現在、特別区経験者採用のES添削の予約が殺到し、

都庁・特別区Ⅰ類の模擬面接とも重なり、

予約がたいへん取りづらい状況になっています。

国家一般や県庁・政令市もそろそろ始まるので、模擬面接や個別指導をご希望の方は早めにご予約下さい。

喜治塾では外部の方でも広く受け付けております。

 

喜治塾面接対策個別指導こちら

 

前回は志望動機の書き方をアドバイスしたので、

今回は経験談のPRに関して書きます。

 

特別区経験者採用のESでは、一般論は不要です。

ESは、エピソード、エピソード、エピソードです。

論文のような一般論は極力書かずに、自分の経験談をなるべく具体的に入れることです。

なるべくインパクトのある、個別具体的な経験を各項目に1つずつです。

一般論化しなくとも、そのエピソードを読めば十分に人材としての良さが伝わるように書くことです。

志望動機も、一般論ではなく、個人的な経験から書いてください。

 

経験論文を書いているからか、ESにも一般論を入れてまとめをしたがる人がいます。

「以上の経験を通して〇〇を身に着けました。」

「特別区の職員としてもこの経験で培った〇〇を活かして貢献したいです。」

こんなことは書かなくても相手に伝わるように書けばよいのです。

 

自分の仕事を分かりやすく他人に伝えるのは意外と難しいものです。

最初の添削で何を書いているのか理解できないものが多くあります。

個別指導でそれを分かりやすく修正してゆきます。

 

早めにESを仕上げて論文対策に専念しましょう。

みなさんのご利用をお待ちしております。

 

 

特別区Ⅰ類の1次合格発表がありました。

 

Ⅰ類事務 1次受験者 6868名  合格者  6323名  1.08倍   

 

    (令和5年  7668名       5955名  1.28倍)  

 

昨年の1.28倍も驚きましたが、今年はさらに下がりました。

それにしてもこんなに低いのはあり得ないです。

 

令和5年の実績から今後の面接の倍率を予測します。

 

R5 採用予定人数 1181名  最終合格者数 3013名  面接倍率   1.97倍 

           

R6 採用予定人数 1312名  最終合格者数(3347名) 面接倍率予想 1.89倍

 

面接は2倍弱になります。

 

ここで注意が必要です。

特別区の最終合格は 1次の成績+面接の成績 で決まります。

つまり、1次を低い点数で通過した人は、面接で相当挽回しないと受かりません。

1次は低倍率でしたが、やはり最終合格には1次の成績がものを言うのです。

 

「自己採点が低かったのでまさか受かるとは思っていなかった…」という人ほど要注意です。

面接対策を人一倍頑張らないと挽回できません。

 

面接対策はコミュニケーションの試験であるため、自分だけでは完結しません。

話すべき内容をノートにまとめても、実際に話せるとは限りません。

どんなに詳しく想定問答集を作成しても、想定外の質問は必ず来ます。

現場対応力を鍛えるための模擬面接が必要です。

また、動作や視線、姿勢、態度など、無意識に面接官に与えてしまっている良くない印象があるかもしれません。

面接は言葉の内容だけで決まるものではありません。

自分では気づかない言葉以外の態度の面も模擬面接で指摘してもらい、気を付ける必要があります。

 

模擬面接を受けずにぶっつけ本番でやるのは無謀すぎます。

 

喜治塾の模擬面接は、広く外部の方も受け入れています。

ただし予約枠は少なくなっています。

早めの予約をお願いします。

 

喜治塾の面接対策は こちら 

都庁新方式が終わり、これから都庁一般方式の面接が始まります。

特別区経験者採用試験のES添削も始まっています。

喜治塾には連日、外部生の方も模擬面接に来て混み合っています。

 

ESを記入する際にみなさん一番うまく書けていないのが志望動機です。

志望動機の書き方は何度かこのブログでも取り上げていますが、

今回は「志望動機」と「やりたい仕事」との違いについて書きます。

 

都庁でも特別区でも、よく「志望動機=やりたい仕事」になってしまっている人がいます。

それではだめです。やりたい仕事は具体的なもので、志望動機はもっと大きなものです。

ある仕事をやりたいから志望した、という持って行き方は地方公務員では良くありません。

 

面接で良く聞かれる質問に、「やりたい仕事とは違う部署につけられたらどうする?」というのがあります。

その時の答えとして、よく「すべての仕事はつながっているから…」という人がいますがいまひとつです。

その時こそ「そもそも私が都庁を志望したのは…」と志望動機を述べるタイミングです。

 

