都庁新方式が終わり、これから都庁一般方式の面接が始まります。
特別区経験者採用試験のES添削も始まっています。
喜治塾には連日、外部生の方も模擬面接に来て混み合っています。
ESを記入する際にみなさん一番うまく書けていないのが志望動機です。
志望動機の書き方は何度かこのブログでも取り上げていますが、
今回は「志望動機」と「やりたい仕事」との違いについて書きます。
都庁でも特別区でも、よく「志望動機=やりたい仕事」になってしまっている人がいます。
それではだめです。やりたい仕事は具体的なもので、志望動機はもっと大きなものです。
ある仕事をやりたいから志望した、という持って行き方は地方公務員では良くありません。
面接で良く聞かれる質問に、「やりたい仕事とは違う部署につけられたらどうする?」というのがあります。
その時の答えとして、よく「すべての仕事はつながっているから…」という人がいますがいまひとつです。
その時こそ「そもそも私が都庁を志望したのは…」と志望動機を述べるタイミングです。
地方公務員の職務は幅が広いため、やりたい仕事はたくさんあるほど良いです。
また、幅が広いだけに、あまりやりたくない仕事も回ってきます。
それをすべてひっくるめてもなお「都庁に入りたい」というのが志望動機です。
志望動機は具体的なやりたい仕事とは違い、大きな視点で述べる必要があります。
たとえば、「人々の暮らしを支えたい」と述べるとします。
そうすると「いつごろ、どんなきっかけでそう考えたのか」と聞かれます。
それも含めての志望動機です。
そこを自己分析して考えることです。
「自分は安定性を求めて公務員を選んだだけだから」という人がいます。
それもあって良いですが、面接で話すべき内容ではありません。
本当にそれだけですか? さらに自分に問うてください。
他人の言葉を借りるのではなく、自分だけの志望動機を見だしてください。
これは苦しい作業です。
1人で考えても出てこないときには個別指導をご利用ください。
お手伝いさせて頂きます。
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