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映画「おくりびと」

オーケストラのチェロ奏者としての仕事がなくなり、故郷へ帰りひょんなことから納棺師の職に就いてしまった大悟。初めは嫌だったが次第に納棺師としての仕事に生きがいを感じていく。


言わずとしれた2009年アカデミー外国賞ほか国内外で評価された作品。

あの世へ旅立つ故人の体を清め、死に装束、死に化粧を丁寧に施すのは本来家族の仕事だったそうですが、現代では作法に則って専門職の納棺師が執り行なっているです。

映画の納棺師の所作は何とも美しい。着替えさせるにも肌を露出しないよう手際よく丁寧に行なう仕草など日本人ならではの細やかな心遣いが感じられます。

初め大悟の仕事を嫌がっていた妻も彼の仕事振りを見て考えを改めました。


日本人は遺体が傷つくことに深い悲しみを抱くけどキリスト教社会の欧米人にとって魂がぬけた肉体にはさほど重要視しないそうです。人は死んだら仏になる、という精神が日本では根付いているんですよねsei

小説「テンペスト」 池上永一 著

幕末の琉球。女であるという理由だけで好きな学問への道を閉ざされた真鶴は宦官と偽って科挙突破を目指す塾に入門。見事主席で試験に突破した真鶴は女を封印し、孫寧温の名で王府に仕え天才的な頭脳と決断力で内部改革や外交をこなしていく。


そんな寧温の手腕に賛美するものは信頼と友情を寄せるが、寧温の周囲には味方よりも敵の方が多く彼(彼女)の台頭を快く思わないものは失脚するよう画策する。それは王府の役人だけでなく後宮の中にも。

そして正体を見破るものも現れたり、彼女が恋をしちゃったりと幕末の激動の時代を背景に物語は波乱万丈に展開していきます。


正直うっそ~と思ったりするけどドラマチックなストーリー展開にのせられて一気に読んでしまったビックリマークこれ漫画にしたらすごく人気が出ると思うんだけどなあ。

琉球王国の存続のために知恵を絞り奔放する寧温の活躍ぶりには拍手喝さいだけど、ちょっと非現実なんだよねえ。漫画の世界だったらピタッとはまる気がする。

切れ者の役人が実は可憐な乙女で恋した相手は薩摩の人間で想いはすれ違ったまま、といった一筋縄ではいかないラブもあるし、10代からも支持されると思うよ。


映画「人のセックスを笑うな」

松山ケンイチフェアっつーわけじゃないけどDMCが面白かったのでついこちらも借りてきちゃいました。

永作博美との自然な絡みに切ないラブストーリー・・・という触れ込み通りの映画で松ケンファンにはたまらないだろうなーって感じだけどそうでない人にはまあフツーです。


20歳差、しかも女が年上のパターンでの恋愛もアリかも、と年齢差など関係なく男女は惹かれあい愛し合うものなんだな~とは感じたけどね。臨時講師のユリは年齢差とか教師と生徒の禁断の壁というものを全く気にしないで人を好きになれる人。

・・・それってちょっと羨ましいよねえ。凡人はつい頭でっかちにいろいろ考えちゃうもん。でもこの人好きだー!!と思ったら前向きになるべきだよね。うん。


映画「デトロイトメタルシティ」

大分から東京の大学に進学した根岸祟一はおっしゃれ~な東京ライフを送りながら好きな音楽で身を立てることが夢。だけど現実に行なっている音楽活動はバリバリのメタルD.M.Cロゴ

「僕がやりたいのはこんなバンドじゃないんだ~」と思いつつ歯でギターを弾き、デス声で悪態をつき雄叫びをあげて客をあおるライブパフォーマンスをこなしメタルのカリスマとして祭り上げられ、彼のバンドデトロイト・メタル・シティ(DMC)はメジャーになっていく。


ivisの知り合いにも趣味でメタルバンドやっている人いるけど、ステージを降りると腰が低くて礼儀正しかったりするんだよね(笑)

松山ケンイチの乙女系男子キャラと悪魔キャラ、どっちもはまっていて素直に笑える。彼はクセのある役得意だよなあ。


KISSのジーン・シモンズ出てるならもっとへビィな演奏をもっと聴かせてほしかったけど、そうするとDMC敵わないから、それは無理だわね~。

映画「アイアンマン」

ハイテクを駆使したボディスーツを開発し、自ら身にまとって正義のために闘う中年。


初めOZZY OSBOURNEの「IROM MAN」をモチーフにしてOZZYのように鳩を喰らうようなハチャメチャな奴が主人公かと思いきや、さにあらず。IQが高く軍事兵器製造会社の2代目社長がテロリストに誘拐されて自社製品が悪用されていると知り、正義のために闘うのであります。


日本だとこの手の主人公は20~30代のイケメンと相場が決まっているから40過ぎたロバート・ダウニー・Jr.がヒーローもんを演じるなんて意外な感じだったけど、2代目ボンボン的な性格がよく出ていたし何より彼自身役を楽しんでいるようでした。役の幅が広い役者さんだね~