地方公務員の職務は幅が広いため、やりたい仕事はたくさんあるほど良いです。

また、幅が広いだけに、あまりやりたくない仕事も回ってきます。

それをすべてひっくるめてもなお「都庁に入りたい」というのが志望動機です。

 

志望動機は具体的なやりたい仕事とは違い、大きな視点で述べる必要があります。

たとえば、「人々の暮らしを支えたい」と述べるとします。

そうすると「いつごろ、どんなきっかけでそう考えたのか」と聞かれます。

それも含めての志望動機です。

そこを自己分析して考えることです。

 

「自分は安定性を求めて公務員を選んだだけだから」という人がいます。

それもあって良いですが、面接で話すべき内容ではありません。

本当にそれだけですか? さらに自分に問うてください。

他人の言葉を借りるのではなく、自分だけの志望動機を見だしてください。

 

これは苦しい作業です。

1人で考えても出てこないときには個別指導をご利用ください。

お手伝いさせて頂きます。

 

喜治塾の面接対策個別指導こちら

 

 

 

 

 

 

以下に文章理解の問題があります。

この問題で、論文が書ける人かどうかをある程度チェックすることができます。

 

空欄補充問題で制限時間は3分です。

解いてみてください。

 

 

スポーツの解釈にあたって、私はその中に二つの要素を認める。その上に複合体としてスポーツの意味が構成される。すなわちそれは競争性と筋肉操作の二作用である。

 それがたとえ肉体的運動であっても散歩ではスポーツの意味を構成しない。それはウォーキングレース、登山のごとく、距離あるいは高さにおける( A )的比較の可能をもってのみスポーツの意味をもつ。また競争性も単に麻雀のごとく知的の場合もスポーツの意味の外にある。この二つの要素の複合的構造の上にスポーツの意味が構成される。もしそれが許さるるならば、従って各々二つの要素の上にスポーツのもつ快感の構造が依拠することとなる。

 競争性の意味は本質的に( A )的比較でなければならない。従ってそれは( B )的でなければならない。換言すれば、二個以上の( C )的実体がその共通なる属性の領域内で、すなわち( D )的属性の上にその( A )的比較を行うことを指す。

 そこに( C )的なるものの( A )的転換が行われること、あたかも現象の数量化においてなされるところのごときものがそこに在る。

 

  A   B   C    D

1. 量  同質  同質  異質

2. 量  同質  異質  同質

3. 量  異質  異質  同質

4. 質  同量  同量  同質

5. 質  異質  異質  同質

 

 

いかがでしょうか。

すらすらと解けた人は抽象概念を使った論理操作に強い人です。

逆に頭を抱えてしまった人は、論文も苦手かもしれません。

 

上の文章は「スポーツ」という身近にある具体的なテーマを扱いつつ、

抽象的概念(「質」や「量」)を用いて、スポーツの普遍的な定義づけを呈示しています。

このように、あるテーマについて、抽象的な概念を使って整理し一般化・普遍化するのが論文です。

 

具体的な物事から普遍的な一般論を抽出すること、

抽象と具体との間を行き来して物事の本質について理解を深めること、

これが論文に必要な能力です。

 

抽象概念の操作に慣れている人は上記の問題が難なく解けるし、論文も書けます。

これが苦手な人は、まずは抽象的概念の操作に慣れることが必要です。

それには、論文を書く以前に、論説文をたくさん読むことです。

公務員試験の文章理解の問題を解くことも役立ちます。

 

上記の問題の正解は2ですが、できましたでしょうか。

次回はより実践的に、経験論文の書き方を例に解説したいと思います。

 

喜治塾の 特別区経験者論文対策講座 は こちら

 

 

 

喜治塾でも二松学舎大学でも新年度講座が始まって1か月になります。

先週、塾では、個別面談を行いました。

その場で、憲法の講義で習った知識を覚えているか、口頭試問をしてチェックしました。

 

・目的効果基準とは何ですか。

・目的効果基準を使った判例を2つ挙げて説明してください。

 

目的効果基準は、信教の自由の一環である「政教分離原則」違反かどうかを判断するときに使う基準です。

簡単に言うと、目的が宗教的目的で、効果が宗教の援助・助長、圧迫・干渉になるような場合には政教分離違反になります。

判例では、津地鎮祭事件と愛媛玉ぐし料訴訟が有名で、後者が政教分離違反を認めた判例でした。

残念ながら、みなさん、ほとんど答えられませんでした。

これでは憲法を学んだ意味がありません。

 

