

数学好きなら知っている人も多く、

数学が面白く感じられるような、

面白い書籍も色々執筆していらっしゃいます。

 

昨年出版された

『数の生い立ち 図形のふしぎ』

矢野健太郎・著/中公文庫

では、

『小学生にも分かるような平易かつ丁寧な解説で、数学における「ものの考え方」が見についていきます。』

と帯の触れ込みにもあるように、

アテネでも教えている数学の基本原理を丁寧に解説されており、

アテネ出身の方たちが、アテネで習ったことが書いてあって懐かしい、と言って喜んで購入して報告をしてくださいます。

 

本書の前書きには創設者の西塚茂雄の名前も出してくださっており、

今でもご縁をこういう形で表してくださる、矢野健太郎先生の義理堅さ、人情深さを、有難く感じています。

 

ぜひ気になる方は購入してください。

本書のおすすめの読み方は、

ノートとペンを持ってメモを取りながら読むのが理解が進んで個人的には良いなと思いました。

 

本日お話していた保護者の方が、

アテネでの教材について触れられたので、

今回はこのようなこぼれ話をさせていただきました。

 

アテネの独自教材の一部はホームページで公開しており、

アテネのホームページ→卒業生→今昔の教材

からご覧いただけます。

 

良ければそちらもご覧ください!

 

 

 

 

算数が苦手…という小学生のお子さん2人の

グループ指導を受け持つことになりました。

 

2回の体験を経て、先日正式な授業を行ったのですが、

算数苦手…と言っても、計算は得意だったり、文章題は得意だったりして、

苦手な教科の中にも、得意な部分があることに気づかされます。

 

学校のテストを拝見しても、間違っている部分もあるけれども、できている部分もある。

できている部分もあるんだよ、ということを伝えながら、

間違っている部分の穴をひとつずつ潰してあげることが大切だな、と思いました。

 

「苦手」と思うと、それがひとつのアイデンティティになって、

「算数を苦手な私」が自分らしい私だ、のように認識に刷り込まれていることがあります。

アイデンティティは自己を認識をする上で安心感にも繋がりますから、苦手意識を持っていることに安心感を感じている場合があります。

そうするとなかなか「苦手」が手放せないので、まずはその刷り込みを剥がしてあげることが大切です。

苦手はずっと苦手でなくてもいい。

次の日から好きになってもいいし、今好きになってもいい。

好きになる日が来ると信じられることが重要なのではないかと思います。

 

ずっと食べられなかった不味いと思っていた食材が、

大人になるとある日突然美味しく感じられるようになった、という経験は大人の皆さんはある方も多いかと思います。

 

勉強でも、そんな事が起こるのです。

ずっと苦手だと思っていたけれども、ある日突然、あれ?好きかもと思う。

 

その第一歩として、

苦手意識を持っている教科の中での得意な所を探していく。

得意なところはできているね、とはっきりと示してあげる。

そして、浮かび上がってきた苦手な箇所を理解できるように手助けしていく。

 

得意なところもちゃんとあるんだから、「算数が苦手」というわけではないんじゃないのか?という声掛けも良くします。

 

思い込みを外して、できるかも……?と思ってもらえたら嬉しいなと思います。

 

小学生の少人数授業のクラスだと、基本的に決まったカリキュラムなので、個人に合わせて単元を戻ったり、苦手分野を遡ったりする指導はなかなかできませんが、

個別指導、グループ指導はその子に合わせてカリキュラムを組むので、痒いところに手が届くような教え方ができたらと思っています。

 

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寺子屋アテネは桑名で75年以上続く老舗の学習塾です。

 

 

 

先日から、高校数学の勉強も再開しました!

 

私は飽きっぽくて短期集中型なので、

短期でガッと達成する仕事を常に複数やっていて、

その時々で集中したいものが変わるので、

同じものを長く継続するということが苦手です。

また、気持ちが乗っていないと動けないタイプです。

 

気持ちの波があり、やる気が必要になる分、

その波に乗れば短期間で大きく成果を出すことができます。

 

けれども自分の気持ちの波の扱いが難しく、

大人になった今でも自分の扱い方を学んでいる最中でもあります。

 

私は、この性質が長年、コンプレックスではありましたが、

「自分を知る」ことで、だいぶ自分の性質を受け入れることができるようになりました。

 

自分を受け入れ始めたことで、自分の性質を踏まえた上で、どう自分と仲良くなっていくか、より自分を好きになるにはどうしたらいいか?を考えるようになりました。

 

私のような短期集中型で波のあるタイプは、

一度止めてしまったことも、

またやろう!という新しい気持ちで何度も始めることができます。

 

諦めていたこと、断念したことに、また挑戦するぞ!と心から思えた時、何度でも新しい気持ちで、チャレンジできます。

そうやってチャレンジを繰り返しているうちに、前よりも成長しているのですね。

再度始める時は、新学期のような、春の始まりのような、新天地に出航する時のような、再度出発するわくわく感があります。

 

