映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
ブログネタ:【すんも賞を狙え!!】今まで一番泣いた映画は?
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ラストでの子を想う母の強い愛情に心を打たれ、号泣しちゃいました。映画「愛の罠」
16年前に自分を捨てた男を自宅に監禁した女の執念と倒錯した愛憎の物語。
この映画の面白かったところは彼女の娘が母親から男を奪って主導権を握ったとこ。初め母に叱られることを恐れていたのに彼の愛が自分にあると感じるやいなや立場を逆転させ、1人の女として母と対峙し彼女を従わせちゃいます。母は自分が老いたることを自覚したのか逆らうことなく娘の言いなりに。
愛を、男を得ると女はがぜん自信に満ち強くなっちゃったりするんだよね。
80年代の映画だけど全然中身が古臭くない。
・・・いや、アラフォーアラ還がもてはやされている昨今からしてみればやはり一昔の映画かも。。。
小説「クライマーズハイ」横山秀夫 著
未曾有の大惨事となった日航機墜落事故を題材にした小説。
群馬県の地方紙の記者悠木は友人と2人で難所といわれる衝立岩に登ろうとしていたが、突然日航機が群馬、長野付近で消息を絶ったと知らされ休みを返上してこの事故の専門デスクとして采配をふるうことに・・・
地方紙としての事故の取り扱い方、地方ニュースや地元政治家絡みの記事のバランス、スクープとその裏づけの苦労、広告との兼ね合いなど筆者の実体験ならではのリアルな内容でした。
どこででもある社内派閥、複雑な人間関係にも悩まされながら悠木は紙面づくりに熱くなって取り組んでいきます。その辺の心理描写、緊迫感、高揚感が読んでいる側にもビシビシ伝わってきました。
この著者の本で「半落ち」や「動機」を読んだことがあるんですが、文体が暗く重すぎて内容もめっちゃ濃いので読み終わるとどんよりした気分
になってしまったので、あまり好きな作家ではなかったんけどこの小説はさほど重苦しさを感じなかったので楽に読み進めました。
この事件を風化させてはいけないと思いましたね。
映画「血と骨」
作家梁石日の自伝的小説。
オダジョが出演しているから思わず借りちゃいました
でも出番ちょこっとだけ・・・
がっくしだけど、中身はタイトル通り骨太な感じでビートたけしがあくの強いオヤジを圧倒的な存在感で演じていました。
金の亡者で暴れん坊、しかもあっちこっちに子供を作っても面倒をみない自分本位で、家族はおろか周りの人間の生気をごっそり吸い取ってるかのようにしぶとく生きる、殺しても死なない典型的なタイプ。
いや~こんな人が身近にいたらたまったもんじゃないけど実話なんだよね、これ。戦後という時代もあって強いものが生き残っていく状況下ではこれくらい機に敏で金にがめつく、押しが強くなくちゃってとこもあるんだけど、それにしても酷すぎる。けどそれが現実なのだ。
日本に渡ってからどれだけ辛酸をなめてきたのか、理不尽な目にあってきたのか、彼が歩んできた人生はだいたい想像がつきます。
信じられるのは自分だけ。欲しいものは強引に奪い、力を得るために金を稼ぐ。そして逆らう者には力でねじ伏せ服従させる。混迷の時代で生き残っていくのはこういう人なのよね。
オヤジを最後まで許さなかった息子。でも彼の人生は理解できたのだと思います。
小説「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎 著
江戸時代よりずっと鎖国状態の島(一応日本国)
喋る案山子(しかも何でも知っている)
風変わりな島民たち(皆ちょこっと変)
・・・
何ともまー、伊坂幸太郎ならではの不思議ワールドであります。初期の作品なので練りこまれていない部分や無理やりな感じが結構目につき、正直彼の作品の中でこの本を一番初めに読んでいたら、他の小説にも食指が伸びていたかは何とも微妙・・・
でも多少のツッコミどころはあったものの、最後まで展開が読めず一気に読んでしまいました。伊坂ワールドをある程度堪能してから読むのがオススメ![]()