講義内で「必ず覚えてください」と言われた知識は、その都度覚えなければなりません。

ただ講義を聴いているだけでは「勉強したつもり」になっているだけです。

知識を自分のものにしてはじめて勉強したと言えます。

 

勉強は「覚えてなんぼ」の世界です。

ネット時代の今は、「調べればわかることは覚える必要がない」という風潮が広がっていますが、

勉強はそうはいきません。

重箱の隅をつつくような細かい知識は要りませんが、土台となる知識は絶対に必要です。

 

どうか「覚える勉強」に時間をつかってください。

漫然とテキストを眺めて復習したつもりになっていてはだめです。

記憶力は使わなければどんどん衰えてしまいます。

 

喜治塾では、みなさんの理解度・習得度を試すため、2週間に一度、個別指導をします。

暗記を先延ばしにせず、「いま」、やりましょう。

 

2025年受験 公務員試験講座  は こちら 受講生募集中です。

 

 

 

都庁新方式の2時が終わり、最終段階の3次がやってきます。

3次に課されるグループワークは都庁新方式の最大の鬼門と言えるでしょう。

プレゼンや面接と異なり、自分の力だけでコントロールできない怖さがあるからです。

 

どのような人と同じグループになるのか、当日行ってみなければわかりません。

メンバー全員が周りに配慮してくれる人で、かつ積極的な姿勢があれば良いのですが、

なかなか理想のメンバーがそろうことはありません。

消極的で意見を言わない人や、逆に自分の意見ばかり主張したがる人も必ず混じっています。

そうした中でどう振舞っていくかが試される試験です。

 

見られているのは、どんな意見を言うかではなく、

集団の中でどう振舞うか、です。

 

一般論的には、周囲に配慮できる「協調性物怖じしない「積極性の調和が重要です。

しかしこればかりはやってみないと分からないでしょう。

 

1回でも練習会にすれば、イメージがつかめます。

外部生の方も広く受け付けていますのでどうぞご利用ください。

 

喜治塾の グループワーク練習会

 

あわせて 模擬面接 もご利用ください。

 

一般方式も1次の合格発表が近づいてきましたね。

早めにESを仕上げて想定問答集を作りましょう。

 

過去の詳細な面接再現集を使用した講座もあります。

 

喜治塾の 面接再現分析講座

 

都庁の面接対策にぜひお役立て下さい。

 

 

特別区経験者採用試験に特化した講座が5月26日(日)、喜治塾で開講します。

4月生はほぼ満席になりました。

受講生全員がライングループを結成するなど、ヤル気に満ちています!

 

1次試験は9月1日(日)です。

初めての方でも、まだまだ今年の受験は間に合います!

教養は最低限の知能対策と時事対策

論文は型を覚えてひたすら練習

無駄なことをせず、合格のために必要なことだけを集中してやることです。

 

しかも、今年の特別区経験者採用試験は大幅な募集増で大チャンス到来です。

とくに2級職の募集が激増し、3桁台になりました!

2級職を増やしたということは、年齢が高い人の採用にも積極的ということです。

 

経験者1級職  255人(昨年比23%増

経験者2級職  125人(昨年比45%増


昨年の最終合格の倍率は以下の通りです。

 

経験者1級職  4.0倍

経験者2級職  6.4倍

 

今年はさらに大きく下がるでしょう。

1級職で3倍弱、2級職で4倍弱を予想します。

これまでにない最大のチャンスです。

なお、技術職や福祉職については省きますが、事務職以上に倍率は低いです。

 

ちなみに1次試験(筆記)の倍率は以下の通りです。

 

経験者1級職  2.0倍

経験者2級職  2.9倍

 

2次試験(面接)の倍率は以下の通りです。

 

経験者1級職  1.8倍

経験者2級職  2.0倍

 

 

特別区経験者採用は公務員試験では珍しく論文中心の試験です。

喜治塾は業界で唯一、経験者採用試験開始時の平成19年度より18年間、毎年専用講座を開講しています。

経験論文、課題式論文とも、多くの合格者を輩出してきた喜治塾ならではのメソッドがあります。

技術職、福祉職等にも対応できます。

独学でやるよりも効率よく、不安なく、確実に合格へと近づくことができます。

 

特別区経験者採用試験対策講座5月生  ←喜治塾HPで詳しくご案内中

 

今年はテキストを刷新しました。

 

①課題式論文攻略テキスト

②経験論文攻略テキスト

③区政課題25テーマと解決策のパターン

 