このわくわく感が本当に楽しいし、嬉しいです。

喜びが無いと勉強できない、というのは裏を返すと、喜びを持って勉強できるタイプであるとも言えます。

 

そうやって前向きになれるようになったのは、心理学や自己分析を学び始めたからでした。

ソーシャルスタイル理論というのがあります。

4つのコミュニケーションタイプがありますよ、という心理学の理論です。

もちろん4つのタイプにはっきり分かれるのではなく、どのタイプも高く持っている人もいれば、どのタイプも弱い人もいますし、ひとつのタイプに突出している人もいます。


今回はその4タイプを紹介したいと思います。

 

・感情表現豊かな活発なタイプ(注目されたい、褒められたい!)

感情を大切にして、意思がはっきりしている

強み:アイディア豊富・社交的・ムードメーカー

弱み:飽きっぽい、批判に弱く、めんどくさいことが苦手

特にNG:きちんとして、けなしたりダメ出ししない

→活発さを抑圧せずに、生かす方向で接する。

適している対応:他人の居るところで褒める、話をしっかり聞いてあげる、将来の展望や、なりたい姿を聞く

本人のおすすめ勉強方法:短期目標を積み重ねて、自分の熱量で動く(自分のやる気を高める!)

周りのサポート:面倒なプリントの管理などは周りがサポートする

 

・孤高なタイプ(挑戦したい!目標を達成したい!)

感情的ではないが、意思がはっきりしている

強み:リーダーシップがある、責任感が強い、決断が早い

弱み:押しが強い、人の指示に従うのが苦手

特にNG:あなたにはできないよ、できなかったじゃない

→目標(比較的大きな目標になることが多い)に挑戦したいタイプなので、目標を目指す意欲を失わせるのではなく、どうしたら達成できるか?を考えてサポートする

(自分の意思が大切になってくるので、アドバイスするというより、勉強方法の本を数冊渡す、楽しめるツールを複数探す、など役に立つツールをそっと差し出して選んで貰う。応援しているよ、という意思を言葉や態度で示す)

適している対応:無駄なことは言わず、自分で決めさせる(「任せるよ!」)
本人おすすめの勉強法:手元にある材料・ヒントを使って、自分が叶えたい目標に挑戦していく

周りのサポート:ゲーム感覚でわくわくして取り組めるようなツールを複数探す

 

・平和主義なタイプ(受容されたい!)

感情を大切にして、自己主張は少ない

強み:優しい・協調性がある・聞き上手

弱み:打たれ弱い、決断できない、断れない

特にNG:早くして!

→自分のペースを受け入れられたいので、寄り添って行動する。

適している対応:一緒に何かしようという、ひとりぼっちにさせない。穏やかに接する。

適している勉強方法:大好きな家族や友達と一緒に勉強する、家族のいるリビングで勉強する

周りのサポート:一緒に取り組む時間を増やす

 

・理屈、理論が好きなタイプ(安全でいたい!)

感情的でなく、自己主張も少ない

強み:論理的で分析力が高い、知識欲が高い、粘り強い

弱み:理屈っぽい、融通が利かない、一人の世界に没頭して孤立しがち

特にNG:とりあえずやって!

→なぜそれをやらなきゃいけないのか?という理由を知りたいので、きちんと理由を説明してあげる。

適している行動:集団ではそっとしておく、具体的に数字や根拠を出す、冷静に淡々と接する

適している勉強方法:コツコツルーティン、知的好奇心を刺激する、なぜ勉強が必要か?納得できる理由を与えてあげる

周りのサポート:客観的なデータでリスクを説明する。(危険を避けたいタイプ)

 

<相性悪い関係性>

・感情表現豊かな活発なタイプ(注目されたい、褒められたい!)

良かれと思ってやったことが嫌がられがち

・理屈、理論が好きなタイプ(安全でいたい!)

 

・孤高なタイプ(挑戦したい!目標を達成したい!)

委縮させがち、潰しがち

・平和主義なタイプ(受容されたい!)

 

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私は活発なタイプの項目が一番多くて、次に孤高なタイプ、理屈タイプと平和主義タイプも少し入っています。

これを知ることにより、自分の性質を活かして、自分はどうしたら楽に、楽しく仕事や勉強と向き合えるのか?を考えるようになりました。

また、自分の欠点だと思っていた所が長所でもあると気づけました。

今まで欠点だと思っていたことは、自分が自分をうまく活かせていなかっただけなんだな、と。

 

「自分をよく知り、受け入れる」ことが、自分をうまく扱うための第一歩だな、と最近深く感じています。

色んな知識や知恵をうまく使って、少しでも心が楽に、楽しく、仕事や勉強と向き合って行けたらと思っています。

 

ソーシャルスタイル理論はインターネットにも診断もありますので、良ければやってみてくださいね。

 

寺子屋アテネは桑名で75年以上続く老舗の学習塾です。