映画「ホテル・ルワンダ」 | ivisのブログ

映画「ホテル・ルワンダ」

94年、アフリカのルワンダでフツ族とツチ族の民族間の争いが起こり100万人もの命が奪われました。

その原因は100年前に列強諸国がアフリカを支配し始めた時、彼らに協力したのがツチ族でフツ族はその恨みを持ち続けていて、大統領機爆破をきっかけにフツ族はツチ族をルワンダから一掃すべく虐殺を開始しました。


国内外の要人も利用する高級ホテル ミル・コリンに勤めるポールはフツ族だが妻はツチ族。暴動が起こった時隣人もツチ族が多く、彼らはポールを頼ってきました。ポールはフツ族の兵士に賄賂を贈ったり、支配人の仕事で培ったコネを生かし何度も危機を乗り越えるが頼みの綱の国連軍は撤退。ホテルに避難した人間は1200人にものぼり、いつ殺されるかも知れない不安と恐怖の日々を過ごしていた・・・


正直、この映画の存在を知るまでルワンダ大虐殺事件はおろか国名も知りませんでした。こんなことが90年代に起こっていたとはショックでした。

ルワンダを取材していた外人カメラマンが虐殺風景の映像を本国に送った後にポールが「これで各国が助けてくれる」と喜んだのに対し、カメラマンはこの映像を見た先進国の人間は大変なことが起こっている、と感じながらもディナーを続けるんだとアフリカの小国の内部紛争に対して関心が薄い事を示唆します。

これって、否定できない事実ですよね・・・

これを見て考えさせられた人は多いと思います。本気で民族を根絶やしにしようと考えていたみたいで特に子供が数多く殺されたというのには胸が痛みました。


国連の判断も後で問題視されたけど、難しいところだよね~現場で動く人間は目の前で虐殺が繰り広げられているんだから武力で制したいと思うけど、内政干渉と捉えられて国際問題に発展しても困るわけだし。でももしルワンダが先進国が欲しがる資源を持っていたら、状況は変わったかもしれないですよね。


監督の現実を冷静に見つめる姿勢がヒシヒシと伝わる傑作ビックリマーク

これはかなりオススメオススメ