①②があれば、答案の書き方が身につきます。

③があれば、課題式論文に必要な区政知識が身につきます。

独力で情報収集するのに比べ、はるかに効率よく合格答案を書けるようになります。

 

また、最新版の過去問全答案集も完成しました。

 

少人数制のため面接対策も充実しています。

過去の豊富な面接データの分析により、2級職の事例問題にも完全対応しています。

 

教室でのライブ講義、ご自宅でのライブ中継講義、いつでも視聴できるWeb受講、

その日のご都合や気分に合わせてどれでも選択し併用することが可能です。

 

直近の合格者はもちろん、喜治塾OB/OGの現職職員との交流会、フィールドワークなど、

独学では経験できない受講生限定のイベントも盛りだくさんです。

今年のフィールドワークは7月20日に開催予定です。

 

途中入会も可能です。

興味のある方はいつでも個別受講相談に応じます。

 

どうぞ喜治塾までご連絡ください。

都庁・特別区の1次試験が終わりました。

 

まずは特別区から。

今年は特別区の教養試験が難化したようです。

塾内の平均点も昨年より5点くらい低めでした。

 

ですが、大丈夫です。

以前の記事で示した通り、今年の1次の倍率は1.2~1.3倍程度と思われます。

3割程度しかとれなかった人でも論文が書けていれば合格のチャンスはあります。

足切りはないものと考えてよいでしょう。

決してあきらめずに面接の準備をしましょう。

少なくとも発表前までにプレゼン原稿を作成して完璧に暗記しておく必要があります。

これを発表後から始めるようだと完全に出遅れです。

 

特別区面接再現講座 でプレゼン原稿の作り方を説明します。

 

次に都庁です。

特に新方式の方は5月2日に1次の合格発表があります。

SPIは今年が初めてなので、どの程度とれていたら受かるか不安でしょうが、

恐らく半分も取れていれば足切りはされないでしょう。

 

発表後すぐに面接が始まるので、発表前にプレゼン原稿面接カード(ES)を作成しておかないと出遅れます。

プレゼンは完璧にできて当たり前。その後の通常面接の内容も十分に練っておく必要があります。

1次の倍率は低いですから、受かったものと考えて発表前に模擬面接をやっておきましょう。

 

一般方式の方も、専門記述が全然書けなかったかともいると思いますが、

論文が書けておれば意外にあっさり受かるものです。

むしろ1次の結果が心配な人ほど、面接で挽回すべく頑張りましょう。

これは特別区でも同様です。

 

都庁面接再現講座 で実際の合格者のプレゼンや面接内容が読めます。

 

 

本日、今年初めて、都庁新方式の受験生のプレゼン&模擬面接をやりました。

例年のことですが、模擬面接は早くからやる方の方が出来が良く、

遅くになって来られる方の方が出来が良くないケースが多いです。

自信のある方が早めに開始し、自信のない方は直前になって重い腰を上げる―。

そのためますます差が開いてしまいます。

本来は逆であるべきです。

 

また、妙な自信を持ち、面接を甘く見ている人も少なからずいます。

低倍率に油断してはいけません。

面接再現講座で配られる面接再現集を読めば、実際の面接が決して甘くないことに愕然とすると思います。

なるべく早くに実際の面接を知っておくべきです。

敵を知る」所からスタートしましょう。

 

都庁面接再現講座特別区面接再現講座 では、

過去の実際の面接でなされた受験生と面接官の問答が、

一言一句、正確に再現されています。

各講座とも、60~70ページ程度の面接再現集がつきます。

 

志望動機はどこまで掘られるのか、

政策はどこまで突っ込みがあるのか、

自己PRネタはどこまで準備すべきか、

手にとるようにわかります。

 

講座を受けて、プレゼン原稿想定問答集をつくったら、次に模擬面接です。

これも発表前に最低1回は受けて、自分の課題を把握しておきましょう。

1次合格発表後は予約がとりづらくなります。

 

喜治塾では、面接再現講座以外に、塾生以外の方でも、

模擬面接、面接戦略指導、プレゼン原稿作成指導、ES添削、なんでも受け付けています。

ベテラン講師が対応いたします。

都庁・特別区では長年の合格実績と専門塾ならではのきめ細かな情報がありますので、

独学の方はもちろん、他の予備校で学んだ方にもお力になれます。

 

皆さんのご利用をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平常心是道

 

「過去」や「未来」について考えるな。「平常」とはまさに「今」のありのままの状態のことだ。

こだわりのない心で現在の状態を受け入れ、揺らぐことなく、ただ「今」為すべきことを熱心に取り組め。

そこに無上の充実した生がある。

 

