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BOOK「チェ・ゲバラ伝」 三好徹 著

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革命家でありゲリラ戦士のテェ・ゲバラとは?映画も公開されたこともあり、どういう人物か興味を持ち読んでみました。 
アルゼンチンの比較的裕福な家庭で育ち、医者となるがアメリカ大陸を放浪してラテン・アメリカ諸国の飢えや貧困、自分の利権ばかり追い求める為政者、外国資本の支配を目の当たりにして武力による変革を志すようになります。そして盟友カストロと出会い、キューバ革命を成功へと導いたのでありました。
彼の生き方は信念に基づいた行動が核となっており、キューバで成功した革命を見届けると苦しんでいる民衆を救うべくコンゴやボリビアへと向かい、最期まで戦いぬきました。

喘息もちで発作に苦しみながらも危険な任務を進んで志願したり兵士として勇猛な面も持っていた反面、キューバの国益のために経済や工業の勉強もしてたそうです。
そして何と通商のため、日本にも足を運んだんだとかビックリマークこれはかなり意外でした。
時の通産相の池田隼人との会話の記録も残されていて、キューバ産の砂糖買い付けばかりでなく日本の工業力にも興味を持ち、取引を望んでいたそうですが、日本側はアメリカに気兼ねして受け入れなかったみたい。

なぜ日本?というとカストロ首相自信が大の日本贔屓だったからとか。太平洋戦争で大国アメリカに負けても復興目覚しく先進国の仲間入りした点が気に入り、キューバもこうありたいと思ったんじゃないでしょうかね。

ラテン・アメリカ人としてはめずらしく時間厳守で勤勉でもあったチェ。私利私欲に決して走らず自分を犠牲にしてまでも民衆のために戦った彼の真っ直ぐな生き方は今の時代でも我々の心に印象強く残ります。

映画「ミルコのひかり」

10歳で不慮の事故に見舞われ、視力を失って盲学校の寄宿舎に入ったミルコ少年。

新しい学校になかなか馴染めずにいた彼はテープレコーダーを発見し、様々な音を録音して音の表現を楽しむようになります。そして仲良くなった寮母の娘フランチェスカや級友と物語を作ることに・・・


実在のサウンドプロデューサーの幼少期を基に作られた作品。
当時の法律では盲目となったら必ず盲学校へ行くことを義務づけられ、手に職をつけさせる教育を行なっていました。子供たちはその限られた中から将来の仕事を選んでいきます。一見ありがたい制度のようだけどそれは子供の可能性をつぶすことにもなりかねない、と音の表現者ミルコの才能を見抜いたある神父さんは気づいたのであります。

視力を失ったのは不幸なことだったけれど、この神父さんが認めてくれなければミルコはサウンドプロデューサーの職に就くことはなかったかもしれません。

心を閉ざしていたミルコが音を作り出す作業に喜びを見出し、生きることにも前向きになっていく過程が丁寧に描かれています。どんな子供でも未知の可能性を秘めているんですよね。


小さな恋のメロディやニューシネマパラダイスを彷彿させ、映画を愛している人たちが作った映画って感じがしましたにこ

映画「童貞ペンギン」

愛のない生殖行動に疑問を持つカールは今年こそは運命の相手と出会うことを夢見るペンギンペンギン

同じく本当に愛する相手でないと体を許したくないメリッサ。

そんな2人が出会って真の愛を確認する物語。セリフだけ耳にするとお下品でセッ○スだのファッ○だの下ネタ満載。ペンギンが主役だから言いたい放題(笑)


何ともオバカな映画だけど、意外と笑いどころが少ない。ペンギンかわいいし、セリフに合った映像を選び話を繋げた努力は偉いと思うけどあんまし笑えないのよね~「皇帝ペンギン」のパロってことでタイトルは笑えたけど。

欧米人はあーゆーの好きかもしれないけど、この手のセンスは日本人にはなかなか合わないね。


映画「ホテル・ルワンダ」

94年、アフリカのルワンダでフツ族とツチ族の民族間の争いが起こり100万人もの命が奪われました。

その原因は100年前に列強諸国がアフリカを支配し始めた時、彼らに協力したのがツチ族でフツ族はその恨みを持ち続けていて、大統領機爆破をきっかけにフツ族はツチ族をルワンダから一掃すべく虐殺を開始しました。


国内外の要人も利用する高級ホテル ミル・コリンに勤めるポールはフツ族だが妻はツチ族。暴動が起こった時隣人もツチ族が多く、彼らはポールを頼ってきました。ポールはフツ族の兵士に賄賂を贈ったり、支配人の仕事で培ったコネを生かし何度も危機を乗り越えるが頼みの綱の国連軍は撤退。ホテルに避難した人間は1200人にものぼり、いつ殺されるかも知れない不安と恐怖の日々を過ごしていた・・・


正直、この映画の存在を知るまでルワンダ大虐殺事件はおろか国名も知りませんでした。こんなことが90年代に起こっていたとはショックでした。

ルワンダを取材していた外人カメラマンが虐殺風景の映像を本国に送った後にポールが「これで各国が助けてくれる」と喜んだのに対し、カメラマンはこの映像を見た先進国の人間は大変なことが起こっている、と感じながらもディナーを続けるんだとアフリカの小国の内部紛争に対して関心が薄い事を示唆します。

これって、否定できない事実ですよね・・・

これを見て考えさせられた人は多いと思います。本気で民族を根絶やしにしようと考えていたみたいで特に子供が数多く殺されたというのには胸が痛みました。


国連の判断も後で問題視されたけど、難しいところだよね~現場で動く人間は目の前で虐殺が繰り広げられているんだから武力で制したいと思うけど、内政干渉と捉えられて国際問題に発展しても困るわけだし。でももしルワンダが先進国が欲しがる資源を持っていたら、状況は変わったかもしれないですよね。


監督の現実を冷静に見つめる姿勢がヒシヒシと伝わる傑作ビックリマーク

これはかなりオススメオススメ

映画「蟲師」

妖怪や異界のものがまだ信じられていた時代交通も科学も未発達だった頃の日本。

原因不明の病の原因は目には見えない“蟲”その蟲の姿が見え、封じることが出来る者が蟲師と呼ばれていた。

映画ではその蟲師ギンコの旅、幼少の秘密が描かれているけど、はっきり言って眠たくなったぐぅぐぅ蟲師という存在や旧き日本の原風景、幻想的な雰囲気もさることながら脇役の方々の顔がいかにも昭和1ケタって感じなのが気に入ったけど肝心の内容がね・・・カオ

まず山場がないビックリマークハナシがいまいちよく分からん。つまり最後は結局どーなのさビックリマークと不満が残ってしまった。


調べてみたら原作は250万部の売り上げを記録する漫画らしく、映画ではその原作をいくつか繋げたみたいです。だから纏まりがなかったのかしらね~


これ観て思い出したのが紀里谷監督の映画「CASSHERN」。映像にこだわりすぎて全然つまんなかった。まず映像ありき、という姿勢はどーかと思うよ。短編ならアリかもしれないが、長編では通用しないよね。