ivisのブログ -26ページ目

映画「ラヴェンダーの咲く庭で」

1930年代、1人の若い男が海辺に漂流し、近くに住む老姉妹ジャネットとアーシュラの2人に助けられます。

2人の看病の甲斐もあり若い男は記憶を失いつつもそこの生活に馴染んで行き、そしてピアノやヴァイオリンを見事に演奏し、村人たちにも受け入れられて3人は仲良く暮らしていきます。

そんな中、アーシュラは彼に淡い恋心を抱くようになり・・・。


普段は硬い役柄のジュディ・デンチが子供いや孫くらいの男の子に対する乙女ちっくなはじらいの仕草が何ともかわいらしいキャラ2人だけの静かな生活から若さ溢れる男の子が加わっただけで今までとはがらりと環境が変化し、生活にハリが出て青春が蘇ったような錯覚に陥ったアーシュラの気持ちが分からないでもないですね。

おばあちゃんではなく娘時代に会いたかった・・・と運命を呪うアーシュラ。彼に似合いそうな女が出現してきた時にいじわるをしてしまういじらしさや悲しさが何とも切ないです。

そんな妹の気持ちの変化を敏感に察し、心配しながら見守る姉のマギー・スミスも自然な演技ですごいな~って感じ。


いい映画なんだけど少し地味なんだよねえうーん


映画「俺達フィギアスケーター」

フィギアスケートの大会で同点優勝しながらも乱闘騒ぎを起こしてメダル剥奪とスケート界追放という厳しい処分を受けたジミーとチャド。

あれから3年半、ジミーは男子シングルには出場出来ないがペアでなら規定に反していないことを発見し、かつてのコーチに相談します。

コーチの返事はなんと

男子ペアスケート。スケート。

そして彼の相手役には一緒に追放された犬猿の仲のチャドを推薦します。

2人はこの提案に難色を示すが3年半の不本意な生活から再びスケーターとして活躍できるチャンスに懸けて練習を開始し、予選では見事な演技で本選へと進むことに。そしてその本選では幻の大技にチャレンジし・・・



いや~とにかく笑いました。女子ぺアではこうはいかない。男2人がキスすれすれで接近したり、リフトで相手を持ち上げる時に手が股間にいっている時の妙な顔つき。笑える下ネタ満載にひひ

幻の大技もジャイアントスイングから空中に放り投げるって・・・少林サッカー並みにあり得ないでしょう(笑)

そのギャグ漫画的な感じがイイっすグッド!

小説「パレード」吉田 修一著

男2、女2途中から男1のルームシェアのお話。 5人がリレー方式バトンで語リ、物語が進んでいきます。


地方から出てきた学生でのほほん系の良介

男を追って東京にやってきた恋愛依存症の琴美

自称アーティストで酒癖の悪い未来

未来に拾われて共同生活に加わったサトル

映画会社に勤め、健康オタクな直輝



初めは直輝が彼女と同棲していたんだけれど彼女の友人未来と住み始めたことから端を発し、直輝と別れた彼女が出て行った代わりに彼の後輩である良介が、さらに未来と同郷の琴美も加わり4人の共同生活が始まりました。


お互いを干渉せず、男女関係もなし。入るのも出るのも自由。束縛されない居心地の良い空間。

琴美はこの部屋をまるでパソコンのチャットルームのようだと感じます。


面倒くさい人間関係を嫌い、裏でどんな事をしていてもこの部屋でイイ人間であればそれでいい。

リアルチャットルーム仲間、いいんじゃない?と思って読み進めていたらラストでちょっと不気味な気分にうっ‥うーん

まさかああいう展開になるとわね・・・


映画「レジェンド・オブ・フォール」

元大佐のウィリアムは戦争を避け、豊かな自然の地で残りの人生を家族と共に過ごす道を選びます。

長男アルフレッドは理性的・常識的な優等生タイプ

次男トリスタンは野性的な魅力満載で憎めないタイプ

三男サミュエルはちょっと甘えん坊のお坊ちゃまタイプ

そこにサミュエルの婚約者スザンナが加わり、そして戦争が勃発。彼ら3人が出征した所からドラマが大きく展開し始めます。


サミュエルの戦死、残されたスザンナを巡る兄弟の確執、弟を死から救えなかったトリスタンはやるせなさから放浪の旅へ、その間長男アルフレッドの事業が成功し代議士となり富と名声を得ます。


父は代議士になった長男よりも次男のトリスタンをとりわけかわいがりました。
といいますかトリスタンは誰からも好かれる性格で、そのため諍いや悲劇を呼びやすい人間でありました。

なんかいますよね~こんな人。どうしても憎めないというかその魅力に抗えないというか。ブラピはそんな役柄がよく似合いますね。


自分の生き方を理解してほしいのになかなか伝わらない父と子、兄と弟。溝が深まりながらも家族として愛している、家族の絆というものを強く感じました。

そしてこの兄弟と深く関りあうスザンナ。彼女の人生の選択は同性としてよく分かるウンウン

人生ってほんと思い通りにはいかないんですよね・・・納得

映画「待つ女」

7年の服役の夫を待ち続ける妻。

面会に訪れる妻に言い寄る男が現れ、夫を愛していながらもつい男の誘いにのって関係を持ってしまう。


週2日の面会で夫と会い一緒にいたい気持ちと短い逢瀬に不満を抱えたまま、刑務所を後にする妻。そこに男が現れて妻の欲望はそこで満たされる・・・


いや~何だか競走馬の種馬の話を思い出してしまうんだけど。

優秀な成績を残した競走馬が引退して種馬生活に入ります。雌馬がその気になるまで別の馬が努力し、いざ!となった時に種馬が横取りするような形で交尾馬馬


例えがちょっと下品で悪いかもしれない苦笑いすいません。

でもこちらの種馬さんはこの関係をオイシイとは思わず、彼女が夫を想いながら空っぽな心で肌を合わせてくることに虚しさ、寂しさを感じてきて辛くなってきます。

このあたりはとても切ないです。


しかしフランス映画っていろんな愛を描くよね~3人の繊細な描写が冴えてますパー