 

<試験前の過ごし方> 頭が疲れないように、勉強はほどほどに

 

■勉強

・今までの学習の総復習。気になったことは直前に見直す手帳に書いておく。

・試験当日に持っていくものを準備(ファイル1~2冊に集約)

・試験中にやるべきことやってはいけないことを手帳に書き出しておく

・知識の最終確認+考える勉強(問題演習)も入れる

 

■持物の準備 □受験票 □筆記用具 □時計(卓上で見やすいもの)

       □ティッシュ □ハンカチ・タオル □現金(多めに)

       □直前に見直す資料 □昼食 

       (必要に応じて)

        □座布団 □耳栓 □スリッパ □栄養ドリンク

 

■体調、メンタル管理

・脳の疲労を防ぐ …トマト、ニンジン、リンゴ等の入ったジュース

  甘いものは摂った直後だけはよいが、反動が来るので注意!

・気分の落ち込みや興奮、疲労に最も良く効くのが深呼吸、坐禅

  背筋を伸ばして座り深呼吸を3回。

  肩の力を抜き、自己を放り投げて、思考を手放し、「いま」に意識を向ける。1分だけでもOK。

・前日は適度な運動(ウォーキング等)をする

・前日は蒲団に入ったら「眠らなければ」と思わない。

 

  1日ぐらい眠らなくても受かる人は受かる!

 

<試験当日> おおらかな心で。「いま」を味わう

 

試験前 

・ 試験会場には30分前をめどに到着 

イライラせず、大らかな心で。人生のイベントを楽しむつもりで

・ 「自分は恵まれている」。周囲への感謝の気持ちが穏やかな気持ちをもたらし、ツキを呼び込む

・ 周りの雰囲気に呑まれない。「自分は自分」。雑念が沸いたら目を閉じ深呼吸。

・ 気分を落ち着かせる意味で、愛用してきた資料等をざっと見直す。

・ 脳を活性化させるため、簡単な知能の問題を解くのも良い。

・ 出題された問題について休み時間に友達と話さない。耳栓をする。

 

試験中 

・ぱっと見て解きやすそうな問題から解いて調子を上げる。

・リズムに乗って解く。難問は深入りせずに捨てる。

過ぎた問題(過去)や合否(未来)を考えず、目の前の1問(いま)に淡々と集中。

集中力が失せてパニックになったら、30秒目を閉じて深呼吸。

・選択に迷ったら、思い出そうとしない。自分の頭を信じる。

どんなにうまく行かなくても、絶対にあきらめない!最後までやりきる。

 

試験後 ・試験の反省点を書き出し、翌日までゆっくり休む。

翌日のガイダンスに必ず出席する。

・公式正答が発表されたら自己採点を行う。→点数がとれていたら面接対策をいち早くスタート!

・点数が悪いor微妙だったら、個別相談する。

 

 

さいごに…

「だめだったらどうしよう」等、マイナス思考が生じたら、その気持ちを認め、手放す。

無理に気持ちを否定しない。それをもとに次々と思考を展開しない。

過去や未来に意識が飛んだら、「いま」「ここ」に引き戻し、思考を手放す。

人と比べても無意味。自分は自分の人生しか生きられない。

執着を捨て、運命を受け入れる。平常心是道。

 

 

ここまで継続できたあなたは大丈夫! 

安心して堂々と行ってらっしゃい。

ご健闘をお祈りします。

 

五十嵐淳

東京都特別区の出願状況がこのほど発表されました。

募集予定人数が増えたのに、申込者数は約1,000名の減少です。

よって倍率は以下の通りとなります。

 

Ⅰ類事務 5.7倍(昨年は7.2倍)

 

これはあくまで出願時の倍率なので、当日欠席者と水増し合格のため、最終的な倍率はさらに下がります。

 

昨年 出願時7.2倍 → 最終2.5倍

今年 出願時5.7倍 → 最終2倍程度

 

上記は最終合格の倍率ですから、1次の倍率

昨年 1.28倍

今年も同水準 と考えられるでしょう。

 

かつてない入りやすさです。

 

どうでしょうか。

勉強が遅れている方でも、十分にチャンスはあります。

試験の感触が悪くても試験途中で断念せず、最後まで受けきってください。

 

また、昨年もそうだったのですが、1次で失敗したと思っても受かっている可能性が高いですから、

1次終了後は迷わずに面接対策に入りましょう。

発表を待ってからでは遅いです。

 

最後まであきらめずに頑張ったものが勝ちます。

皆さまのご健闘をお祈りします。