映画「血と骨」
作家梁石日の自伝的小説。
オダジョが出演しているから思わず借りちゃいました
でも出番ちょこっとだけ・・・
がっくしだけど、中身はタイトル通り骨太な感じでビートたけしがあくの強いオヤジを圧倒的な存在感で演じていました。
金の亡者で暴れん坊、しかもあっちこっちに子供を作っても面倒をみない自分本位で、家族はおろか周りの人間の生気をごっそり吸い取ってるかのようにしぶとく生きる、殺しても死なない典型的なタイプ。
いや~こんな人が身近にいたらたまったもんじゃないけど実話なんだよね、これ。戦後という時代もあって強いものが生き残っていく状況下ではこれくらい機に敏で金にがめつく、押しが強くなくちゃってとこもあるんだけど、それにしても酷すぎる。けどそれが現実なのだ。
日本に渡ってからどれだけ辛酸をなめてきたのか、理不尽な目にあってきたのか、彼が歩んできた人生はだいたい想像がつきます。
信じられるのは自分だけ。欲しいものは強引に奪い、力を得るために金を稼ぐ。そして逆らう者には力でねじ伏せ服従させる。混迷の時代で生き残っていくのはこういう人なのよね。
オヤジを最後まで許さなかった息子。でも彼の人生は理解できたのだと思います。