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映画「容疑者Xの献身」
母子2人のささやかな生活をぶち壊そうとする元夫をはずみで殺してしまった花岡靖子。
彼女のアパートの隣人である男が隣の部屋で起こったことを悟り、母子の力になる。
そして遺体発見。身元はすぐに割れ、元妻である靖子に殺人の容疑がかけられるが彼女のアリバイは完璧だった・・・
さりげなくいつもの調子でブログ再開しちゃってます。
テレビドラマ「探偵ガリレオ」で「容疑者Xの献身」が映画化決定を耳にした時、あの名作をテレビの続編扱いで映画化しちゃうの~?と思わず嘆いてしまったけど、公開後のレビューや友人の評判が予想以上に高かったのでDVDで観ました。
いや~すごく良かった。評判通り、良い映画に仕上がっていました。
堤真一演じる完全犯罪を企てた石神が抱えていた孤独、数学者としての未来を絶たれた人生の絶望感、花岡母子によってもたらされた一条の光、そして愛が観る側に痛いほど伝わってきました。
それに比べると主役2人の存在が薄い。福山は決めポーズがなかったし、彼がドラマでよくやっていた大規模な実験シーンもはっきり言って無用な感じ。雪山シーンは山場(物語でのね)でも何でもなかった。
正直、堤真一が引っ張ったと言っても過言ではないかも。
映画「ウォーリー」
荒れ果てた地球で廃棄物処理を延々と行なうロボット、ウォーリー
ガラクタの中からお気に入りのものを拾ってはコレクションし、昔の映像にノスタルジィを感じるウォーリーはある日仲間を見つけます。イヴという名のロボットに恋したウォーリーは彼のお気に入りをプレゼント。それは正にイヴが探していたものだった・・・
無人になり静かな地球に1人ぽつねんと佇むウォーリー。前半はウォーリーの孤独と照らし合わせてか音のない世界が広がっていて、静かでいて憂いのある感じは一昔前のサイレント映画を思わせます。
宮崎駿作品さながらに地球環境に対するメッセージ性が強く、宇宙船暮らしを長年続けてきた人間は身の回りの世話はロボットがやってくれるから運動機能を使わなくなり、丸々と太って立つこともできなくなって指も退化して短くなっていた。世の中便利になりすぎて人間動く必要性が無くなってしまったらいずれこうなってしまうかも?と思わせるようなリアル感がありました。
しかしディズニーCGの人間ってかわいくないよね
映画「アフタースクール」
妊婦1人に付き添う男2人。実は3人とも同級生らしいけど、どっちがダンナ?と思っているうちに木村と呼ばれる男が会社の上層部から捜索されることに。そして母校で教師をしているもう1人の男、神野のところに探偵が訪ねて来たが・・・
「運命じゃない人」の監督の作品だっつーことで心して観ましたが、大泉洋扮する神野が振り回されているだけと思いきや実はそうでもなかったり、先の読めない展開や計算し尽した脚本は相変わらずでした。
この監督の作品ってどっかすっとぼけた味があるよね。
でもこじんまりとしすぎていたり、記憶に残るような画というか、場面がないのが難点かな。
ま、ひねりが効いていて面白い映画だけどね。ふふ
小説「ゴールデン スランバー」伊坂幸太郎 著
首相暗殺
犯人はすぐ特定され事件はまもなく解決されたが・・・
まず首相暗殺当日の様子、それから3日間の出来事、さらに20年後事件の考察、そして本編という構成で展開していきます。
序盤、何か伊坂幸太郎っぽくないなあと思っていたけど読み進めていくとやはりこれは伊坂幸太郎の作品だ、と納得。過去と現代が交錯し一つ一つのエピソードが意味をなしている感じです。
犯人の男は自分が濡れ衣を着せられたとし、逃げ回りますが手詰まり状態。でも彼の執念や彼を昔からよく知る人や彼の無実を信じている人たちが奇跡を起こす・・・![]()
結構意外な展開が待っています。でもあまり多くを語れないのが残念
映画「宮廷画家ゴヤは見た」
18世紀末、異教徒弾圧が厳しかった時代のスペインで活躍した宮廷画家ゴヤ。
彼の得意先でもある裕福な商家の美しい娘イシスが異端審問にかけられ投獄された。ゴヤは馴染みの神父や国王に釈放を訴えるが彼女が解放されたのはナポレオンがスペインに侵攻した後だった・・・
かの有名なゴヤの生涯ではなく彼の目を通して見た激動の時代のドラマ。ゴヤは客観的な立場ながら巧みに物語に織り込まれ重要な役割を担っている。
ドラマ性が高く、斬新な切り口の映画だけど、薄気味悪いというか何とも言えない不気味な雰囲気はあまり好きではないな~
